(取材)RaiseTech(レイズテック)|デザインコースのカリキュラムや特徴は?自走力を備えたWebデザイナーに!
最近では即戦力並みのスキルを習得できるWebデザインスクールの受講を検討する方も増えているようですが、数あるスクールやコースから目的に合ったカリキュラムを探すのは難しく、結局一歩踏み出せないまま……という声も。
そこで今回は、「自走力」の獲得を最大の目的とするオンラインスクール「RaiseTech(レイズテック)デザインコース」の魅力について代表・エナミコウジさんにお話を伺いました。転職や副業、フリーランスへの独立を考えている方や、稼げるWebデザイナーに求められるスキルを知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

人手不足の壁に直面……即戦力の育成にチャレンジ!
ー早速ですが、まずはRaiseTech開校のきっかけを教えていただけますか。RaiseTechを開校したきっかけは、私自身がエンジニア時代に「人材不足」という業界の課題に直面したことです。かつては数百億規模の案件に関わっていたのですが、びっくりするくらいエンジニアが足りなかったんですね。報酬が安いならともかく、相場より多めの報酬を提示しても人が来ない。これならエンジニアを探すよりも育成した方がコストパフォーマンスが良いのではないかと、僕に白羽の矢が立ったんです。
手探りでの人材育成には苦労もありましたが、結果的には半年で現場に出られるエンジニアを育てることに成功しました。そこで人材育成の魅力と楽しさに気付き、プログラミングスクールとしてRaiseTechを開校。さらにウェブ制作関連にも広く携わりたい思いから、デザインコースの提供も始めました。

Java・AWSエンジニア/RaiseTech運営者兼講師 エナミコウジさん
依頼されたデザインを制作するだけではなく、目的や課題を解決するデザインを提案するスキルが必要です。というのも、デザインの知識が無いお客様の場合、表面的なご要望が本来解決すべき課題からズレてしまっているケースも多いんです。
例えば、集客に即効性を求めているお客様から「Webサイトを作ってほしい」と依頼されたとします。依頼自体はシンプルですが、残念ながら、Webサイトを作るだけでは即効性のある集客は難しいものです。それを踏まえて、「SNSやLINEを活用し、顧客とのつながりを強化しましょう」のように、広い視野から提案できるのがプロです。
また、ここまで踏み込んだ提案をするには、営業力・コミュニケーション力も大切です。仮に経験のない分野でも「もしよければ、ぜひやらせてもらいます」と交渉できる力があれば、「とりあえず任せてみます」と受注につなげられるかもしれません。言うまでもなく、クライアントの要望に応えるべく、自分の技術力を高めていくことも大切です。
ー提案スキルは、RaiseTechで最も重要視している「自走力」の獲得にも繋がりますね。
IT業界において未経験の業務を担当するというのはよくあるケースで、初めての状況に対して仮説・検証しながら課題解決できるスキルは絶対に必要です。ある程度の技術力があっても、それ以外のことができなければ大きな仕事は任せられません。
自走力を習得する方法は、シンプルに「やったことがない課題を解決する」経験を積むことです。そこでRaiseTechでは、課題を抽象的に提示しています。「こんなデザインをしてきて」とだけ伝えて、受講生が自ら課題の目的やデザインの“落としどころ”を考えてきてもらうんですね。答えに辿り着くまでには時間がかかりますが、カリキュラムを進めるうちに自然と自走力が身に着いているはずです。
知見を広げて、企業の悩みや課題を解決できるデザイナーに
ーでは具体的に、RaiseTech デザインコースのカリキュラムで学べることはなんでしょうか?RaiseTech デザインコースのカリキュラムは全部で16回です。カリキュラムにおいては、デザインの基礎知識やWebデザインの方法、印刷物デザインについても学べます。

先ほども少し述べましたが、お客様から「Webサイトを作りたい」と言われたとしても、ヒアリングをするうちに違った方向に着地するのはよくあることです。あらゆる視点から提案するためには、バナーやロゴ、名刺なども含めて幅広いデザインの知見を学ぶことが大切です。そこで当校のカリキュラムは、「デザインとは?」という基本中の基本から始まる構成とし、PhotoshopやIllustrator、Figmaといったデザインツールの扱い方まで一通り学べる内容にしました。

