「E資格」とはどんな資格?Aidemy Premium「 E資格対策講座」担当者とコンテンツ制作者に聞く

E資格」とはどんな資格?Aidemy Premium「 E資格対策講座」担当者とコンテンツ制作者に聞く
近年、あらゆる業界で注目を集めているAI(人工知能)。そのAIの理論や知識・実装力の有無を証明する資格の一つが、「E資格」です。取得すると自身のスキルをアピールできるので、仕事や転職で役立つ場面があるでしょう。

今回は、そんなE資格について、JDLA認定プログラムの一つAidemy Premium「E資格対策講座」の担当者 佐伯直哉さんとコンテンツ制作者でE資格を取得済の岩岡さんにインタビュー。

  • E資格取得に必要な知識や勉強のポイント、難易度は?
  • 資格取得はキャリアに役立つ?
  • Aidemy PremiumのE資格対策講座の強みとは?

などについて、詳しくお話を伺いました。


Aidemy Premium 担当者 佐伯直哉さん

「E資格」とはどんな資格?試験概要から難易度・メリットまで深堀り

まずはE資格の資格概要について、お話を伺いました。ちなみに、今回インタビューにご対応いただいたコンテンツ制作者の岩岡さんは、E資格を取得済み。ご自身の経験も含めてお話いただきました。

知識から実装力まで。幅広く専門的な知識を問われる「E資格」

—本日はよろしくお願いいたします。まずはE資格の概要として、試験内容や必要となる知識・スキルについて教えて下さい。

岩岡さん:
E資格の試験内容で問われるのは、AIのもととなる機械学習などの知識と実装能力です。以前は知識があれば答えられる問題が多かったのですが、最近ではライブラリ(プログラミングを補助するツールのようなもの)を使ってプログラミングで実装する方法についての出題も多くなりました。

知識のみならず実装力についても重視され、幅広く問われるようになったというイメージです。

—受検者にはどのような方が多いですか?

佐伯さん:
Aidemy Premiumの受講者様の中では、企業に属されているエンジニアの方が多いです。

例えば、事業にAIの活用を考えている企業が、エンジニアに体系的にAIを学んでもらうべく受講いただくケース。あとは、AIの専門家であることをクライアント等にアピールできる資格ということで、社員にE資格取得を要請するケースもよく聞きます。

もちろん個人の方も多く、未経験からAIを学びたい方、転職活動のために資格取得を目指したい方もいらっしゃいます。

—E資格と似た資格としてG検定もありますが、その違いは?

佐伯さん:
まず、名称の「E」はエンジニア(Engineer)。「G」はゼネラリスト(Generalitst)の頭文字を取ったものです。

設問内容にも違いがあり、E資格はコード内容などの深い内容まで問われ、複雑な計算も必要になってきます。開発者向けで、実務的かつ専門的な知識が必要です。

一方でG検定は、例えばAIのプロジェクトに関わるマネージャー職や、ビジネスサイドのような方向けの内容で、「◯◯の技術は、どのように活用するのが良いか?」というようなAIの活用方法に主眼をおいた問題が出題されます

合格率は7割ほど。カギは教材をしっかりと理解すること

—最近はChatGPTをはじめとしてAIが大変注目を集めていますが、受検者数や合格者数、貴社の受講者数の変化はいかがでしょう?

佐伯さん:
E資格の公式サイトによると、直近の2024年1回目は1,194名が受検し、867名が合格* されたので、合格率は7割ほどです。受検者数としては、2018年にE資格の試験が始まってから徐々に伸びていましたが、ここ1〜2年は1,000人前後をいったりきたりという感じのようです。
* 参考:一般社団法人 日本ディープラーニング協会『「E資格(エンジニア資格)2024#1」結果発表。(1,194名が受検し、867名が合格)』

当社の受講者数も、全体的には資格の受検者数と同じように推移しています。

—E資格の難易度は、どのぐらいでしょうか?未経験から勉強する場合の学習時間は?

