(取材)Ms.Engineer|コーディングブートキャンプ中の生活とは?卒業生に聞く、キャリア実現のリアル

(取材)Ms.Engineer|コーディングブートキャンプ中の生活とは?卒業生に聞く、キャリア実現のリアル
Ms.Engineer(ミズエンジニア)は、コーディングブートキャンプ形式で女性エンジニアを育成するスクールです。ライブ授業やチーム開発など、他プログラミングスクールとは一線を画す授業内容となっていることが大きな特徴です。


今回の記事では、コーディングブートキャンプを終えて実際にご活躍されている卒業生2名の方に、受講期間中の生活やキャリア実現についてインタビュー。

「コーディングブートキャンプ期間中の生活は大変?」「受講したら、本当にエンジニアにキャリアチェンジできる?」受講前に気になるポイントについて、詳しくお話いただきました。

男性の多いエンジニア業界で、多様なバックグラウンドの女性が集まるMs.Engineer

―本日はありがとうございます。まず、お二方のバックグラウンドや、エンジニアへのキャリアチェンジを検討された理由について教えてください。

Yさん:
私は30代前半で、前職は地方自治体の職員として務めていましたMs.Engineerにはスターターコース1期生、コーディングブートキャンプ0期生として参加。 いまは自社開発企業のソフトウェアエンジニアとして、法人向けのプロダクト開発をしています。

エンジニアへのキャリアチェンジを目指したのは、前職で使っていた業務システムを通し、システム開発自体に興味が湧いたこと。「こんなものづくりができたら、面白そう」と思ったことがきっかけです。

Nさん:
私は20代前半で、以前はハウスメーカーの営業職をしていました。スターターコースには2期生、ブートキャンプには0期生で入り、いまはtoB向けサービスのフロントエンドとバックエンドを担当しています。

私の場合、前職のハウスメーカーの業界自体が縮小傾向にあったこと、また自身の結婚のタイミングで転勤が必要となったことで、キャリアチェンジを意識するようになりました。さまざまな道を模索するなかで、転勤しても仕事を継続できるエンジニア職を知り、目指すことにしたんです。ちなみに、エンジニアとなったいまでは、リモートで仕事をしています

―お二人とも、背景は全く異なるんですね。多くのプログラミングスクールがある中でMs.Engineerさんを選ばれたのは、どのような理由でしょうか?

Yさん:
他スクールとも検討しましたが、女性だけで学べて、かつコーディングブートキャンプ形式であるという他にはない特徴に惹かれました。男性の多いエンジニア業界ですが、スクールではジェンダーギャップを感じず、学びに集中したいと考えていたので、女性だけの環境であることは本当に良かったです。

また、1ヶ月で集中的にJavaScriptを学べるスターターコースがあったことも理由の1つですね。まずは1ヶ月挑戦してみることで、プログラミングの適正があるか判断できるのではと。やってみると想像よりも面白く、「自分に向いているんじゃないかな」と思えて、ブートキャンプに進む決断ができました。

Ms.Engineer受講の流れ


Nさん:
私も他社と比較検討しましたが、やはり女性だけの環境であることが最も大きな決め手となりました。結婚を機に前職を退職したこともあり、働き方やキャリア形成について、女性に相談したいと思っていたんです。エンジニア業界に女性が少ないことは知っていたので、Ms.Engineerの環境は非常に魅力的に感じました。

その他にも、十分な期間や学習時間が確保されていること、モダンな技術を学べることなども理由です。「学ぶなら、最新の技術をキャッチアップしていかなければ」と考えていた私に、Ms.Engineerはぴったりでした。

―費用面としては決して安くはなく、なかなか勇気のいる選択だったのでは、と思いますが、そのあたりはいかがでしょうか?

スターターコースとブートキャンプの受講費用


Yさん:
他社さんと比較すると、当初はたしかに「ちょっと高いな」という印象だったと思います。

ですが、そのぶん転職のサポートをしっかりしていただけるというお話も伺っていましたし、カリキュラムを見ても学べる内容も高度で、総合的に妥当だと納得した上で入会しました。

Nさん:
やはり3ヶ月の講習だけで、この価格となると「高い」と思ってしまったのが正直なところです。

ですが、後々エンジニアとして長期的に収入を得続けられることを考えると、むしろプラスになります。この捉え方で、入会への決心ができました。

講師のサポートや仲間との支え合いで乗り切る。ブートキャンプの3ヶ月

―Ms.Engineerさんを選ばれた理由がよくわかりました。受講期間中はお忙しく大変だったと思いますが、その間の生活はどのような感じでしたか?

Nさん:
1日がほぼ授業と自主学習、という感じで、食事・睡眠といった生活に必要最低限な時間以外は勉強に充てていました。外にもほとんど出かけず、本当に集中してブートキャンプに臨んでいましたね。

毎日9時から4時半ごろまでの授業時間に加え、始業前1時間は予習し、終了後はチーム開発のミーティングに1時間。その後も夜10時〜11時ごろまでは勉強に取り組んでいました。

ただ、睡眠時間を削るなど、体調面で無理をすることはなかったです。難易度の高い課題も毎日出されますが、「自分ができるところまでやろう」という感じで取り組みました。講師の方が毎日のように「睡眠時間の確保はしっかりとしてください」と言ってくださっていたのが大きかったと思います。

Yさん:
私もNさんと同じような生活でした。夜はしっかりと睡眠を取った上で、始業前に2時間ほど予習や前日の課題の続きに取り組んでいた感じです。

課題は「必ずやるべきマストな課題」と「アドバンスの課題」の2段階に分かれていますが、やはり量も多いため、「全部できなくてもしょうがない」と割り切るようにしていました。

またブートキャンプでは優秀なチームメイトが多かったので、なるべく比べないように意識していました。自分は自分で、できる範囲でしっかりと取り組むことが精神の健康を保つうえでとても重要でした。

―とてつもない学習量なんですね!ちなみに、受講生同士の関わりはいかがでしたか?チーム開発の際など、オンラインで困ることはありませんでしたか?

