RaiseTech(レイズテック)卒業生インタビュー|オンプレからクラウドへスキルをアップデート!
今回、卒業生インタビューを行ったRaiseTech(レイズテック)は完全に後者。決して甘くないカリキュラムではあるものの、完走すれば確実に”稼げる”スキルが手に入るスクールとして評価されています。

この記事ではオンプレミスでのシステム構築に6年間携わり、クラウドの知識を身につけるべくRaiseTech「AWSフルコース」を受講された川口さんにインタビュー!
「エントリーした全社から内定が出た!」という高品質な学習内容とは!?詳しくお伺いします!

取材に協力していただいた、RaiseTech卒業生の川口さん
記事のダイジェスト/RaiseTech(レイズテック)の評判とクチコミまとめ
・講師は現役エンジニア
・独学だとどうしても遠回りになってしまうポイントも、効率的に学べる
RaiseTechは徹底した現場主義にこだわり、稼げるエンジニアの育成をめざすオンラインプログラミングスクールです。受講料は398,000円(税込・一括払い・AWSフルコースの場合)で、プログラミングだけでなく、開発環境やフレームワーク等の周辺知識も学べるのが特徴のスクールです。
RaiseTechについて、この記事でインタビューした川口さんの意見をもとにまとめてみました。
RaiseTech(レイズテック)の良いクチコミ
インタビュー内容と、コエテコ上にあるクチコミから抜粋すると、RaiseTechの良いクチコミは以下のようにまとめられます。いきなり答えを教えるのではなく「こういう情報を調べてみるといいですよ」など、考え方のベースから教えてくださいました。まさに自立をうながす指導スタイルで、これから本格的にエンジニアとして働きたい自分にはぴったりでした。私が教わった先生は、ご自身も苦労されながら学ばれてきたケース。その分、気持ち面にも寄り添った指導をしていただけて満足度が高かったです(川口さん)
RaiseTechの悪いクチコミ
同じく、RaiseTechの悪いクチコミは以下のようにまとめられます。たとえば授業への参加率が下がったとき、向こうから手厚くメンタルケアしてくれるスクールではないので、そこは好き嫌いがあるかもしれません(川口さん)
- 20代 男性
- サービス業
- 卒業生
Raisetechを受講してみての感想(未経験から自社開発企業へ転職)
★★★★★
4.0
未経験で自社開発企業も狙えるほどの技術を学べる点、エンジニアになってからも必要となる自走力を養えるため詳細をみる
- 30代 男性
- サービス業
- 在籍生
コスパ最強クラスのプログラミングスクール”RaiseTech”
★★★★★
5.0
無期限サポートなど、余所のスクールではないようなサポート体制が整っているところ詳細をみる
- 30代 男性
- サービス業
- 在籍生
レイズテック Javaコース 2023/10〜 学習を開始して感じた事。
★★★★★
5.0
IT未経験でも転職ができるというのはスクールではもう当たり前になってくるが、卒業後に、そこから稼ぎ続ける人材にはどうやったらなれるかというところに注力しているスクールなのでおすすめです。詳細をみる
それではいよいよ、実際に通われていた川口さんにお話を伺ってみましょう!
オンプレからクラウドへ。仕事が減ってくる恐怖
—本日はありがとうございます。まずは、川口さんのこれまでのキャリアについて教えてください。私は大学で機械の設計を学び、インフラエンジニアとしてIT企業に就職しました。受講時点(2020年)では6年目で、業務内容はオンプレミスでの環境構築でした。……といっても分かりづらいと思うので、簡単に説明しますね。
ある企業が情報システムを導入する場合、選択肢は2つあります。1つは、実際にハードウェアを購入して自社内に設置するタイプ(オンプレミス)。もう1つは、インターネット経由で利用できる仮想環境を契約するタイプ(クラウド)です。
なんとなくお分かりかと思いますが、今の時代に合っているのはクラウドのほう。オンプレミスはハードの調達に時間がかかるうえ、お客様の負担も大きいんです。

とくに最近はコロナ禍の影響もあり、「社員が自宅から会社システムにアクセスできるよう、オンプレミスからクラウドに切り替えていきたい」というご相談も増えてきました。こうなると、会社の仕事が徐々に減ってきて……。先行きが不安になり、スキルアップを意識し始めました。
—よりモダンな、クラウド技術について学ぼうと考えたのですね。
ハードウェア機器って、購入してから5年でリプレイスする(買い替える)サイクルなんです。そうすると、入社1年目で担当した作業を6年目の今、もう一度やる計算になるでしょう。「今後も5年サイクルで同じ作業を繰り返すだけで、新たなスキルは身につかないのではないか」という焦りもありました。
独学では試験に落ち、限界を感じた
—大学でのご専門は機械系とのことですが、そもそも、ハードウェア機器の環境構築については独学で学ばれたのですか。はい。入社後にイチから身につけた形です。当時は先輩方の話しておられることがまったく分からず、必死にメモをとっては1つずつ調べる毎日でした。
あとは、独学でネットワークやセキュリティ系の資格を取得したりもしました。会社の業務と直接関係はないのですが、スキルアップの一環として。
—お忙しい中で、すごい向学心ですね。でも、それならクラウドの勉強も独学でできたのでは。
それがですね……。独学でクラウド(AWS)の資格に挑んだら、一番下のレベルにすら落ちてしまったんですよ。

