- 入会前のリサーチを徹底している
- 卒業後の自分像が明確で、具体的に作りたいものが決まっている
- 自分に合った学習スタイルを理解している
ただし、スクールの体験授業やカウンセリングで疑問点を解消したつもりでも、入会後に「こんなはずではなかった」と悩まれる方も少なくありません。
今回、コエテコがインタビューするKさんは、スクール1社目で満足できなかった点を2社目のスクール選びで挽回してスキル習得したうちのひとり。現在は、本業のライターにプログラミングの知識を掛け合わせてクライアントからの信頼も得て継続案件が増えたのだとか。
「スクール2社目に対しては、全く不満はありませんでした!」
そう語るKさんの納得がいくスクール選びの秘訣とは?そして、今時な技術を体系的に学べるCodeShip(コードシップ)の魅力とは。詳しくお伺いしました。
記事のダイジェスト/CodeShip(コードシップ)の評判とクチコミまとめ
・オンラインビデオとチャットで不明点を解決
・最新フレームワークまで幅広く学習できる
CodeShip(コードシップ)は常駐講師とビデオチャットでつながりながら学べるオンラインプログラミングスクールです。受講料は350,000円(税抜・一括払いの場合)で、期限内であれば複数コース学び放題が特徴のスクールとなっています。
CodeShip(コードシップ)について、この記事でインタビューしたKさんの意見をもとにまとめてみました。
CodeShip(コードシップ)の良いクチコミ
インタビュー内容と、コエテコ上にあるクチコミから抜粋すると、CodeShip(コードシップ)の良いクチコミは以下のようにまとめられます。プログラミングやデザインの知識を持っているのは大前提として、CodeShip(コードシップ)の講師は教え方のレベルが高い(Kさん)
CodeShip(コードシップ)の悪いクチコミ
同じく、CodeShip(コードシップ)の悪いクチコミは以下のようにまとめられます。学ぶ内容がキッチリ決められたカリキュラムで、講師からガンガン教えてもらいたいタイプには、CodeShip(コードシップ)は物足りないと思います(Kさん)
それではいよいよ、実際に通われていたKさんにお話を伺ってみましょう!
転職を経て、フリーランスのライターとして独立
—本日はありがとうございます。まずは、KさんがCodeShip(コードシップ)に入会するまでのキャリアについて教えてください。私は10年ほど飲食店で働いて店長を経験した後、転職をして工場の営業窓口として数年働いていました。
営業窓口として働きながら、自分の将来を考えたときに「スキルを身につけて自分で稼げる仕事をしたい!」とフリーランスのライターとして独立。数社と業務委託契約をして、ジャンルは問わずWebライターとして商品紹介記事を執筆していました。
ーそこから、プログラミングを学ぼうとしたきっかけは何だったのでしょうか。
フリーランスのライターになったものの、「ライターだけだと弱い」「もう1つスキルを増やしたい」と感じるようになったからです。
ー確かに、専門性があると、仕事の取りやすさや原稿料が違ってきますよね。スクールに入会される前は、独学で何か学ばれましたか?
私は文系のため、プログラミングに関しては未経験でして。まずはProgate(プロゲート)をサラッとやってみたものの、あまりよくわからなかったので「独学は無理だ」と早めにスクールに切り替えました。
「テレワーク」の筆頭といえばIT業界。 「プログラミングさえできれば」と考える方も多いのではないでしょうか? この記事では、プログラミング学習アプリ・Progate(プロゲート)をライターが実際に体験! 率直な感想を交え、メリット・デメリットなどをわかりやすくお伝えします。
2024/12/08 21:27
ー最初のスクール選びは、どんな手段で進めていったんでしょうか。
どのようなスクールがよいかリサーチし、興味を持ったスクールの体験授業やカウンセリングに10件ほど参加しました。
比較検討した結果、私は本当に何も分からない状態だっため、コース内容がわかりやすかったA社* に入会を決めました。A社で受講したコースの内容は、1ヶ月間で WordPressのオリジナルテーマが作れるようになるものです。
ースクール1社目は、短期間で学べる初心者向けのコースを選んだんですね。実際に入会してみた感想は?
入会前は、WordPressなら自分のブログにも活かせるのではと思ったんですが、やはり1ヶ月ではちょっと物足りなくて……。
初心者向けで、より深く学べるコースがないか探したところ、CodeShip(コードシップ)のウェブメディア開発コースがよいのではと去年の8月から入会しました。
体験授業は満足!が、自分の予算と合わずに入会を迷う
ースクール2社目は、どのような手段で探したのか教えてください。インターネットで「プログラミングスクール、おすすめ」と検索して、上位に出たスクールのコーポレイトサイトを比較し、今回も体験授業やカウンセリングを受けて2つまで絞り込みました。
最終的にCodeShip(コードシップ)を選んだ理由は、体験授業の後に職員の方から何回かメールが来て、あまり堅苦しくないフランクな感じがいいなと思ったからです。
ー具体的には、どんなやり取りがあったんですか?
