プログラミング学習の場として、数十万円から100万円を超える高額なスクールもある一方で、無料利用できるオンラインの学習コンテンツも増え、誰もが気軽にプログラミング学習をスタートできるようになりました。
とはいえ、自分自身の目標設定や学習過程に合わせた教材選びやモチベーションの維持が必要です。
今回ご紹介するのは、学習目標や生活スタイルに合わせて1on1のコーチングでオリジナルの学習ロードマップを作成し、目標実現をサポートするオンライン・コーチング・プログラム「CODEGYM(コードジム)」。現役エンジニアのコーチによる定期的なコーチングと、会員限定の勉強会でモチベーションを保ちながらプログラミング学習を進めることができます。
この記事では、マーケティングや人事業務効率化に携わり、エンジニアの知識を身につけるべくCODEGYM Monthly「スタンダードプラン」β版を利用されたAさんにインタビュー!
優秀なコーチによるオンライン・コーチング・プログラムとは?詳しくお伺いします!
記事のダイジェスト/CODEGYM(コードジム)の評判とクチコミまとめ
・ベテランエンジニアのコーチング
・学習コミュニティでモチベーションアップ
CODEGYM(コードジム)は実務経験年数が平均10年を超える現役エンジニアにより充実した学習サポートが受けられるオンラインプログラミングスクールです。受講料は24,970円から(月額)で、独自の学習ロードマップが特徴のスクールとなっています。
CODEGYM(コードジム)について、この記事でインタビューしたAさんの意見をもとにまとめてみました。
CODEGYM(コードジム)の良いクチコミ
インタビュー内容と、コエテコ上にあるクチコミから抜粋すると、CODEGYM(コードジム)の良いクチコミは以下のようにまとめられます。コーチとのマッチングは、初回のカウンセリングで「どんなスキルを身につけたいのか?」と本人の人間性を見て、最適なコーチを選んでいただけるので安心感があります(Aさん)
CODEGYM(コードジム)の悪いクチコミ
同じく、CODEGYM(コードジム)の悪いクチコミは以下のようにまとめられます。CODEGYMに向いている人・不向きな人はあると思います。例えば、受け身で綺麗にロードマップを引いてガチガチに管理してほしい人は難しいんじゃないかなと(Aさん)
それではいよいよ、実際に通われていたAさんにお話を伺ってみましょう!
ITのものづくりが身近な存在に
—本日はありがとうございます。まずは、Aさんのご経歴について教えてください。私は大学でマーケティングを学び、18新卒で株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNA)にビジネス職として入社しました。1年目はオートモーティブ事業部でタクシー配車アプリ「GO」(旧MOV×JapanTaxi)のリリース前からマーケティングを担当し、2年目からはHR事業部、3年目はクラウド型RPAのサービスに携わっています。
ーエンジニア職ではないAさんが、なぜプログラミングを学ぼうと思い立ったのでしょうか。
幼いころから大工をしていた祖父の影響で、ものづくりが好きだったんです。将来はものづくりに関わる仕事に就きたいと考えていて、DeNAがものづくり文化を大切にしている会社だと知りました。入社してからは、ビジネス職の立場でエンジニアの方々と一緒に働くうちに「自分でもつくってみたい!」と思うようになったんです。
独学で広く浅く言語に手をつけ迷子に
ーこれまでプログラミングを学んだことはありますか。大学時代、ご縁があって他社のプログラミングスクールでお世話になっていましたが、さまざまな事情で中断せざるをえなくなりました。
社会人になってからは、業務の中でGAS(Google Apps Script)に少し触れる機会があったので、本を購入して勉強したり、社内のGASで書かれたコードを見てどういうものなのかを理解していました。
当時はもっとプログラミングを学んでものづくりをしたいと考えていたので、RubyやPythonなど幅広いプログラミング言語に手をつけてしまいました。その結果、自分は何をすればいいのわからない状態になってしまったんです。