AWSとは、あのAmazonが提供するクラウドサービスだ
—えっ! そんなに難しいんですね。
スマホアプリ制作などであれば、手元で書いてテストするのも簡単です。一方でインフラの勉強となると、そもそもの環境整備が大変で。「これは、独学では限界があるぞ」と感じ、いろいろ調べた結果、RaiseTechにたどりついたんです。

ちょうど緊急事態宣言が発令された時期で、奮起して勉強するぞ!という気持ちが高まっていたのもあり、すぐに入会を決断しました。
受講生のブログで「ハードかも」と覚悟
—入会するにあたり、どのようにして情報収集されましたか。自分の場合、そもそもAWSを専門に教えてくれるスクールがRaiseTechくらいしか見当たらなかったので、他スクールとの比較・検討はしませんでした。とはいえ高い買い物ですから、授業の質や、自分に合いそうかどうかは気になりました。
参考にしたのは、RaiseTechの受講生さんのブログ。メリット/デメリットともに詳しく書かれており、「ここなら大丈夫そうだ」と判断できました。
—具体的にはどのようなメリット/デメリットが書かれていたのですか?
メリットとしては、授業の質が高いこと。デメリットとしては、内容が難しいのでそれなりに根性が必要と書かれていました。
手取り足取りという感じではないので、自分から前のめりに学びにいかないと置いていかれるかもと。卒業してみて、どちらも「その通りだったな」と思います。
—なるほど。では、いざ入会後について詳しくお伺いします!
2週間のトライアル期間で相性を見きわめよ!
—まず、入会前にカウンセリングや無料体験授業はありましたか。ありませんでした。入会手続き後、そのまま授業が始まるスタイルです。
ただ、2回目の授業までに「合わないな」と感じれば返金してくれる制度があるので、合う/合わないの見きわめは充分できると思います。

RaiseTechの「フルコース」は2週間のトライアル期間が設けられている
—RaiseTechの授業はリアルタイム/録画を選べますが、川口さんはどちらを選ばれましたか。
私は働きながら受講していたので、録画で学びました。平日の”朝活”と、土日で学習を進めるスタイルです。
—在籍期間と、総学習時間はどのくらいでしたか?
私の入会した「AWSフルコース」は全16回、合計で4ヶ月のコースでした。総学習時間は500時間ほどです。
—となると、1ヶ月あたり125時間ですね。働きながらだと、けっこうハードだったのでは。
そうですね。公式サイトに「稼げる」と掲げているだけあり、RaiseTechのカリキュラムは”独り立ちできるエンジニア”を育てることに重きを置いているんです。そうなると、自然と内容も難しくなり……オンプレ専門とはいえ、IT企業に6年勤務した私ですら「必死にやらなきゃ」と感じるレベルでした。

「AWSフルコース」のカリキュラム(一部抜粋)。かなりの密度、かつハイスピードに見える
—かなりの覚悟が求められるのですね。
そうかもしれません。とはいえ、僕は大満足でした。
というのも、先生は必ず現役のエンジニアの方で、どんな質問をしてもしっかりキャッチしてくださるんです。
それも、いきなり答えを教えるのではなく「こういう情報を調べてみるといいですよ」など、考え方のベースから教えてくださいました。まさに自立をうながす指導スタイルで、これから本格的にエンジニアとして働きたい自分にはぴったりでした。

しかも、いい意味で先生が”天才型”ではないんですよ(笑)。できる方って、「なんでそんなことも分からないの?」「公式のドキュメントを読めば分かるじゃん」という方も多いと聞くのですが、私が教わった先生は、ご自身も苦労されながら学ばれてきたケース。その分、気持ち面にも寄り添った指導をしていただけて満足度が高かったです。

徹底した現場主義にこだわるRaiseTechの講師は当然、現役エンジニア。「講師は副業」と言い切る潔さに信頼がおける
—期間中には、どのような課題に取り組まれたのですか。
とくに記憶に残っているのはCloudFormation(サーバーの構築を自動化するサービス)ですね。
私がこれまで行ってきた手法(オンプレ)では、ハードウェア機器を購入して、実際にがちゃがちゃ構築して……という作業だったのが、クラウドならコードを書くだけで、それも一瞬で構築できる!と。
「これが技術の進化!」という感じで、相当感動しました。

