(取材)制作会社の“現場主義カリキュラム”でWebクリエイター転職を実現!デジタルハリウッドSTUDIObyLIGの強みに迫る

(取材)制作会社の“現場主義カリキュラム”でWebクリエイター転職を実現!デジタルハリウッドSTUDIObyLIGの強みに迫る
Webクリエイターを育成するスクールは多く存在しますが、卒業しても就職できるのか、現場で通用するレベルになれるのか不安ですよね。個性的なセンスを求められるイメージもあり、クリエイターへの憧れがあっても躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。

そんな不安を解消するべく“現場ゼロ距離”の環境で、超実践的な学習を提供するのがデジタルハリウッドSTUDIObyLIG、通称「デジLIG」です。デジLIGはWebデザインやプログラミング、動画制作などのWebクリエイティブを幅広く学べます。

運営しているのは、Webデザインアワードを多数受賞しているWeb制作会社の株式会社LIGです。今回はデジLIGの事業企画、運営をおこなうデジタルエデュケーション部マネージャーの林隼平さんに、他のスクールにはない強み、現場が求めるクリエイター像、そして初学者からクリエイターとしてのキャリア形成についてお話をうかがいました。

株式会社LIG DX事業本部 デジタルエデュケーション部マネージャー 林隼平さん

「制作会社だから提供できる」デジLIGを受講するメリット

ー制作会社であるLIGが、スクール事業を始めたきっかけを教えてください。

「求めているレベルのクリエイターを、自社で育成できないか」と考えたのが、最初のきっかけでした。当時はWeb制作会社としてクリエイター不足を痛感するシーンが多く、採用も難しい状況が続いていたんです。スクールを運営してLIGのノウハウや考え方を習得した卒業生を輩出できれば、LIGのカルチャーにもフィットしたレベルの高いクリエイターを採用できると考えました。

より良い学習を提供するために、デジタルクリエイティブ関連のスクールを多数運営してきた実績のあるデジタルハリウッドと業務提携をして、スクール事業を開始したのが2016年1月です。

一番最初に開校した上野校


ー教育機関として歴史を重ねてきたデジタルハリウッドと、制作会社であるLIGがコラボレーションすることの強みとは?

ベースとなるカリキュラムはデジタルハリウッドと同じですが、デジLIGではそこにLIG独自の授業や講座をプラスオンして提供しています。LIGのデザイナーやマーケター、外部講師による特別授業や、実際のOJT方式で実施する「LIG直伝!即戦力デザイン集中講座」など、制作会社が運営するスクールだからこそ提供できるコンテンツばかりです。

LIGの仕事に挑戦できる「社内制作課題コンペ」に参加すれば、現役デザイナーから直接フィードバックをもらえる機会もあります。現場視点を養える実践的なカリキュラムを“現場ゼロ距離”で学習できる点が、デジLIGを受講するメリットです。


なお、デジLIGでは実際に手を動かし、つくりながら学ぶことを重視しているため、受講期間の6ヶ月のうち、後半の3ヶ月は実践に振り切って学びます。

ー制作会社が運営するスクールならではのメリットが満載ですね。現場視点を養うことで、技術以外に身につくスキルもあるのでしょうか?

プロのクリエイターとしての考え方、現場での立ち回り方が身につきます。実際に仕事としてクリエイティブを発揮するには、つくる技術だけではなく、クライアントの要望を汲み取るための想像力や、チームでの制作を円滑におこなうためのコミュニケーション能力も必要です。

デザインをはじめとするWeb制作領域で、クリエイターが担う本質的な役割をしっかり理解しておくと、入社後にギャップを感じることなく活躍できるでしょう。卒業後もしっかり現場で通用するクリエイターを育成するために、LIGでは実践的な学習による現場感覚の習得を重視しています。

クリエイターにセンスは必要ない?

ークリエイターには若い感覚やセンスが求められるイメージがありますが、入会のきっかけや年齢層など、デジLIGの受講生の傾向を教えていただけますか?