Yさん:
議事録はNotionで取るなど、オンラインであっても困ることはなかったです。全員初心者ですから、ときには予定通りにいかないこともありましたが、お互いに補い合ったり、支え合ったりして柔軟に進められました。直接ではないオンラインだからこそ、コミュニケーションをしっかり取るように気をつけていたという感じです。

受講生同士の繋がりは今もあり、最近も同期会を開催しました。全員同時期にエンジニアとして働き始めたので、同じようなステージで抱えがちな悩みも共有できるのは嬉しいですね。

―ブートキャンプ内で心が折れそうになったこと、逆に大きなやりがいを感じられたことなど、印象に残っているのはどのようなところでしょう?

Yさん:
個別で開発する期間が一番大変でした。ブートキャンプでは前半にフルスタックの技術を身につけ、後半にアプリ開発をする流れですが、初めてやることばかりで……。知らないエラーもたくさん出ますし、なおかつ限られた時間内に完成させなければならず、様々な壁にぶつかりました。

Ms.Engineerコーディングブートキャンプの大きな流れ


辛いときもありましたが、授業外でもチャットや通話などで対応してもらい、なんとか乗り切ることができました。「常にサポートしてもらえる」という環境は心強かったですね。最終的に完成させられたことで大きな達成感も得られましたし、自信にもつながったと思います。

Nさん:
学んできたことをすべて使い、最後のチーム開発で1つのサービスを作れたのが、一番印象に残ったところです。達成感はもちろん、支え合い、一緒に走りきった仲間への感謝も大きく感じました。

心が折れそうになったのは、「わからないことがわからない。だから言語化もできず、質問もできない」となったときです。日々新しいことのインプットとアウトプットをする中で、わからないこともたくさん出てきて、伝えることの難しさを何度も感じました。

ただ、その積み重ねによって、いまとなっては学び方がわかるようになり、新しいものへの抵抗感もなく取り組めています

Yさん:
プログラミングの学習は分からないことだらけでしたが、なんとか乗り切れたのは仲間の存在が大きいです。一緒にがんばれる人がいて、気持ちを共有できる人がいる。同期の仲間や先生方には、本当に助けられました。

手厚い転職サポートでキャリアチェンジを成功に導く

―転職活動の経過や受けたサポート内容について教えていただけますか?

Yさん:
私の場合、転職活動はブートキャンプ終了後2ヶ月半くらいで終了しました。履歴書や職務経歴書の構成などを丁寧に見てくださり、的確なアドバイスも多数いただきました。

また、定期的な1on1が設定されていたのもありがたかったです。企業のリストアップや受ける企業の順番、どこを第一志望にするのか、など広く相談に乗ってもらいました。一貫して同じ方が担当してくれていたので、安心感がありました。

Nさん:
私はブートキャンプ後2〜3週間してから就職活動をはじめ、そこから3ヶ月ぐらいで終了しました。

サポートはYさんと同様、定期的な1on1を実施していただきました。私の興味に合う業界を教えてもらったり、会社探しを手伝ってもらったり。もちろん自分でも探しましたが、数自体が多く難しい会社選びをサポートしていただけて、本当に良かったです。

―最後に、Ms.Engineerに感じていることを教えていただけますか?

Nさん:
卒業して率直に思っているのは、「Ms.Engineerで良かった」ということです。仕事をしてみて、女性エンジニアの少なさを改めて感じます。

Ms.Engineerで出会えた同期など、話し合える仲間がいて本当にありがたいです。ブートキャンプで充実した3ヶ月間を送ることができて、私は本当に良かったと思っています。

Yさん
Ms.Engineerに入るとき、代表のやまざきひとみさんに「全力でサポートする」と言っていただけました。卒業した今振り返っても、本当にそのとおり。学習から就職まで、しっかりサポートしていただけたと感じています。

Ms.Engineerでなければ、いまの企業には入れなかったと思いますし、とても感謝しています。一緒にがんばった仲間はもちろん、スタッフの方々もみなさん親身に相談に乗っていただきました。Ms.Engineerに入って、本当に良かったです!

―お二人とも、貴重なお話をありがとうございました!

Ms.Engineer|女性エンジニアにキャリアチェンジ!女性のためのコーディングブートキャンプ


Ms.Engineerは、女性のためのコーディングブートキャンプです。期間中は月曜日〜金曜日、朝から夜までみっちりと勉強に取り組むため、内容はかなりハード。しかしそのぶん、ハイレベルな知識や技術を持ったエンジニアになることができ、キャリアチェンジの成功も目指せます。

Ms.Engineerには、Ms.Engineer365(月額19,800円 / 入会金5万円)とコーディングブートキャンプ(120万円 / 最大無料)の2種類があります。インパクトのある金額ですが、知識・スキルを身につけてエンジニアとしてしっかり稼ぐことができるようになれば、十分にペイできるでしょう。6月〜ブートキャンプの受講料120万円が最大無料となる特待生制度も開始しています。

新しく開設された仕事を続けながら受講できる夜間制ブートキャンプとプログラミング学習サブスク「Ms.Engineer365」(受講料初月無料)も気になりますね!ぜひ公式HPを確認してみましょう!

WRITERこの記事を書いた人

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設立年月日 2000年10月13日
GMOメディア株式会社の事業内容 メディア事業、ソリューション事業
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