その将来性から転向する人も増えているWebマーケターですが、どのような仕事なのでしょうか?そして、未経験からのチャレンジでも転職先で活躍できるものなのでしょうか。
今回はWebマーケティングスクール「マケキャンbyDMM.com」を卒業され、株式会社CyberACEで活躍しているWebマーケター3名と、CyberACE 人事担当である柏原さんにインタビューを行いました。
「未経験からのスクール卒業でも、転職先で活躍できる?」
「Webマーケターという仕事のやりがいは?」
などなど、これからWebマーケターにチャレンジする方が気になるポイントについて本音で語っていただきました!
CyberACEでスクール卒業生を採用するねらい
まずお話を伺ったのは、株式会社CyberACEの人事担当である柏原さんです。近年のWebマーケター採用の動向や、CyberACEがスクール生を採用したねらいについてお話しいただきました。
顧客リテラシーが高く、知識や実力が問われる事業
ー本日はよろしくお願いいたします。まず、御社ではどのような事業を展開されているのでしょうか。私たち株式会社CyberACEでは、インターネット広告事業をメインとしたサービスを提供しています。CyberACEはマーケティング領域において国内トップシェアを誇る株式会社サイバーエージェントの子会社で、サイバーエージェントが大手企業との協働をメインとする一方、弊社は全国各地の中堅企業やスタートアップ企業を顧客としたマーケティングソリューションを提供しています。
弊社のお客様はリテラシーやコスト意識が高い方が多いので、弊社のコンサルタント/マーケター側には高い知識が求められます。社長やプロジェクトの責任者と直接やり取りをする機会も多いですし、ときには一般の代理店よりも知識のある一流マーケターが担当者というケースもあります。制作スキルはもちろん、コストパフォーマンスも問われる中で、いかに結果を出していくかが試される組織だといえます。
スクール卒業生や新卒採用も積極的。評価のポイントは「意欲」
ー未経験からのスクール卒業生は、経験値のうえでは「これから」な人材ですが、あえてその層を採用されている理由はなぜでしょうか。前提として、会社が成長していくには優秀な人材の確保が必要になります。しかしそのすべてを経験者の中途採用でまかなうことは難しいですから、Webマーケティングの経験がない方でも、意欲の高い方であれば前向きにお迎えしたいと考えております。
その中で、スクール卒業生の採用においては、本人の自己研鑽意欲の高さに期待している側面が大きいです。とりわけマケキャンのカリキュラムは客観的に見ても厳しめですし、学費も決して安くはありません。この学習期間を乗り越えてきた人なら、入社後のスキル向上にも意欲的に取り組んでくれるのではないかと判断しました。
ー今持っているスキルだけでなく、意欲や態度、伸びしろも評価ポイントになるのですね。
そうです。なおかつ弊社の場合は、社内の研修体制にも自信がありました。「スクールで基本的な知識や思考のフレームワークさえ身につけてもらえれば、あとはこちらで育てます」と言えることが、未経験者の採用にも前向きな理由です。
マケキャン卒業生が大活躍!たった1年で昇進も
ーそして実際に、マケキャンの卒業生を今回の3名含め11名も採用されたそうですね。入社後の活躍ぶりはいかがでしょうか?やはりマケキャン卒業生の意欲と行動力はずば抜けていますね。意欲の高さには面接の時点でも驚かされていましたが、入社後のキャッチアップも速く、期待通りの活躍をしてくださっています。実は他校からも人材紹介を受けたことがあるのですが、実際に採用まで至っているのはマケキャンの卒業生のみですね。
成長速度が速いのは、入社時からやりたいことが明確なためでもあると思います。「動きが違う」と言いますか、1年でリーダーに昇格した社員もいるほどです。しかも本当に人柄がよい人ばかりで、一生懸命な姿勢にこちらも胸を打たれますね。
ーさすがマケキャン卒業生、スタートダッシュも速いですね!それでは、マケキャン卒業生のみなさんにもお話を伺っていきたいと思います。
マケキャン卒業生3名のキャリアストーリーとは?