私が体験授業を受けた当時は、代表みずからがスクールの窓口をされており、「その後、ご検討状況はどうですか」と直接メールをいただいて。私がまだ決めきれていない理由を話すと、具体的で嘘偽りのない回答が得られたので、「信頼できるな」と思いました。
ーちなみに、その時点ではどのような点がネックになっていたんでしょうか。
受講料が自分の予算に合わなかったんです。
体験授業自体は、実際のカリキュラムを一部体験し、カウンセリングは1時間ほどしっかりしていただけたので、内容的には人におすすめできるくらい満足していました。
ただ、受講料がネックになり決断できなくて。そこに代表の方から直接連絡が来て、料金の分割払いの方法を教えてもらったり、不安点を解消してもらえたりしたことで、最終的には入会を決めました。
自分に最適なペースで進められる学習スタイル
ー入会後は、どのように学習が進んでいきましたか。契約後に、予約アプリの使い方やオンライン自社教材のURLがLINEに送られてくるので、そこにアクセスすればいつでも全てのカリキュラムが見られる状態でした。
そこから、自分で学習を進めつつ、オンライン通学は週3コマの各2時間、ビデオチャットルームで講師の方に質問して学習を進めました。
ーCodeShip(コードシップ)・ウェブメディア開発コースでは、具体的にどんなことを学べるのでしょうか。
CodeShip(コードシップ)は、複数コースを好きなだけ学べるスクールなので、それぞれの興味関心に合わせて学習が進んでいきます。私は1社目のスクールで学んだWordPressを復習しようと1ヶ月ほど勉強し、その後はHTMLやCSSをもっと自由にできるよう模写開発をしました。
途中で、デザインをもう少しできるようになりたいと講師に相談したところ、「jQueryをやってみたらどうですか」とアドバイスをもらいました。その他にはJavascriptも学び、卒業制作はオリジナルホームページを作りました。
ー受講生の興味関心に合わせて、その都度的確なアドバイスをもらえるんですね!
はい。自分から「こういうものを作りたい」と相談すれば、「こういう技術を学習するのがおすすめです」と提案してくれます。
また、分からないことがあればChatworkで質疑応答できるのですが、質問内容によってはテキストで説明するのが難しいこともありますよね。そんなときは、週3回のビデオチャットルームの時間に、オンラインで質問して解決できました。
ー受講生の自主性を尊重する方針のスクールなんですね。そういったスクールが合うか、きっちりロードマップを引いてくれるスクールの方が合うかは好みが分かれる部分ですが、Kさんの場合は、CodeShipの方針(自主性を尊重する方針)がマッチしていたんでしょうか?
はい。私は断然、自主性を尊重するスクールのほうが合っているなと思いました。
CodeShip(コードシップ)はとにかく学べる内容が幅広く、途中で方向転換もできるので、自分の性格ややりたいことにマッチしていたと思います。
徹底した比較検討がスクール選び成功の秘訣
ーでは、CodeShip(コードシップ)に入って良かったと思うポイント(メリット)を教えてください。私は2社しか比較していないので、1社目との比較でしか語れませんが、一番は、やはり講師のレベルの高さですね。
プログラミングやデザインの知識を持っているのは大前提として、CodeShip(コードシップ)の講師は教え方のレベルが高いんですよ。
ーなるほど。優秀なエンジニアが優秀な教育者であるかというと、話は異なりますからね。
はい。仕事のできるエンジニアさん特有の淡々とした雰囲気はありますが、質問したことには丁寧に答えてくれます。初心者にもわかるような噛み砕いた言葉で、こちらの知識を広げてくれるような教え方をしてくれて。1社目で学んだことを復習しているときも、「そういう視点もあるんだ!」と気付くことが多くあり、指導者の重要性を実感しました。
ーどんな指導者に出会えるのかは、モチベーションに大きく影響しますよね。他にも、良かったポイントはありますか?
複数コースを学び放題なのが良かったです。
はじめからやりたいことが明確にあったとしても、途中で迷う場合もありますし、学びながら考えが変わる可能性もありますよね。「やっぱりこっちがやりたかったな」と気づいたとき、変更できるのはよかったです。
それから、無償延長制度があるのも大きなメリットだと感じました。
オンライン通学は曜日が決まっているのですが、仕事の予定や体調不良でどうしても受講できない日があるじゃないですか。そういった場合でも、キャンセル連絡を入れると次の週に繰越ができます。私は4ヶ月プランに申し込んだのですが、実際には2ヶ月ほど延長して受けていました。受講期間中は、それで助かった部分がかなりありました。
ーあえて伺いますが、不満点(デメリット)はありましたか。
うーん、あまり不満点は思い浮かばないですね。強いて言うならば、入会のネックとなった料金くらいでしょうか。私にとっては、少し大きな出費でしたので。
私の場合は、体験授業やカウンセリングをたくさん受け、10社以上を比較して決めたので、満足度が高かったのだと思います。
学んだ結果、ライター業が忙しくなった!?