ー目標があって行動したものの、迷子になってしまった感じですね。
はい。自分では、どのプログラミング言語を深めていったらいいのかわからず、独学では「広く浅く学んだ状態」になってよくないなと。「誰かコーチやメンターをつけて学習していきたい」と入会を考えるようになりました。
説明会で7社を比較してCODEGYMに入会
ー入会するにあたり、どのように情報収集をしましたか。インターネットで「プログラミングスクール」「プログラミング、学校」と検索したり、Twitterで調べたりして「こういうスクールがあるんだ」と見つけていった感じです。
ホームページの情報や卒業生のクチコミを見て、最終的には7社くらいに絞り説明会に参加、比較検討してCODEGYMを選びました。
ー7社も説明会に行かれたんですね!数あるスクールからCODEGYMを選んだ決め手は何だったんでしょうか。
決め手は3つあります。
1つはメンターの存在です。
私の目的は「信頼できるコーチを見つけて、その方を信じ切って学習を進めること」だったので、CODEGYMで紹介してもらったコーチがとても優秀かつ人柄としてもすごく素敵で、その方のもとでやりたいと思ったのが大きな理由です。
あと2つは、コストと時間です。
コストの面では、他のスクールさんは入会を決めたら、一括または分割でまとまったお金を払わなければいけませんが、CODEGYMは月に数万円のコストで続けやすいと思いました。
時間の面では、CODEGYMのプランが月に数回あるコーチとの1on1と自分で学習を進めていける内容だったので、会社の業務と並行しながら学習時間の調整もしやすいなと選びました。
入会した当時はCODEGYM Monthryのβ版だったので、現在のサービス内容と一部異なりますが……私はCODEGYM Monthry「スタンダードプラン」で3ヶ月継続しました。
優秀なコーチとの出会い
ー入会前のカウンセリングについて教えてください。CODEGYMの担当者とコーチの両方とカウンセリングをしてもらいました。
担当者には、どういった目的で学習を進めたいか、私のパーソナリティに対してこういうコーチが合うんじゃないかなど、詳しくヒアリングしてもらいました。
コーチとは、ざっくばらんに最初はお互いの自己紹介をして、「こういう共通点がある」みたいな話をしました。例えば、数学と図工が好きだったというような、雑談じゃないですけどそういった話をする中で「こんなにすごい人でも私と同じようなところがあるんだ」という親密感を持たせてもらえるような時間でした。
ーちなみに、Aさんのコーチはどんなご経歴の方なんですか。
メルカリでエンジニアのマネージャーを経て、現在はスタートアップのCTOをされています。
お話をする中で、本当にものづくりが好きなんだろうなと全面に伝わってきて、その楽しさが伝染するような。また、私が学習プランで迷ったときも、すごく温かく背中を押していただけるようなコーチでした。
担当コーチと目標達成までの学習ロードマップを作成
ーCODEGYMは、一般的なプログラミングスクールとは異なるコーチングサービスですよね。入会後はどのように学習が進んでいったのでしょうか。私が独学でRubyやPythonなど幅広く浅く学んでいる状況をコーチに伝えたところ、「Rubyは基礎が身につくから、まずはRubyをしっかり勉強しよう」と背中を押していただきました。
それから、コーチと目標達成までの学習ロードマップを作成し、Rubyを勉強するにあたって2つの宿題が出ました。1つは「Ruby on Rails チュートリアル」(通称、Railsチュートリアル)を決められた章まで進めること、もう1つは資格試験を踏まえて学習の中でITの関する知識をつけることです。
これらに対する学習期間の提示はなく、①まずはRailsチュートリアルを完了させること、②(友人に頼まれていたサイトがあったので)サイト開発を完了させる、という目標を立てました。
ーずばり、3ヶ月で目標は達成できましたか?