授業は現役講師によるリアルタイムのディスカッション形式で、受講者は口頭で質問可能です。授業の録画も用意しているので、見逃した授業は好きなタイミングで学習できますし、復習や予習にも活用していただけます。
また、授業に入る前に個別面談でRaiseTechの使い方や学習方法をお伝えしていますので、未経験者やスクール受講が初めての方でも取り組みやすい環境です。事前学習用のロードマップもあり、授業に入る前に基礎知識を習得しておける点も安心材料になるかと思います。
ーRaiseTech講師のみなさんは現役のデザイナーだそうで、現場のリアルな雰囲気を教えていただけそうですね。
はい。RaiseTechの講師・メンター陣は厳しい審査をクリアした現役デザイナーやエンジニアです。しかも、月単価100万円前後など、実績を残している講師のみを採用しています。

RaiseTech講師/デザイナー/イラストレーターの角田綾佳さん
さらには、実務経験を十分に積んだRaiseTech卒業生がメンターになるケースもあるので、受講生の学び始めの辛さに共感したり、体験談をアドバイスしたりもできますよ。
学習管理、無期限サポート、コミュニティで案件発生……RaiseTechの圧倒的サポート品質
ーRaiseTechのサポートについて教えてください。なんといってもRaiseTechの特徴はサポート期間が無期限であること。他にも週次ミーティングやコミュニティ、転職支援などさまざまなサポートを行っています。
①無期限サポート
カリキュラムは全16回ではありますが、サポート期間は無期限です。コース外の質問もOKなので、課題について質問しても良いですし、守秘義務が許す範囲で、獲得した案件について相談する方もいます。サポート期間を無期限にすることで、「挫折」という概念自体が無くなります。「疲れたからしばらく休みたい」「モチベーションが上がらないから他のコースに変えよう」「初案件で不安なのでアドバイスしてほしい」なんて活用方法もアリなんです。
そもそも無期限の目的は受講生を甘やかすためではなく、RaiseTechのカリキュラムを個別最適化するためです。個人の能力によって学習方法や期間が異なるはずなのですが、だからといってマンツーマンはお互いの負担が大きすぎる。転職や案件獲得は大前提として、仕事を完遂する自走力の確立まで支援するためにはサポート期間を無期限に設定する必要があったんです。
②学習進捗チェックと週次ミーティング

学習進捗記録は、学びをポートフォリオ化するツール「BuildUp」と提携し、さらに週に一度のグループミーティングで状況に応じたアドバイスやフォローを行います。
例えば、学習時間が0になっている日があれば、「10~15分でもいいので、少しでも作業する習慣をつけましょう!」と声をかけたり、「課題に時間がかかり過ぎているので、1~2日目で質問すると良いですよ」とアドバイスしたり。必要であれば公式LINEやSNSを活用して受講生とコンタクトを取ることもあります。
RaiseTechのように答えがすぐに出ないカリキュラムは、スキルが身に付く分、難易度が高いといえます。だからこそなるべく挫折させないよう、受講生一人ひとりのペースに寄り添うことを大切にしているんです。
③デザインならなんでも添削OK

課題や卒業制作含めてさまざまな案件のレビューが可能です。オンライン上では公開レビューも開催されているので、いつでも参考にしていただけます。

オンライン公開レビューのイメージ
レビューの方針として、すぐに答えを教えるのではなく、あくまでも自走力を鍛える指導というスタイルを徹底しています。講師が受講生にノウハウを教えるのは簡単ですが、それでは受講生の身になりません。もちろんどんなことでも相談に乗りますが、補助やサポートはなるべく手放していけるように促しています。
自転車の練習でいえば、なるべく早めに支えている手を離して、自分で走れるように支援してあげるイメージですね!
④無期限コミュニティ
コミュニティは無期限で参加可能で、開校当初から数えて4年ほどコミュニティに残っている受講生もいます。バーチャルオフィス「Gather(ギャザー)」を利用して、ミーティングで知り合いを増やしたり、受講生同士声を掛け合って勉強会をしたりできます。バーチャル上のキャラクターで相手を判別し、近くに行って話しかける、かなりリアルな空間です。オンラインイベントでは企業の人事担当が採用イベントを行ったり、受講生を優先的に案内してくれたりしたこともあります。また、東京や大阪など各地で行われるオフ会には30~50人ほどの受講生が参加してくれていますね。
ちなみに受講生同士の交流だけでなく、講師と受講生のやり取りが多いのも特徴の一つです。講師はキャリア相談や人生相談、ときに恋愛相談にも乗ります(笑)。もちろん私とはいつでも面談できますし、公式LINEの質疑応答も基本的に私が回答しています。説明会も私が直々に開催していて、ここまで講師と距離感が近いのは他のスクールには無い環境だと思います。
⑤就職・転職サポート、副業案件獲得サポートも充実
エンジニア就職の情報が集まるオンラインコミュニティ「転職クエスト」やWeb営業に特化したオンラインスクール「WSSクラス」との提携によって、受講生の就職・転職・副業を支援しています。といっても、みなさん受講中に自走力を身に付けられているため、自分の力で転職活動に取り組める人が多いのもRaiseTechの特徴の一つです。なお、RaiseTech内で定期的に行われるバナーコンペに入賞すると、RaiseTechから報酬を支払います。さらに受講生同士で案件のやり取りが発生するケースもあり、ある時いきなり受講生に「チーム開発頑張ってます」と言われ、「もっと早く教えてよ!」と驚いたこともありました(笑)。このように、さまざまな場面で案件獲得のチャンスがありますよ。

