(取材)iOSアカデミア卒業生インタビュー|音楽活動→iOSアプリエンジニアへ!iOS特化カリキュラムの魅力とは
今回インタビューする武久なおきさんも、コロナ禍による影響で当時取り組んでいた音楽活動を中止。そこで、将来のことも考えて「iOSアカデミア」に入学を決意しました。卒業した現在は、スクールを運営するinit株式会社に入社し、iOSアプリエンジニアとして、またiOSアカデミアのメンターとしてもご活躍されています。

未経験からでも転職や副業、フリーランスなど、自身の目的に合わせてiOSアプリ開発を学べる、iOSアカデミアならではのオリジナルカリキュラムの魅力とは?学習を通して身につくスキルは?気になるポイントをうかがいました。
インタビューにご協力いただいた武久なおきさん
音楽活動→iOSエンジニアを目指し、スクール入会を決意!
ー本日はよろしくお願い致します。まずは、スクールにご入会する前の武久さんのキャリアについて教えていただけますか?私は高校卒業後、地元岡山県の印刷工場に就職して勤務していました。そこから1年ほど経ったころ、「音楽がやりたい」という思いを持ち上京。3〜4年間ほど、音楽活動に集中していたのですが、新型コロナウイルスによる影響を受けて、活動が十分にできなくなってしまったんです。
そんな中でアルバイトをしていて、出会ったのがiOSアカデミアでした。
ーエンジニアの中でも、iOSエンジニアを目指されたきっかけや理由は?
高校の情報科でパソコンを扱う授業を受けていて、そこでエンジニアへのあこがれを持ちました。
エンジニアを目指すと決めてからは、バックエンドエンジニアなど、さまざま調べましたが、一番興味を持てたのがiOSエンジニアでした。僕自身もiPhoneを使っているので、身近に感じられたということもありますし、人気のある職種で将来性もあると考えました。
専門的な知識を身につけるため、iOS特化のiOSアカデミアへ
ー独学や書籍、動画など、さまざまな手段がある中からスクールを選んだのはなぜでしょう?最終的な目標が就職だったからです。20代後半という年齢になり、手に職をつけたい思いがありました。
下調べもたくさんしましたが、iOSを扱うスクール自体が少ないんですよ。大手スクールでも、アプリ開発を学べるコースはありましたが「専門的な知識を持つ講師は少ない」という評判を見てしまって……。
そこで、iOSに特化し、Swiftのみを扱うプログラミングスクールであること、充実した転職サポートを受けられることが決め手となり、iOSアカデミアへの入学を決めました。

iOSアカデミアの学習ステップ
ーiOSアカデミアでは入会前の無料相談もあるそうですが、ご活用はされましたか?
はい。実は2回の無料相談を経て入会しています。1回目の無料相談後、半年ほど書籍などで前提知識を身につけ、再度機会を設けていただきました。2回目の申し込みもご快諾くださって、ありがたかったですね。
無料相談では、技術的なところというよりも、スクールで受けられるサポートを中心にお話を伺いました。他にも、勉強方法のアドバイスもいただき、お話をする中でしっかりと納得できたので、安心して申し込めました。
ーいよいよiOSアカデミアでの学習について伺っていきたいのですが、スクールにご入会後はどのぐらいのペースで学習されていましたか?
まず僕は転職希望だったので、学習期間4ヶ月間の「未経験エンジニア転職プラン」を選びました。期間中は、週にだいたい20〜25時間ほど、1日平均3〜4時間ぐらい学習に充てていました。
ただ、期間的には余裕があったので、おそらく週に20時間ほど学習時間*が確保できると、良いペースで進められるかと思います。
また、入学後には個別で学習スケジュールを設定いただくのですが、だいたいその通りに進められました。予定より少し遅れてしまったり、逆に早まったりしたこともありましたが、都度作り直していただけたので、とても助かりました。

ー1日平均3〜4時間の学習時間となると、ハードなスケジュールだったのでは?
そうですね。当時のスケジュールとしては、だいたい、朝9時から13時までアルバイトをして、その後3〜4時間ほど学習。そこからまた夜までアルバイト、という生活サイクルでした。
ですが、そこまで大変に感じず、どちらかというと達成感があったという印象です。予定通り、もしくは前倒しのスケジュールで取り組めたことで、毎日少しずつ達成感を感じられました。それが日々の充実感にもつながり、あまり苦に感じなかったのかもしれません。

