そこで将来を見据えてぜひ検討してほしいのが「IT業界への転職」です。この記事では以下について説明します。
- IT業界の女性の年収は本当に高いのか?
- なぜIT業界への転職が女性に向いているのか
- IT業界への転職に必要なスキルを学ぶ方法
女性の転職ならIT業界がおすすめの理由4つ
- 在宅ワークがしやすい
- ライフステージの変化に対応しやすい
- 人手不足で常に仕事がある
- 高い年収が期待できる
IT業界は在宅ワークがしやすい!
IT業界といってもさまざまな職種がありますがリモートワークが可能な仕事がとても多いのが特徴です。通常は出勤しても希望すれば在宅ワークに切り替えられる、基本的に在宅勤務で必要に応じて会議などに参加するというワークスタイルは珍しくありません。特に女性にとっては在宅ワークがしやすいことは、転職においても大きな魅力です。
在宅勤務を行った女性が感じたメリット引用:アフターコロナの働き方改革と女性活躍推進に向けて/株式会社野村総合研究所未来創発センター
在宅ワークが女性のライフスタイルにフィットしていることは、上記調査の結果でも一目瞭然です。家事や暮らし、子育てと仕事の両立がしやすいことは女性にとっての働きやすさにつながります。
他にも以下のような女性は、在宅勤務がしやすいIT業界への転職が向いています。
- 地方在住でやりたい仕事が見つからない
- 介護等でなるべく自宅にいたいが仕事はしたい
- フルタイム勤務は体力的にきつい
- 9時5時の仕事ではなく柔軟な働き方をして趣味を楽しみたい
ライフステージの変化に対応しやすい
「手に職がある」ことの強みは、いったん現場を離れたり、引越をしたり、環境が変わっても常に仕事の需要がある点です。女性は結婚や出産によって大きくライフスタイルが変化します。子育てといっても、出産直後、保育園入園、小学校と子どもの成長にあわせて働ける時間が変化します。あるいは受験の時期だけ「仕事のペースを減らしたい」といったことや、夫の転勤により転職を余儀なくされることもあるかもしれません。
子育て後に復職は出来たが「元のポジションには戻れなかった」という声も残念ながらありますね。IT業界なら、スキルや実績が重視されるので復職後も希望どおりのポジションに戻れることが多いと言われています。
また、東京でも札幌でも広島でも長崎でもテレワーク等で仕事を継続することも可能です。IT業界はずっと人手が足りていません。子育てや一時期は専業主婦になったとしても、結婚して居住地を変えても、スキルさえあれば比較的簡単に新しい職場を探せることでしょう。
79万人の人材不足に!?女性進出が歓迎される
引用:IT人材需給に関する調査/経済産業省委託事業・みずほ情報総研株式会社IT業界では今もそうですが、これからも人材不足になると予想されています。もちろん、状況により変化するでしょうが、調査結果では2030年には最大で79万人が足りなくなると試算しています。
毎年の新卒者数にそう大きな変動はないと考えると、中途採用等で人材を補う必要があり、特に女性の進出が推進されることでしょう。いずれにしても「転職」は需要と供給のバランスがポイントです。需要がある業種で供給(人材)が足りなければ、さまざまな形での雇用が検討されるはずです。正社員だけでなく、業務委託や副業といったワークスタイルも積極的に取り入れられるでしょう。
女性にとっては、いろいろな働き方を選べるのはとても大きな魅力です。また業界そのものが女性の進出を歓迎しているので、働きやすい職場を見つけられる可能性が高いとも言えますね。
高い年収が期待できる
IT業界といえば年収が非常に高いイメージがあるかもしれませんね。実際のところはどうなのでしょうか。業種別「男女の平均年収」
業種 | 男性 | 女性 |
メーカー | 492万 | 366万 |
総合商社 | 498万 | 372万 |
IT業界/通信 | 475万 | 383万 |
金融 | 527万 | 364万 |
メディカル | 509万 | 356万 |
建設/不動産 | 450万 | 347万 |
インターネット/広告/メディア | 448万 | 361万 |
専門商社 | 438万 | 341万 |
サービス | 403万 | 326万 |
出典:テックキャンプ (引用:DODA)
平均年収ですが、女性の欄に注目してください・男性はメーカーや総合商社が強いのですが女性でもっとも高い平均年収はIT/通信です。
また技術・スキルを持っていることは「手に職を持つ」ことであり、生涯にわたって自分の武器になります。
未経験でもIT業界に転職できる?
