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(取材)RUNTEQ(ランテック)|未経験から現場で活躍できるエンジニアへ。1,000時間/9ヶ月の超実践型プログラミングスクール

長年続くIT人材の不足。中でもエンジニアは、給与が高かったり、自由な働き方ができたりと、魅力的に感じる人も多いでしょう。

RUNTEQ(ランテック)1,000時間/9ヶ月の学習で、未経験からでも現場で活躍できるレベルに到達できるスクール。受託開発企業が運営するスクールならではの、自走力をしっかりと身につけられるカリキュラムが特徴です。


手厚い学習サポートや転職サポート、受講生/卒業生向けコミュニティといった学びの環境が整っており、効率的な学習や満足度の高い転職につながったという口コミも多いのが魅力。

今回は、RUNTEQを運営する株式会社スタートアップテクノロジー代表取締役社長兼エンジニアの菊本 久寿さんに、カリキュラムのこだわりからスクールの魅力まで、お話を伺いました。

株式会社スタートアップテクノロジー代表取締役社長兼エンジニアの菊本 久寿さん

未経験でも活躍できる人材を。人材育成ノウハウを活かしたスクール開校を決意

—RUNTEQを開校されたきっかけや、当時感じていた業界への課題感などを教えてください。

RUNTEQは2019年8月に開校したスクールで、ちょうど4周年になります。運営母体は、スタートアップ向けに月額制での受託開発をしているスタートアップテクノロジーです。

弊社を創業した2014年ごろ、僕はさまざまなスタートアップのCTOや技術顧問を担っていましたが、費用的な問題からエンジニアを採用できないスタートアップがあることに課題を感じていました。開発が進まないために動けないスタートアップを見て、「開発を手伝うことでドライブさせたい」という思いを持ち、創業に至ったのです。

スクールを開校したのも、同じ理由です。業界内でエンジニアの争奪戦が起こっている中で、未経験でもちゃんと活躍できる人材を育てて母数を増やせば、スタートアップが大きく成長する一助になるのではという考えでした。

—スタートアップは、プロダクトそのものが良くなければ立ち上げが難しく、開発力のあるエンジニアが必要かと思うのですが、そこにはどのような課題をお持ちでしたか?

以前からプログラミングスクールはたくさんありましたが、採用側から見ると、スクールを卒業していても、最低限の採用基準を満たしていない方が多かったのが正直なところです。

例えば、常に指示を待っていたり、調べもせずになんでも聞いてしまったり。エンジニアは自分で調べて自分で成長していくのが基本ですから、厳しいようですが、学校の勉強のように受動的な姿勢の方は、仕事の現場では通用しません。

そこで、最低限の採用基準を満たせるスクール、もっと言えば、開発会社の弊社が採用したいレベルの人材を育てられるスクールであれば、他の企業も未経験者の採用に前向きになってくれるのではと考えました。

—なるほど。ただ、未経験から実務レベルへ育成するとなると、指導する側にもそれなりの工夫が求められそうですね。

コツは、タスクの粒度を細かくし、スモールステップで積み上げることです。こうして学べば無理なく成長していけることは、弊社の過去の取り組みから分かっていました。

というのも、弊社は以前、クラウドソーシング事業を展開していたんです。クラウドソーシングにおいては、企業から受けた仕事を細かなタスクに分解し、ワーカーさんに受けていただきます。そして、このやり方を続けていくと、ワーカーさんがどんどん成長していくんですよね。

最初は細かな粒度のタスクにしか携われなかった方も、少しずつ経験を積んでいくと、抽象的なタスクにも取り組めるようになりました。このノウハウを詰め込んだカリキュラムを作れば効率的に人材を育成できるんじゃないかとひらめいたことも、スクール事業を立ち上げたきっかけのひとつでした。

実務レベルを目指せる1,000時間/9ヶ月間のカリキュラム。新機能も追加で、より学びやすい

—RUNTEQの受講生は、どのような属性の方が多いですか?

20代半ば〜後半ぐらいの方がボリュームゾーンです。女性も多く、だいたい30〜40%ほどが女性ですね。

目的としては、ご転職目的の方が9割以上を占めます。卒業後に転職された方の年収は、未経験から1年目でだいたい350万円ぐらいが中央値です。300万円を切ることはないですね。

(コエテコでは、卒業生や卒業生を採用した企業にも取材!RUNTEQの学びや卒業後のご活躍について、詳しく伺っています。)

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—RUNTEQの一番の特徴はどこでしょうか?

一番の特徴は、受講期間・時間の長さです。1,000時間のカリキュラムを9ヶ月間かけてこなした上で就活に取り組んでいただくので、全部でおよそ1年ぐらいかかります。


カリキュラムは、弊社が「こういった技術・知識がある人を採用したい」と思う基準で作成しています。細かい指示からだんだん粗くしていくイメージで進み、最終的には入社後に最初に取り組むタスクをこなせるレベルに到達できるのが、当校の大きな強みです。


—1,000時間を9ヶ月でとなると、1日3〜4時間の勉強時間。働きながらだと難しいようにも感じますが、みなさんどのようにこなされるのでしょう?