次にお話を伺うのはマケキャン卒業生の3名。それぞれ全く異なるバックグラウンドを持つみなさんですが、現在はCyberACEの新規事業や組織づくりにも取り組む活躍ぶりだとか。3名はどのような経緯で転職を決めたのか?なぜマケキャンを選んだのか?そして、現在の仕事に対する思いのほどは。気になるキャリアストーリーについて、思いのままに語っていただきました。
(ライター):
早速、みなさんの経歴をお伺いしてもよろしいでしょうか。
田中さん(仮名):
私はもともと、小学校教諭として3年半勤めていました。教諭だったころは「先生」としての体裁を気にしながら過ごしていた部分があり、「1回きりの人生、もっと楽しんで色々なことに挑戦したい」と思ったのが転職のきっかけになりました。
キャリアチェンジを意識した当初は、趣味の「漫画」に関する仕事も検討していたのですが、正直なところ何から始めれば良いのか分からず……。いろいろな道を模索する中でWebマーケターという仕事があることを知り、マケキャンに入会して勉強し始めました。
齋藤さん:
私はもともと、インフラの業界で法人営業として4年ほど働いていました。仕事は安定していたものの、自分の業務でどれくらいお客様に貢献できているのかが分かりづらい面があって。「私の20代、このままでいいのかな」と物足りなさを感じるようになりました。
そこで新たな道を探すうちに、自分の貢献度が数字で確認できるマーケターという仕事が魅力的に思えたんです。WebデザイナーやWebライターなど、隣接領域の仕事に就くことも考えましたが、こうした仕事も結局はマーケティングのために行われることが多いので、ビジネスの全体像を把握するならマーケターだと思いました。
中島さん:
僕は新卒から2年間、SIerでシステムエンジニアとして働いていました。僕が抱えていたモヤモヤは、売り上げのインパクトが見えるまでに時間がかかること。とくに大型のクライアントだと、システムの導入に1年以上かかることも多く、自分の努力がどのくらいの効果を生み出しているのか見えづらい状況でした。
葛藤を経たのちに、スピード感のあるWeb広告業界に転職しようと決めました。今日の取り組みが明日ヒットすることもあるような業界なので、より自己効力感を感じられるかなと。
(ライター):
みなさん前職での働き方に不満や迷いが生じたのが転職のきっかけなのですね。マーケティングを学ぶ手段には独学もあれば、他スクールも多数あるなかで、あえてマケキャンを選んだ理由は?
田中さん(仮名):
私の場合はほぼ偶然ですね。「Webマーケティングスクール」の存在さえ知らないままにネットで検索し、マケキャンを見つけたという流れです。「DMM」の文字が目につき、大手企業のネームバリューに安心感を覚えたのを覚えています。
齋藤さん:
現役講師がいるスクールに魅力を感じたことが入会のきっかけです。なおかつマケキャンのLPにも惹かれてしまって(笑)。LPはまさにWebマーケティングにおいて重要な要素なので、ここがしっかりしているのは好印象でした。
そのうえで、マケキャンに関する口コミやSNSの評判もチェックして、「ここなら信頼できそう」と入会を決意しました。
中島さん:
僕の場合は転職がいちばんの目的だったので、転職サポートが充実しているスクールを探していました。業界の基礎知識を学べる点も含めて、マケキャンが圧倒的だったかな。
(ライター):
スクールのサポート内容はもちろん、信頼性も重要なポイントですよね。マケキャンに入会してからはどのように学習時間を確保していましたか?
田中さん(仮名):
私はまだ公務員として仕事をしていたので、仕事が終わってから学習をしていました。
齋藤さん:
私の場合は、お昼休みにも学習していました。けっこうハードでしたね。それに今思えば、マケキャン入会中に現役マーケターさんともっと会話したり質問したりしておけば学習もスムーズだったのではと感じています。遠慮せずにたくさん質問をすればよかったです。
中島さん:
僕は夜や休日を利用して学習していました。率直に言って、仕事との両立はかなり大変でしたね。「仕事を変えたい」という気持ちが強かったからこそ乗り切れた面があります。
マケキャンは受講費も安くないですし、学習内容もハード。「どんな努力をしてでも人生を変えるぞ」という強い意志がなければカリキュラムを完遂できないと感じました。
CyberACEとの出会いで「ここで働きたい!」が明確に
(ライター):人生を変えたい!と感じたときが学習のチャンスですよね。CyberACEに入社された経緯は?