RaiseTechで定期的に開催されるバナーコンペの様子
ちなみに、安定して稼ぐなら基本的には転職をおすすめしていますが、家庭の事情などで副業やフリーランスになりたい方ももちろん支援しています。キャリアアップやポートフォリオ、営業の仕方や案件獲得方法も含めて全てサポートしますので、まずはご相談くださいね。
デザインコース受講生は転職希望者が多い傾向
ーRaiseTech受講生の傾向について教えていただけますか。デザインコース受講生の受講目的を聞くと、転職希望と副業希望がそれぞれ半々ずつのイメージです。ただ、実際には「できればデザイナーに転職したいけど、一旦副業でデザインの仕事をやってみたい」という方がほとんどです。
年代は20代から30代前半が半分を占めていて、他のコースでは40歳くらいで転職成功された方もいて、転職後はフルリモートで年収もグッと上がったという声も聞きますよ。
受講生のみなさんには4ヶ月から半年ぐらいを目安に学習期間を想定してもらっていますが、学習時間をどれだけ許容できるかは本人の状況次第です。基本的には、できれば週10~20時間は学習時間を確保するようお伝えしています。AIも含め新たなデザインツールが続々と出てくるので、成果物の品質を保証するためにも学習時間の確保は重要なポイントです。
ー自由な生活や年収アップを目指して転職を検討される方が多いと思いますが、実際に受講後の年収はどれくらいの額を想定すれば良いでしょうか?
Web制作分野であれば年収300~350万円あたりが相場でしょうか。
少額の年収ダウン、もしくは今の年収を維持しつつ、自由な働き方にシフトチェンジできるイメージだと思ってもらえたら良いかもしれません。未経験でもしっかり学習時間を確保して授業や課題を全うすれば、年収アップも期待できるはずです。
RaiseTechの無料説明会や公式LINEで「業界の今」を掴もう
ー最後にWebデザインスクール受講を検討しているみなさんに、ひとことお願いします。スクールを検討しているみなさんには、自分が達成したい目的を明確にしてから、まずは業界の業種について学んでほしいと思っています。どういったスキルをどのスクールで学ぶべきかは目的から逆算して考えるべきで、最適な判断をするためにも情報収集から始めてみてください。
最近はIT分野のスクールや情報商材も増えていますが、「人気だから」「よく広告を見かけるから」といってお金を払ってしまうのは非常に危険です。私の無料説明会では業界の情報を一通りお伝えしているので、その後に他のスクールさんを含めて検討してみるのも良いかと思います。スクールごとに得意分野が異なりますし、スクールとあなたの相性を見極めることも大切です。
もっと言うと、そもそもRaiseTechを受講してもらうことだけが教育の本質ではありません。受講生さんがデザイン業界で結果を出して活躍することが、我々のスクール事業の目指すところです。RaiseTechで学びたいという方がいれば何よりですし、適正によっては他のスクールを紹介してしまうこともあります(笑)。ぜひRaiseTechの無料説明会や公式LINEで情報を仕入れてから、アクションを起こしてみてくださいね。
ーエナミさん、本日は貴重なお話をありがとうございました!
稼げるスキル「自走力」の獲得を目指せる|RaiseTech デザインコース

現場で稼げるデザイナーのスキルを身に着けたいならRaiseTech(レイズテック)デザインコースがおすすめ!
お客様に満足してもらうためにはデザインの技術力はもちろん、業界の最新知識やマーケティングスキル、提案力など幅広いスキルが求められます。RaiseTechの徹底した現場至上主義のカリキュラム方針や無期限のサポート体制なら、「自走力」のあるデザイナーを目指せるでしょう。
無料説明会ではRaiseTechの特徴や内容はもちろん、「IT業界の今」やスクール選びのコツまで網羅的に知ることができます。参加者には「IT業界まる分かりマップ」「IT業種診断」の特典も!

気になる方は下のボタンから無料説明会に参加してみてくださいね。
WRITERこの記事を書いた人
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