川口さんが感動したという後半の課題

公式サイトでは、カリキュラムを詳しい人に見せて意見を求めるよう推奨も。中身に自信がないとできない!
Slackグループでモチベ維持、卒業後も所属OK
—RaiseTechでの授業を通して、まさに「モダンな技術にアップデートしたい」という当初の目的が達成されたのですね。とはいえ、くじけそうなときもあったのでは。ありましたね。そんなときは、RaiseTechのSlackグループに助けられました。先生とのやり取りもそうですし、他のコースの方とも交流できたので。
意欲的な方が積極的に情報発信をしてくださったり、受講生同士で「もくもく会」* を開催したりしてモチベーションを維持しました。このSlackには卒業後も参加し続けられるので、今でも所属させてもらっています。
—あえて聞きますが、RaiseTechに満足できなかった点はありますか。
うーん、私自身は大満足で、「あの日エントリーした自分を褒めてあげたい!」と感じているくらいなのですが、向き/不向きはあるだろうなと感じます。
というのも、何度か申し上げたように内容が相当ハードなんですね。完全未経験からの受講となると、かなりの学習量が求められるなと。
しかも、義務教育とは違い”自分からガツガツ学びに行く姿勢”が問われるんです。
たとえば授業への参加率が下がったとき、向こうから手厚くメンタルケアしてくれるスクールではないので、そこは好き嫌いがあるかもしれません。

学校の先生のような手厚さを求める人には向かないのかも
—なるほど。そこは、2週目までのトライアル期間で判断すべし、ということですね。
そうなります。こればかりは人によるので、ご自身で判断されることをおすすめします。
エントリーした全社から内定!自信につながった転職活動
—ここからは転職活動についてお伺いします。そもそも、「AWSフルコース」の受講者には何歳くらいの方が多かったですか?自分のいた期間には、30代の方が幅広く所属されていました。他業種出身の方が多く、未経験からチャレンジしやすい領域として“AWSの運用・保守”を選ばれた方が多かった印象です。
自分は一応経験者だったこともあり、運用・保守ではなく設計・構築業務での転職をめざしました。
—転職活動にあたり、どのようなサポートを受けましたか。
履歴書と職務経歴書の添削をお願いしました。直接指導してくれた先生だけでなく、他の先生や会社代表の方にも見ていただけたので、自分のアピールポイントをより客観的に把握することができて良かったですね。
—具体的にもらったアドバイスは。
「前職のリーダー経験をしっかりアピールしよう」と言われました。このアドバイスは的を射ていたようで、転職面談中にもかなり評価していただけました。
「技術的に優れているエンジニアは多数いるけれども、そうしたエンジニアをまとめられるリーダー資質の方は少ない」とのことで、アピールポイントが認められた形になりました。

実務スキルはもちろん、コミュニケーション能力があると転職活動がスムーズに
—転職活動中は、合計で何社受けられましたか。
4社です。うち3社から内定のご連絡をいただけました。
—すばらしい成功率ですね!
ありがとうございます(笑)。おっしゃる通りで、かなりの自信につながる結果でした。

しかも、ご縁のなかった1社からも後日別のポジションで打診を受けたんです。RaiseTechがおすすめしていた国内No. 1企業だったのですが、「設計・構築ではなく、運用・保守からのチャレンジという形でご検討いただけないか」と。
他社で内定承諾後だったため残念ながらお断りしたのですが、実質、エントリーした全社から内定をいただけたことは大きな喜びでした。
—これから転職活動をする方にアドバイスするとしたら。
「あまり緊張する必要はない」でしょうか。4社とも、カジュアルな面談という雰囲気で選考が進みました。こちらの緊張をほぐそうとしてくださるので、こちらもリラックスしつつ、自分の魅力を伝えられると良いのかなと思います。
あとは、月並みではありますが「コミュニケーション能力」に自信があると強いですね。リーダー資質の話もそうですし、会社内で円滑にコミュニケーションをとれるかどうかが重視されていると感じたので、自信のある方はぜひアピールされると良いと思います。

IT企業によくある「カジュアル面談」。硬くなりすぎず、フラットに要望を伝えると吉だ
独学では学びづらい分野も、スクールなら近道
—では最後に、これからRaiseTechで学んでみようか迷っておられる方に向けてメッセージをお願いいたします。自分は独学でクラウドの勉強を始め、限界を感じてRaiseTechに入会しました。不安もありましたが、結果から見れば大正解。独学だとどうしても遠回りになってしまうポイントも、効率的に学ぶことができました。
繰り返しになりますが、RaiseTechは決して甘いスクールではありません。しかし、やる気があれば確実に応えてくれるスクールだと感じます。返金期間もありますし、迷っているのであればぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
—川口さん、ありがとうございました!

RaiseTech(レイズテック)|決して甘くはないが「稼げる」エンジニアになるならココ
WRITERこの記事を書いた人
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