田中さん(仮名):
私は公務員であったことから、一般的な就職活動はしたことがありませんでした。そのため転職活動のイメージが沸かなかったのはもちろん、どのような企業があるのかも広くは知らない状態でした。
しかし、そんな私でもサイバーエージェントという名前は聞いたことがありました。CyberACEはその子会社であると知り、ここでなら何か得られるものがありそうだと思いました。
マケキャン入会中は、他のおすすめ企業も紹介してもらっていたのですが、結局CyberACE一択でしたね。
齋藤さん:
私も、第一印象から「ここしかない」と思っていました。
CyberACEはとにかく全員がプロジェクトをやり遂げる強い意思を持っているんです。説明会の時点でCyberACEならではの前向きなカルチャーというか、サークルのような熱気が性に合っているなとも感じましたね。加えて、充実した育成環境やバックボーンの大きさも魅力的でした。
中島さん:
育成環境に惹かれたのは僕も同じです。僕は色々な会社を受けていたのですが、正直、育成体制が不透明な会社が多いなという印象があったんです。一方、CyberACEでは育成のロードマップを見せてくれて、安心感がありました。
(ライター):
転職活動の時点で、いかにみなさんが意欲や向上心に満ち溢れていたのかが伝わってきますね!ちなみにマケキャンでは、複数の転職先を紹介してくれるのですか?
中島さん:
そうですね。マケキャン側から「あなただったらここが適正ですよ」とおすすめの企業をズラリと紹介してくれます。ただ他にも希望の企業があれば、そちらも相談可能といった感じですね。
新規部署立ち上げ、リーダー就任。仕事内容にも変化が
(ライター):現在はCyberACEの社員として大活躍中のみなさんですが、日々任される仕事のレベルもアップしているのではないでしょうか。CyberACEではどんな場面で満足感を感じていますか?
田中さん(仮名):
最近はTikTok関連の部署に新規メンバーとして加わることになったので、立ち上げの経験をさせてもらっています。どうやって新しい企画を生み出していくんだろうとか、どうやって攻略していくんだろうとか、とにかく学びの毎日ですね。やりたい道に進むために必要なスキルを着実に獲得している最中です。
個人的には他の媒体の性質や傾向をもっと理解して、さらに課題解決のスキルを上げていきたいなと思っていますね。
齋藤さん:
私は前職で4年程働きましたが、CyberACEでの1年の方が内容が濃いと感じるくらい充実しています(笑)。組織として自分が貢献できていることを実感しつつ、自分自身の中長期的な目標に向かって毎日頑張っています。
中島さん:
僕は入社して1年ほど経ちましたが、現在はFacebookコンサルのリーダーという立場で働いています。
はじめの9か月程はプレーヤーとしてFacebookのコンサルに取り組み、顧客の事業を最大化させるために何ができるかを突き詰めていました。しかしリーダーになると、組織の拡大や成果アップなど、今までとは180度異なる視点をもって取り組まなくてはならないことに気づきましたね。これからは、もっと色々な人を巻き込む力も身に着けたいと思っています。
受講時を振り返って、「マケキャン講義のここがよかった」
後半では、マケキャンの卒業生3名にマケキャンでの思い出や、マーケターとしてのやりがいなどをざっくばらんに話していただきました。「時は金なり」、0歳からの振り返り……キャリアと真剣に向き合う時間
(ライター):マケキャンでの受講時を振り返って、心に残ったことなどはありますか?