ースクールを卒業してから、フリーランスの仕事内容に変化はありましたか。サイト制作やプログラミングの仕事は、まだ受けられてない状況です。
というのも、スクールに通い出してから本業のライター業が忙しくなってしまったんですよね。
ーおお!詳しく教えてください。
プログラミング関連の記事執筆を受注するようになり、スクールで学んだ知識が活かせるようになったんです。記事に深みが出たため、クライアントさんも満足してくださったみたいで。結果、長期継続の契約をしていただけるようになったんです。
ー本業のライターに、プログラミングの知識を活かしているんですね!
はい。いろいろなツールを使えるようになったので、プレゼン能力が向上して本業にも生かせていると思います。
自分のサイトでは、WordPressをデザインやコードまでいじれるようになったので、無料のテーマの一部をいじってオリジナリティーを出せるようになりました。
ただし、学んでいくうちに、プログラミング自体の案件を取るのはちょっと難しそうだなと感じたので、自分でサイトを制作して、メディアのように記事を書いていこうと方向転換しました。
ーなるほど。学んだ結果、エンジニア(プログラミング自体を仕事にすること)は難しいかも、と感じたのですね。そうなると、学習中にはモチベーションが下がった時期もあったのでは……?
はい。もちろん、ありましたよ(笑)。
フリーランスとして仕事を得たい人は、プログラミングスクールに通いながら、まずはクラウドソーシングサイトに登録して仕事を探すことが多いと思います。
私もそのうちのひとりで、案件を探してみたところ「あれ、スクールでやってる内容だけだと足りないな」と気付いて、そこで自信をなくしてしまったんですよね。「ちょっとプログラミングやめちゃおうかな」と思うくらいには、モチベーションが下がっていました。
ー確かに、スクールで知識を得るのはスタートライン。実際の案件は教材通りにはいきませんし、クライアントのやり取りを含めて、働きながらさらにスキルアップしていく必要がありますよね。
多分、みんなその壁にぶつかるんだと思います。
プログラミング未経験者にとっては、HTML/CSSはわかりやすくて、無料や安価で学べるサービスもあるので参入しやすい。その結果、ここができる層が多いため、HTML/CSSやWordPressができます!はもう飽和状態です。
だからこそ、RubyやJavaScriptなど、多くの人が手をつけづらいことをプラスで身に付ければ競争力が全然違う。一方で、やはり大変なことが多くてモチベーションも下がってしまいますよね。
その点、私はライターを軸にプログラミングは違う方向性でいこうかなと気持ちを切り替えたことで続けられたんだと思います。
プログラミング×ライターでクライアントからの信頼も↑
ー卒業生のKさんから見て、どういう人にCodeShip(コードシップ)をおすすめしたいですか?CodeShip(コードシップ)は、受講生の自主性が求められるスクールです。私は未経験で初級コースを受けましたが、おそらく、受講者レベルとしては中の下ぐらいの印象でした。
なので、具体的に作りたいアプリやサイトが決まっているくらい明確な目標があり、自分でプログラミングを独学で学んだ経験があったり、分からないところはエンジニアに質問できたりする方がCodeShipに向いていると思います。
また、期間中であれば複数コースが学び放題なので、私のように途中で方向性が変わってもある程度融通が効くスクールを探している人にはぴったりですよ。
ー確かに、スクールで学び始めたものの、「想像と違うな」とか、「苦手かもしれない」と感じた場合に他の選択肢があると安心できますね。
そうなんです。だから、学ぶ内容がキッチリ決められたカリキュラムで、講師からガンガン教えてもらいたいタイプには、CodeShip(コードシップ)は物足りないと思います。
ーKさんのように、本業にプラスして専門性を身につけたい方は結構いると思います。そんな方に向けて、何かアドバイスをお願いします。
私のように、本業がライターであれば、プログラミングがテーマの記事執筆の仕事も取れるようになります。例えば、WordPressの使い方やプログラミング言語についての記事は、未経験の方がリサーチしてまとめた記事よりも明らかに質が高くなるため、クライアントからの評価も上がり単価も違ってきます。
その点で、私は「プログラミング×ライター」とスキルを掛け合わせて、他のライターさんとの差別化ができたと思います。
ー実際に、独立1年目でライターのお仕事も順調に継続案件を得られていますし、ご自身のサイト制作にもプログラミングとライターのスキルを反映されていますもんね。
もちろん、
ライターという仕事とプログラミングの相性は良いですが、どんな仕事をしている方でも、プログラミングの知識があった方がいいと思うんですよね。
2020年から小学校のプログラミング教育が必修になりましたし、今後はプログラミングが一般常識として当たり前の社会になっていくと予想できますよね。
ですから、社会人でプログラミング未経験の方は、一度勉強しておくと話題も広がるし、周りからの見る目も変わると思います。例えば営業職の方でも、プログラミングを学べば業務効率化のツールが作成できたり、エンジニアの方とのやり取りがスムーズになったりと、かなり仕事の仕方が変わるはずです。
未経験のみなさんも、ぜひプログラミングを学んで自分の可能性を広げてみてください。
ーありがとうございました!