ズバリ「スキルがあれば」転職は可能です。もちろん実績や経験がなければいきなり高い年収は難しいでしょう。希望するような大手IT企業への転職も思った通りにはいかないかもしれません。しかし、IT業界で必要とされる最低限のスキルを持っていれば、まず第一歩を踏み出せます。そこから先は自分の目標にあわせて、より高いスキルを身につけ実力を伸ばすことができれば、より良い条件、希望にあった企業へとさらなる転職も可能です。
そもそもIT業界は転職が少なくありません。
WordやExcelがちょっと使えます、illustratorなら学生時代に使ったことあります、では、さすがにIT業界への転職は厳しいでしょう。基本的なスキルを身につけるのがスタートです。
今からでも遅くないITスキルの学び方
もし今この記事を読んでいるあなたが20代でも40代でも、あるいは50代でも、ITスキルは必ず身につきます。年齢やライフスタイルによってめざせる職種は違うかもしれませんが、簡単なプログラミング言語を学びサイト制作に関わることやアプリ開発の一端を担うことは、それほど難しいことではありません。実はプログラミングやITスキルは独学でも学ぼうと思えば学べます。ただ、わからないところでつまずくとそこで止まってしまい、挫折しやすいことや、転職にあたってもひとりで転職先を探すといったことが思った以上に大変です。
転職という具体的な目標にあわせて必要なスキルが何であるか相談し効率的に学ぶことができるスクールが一番のおすすめです。加えて転職サポートがあるスクールを選べば、学んだ上でスキルに合わせた転職先が見つけやすいメリットがあります。
女性がプログラミングスクールを選ぶ時に、チェックしておきたいポイント
プログラミングスクールには、初心者向けから経験者向けまでさまざまです。経験者向けスクールになると基本が学べなかったり、簡単な質問がしづらい雰囲気がある可能性があります。女性がプログラミングスクールを選ぶ時には、以下のようなポイントをチェックしておくと良いでしょう。- 初心者向けのコースがある
- サポート体制がしっかりしている
- 女性の生徒が多い、コミュニティ制度がある
また、プログラミングは、黙々と作業しながら覚えていかなければならず、寂しがり屋の女性は孤独に耐えられない可能性があります。「女子会が好き」といったおしゃべり好きの女性や、寂しがり屋の女性であれば女性の生徒が多く、コミュニティ制度があるスクールなどを選ぶのもおすすめです。コミュニティ制度のあるスクールなら、一緒に頑張れる仲間と共に、励まし合いながら勉強できることでしょう。
転職したい女性におすすめのプログラミングスクール
ポテパンキャンプ
ポテパンキャンプは、経済産業省リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業に認定されている、エンジニア転職特化型のプログラミングスクールです。条件を満たすと、実質160,000円で受講が可能になる点が大きな魅力。
さらに受講費だけではなく、Web系開発企業への転職に強い点も注目したいポイント。転職成功者のWeb系開発企業への内定率は100%を誇っており、企業と太いパイプを有している様子も伺えます。
また現場評価の高い実践的なカリキュラムは、企業からの評価も高く、現場で活きる確かなスキルが身に付くと言えるでしょう。中でも経験豊富なエンジニア陣が実施するレビューは、148にもわたるチェック項目が設けられており、基準を満たすまで細かくレビューしてくれます。
確かなスキルを身に付けられれば、エンジニア転身後はライフステージの変化に左右されない働き方を実現しやすくなります。ぜひ自分らしい働き方・キャリアを叶えるためにも、今必要視されているプログラミングスキルを学んでみてはいかがでしょうか。
DMM WEBCAMP エンジニア転職
- 未経験から実践的なスキルを身につけられる独自カリキュラム
- 専任キャリアアドバイザーによるマンツーマン転職サポート
- 求人数600社以上