「学生時代に好きだったことや特技を活かして、もっと楽しく仕事がしたい」というデザインやものづくりが好きな方、「子育てと両立するために家で仕事がしたい、海外でも収入が得られる仕事がしたい」といった、働き方を変えたい方の2パターンが多い印象です。


年齢層としては、比較的若い受講生が多いスクールだと思いますね。20代が6割、30代が2割を占めていて、10代や大学生の受講生もいます。とはいえ60代の受講生もいらっしゃいます。最新の流行や情報をキャッチアップする姿勢は必要だと思いますが、若くなければクリエイターになれないということはありません。

ー若さと同じように、センスもクリエイターの必須条件ではないのでしょうか?

センスも同じですね。飛び抜けて優れたセンスや独創的なアイデアを持っていなくても、絵が描けなくても、クライアントの視点に立つための想像力と情報設計のスキルが身についていれば活躍できるチャンスは大いにあります

ただ、向き不向きというのはありますし、受講の目的がクリエイターになること自体ではなく、年収や働き方を変えたい方の場合は、いろいろな選択肢を提示してアドバイスしています。


実際にデザイナーを目指して入会を検討していた方が「ディレクターやマーケターのほうが面白そうだな」と感じて方向転換する場合もあります。さまざまなコースや講座があるので、個別説明会でお話を聞いたうえで最適なご提案をさせていただきます。

ー現場レベルの実践的なカリキュラムや、さまざまな講座がある点はとても魅力的ですが「内容が濃いとついていくのが大変で、挫折してしまうのではないか」と不安になる方もいらっしゃると思われます。デジLIGにはどういったサポート体制があるのでしょうか?

毎月の目標や進捗を記入する管理シートがあり、それをもとに毎月面談をおこなっています。今の状況を共有し、感じている問題を解決することが目的です。面談以外でも、学習相談フォームからいつでも相談ができます。

各教室には現役クリエイターとして活動するトレーナーが常駐しているので、わからないところはすぐに質問ができますし、オンライン学習でもSlackからいつでも質問や相談が可能です。

自主性や行動力を養っていただきたいので、こちらから積極的に干渉するケースは少ないですが、動画教材は視聴管理ができるため、視聴が進んでいない方には様子を見て声をかけるようにしています。

業界の厳しさもしっかり伝える!リアルで手厚い転職サポート

ーデジLIGはオンラインと教室への通学、または併用での学習も可能とうかがっています。動画教材で学習をして、質問をしながら進めていくのが基本的な学習スタイルであれば、オンラインを選択する方が多いのでしょうか?

オンラインだけという受講生は少ないですね。オフラインの場合、ちょっとした雑談から有益な情報を得られたり、受講生同士でモチベーションを高め合えたりといった、学習以外にも享受できるメリットが大きいんです。

そういった拡張性がオンラインではどうしても少なくなってしまうので、デジLIGとしても「現場に通おう」というスローガンを掲げて、週1回以上は教室への通学を推奨しています。

通学+オンライン型が一番人気の通い方だそう


ただ、遠方にお住まいの方や、お仕事をされている方だと難しい場合もあるので、もちろん通学は強制ではありません。オンラインだけで学習して、希望の業界に就職している方もいらっしゃいます。

ー自分のライフスタイルに合わせて選択できるのはいいですね。卒業後の進路はさまざまだと思いますが、フリーランスのクリエイターとして活動している受講生もいらっしゃいますか?

卒業してすぐにフリーランスになる方や、一度企業に転職や就職をしてから、より自由な働き方を求めてフリーランスに転身する方もいらっしゃいます。クリエイターの働き方を大きく分けると、受託制作会社、インハウス、フリーランスの3つです。私がデジLIGで授業をする際はそれぞれの働き方のメリット・デメリットを細かく解説して、Web業界全体の現実について赤裸々にお伝えしています

クラウドソーシングなどを利用すれば、実務未経験からフリーランスとして活動するのは不可能ではありませんが、最初の数年間は本当に厳しいです。それでも事情や目標があってフリーランスを目指す方には営業の方法や仕事上の注意点などのアドバイスをしています。


しかし、私としては一度は就職して成長できる環境に身を置いて、その会社から退職後も仕事をもらえるようなルートづくりや人脈づくりをしてからフリーランスになる方法をおすすめしたいです。

ー受講生たちが後悔しないキャリアを選択できるように、厳しい現実についてもしっかりお伝えしているんですね。フリーランスではなく転職や就職を選択した場合は、どのようなサポートをしていただけるのでしょうか?