朝活や土曜・日曜などの休日で進めるなど、学習を習慣化させている方が多いです。また、受講生のうち半数ぐらいの方々が、受講中にお仕事を退職してフルコミットで取り組まれます。

ただ、私たちとしては退職は推奨していません。収入面に不安があると就職活動に焦りが生まれ、自分に合う会社を選びにくくなくなってしまうためです。余裕を持って就職活動に取り組むためにも、収入は途絶えさせない方が良いとお伝えしています。

—学習のサポート体制についても教えていただけますか?

弊社は開発会社ということもあり、RUNTEQ内で使用するアプリケーションの開発にも、かなり力を入れています。コードレビューをシステムで自動化した自動プログラムチェックシステムや、最近ではChatGPTを用いて過去の質問をベースに回答する機能も開発しました。

まずは、自動プログラムチェックシステムです。一般的なスクールでは人がレビューをすることが多いですが、人が介入することによって待ち時間が発生してしまったり、クオリティがばらついたりします。そこで、どの時間帯でも学習できて、一定以上のクオリティをクリアできるように、コードレビューを自動化しています。


続いてはChatGPTの自動回答機能です。ChatGPTは、仕事に活用するエンジニアも多いですし、スクールでも受講生に使っていただきたいと考えて開発しました。受講生からも好評で、使えば使うほど精度が上がっていく仕組みなので、精度もよりいっそう高まってきています。AIが相手だと心理的にも質問しやすく、AIとの共存という次の時代に進む援助にも繋がると考えています。

また最近は、技術面談のシステムも大きく変更しました。以前は月2回までとしていましたが、月末まで機会を取っておく方が多かったんです。そうなると月末に面談が集中し、予約が取れなくなる方もいらっしゃいました。もっと気軽に面談の機会を提供したいと思い、受付システムを作り1日1回技術面談ができるようにしました。

コミュニティやイベントでモチベーション維持につなげる

—盤石なサポート体制で安心ですね。ただ、本気度が高いカリキュラムだと挫折しないか心配になりますが、卒業率はどのぐらいでしょうか?

場合にもよりますが、だいたい6〜8割ぐらいです。卒業まで至らない要因としては、「RUNTEQコミュニティ」に積極的に参加されていないことかと考えています。RUNTEQでは受講生同士の交流を促す仕組みがあり、それをRUNTEQコミュニティと呼んでいます。

RUNTEQコミュニティに参加されている方は、卒業率が高いんです。やはり、1,000時間/9ヶ月となると、どうしてもドロップアウトしてしまう確率が他のスクールよりも高くなってしまうのですが、話せる人や友達がいることで、挫折せずに戻ってくる方も多くいらっしゃいます。

—仲間がいる安心感は大きいですね。RUNTEQコミュニティについて、詳しく教えていただけますか?

RUNTEQコミュニティは力を入れているところで、クラス制度学習バディ制度があります。同じ入学月の方が集まるので、交流もしやすいかと思いますよ。

クラス制度は、本当の学校のクラスのように1クラスだいたい30〜40人で設定し、月1回のホームルームを開催しています。そこで、学習したり、ポートフォリオや就職活動の講義を受けたりします。学習バディ制度は、3人ひと組となり、お互い助け合いながら学習を進めていく制度です。

受講生同士の交流も生まれていて、夜な夜な雑談している方もいるほどです。リアルでのつながりも多く、受講生同士で名古屋や大阪、札幌、福岡、岡山など、オフラインでのもくもく会兼飲み会も頻繁に開催しています。

コミュニティでは、イベントも開催しています。講師によるイベントは、Webアプリアイデア相談会や、ゆるアドバイス会などがあります。受講生主催のイベントも毎日実施していて、最近はもくもく会が流行っていて、たいへん盛り上がっています。

ほかにも、みんなの前での発表練習を目的としたLT会も開催しています。おすすめ映画LT会のような、趣味をテーマとしたものもありますよ。


なお、RUNTEQコミュニティでは「こういった行動を推奨している」という内容を、「RUNTEQ CREDO」として定義しています。ガイドラインも策定し、場合によってはコミュニティマネージャーが注意や警告をしますので、トラブルが起こりにくく、健全なコミュニティになっていると思います。

RUNTEQ CREDOのWebエンジニアに必要な5つのカルチャー

書類通過率70%超!就職実績多数の盤石な転職サポート

—RUNTEQでは、どのような転職サポートを受けられるのでしょうか?


エージェントと同様、自己分析、書類添削、面接練習といったサポートをしています。転職に関するノウハウは、YouTubeチャンネルでもたくさんご紹介していますので、ぜひご覧ください。

(RUNTEQのYouTubeチャンネルでは、菊本さんがエンジニア転職ノウハウやについて情報発信されています!)