万が一転職が叶わなかった場合の受講料金全額返金の転職保証や、受講内容に満足できなかった場合の受講料全額返金の返金保証など、安心して受講できる保証も用意されています。
テックキャンプ
- 600時間の即戦力エンジニア養成プログラム
- 専属キャリアアドバイザーによるサポート
- 学習の途中離脱率3%
条件はありますが、転職が成功しなかった場合の返金保証もあります。
テックアカデミー
- オンライン完結で家で学べる
- 最短12週間でエンジニア転職をめざせる
- 転職活動を全面的にサポート
年齢が対象でない場合でも、たとえば「WEBデザイン+WordPressセット」でWeb制作のスキルを身につけると提携している「クラウドワークス」から業務委託等の案件を紹介してもらうことも可能です。
コードキャンプ
- 専属キャリアアドバイザーによる転職サポート
- 現役エンジニアによるマンツーマンレッスン
- オンラインで全国どこからでも受講可能
Ms.Engineer
コーディングブートキャンプ形式を採用しているのは、Ms.Engineerです。女性がプロフェッショナルとして働けるよう、ゼロからWebサイトを構築できる知識を身に付けられることが特徴です。プログラムは最初の5週間で基礎的なプログラミングを学習し、トライアウトを通過した後、3ヵ月間のブートキャンプが行われます。大手IT企業の技術研修を受けることで、より実践的なスキルが身に付けられるプログラムとなっています。
スターターコースの受講費は、98,000円(税込)、ブートキャンプは1,200,000円(税込)となっています。クラスメイトは全員女性だから、「安心して受講しやすい」との意見も多数。励まし合える仲間と共にプログラミングを学習したい方に、おすすめのスクールです。
【注意】「返金保証」について知っておきたいこと
多くのプログラミングスクールが制度を設けている「返金保証」。実は、スクールによって条件や期限が細かく異なることをご存知ですか?中には「スクールの提供する転職支援以外の方法(自分で探す、など)をとった場合、返金保証が打ち切られる」場合なども。こちらの記事では知っておきたい「返金保証」についてまとめていますので、ぜひ一度ご覧ください。
プログラミングスクールのなかには「返金保証」を強みとして、展開されているスクールもあります。 でも「返金保証」にも、さまざまな条件があります。 この記事では、プログラミングスクールにおける「返金保証」の注意点についてわかりやすく解説します。おトクにプログラミングスクールに通うポイントについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事をcoeteco.jp で読む >女性が活躍すれば「さらに働きやすい環境」になる!
エンジニアとかITというと「男性が多い」イメージがありませんか。工学部に女性が少ないイメージと似ています。しかし、今では大勢の女性エンジニアが活躍しています。彼女たちはスキルがあるからこそ、たとえば結婚をして出産をしても「しばらくは在宅で副業的に働く」子どもが小学校に入ったらフルタイム勤務でIT企業へ、と軽やかな身のこなしで自分にピッタリの働き方を見つけています。
さらにIT企業やベンチャー企業は、出社時間が融通が効いたり、女性支援が充実していたり、働きやすい環境が整っているところが多いですね。
今後、より多くの女性がIT業界に進出すれば、フレキシブルな働き方や転職をしながら自由にライフスタイルを選べる企業がもっともっと増えていくことでしょう。
女性の転職は簡単ではないのは事実ですが、ことIT業界に限っては「スキル」と「実績」を積み上げていくことで常に仕事はあるので、転職がしやすいと言えるでしょう。もちろん未経験からのスタートでは、すぐに希望通りの企業には入れないかもしれません。でも少しでも早く「チャレンジした人」が、誰よりも先に転職を成功させられるのです。
IT業界といっても、職種はさまざまです。まずは上記のような安心して通えるスクールの無料オンライン相談会などに参加し、キャリア形成について相談してみましょう。思い切って第一歩を踏み出すことが大切です!