もっとも力を入れているのは、ポートフォリオの制作サポートです。企業の求めるレベルに到達するまで、マンツーマンで添削・アドバイスを繰り返しおこないます。業界の採用基準を熟知した制作会社だからこそ、履歴書や経歴書の添削サポートや面接対策も万全です。これらの転職サポートは卒業後も無期限でおこないます。

「ポートフォリオや書類をつくっても、就職先企業が見つかるか不安」という方もご安心ください。未経験のクリエイター転職に強いエージェントと提携していますし、「デジLIGの卒業生を採用したい」と声をかけてくださる企業も多いです。

LIGにインターンとして入社し、そのまま正社員になった卒業生や、数年間経験を積んでからデジLIGのトレーナーとして戻ってきてくれた卒業生もいますよ。

キャリア形成の基盤づくりに伴走!

ーIT人材、デジタル人材が大幅に不足している現代においては、実務未経験のスクール卒業生でも就職はしやすいのでしょうか?

私は4年前からデジLIGのスクール事業に関わっているのですが、当時に比べると受け入れる体制は広がっていると感じています。どこの会社もクリエイターが不足していて、育成を前提として実務未経験者を採用する流れがきていると思います。

そうはいってもやはりシビアに考える企業も多く、即戦力として通用するマインドセットやスキルは必須です。

ー受講生の段階で「クリエイターに向いているな」と感じる方の特徴はありますか?

まわりを巻き込む力のある方、行動力のある方ですね。巻き込む力は、クライアントや同じチームのクリエイターと、一丸となってものづくりを推進できる力です。受講生の段階ではクライアントの視点やチームメンバーの存在を意識せずに制作している方もいらっしゃいますが、制作物の全体像を理解して取り組んでいる受講生は、成果物のクオリティが格段に違います


行動力のある方は、カリキュラムに受け身にならずに自分から学びにいくので、どんどん成長します。課題以外でも自主制作をしてフィードバックをもらったり、気になることはすぐに質問したり、与えられた環境と時間をフル活用して成長できる方はクリエイターに向いていると感じますね。

ー最後にWebクリエイターを目指す方に向けて、メッセージをお願いします。

受講生が在籍する6ヶ月は、キャリア形成の基盤作りをする期間だと考えています。デジLIGの強みは、現役クリエイターの仕事やキャリアに対する考え方、最新の業界事情や流行を早い段階でキャッチアップできる、現場とゼロ距離の環境です。

この環境で得た技術以外の学びが、5年後10年後のキャリア、スキルの伸び率に大きく関わっていくでしょう。在籍中の6ヶ月間、そして卒業後も受講生のキャリア形成に伴走し、クリエイターとして活躍できるようにサポートしていきます。デジLIGで、Webクリエイターへの第一歩を踏み出していただければ嬉しいです!

プロの視点、現場感覚を持ったWebクリエイターを育成!デジタルハリウッドSTUDIObyLIG

デジタルハリウッドSTUDIObyLIGは、プロの視点と現場感覚を習得できるWebクリエイタースクールです。Webデザイナー専攻コースをベースに、WordPressやPHPなどのコーディング技術や動画編集といった、さまざまなWebクリエイターを養成する講座があります。

コース名 Webデザイナー専攻 
料金 分割:5,400円(税込)〜
一括:495,000円(税込)
受講期間 6ヶ月
受講スタイル オンライン+通学型
身につくスキル デザインの基礎原則/デザインの企画提案/Webサイトの構成/オリジナルWebサイト制作/レスポンシブデザイン/Illustrator/Photoshop/Adobe XD/HTML/CSS/JavaScript/jQuery/名刺/バナー作成/画像加工/画像切り取り/サイト作成の流れ/デザイナーのためのフォント概論 / Web概論
質問対応体制 オンライン・オフライン での質問(無制限)
各種サポート 転職サポート/メンターサポート/ソフトの特別価格購入/コワーキングスペース無料利用
教室所在地 上野/池袋/大宮/北千住/川崎/町田

今後ますます発展していくWeb業界でクリエイターとして活躍を目指すなら、まずはデジLIGの個別説明会に参加してみませんか?自分に最適なコースやキャリアプランの相談にも乗ってもらえますよ。デジLIGの個別説明会は、下記のオレンジ色のボタンからお申し込みいただけます。
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