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ゲームを楽しむなら、メタバースの世界を体験してみてはいかがでしょうか?この記事では、メタバースの特徴や採用されているゲームなどをわかりやすく解説します。
メタバースとは?
メタバースとは、インターネット上の仮想世界を意味します。メタバースでは参加する人がコミュニティに参加することで、体験を共有することが可能です。メタバースの参加者は、アバターと呼ばれる分身を作ることが一般的です。たとえば、2009年からサービスを開始したアメーバピグは、和製のメタバースとしても有名です。メタバースの世界を楽しむことを“セカンドライフ”とも呼び、仮想世界を探検したり参加者同士のコミュニケーションを楽しんだりする場として、幅広い世代に浸透しました。また、コロナ禍がきっかけとなり在宅ワークを導入した企業では、メタバースを利用した「バーチャルオフィス」を導入するケースも増えてきました。
メタバースが生まれた背景
1992年にニール・スティーヴンスンが執筆したSF小説「スノウ・クラッシュ」のなかで、メタバースという言葉は初めて用いられました。メタバースという言葉は、meta(超)とuniverse(宇宙)を掛け合わせた造語です。この頃から、インターネット上の仮想世界のことをメタバースと呼んでいます。現在では、バーチャル空間でユーザー同士がコンテンツやコミュニケーションを楽しめる世界をメタバースと呼ぶようになっています。
メタバースが注目を集めるのはなぜ?
2020年に新型コロナウイルスが流行したことによって、バーチャル空間で気軽に大人数で集まれるメタバースはゲーム業界のみならず注目が集まりました。スマートフォンの普及やSNSが幅広い世代に普及したことも、メタバースが浸透しやすくなった要因だといわれています。また、アメリカのFacebookでは以下のように語られています。
ザッカーバーグ氏も「我々はソーシャルメディア会社よりメタバースの会社として見られるようになる」と語っていて、メタバースへ移行する姿勢を社名の変更で表すものとみられる。引用:Yahoo!JAPANニュース
2021年8月に、Facebookは「Horizon Workrooms」と呼ばれるVR専用のワークスペースを発表しました。今後、Facebookは、仮想空間のワークスペースを拡大させていく方針であることが、上記のインタビューからもわかるでしょう。
メタバースによって実現すること
メタバースの実現により、仮想空間でさまざまなことができるようになります。たとえば、ビジネスであればメタバースを取り入れることで、より臨場感のあるリモート会議、商業活動ができます。また、メタバース上においても近年注目を集めているNFT(デジタル資産)の活用が進んでおり、ネット上にあるコンテンツ、土地、アイテムなどの売買が行えるようになりました。
コミュニケーションにおいては、仮想空間の中で臨場感のある出会いや、おしゃべりができるようになります。メタバースはデジタルによる仮想空間なので、ゲームに組み込むことでリアリティのあるゲームが楽しめます。他には、メタバースを活用してバーチャルライブをすることで、コロナ禍でも臨場感のあるライブを安心して楽しめます。
メタバースが注目されている理由
メタバースが注目される理由のひとつに、新型コロナウィルスの影響で対面コミュニケーション、イベントが開催できなくなった背景があります。コミュニケーションやレジャーのあり方をオフラインからオンラインに変えざるを得なくなった状況において、メタバースの技術はリアルに近いコミュニケーションをオンライン上で活用できることから、多くの人々や企業の間で注目を集めています。
メタバースとVRの違いとは?
メタバースがインターネット上に存在する仮想空間であるのに対し、VRは仮想空間を現実と同じように感じられるデバイスのことを意味しています。VRはバーチャルリアリティーの略で、「仮想現実」とも呼ばれており、映し出された映像内で操作して遊ぶゲームやエンターティメントのことを指します。メタバースは「meta(超越した)」と「universe(宇宙)」から作られた造語であり、主に仮想空間と現実社会を組み合わせたサービスを意味しています。
メタバースがVRと違うのは、VRはあくまで1人で体験するものであるのに対し、メタバースは仮想空間を通じてさまざまな人々とコミュニケーションを取ることができます。
メタバースに親和性のあるゲーム3選
国内外で楽しまれているゲームには、メタバースに親和性があるものが多く存在します。VRのゲームだけではなく、スマートフォンで気軽に楽しめる「Pokémon Go」もメタバースの一端だといえるでしょう。ここでは、メタバースに親和性のあるゲーム3選を紹介します。FORTNITE
バトルロイヤルゲームであるFORTNITEは、2020年にユーザー数が3億5,000万人を突破したゲームとしても有名です。戦闘モードで対戦を楽しむだけではなく、米津玄師のようなアーティストとのコラボイベントも開催される「パーティロイヤルモード」や、自由に島を作れる「クリエイティブモード」などもプレーできることが魅力です。これらのモードはユーザー同士のコミュニケーションの場となっており、FORTNITEが全世界で急拡大した要因ともいえるでしょう。また、ゲーム内で課金することも可能ですが、ゲーム自体は無料で楽しむことが可能です。そのため、低年齢層からも親しまれるゲームとして定着したことが考えられます。
マインクラフト
ブロックで自由に、自分だけの世界を構築できるのは、マインクラフトです。チュートリアルが存在しないマインクラフトでは、自分自身で世界を切り拓くことが求められます。子どもの自由な創造性を育めるゲームであることから、近年では教育現場でも導入されています。採掘・冒険・建設・牧畜の4つの要素が楽しめるマインクラフトは、オンラインマルチプレイもできます。フレンド登録すれば、ワールドに友達を招待することも可能です。お互いのワールドを共有しながら、新たな楽しみ方が発見できるのもマインクラフトの魅力でしょう。
あつまれ どうぶつの森
2020年にNintendo Switchからリリースされたあつまれ どうぶつの森は、コロナ禍に大流行したゲームの1つです。のんびりとしたスローライフが楽しめるため、家族や友達と楽しみやすいゲームとして広まりました。インテリアやDIY、島の開発など、ゲームをプレイする人によってさまざまな楽しみ方ができることも、あつまれ どうぶつの森が人気を集めている理由だといえるでしょう。米大統領選で、ジョー・バイデンが選挙活動として島を公開したことでも世界的に注目を集めました。また、ValentinoやMarc Jacobsのような有名ブランドが「マイデザイン」を公開したことも、世界にゲームを広めた要因とされています。
メタバースを利用するうえでの注意点
メタバースのユーザー数は右肩上がりに増え続ける一方、仮想空間には依存性があると心配の声も上がっています。そのため、幼い子どもがメタバースに触れる際には、保護者と共にルールを決めておくなど、適切な利用方法を模索する必要があります。子ども同士のコミュニケーションツールともなり得るメタバースは、利用を制限するだけではなく、メリットやデメリットも含めて理解を深めることが重要です。