田中さん(仮名):
学習サポーターの方がおっしゃっていた「タイムイズマネー」という言葉が忘れられないですね。人の時間を奪うことは、その人がお金を生み出す時間を奪うことでもある。つまり、お金を奪ってしまっているのと同じだと。
人に何かをお願いするのであれば、それだけの覚悟を持たなければいけないということを学びました。現在も「業務で人を巻き込んだ場合は、数字にして返そう!」という思いでやっています。
齋藤さん:
私は人生を振り返るシートが印象的でした。0歳から振り返るのですが、最初はよくわからなくて……。ただ、シートを作成してみたら、やっぱり私は人を支援することが好きだし、自分自身も色々なことを体験したい性格なんだという軸に行き着いたんです。これまでの人生で体験してきたすべての出来事が少しずつ影響して、今の自分を形作っているのだと感じました。
もしCyberACEに転職しなかったとしても、考え方がぶれない点は自分の強みになっていたと思います。
中島さん:
マケキャンではマンツーマンの面談や面接対策といったキャリア系の講義が参考になりました。業界理解や職種理解を深めることで市場意識が醸成されました。
さらに言えば、マケキャンのカリキュラム自体が受身だとスムーズに進まないというか、中には挫折してしまった人もいたと思います。やっぱり主体性がある人の方がマケキャンに合っているのだと感じたし、だからこそ転職成功率も高いのかなと思いました。
齋藤さん:
たしかに。やるもやらないも自己責任というか、会社に努めながらどこまでスキルアップできるか、自分の本気を試せる点も好印象でしたね。
(ライター):
スクールに入会したからといって、能動的に学ぶ姿勢を疎かにしてはいけないということですね。ずばり、マケキャンの学びは、入社後の働きにも生かされていますか?
田中さん(仮名):
はい、非常に生かされています。とくに、マケキャンで学んだ「目標にたどり着くためにはどうしたらいいのか」という思考法はすべての業務のベースになっている気がします。マケキャンのサポーターさんとは今も繋がっているので、本当にお世話になっています。
齋藤さん:
マケキャンでは受講時に「長期的な目標」を立てるのですが、そこで定めた理想像に向かって少しずつ近づいていくのを感じます。おかげで想像以上にスピード感を持って仕事に取り組めているので、仕事の満足感も高いです。
また、直接的な影響としては、市場調査やヒアリング、顧客とのコミュニケーションにも基礎知識が活きていると感じています。
中島さん:
マケキャンでは入会から現在まで手厚くサポートしてもらえ、転職サポートもかなり面倒を見てもらったことに深く感謝しています。ただ実際の業務となると基礎知識だけでは難しいので、現在はマケキャンのカリキュラムをベースに、さらに領域を超えて各媒体の運用知識やルールを学んでいます。
お金だけじゃない、マーケターとしてのやりがい
(ライター):最後に、マーケターとしての仕事のやりがいを教えてください。
田中さん(仮名):
私の場合は、好奇心や目標意識が満たされるところにやりがいを感じています。なおかつ市場価値も高い職種なので、最終的には年収アップなどにも期待していますね。いろいろな面で、納得感を持ちながら働けています。
齋藤さん:
好奇心が満たされるというお話、とてもよくわかります。私自身も、仕事をやればやるほど深掘りしていきたい気持ちが増しています。とくにCyberACEはディレクションやマネジメントを早い段階で経験できる会社ということもあって、1年かけてどこまで成長できるか、目標を持って仕事をしています。実は年収もじわじわと上がっているので、数字で貢献していけるようにと考えています。
中島さん:
僕の場合は前職の収入がよかったこともあり、正直なところ年収は下がりました。しかし、弊社は実力に応じて昇給するシステムなので、徐々に給料も上がってきています。評価基準の透明性も担保されているので、前職の給与を上回る余地もじゅうぶんにあると考えています。
さらに言えば、今はお金よりも経験を獲得したいという気持ちが強いです。二人も言うとおりWebマーケターは売り手市場で、収入アップを目的に転職される方も多いかもしれませんが、実際に働いてみると給与以上のやりがいにあふれた仕事だと気付けるはずです。自分のかけたエネルギーが数字で可視化されることに手応えを感じるタイプの方は、ぜひチャレンジしてみてください!
(ライター):
田中さん(仮名)、齋藤さん、中島さん、柏原さん、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!
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