iOSアプリ開発〜App Storeへのリリースを経験
ー学習する中で「これは勉強になった!」と感じたポイントは、どこでしたか?一番ためになったのは、エラー対応です。プログラミングにはエラーがつきものですが、初学者のころはエラーが出てしまうと「なんでエラーが出てしまうんだ」とテンションが下がってしまうこともありました。
ですが、そのときに講師の方にチャットやメンタリングで逐一質問できたおかげで、一つずつエラーを解決していき、対処法やマインドセットが身につきました。エラー対応は、僕の現在の仕事の一つであるSESの保守業務でも役立っています。
ー逆に、業界の厳しさや学習の難しさを感じたポイントはありましたか?
学習する中で、やはり概念的に理解が難しいところもありました。かなりの時間を費やしてしまって、気持ちが落ち込むこともありましたが、講師の方が学習面・精神面でサポートしてくれて、乗り越えられました。
理解が難しいところは解決方法を具体例で提示してくれたり、ネガティブになっていたときにはポジティブになれるような返信をくれたり。しっかり支えてもらったことが、強く印象に残っています。
ー講師の方が、大きな支えにもなってくれていたんですね。受講によって具体的に得られたスキルについてもぜひ教えてください。
iOSアカデミアの卒業課題では、ポートフォリオにもなるiOSアプリを開発します。最終的にApp Storeにリリースするまで経験できたので、実務に活かせる力をしっかり身につけられました。

僕が作ったアプリは、「ママかるて」です。お子さんの身長や体重、体温や写真をカレンダーに記録でき、それを1ヶ月単位や1週間単位でグラフで管理できるアプリで、デジタルの母子手帳をイメージして作りました。

武久さんが開発した「ママかるて」。身長・体重・体温や写真を記録でき、グラフも一目瞭然!
このアプリを開発しようと思ったのは、友人に子どもが生まれたこと、そして僕自身が母に非常に感謝しているからです。僕は小さい頃は体が弱く、体調管理に苦労したそうです。そのことを知って、「少しでも親御さんの手助けができたら」という思いが生まれ、ママかるての開発に至りました。まだまだ未熟なアプリですが、今後アップグレードしていきたいと考えています。
アプリ制作では、自分が思い描くイメージをアプリに反映させるところに手こずりました。必要ないデータを作ってしまったり、データを反映させるためのファイル間のやり取りを考えたりするところで、難しさを感じましたね。
トラブル時の対応が評価され、転職につながった

ー大変魅力的なアプリですね!ご卒業後の転職活動や、現在のお仕事について伺えますか?
実は、当初の想定とは異なり、転職活動はしなかったんです。というのも、スクールを運営するinit株式会社の代表取締役 山田卓さんより直々にお声がけいただけて、そのまま働くことになったためです。
きっかけは、ママかるてのアプリ制作時に、ミスですべてのデータを削除してしまったことでした。かなりショックな局面でしたが、短時間で元通りに復旧させたことで「ガッツがある」と評価してくださり、オファーにつながったんです。
入社して約9ヶ月ほど経ったいまでは、iOSアカデミアでのメンターとして教えているほか、SES事業の業務もしています。それと同時に、今後はより多くの方にママかるてを使っていただけるように、アプリを洗練していけたら嬉しいですね。
武久さんと同僚の方①
武久さんと同僚の方②
小さな目標設定・クリアの積み重ねが学習成功につながる
ーiOSエンジニアでの学びを振り返り、どういった方に向いているスクールだと思いますか?一番向いているのは、やはり「iOSエンジニアになりたい」と考えている方、もしくは副業をしてみたい方です。何しろiOSに特化したスクールですので、どのエンジニアになろうか迷われている方よりも、目的がはっきりしている方のほうが前向きに学べると思います。
ちなみに、iOSアカデミアの受講生には転職を目指す方が一番多く、全体の5〜6割ほどです。最初からフリーランスを目指すのではなく、一度企業に所属して経験を積みたいとおっしゃる方が多いですね。私自身もiOSエンジニアとして働く中で、まずはエンジニアの全体像を掴んだ上で、フリーランスになったほうが良いと感じます。
ーエンジニアへのキャリアチェンジを成功させるには、どういった努力が必要だと感じていますか?
大人になってから勉強するのは非常に難しいことです。その勉強をしていくためには、小さな目標を立てることが重要です。
大きな目標に向かおうとすると、どうしても挫折しやすくなってしまいます。ですが、小さな目標を立ててクリアしていくと、達成感を味わうことができますよね。勉強は、その繰り返しだと思うんです。
例えば「予定より早く学習を進める」というささやかな目標でも、達成すれば心に余裕が生まれますし、自信も持てます。この繰り返しが大切だと考えています。
ーいまからスキルを身につけたいと考えている読者に向けて、「こういった心構えを持つと良い」というアドバイスをいただけますか?
まずはパソコンを開くことです。勉強を始める前は、パソコンを開くのが一番億劫な気持ちになってしまうんです。ですから、まずはパソコンを立ち上げてみてください。
次は、自分を褒めてあげること。1つ目のパソコンを開くところさえできれば、意外と集中してできるもので、気づけば2時間学習していたというパターンも多いんですよ。
勉強を終えたあとはしっかりと振り返って、がんばった自分を褒めていただければと思います。「今日は甘いものを買って帰ろう」や「一本お酒を飲もう」など、自分へのごほうびを忘れないことで、次の学習へのモチベーションにも繋がりますよ!
ー経験者ならではの、具体的なアドバイスをありがとうございました!

iOSアカデミア|専門カリキュラムでiOSエンジニアを目指せるプログラミングスクール
WRITERこの記事を書いた人
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