また弊社では、独自で契約している企業もあり、卒業生の就職実績も豊富です。契約前にはフィルターをかけていて、エンジニアとしてのキャリアや実績を積めないような企業をご紹介することはありませんので、ご安心いただけると思います。

受講生と企業のマッチングも精度が高く、書類通過率は70%を超えています。通常は未経験ですと、数十社に書類を送ってやっと1社面接にこぎつけるという世界ですが、弊社では確実に面接までいけるぐらい、丁寧に取り組んでいます。

面接は、通常の面接と技術系の面接の2パターンを練習します。企業にとって、たくさんの応募書類を見たり面接をしたりするのは負担なんです。採用担当者が知りたい情報を適切に伝えられるよう、書類や面接の内容もしっかりとチェックしています。このようなサポートは、一般的なエージェントよりも高いクオリティとなっていると自負しています。

卒業生の就職実績


学歴や職歴に自身がない方も、ポートフォリオのクオリティを上げるなど、やり方次第でカバーできますのでご安心ください。また、コミュニケーションが苦手だとおっしゃる方のほとんどは「ただ話し慣れていないだけ」というパターンですので、RUNTEQコミュニティを活用し、たくさん話す練習をしていただけたらと思います。

—ちなみに、世の中的には「エンジニアになれば、高い給与がもらえたり、リモートワークができたり」というイメージがありますが、実態はどうでしょうか?

平均より給与は高めではありますが、最初から高いわけではありません。ただ、業界を見続けてきて「給料が上がるスピードが非常に早い」と思います。3年から5年ぐらいでリードのエンジニアに上がることができて、年収が一気に100万円以上アップすることもめずらしくありません。

またリモートワークについては、コロナ禍を経てだいたい週2〜3回程度の出社としている企業が多い印象です。場所というよりもフレックスタイムを利用できるような、時間の融通を利かせられるイメージが近いかと。

このように、いろんな意味で居心地が良いと感じる方が多い職業だと思いますね。

スキルアップ・キャリアアップのために「どれだけ楽しく学習できるか」を追求。キャリア相談会も開催中!

—質の低い情報商材やスクールも中にはあるかと思うのですが、良質なスクールを見分けるポイントを教えていただけますか?

「簡単にスキルが身につく」「誰でもエンジニア転職できる」と謳っているスクールもありますが、いわゆるSESやインフラエンジニアの企業を紹介されるケースがほとんどです。

もちろん、そういった企業が良くないわけではありませんが、Web系エンジニアとの違いを理解しないまま就職してしまうと、思い描いた「エンジニア」としてのキャリア形成が難しくなってしまいます。

それを防ぐには、スクールの母体となる会社の実態を見ることが大きなポイントです。母体の企業が展開している事業を見ることで、その企業の「色」が見えてきます。スクールも、その色に近づいた内容となっている場合が多いです。

例えば、フリーランスエージェントの事業をされている企業だとフリーランス寄りのスクールに。SESの事業であれば、SES寄りのスクールとなってきます。良いスクールというより、自分に合うスクールを見分けるために、その企業の実態を見ていただくのが一番かと思います。

—最後に、ITスキルを身につけてキャリアチェンジをしようと努力する方に向けて、メッセージをいただけますか?

エンジニアは技術を手段に仕事をするわけですが、カルチャーとして「技術を楽しむ」「仕事を楽しむ」という方が多い世界です。

「好きこそものの上手なれ」と言いますが、やはり楽しんでおられる方のほうが、スキルアップやキャリアアップをするスピードも早いんです。これからITスキルを身につけようとする方も、「勉強しよう」ではなくて、楽しみつつ遊びの延長のような形で学んでいただくと、より身につくスピードも速くなるかと思います。

RUNTEQとしても、「どれだけ楽しく学習できるか」を考えて、工夫をこらしています。楽しんで学習したい方、成長したい方をしっかりと応援できるスクールとなっておりますので、ご興味のある方は、ぜひ当校にお越しください!

随時、無料キャリア相談会を実施していますので、お申し込みお待ちしております!

RUNTEQ(ランテック)|1,000時間/9ヶ月の学習で求められるWebエンジニアへ!

RUNTEQ(ランテック)は、1,000時間/9ヶ月の学習に取り組むことで、現場で求められるWebエンジニアを目指せるスクールです。


受託開発企業ならではの超実践的なカリキュラムが特徴で、自動レビュー機能やChatGPTによる質問回答、1日1回の技術面談など、手厚い学習サポート体制。さらに、受講生同士で交流できるコミュニティもあり、9ヶ月という長丁場におけるモチベーション対策も万全です。

Webエンジニア転職コース Ruby on Rails専攻は厚生労働省が認定した専門実践教育訓練給付制度の対象講座に認定され、受講料の最大70%が給付されます。* 
* 2023年10月1日以降に、Webエンジニア転職コース Ruby on Rails専攻のご受講を開始される方が当制度の対象となります。

コース名 Webエンジニア転職コース
学習期間
  • すきま時間活用形:働きながら9ヶ月(就活期間を除く)
  • 短期集中型:最短5ヶ月(就活期間を除く)
受講料金 550,000円(税込)→給付金利用で165,000円(税込)

就職サポートも魅力の一つで、Web系開発会社への内定率は98%。未経験からのエンジニア転職に不安を抱える方も、がっちりとサポートを受けられます。

スクールが気になった方は、まずはキャリア相談会に参加してみてはいかがでしょうか?
RUNTEQのキャリア相談会はこちら!

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