できた部分と、もう少しだったなと思うところがあります。
目標の1つだったサイト制作は達成できましたが、Railsチュートリアルを完了させて高度なアプリを作るところまでは、業務との並行が難しくて達成できませんでした。
週1回の1on1で学習ロードマップを柔軟に変更
ー社会人の方は仕事とプログラミング学習の両立が大変だと思います。Aさんはどうやって勉強時間を確保していましたか。当時、新規事業部にいたので仕事がすごく忙しくて……業務がだいたい20時まであり、その後2時間ほど学習時間を確保していました。あと、やれるときはランチの時間に少し学習したり、土日もできる限りやって、日にちによってバラバラですが1日2時間から8時間くらい学習していました。
ー当初の計画通り進まないこともあったと思うのですが……
私の場合は業務との並行がすごい課題で、学習ロードマップは何度も変更しています。
例えば週によって進捗度合いはすごくバラバラだったので、週1回の1on1では「今回、ここまでできました/できませんでした」「じゃあ、次どうしますか」とコーチの方に柔軟に対応いただきました。
ーコーチングとはいえ、時には答えがピンポイントでほしい時もありますよね。そのときは答えを教えてもらえるものなんでしょうか。
私のコーチは教えてくれました。
常にパソコンを見ている方だったので、Slackで質問をすると1分以内にレスポンスいただき、次にすぐ進められましたし、こちらのモチベーションとしても「見守ってくれる人がいるんだ。頑張ろう」という気持ちになれました。
最大のメリットはコーチとのマッチングと自走環境の確立
ーCODEGYMに入会してよかったことを教えてください。よかったポイントは2つあって、コーチとのマッチングと自走環境の確立です。
コーチとのマッチングは、初回のカウンセリングで「どんなスキルを身につけたいのか?」と本人の人間性を見て、最適なコーチを選んでいただけるので安心感があります。
また、CODEGYMは自走環境を作るのに最適です。コーチとのやりとりで学習プログラムが進んでいきますが、あくまでこちらの意思がないと課題が全然進まない。自分でプログラミングを学習していくんだ!という強い気持ちが必要なんです。それができると自信がつけられる環境なのは大きいですよね。
ーコーチングの回数によって料金プランが変わるようですが、回数は重要なポイントでしたか。
私は重要だと思いますね。
人によって学習するスピードが違うし、モチベートされるのも全然違うので。一般的なプログラミングスクールは、1度に数十万円を契約するところが多いですが、そのお金を考えれば安いのかなと思います。
スクールに通うまでもなさそう、迷っているんだけどなという人におすすめだと思いますよ。
ー「正直な話、月に数回のコーチングだけで事足りるものかな?」と疑問に思う方もいると思いますが……
そこは問題なかったですね。
目的に合わせて学習ロードマップをひいてもらえるので、やるべきことは明確になっていますし、コーチは答えよりも「答えの探し方」を教えてくれるので、自走環境が確立できるんだと思います。
ー逆に満足できなかったポイントはありますか。
正直、ないです。ただ、CODEGYMに向いている人・不向きな人はあると思います。
例えば、受け身で綺麗にロードマップを引いてガチガチに管理してほしい人は難しいんじゃないかなと、あとはチーム開発をしたい人はあくまで1on1のコーチングサービスなので合わないのかなと思います。
ープログラミングスクールを希望される方の中には、未経験でエンジニアになりたいという方もいます。CODEGYMはそういう方のニーズに対応できそうですか?
それは全然できると思いますね。
どんなレベルの方でもロードマップをひいてもらえるので、安心感があると思いますよ。
仕事に対するモチベーションに変化
ーAさんは転職目的ではなかったそうですが、入会後、仕事に対するモチベーションは変わりましたか。変わりましたね。
まだまだですが、エンジニアの方たちがどういう仕事をしてくれているか想像がよりできるようになりましたし、プログラミングを用いて業務を楽にしていくための検討もより進むようになりました。
ーエンジニアや上司から、Aさんへの評価は変わりましたか?
エンジニアまでとはいわないけども、自動化のような業務が集まってくるようになりました。
できそうな感じが伝わったのかな(笑)
ーエンジニアは技術に興味ない人から指示されるのを嫌うので、「あの人は結構わかるぞ」と言われているかもしれませんね!目指したいゴールは変わりましたか?
はい。まず、Railsチュートリアルは完了させたいという気持ちがあるのと、サイトは簡易的な物しか作れていないのでもう少し高度というか、自分のこだわりが反映されるようなサイト作りは引き続きしていきたいなと思っています。
手軽に始められるのがCODEGYMの良さ
—最後に、これからCODEGYMで学んでみようか迷っておられる方に向けてメッセージをお願いいたします。手軽に始められるのがCODEGYMの良さなので、どういう悩みの粒度であってもコーチの方を選定いただいて、壁打ちで学習ロードマップがひけるのはすごくいいところだと思います。
プログラミングを学びたい人の目的はさまざまですが、CODEGYMは幅広い方に柔軟に使っていただけるので、スクールに通うか悩んでいる方は検討するといいかなと思っています。
ーありがとうございました!