岩岡さん:
一概に難易度を語るのは難しいですが、Aidemy Premiumの講座を受講するために必要な時間は160時間ぐらいです。加えて、受講者様自身で手を動かす時間も必要になります。

知識としては、微分積分や線形代数といった高校や大学で習う内容も求められるので、難しいと感じる方もいるかもしれません。もちろん、最初から知識がなければ合格できないということはなく、前向きに勉強できる方であれば、未経験からでも十分合格にたどりつけると思います。

—試験に合格するための勉強のコツは?

岩岡さん:
やはり、教材をよく理解することです。あとは、コード問題についてはただ書き写すのではなく、どういった仕組みで動いているのか、ロジックを理解したうえで実装する力を身につけていただくことが一番大切かなと。

コンテンツを見返したり、わからないことがあればチューターに質問したりすることも大事です。実際にコードを動かすことも理解の助けになるので、まずは手を動かして学んでいただきたいと思います。

—E資格を受検するにあたって必要となる「JDLA認定プログラム」とは、どのようなものですか?

佐伯さん:
E資格の試験は誰しもが受験できるわけではなく、「JDLA認定プログラム」の受講と修了が必要です。JDLA認定プログラムとは、E資格を創設したJDLA(一般社団法人 日本ディープラーニング協会)が認定した講座のことで、2024年5月現在は21の会社や大学の講座が登録されています*
* 参考:一般社団法人 日本ディープラーニング協会『E資格認定プログラム事業者一覧』

岩岡さん:
補足しますと、講座をJDLAから認定してもらうには、シラバスや要件を満たすことが必要であり、定期的なチェックも入ります。そこをクリアして初めてJDLA認定プログラムとして提供できる仕組みなので、受講者様にとってはクオリティが担保された講座を受けられるメリットがあります。

Aidemy Premiumの講座も、シラバス改定にあわせてカリキュラムの改修や修正をしています。

E資格はプログラミング能力の証明にも

—E資格を取得すると、どういったメリットがあるのでしょうか?

岩岡さん:
私もE資格を保有していますが、「自分にはこのぐらいのプログラミング能力がある」という、一定の指標になると感じています。たとえば商談の場面では、資格を持っていることがひとつのアピール材料になりますし、「知識を持っている人」としてクライアントさんから頼ってもらいやすくなるメリットもあります。

ただ、資格が転職などのキャリアアップにつながるかはケースバイケースです。資格だけでは「画像認識のモデルが組んだことがあるのか」「実際に課題解決をした経験があるのか」などの実務経験の有無を示すことはできません。

転職面接などの場では、知識だけでなく実務経験を評価することが多いかと思います。ポートフォリオを示せたり、関わったプロジェクトの経験を話せたりしない場合には力量の判断が難しいので、「必ず転職に活かせる!」とは言い切れません。

佐伯さん:
しかも、多くの方が受験したことのあるTOEICなどとは違って、E資格の認知度はまだまだ低い状態です。前向きに学び、資格を取得したことは評価につながるでしょうが、「これさえ取っておけば絶対に成功する」わけではありません。

とはいえ、中にはE資格を取得されて、未経験から転職につながった方もいらっしゃいます。業務に必要な知識を有していること、そのための自己研鑽ができる人物であることがその背景になります。「これさえ取ればOK」とは言わないものの、一定の評価は得られる。これが現実的な認識かと思います。


初心者でも手厚いサポートで合格を目指せる!Aidemy Premiumの「E資格対策講座」

ここからは、JDLA認定講座の一つである、Aidemy PremiumのE資格対策講座について詳しくお話をうかがいます。

チャットサポート、オンラインカウンセリング、バーチャル自習室の3段構えで学習をサポート!

—Aidemy PremiumのE資格対策講座について教えて下さい。

佐伯さん:
Aidemy Premiumの受講期間は3ヶ月です。カリキュラム内容はJDLAが公開しているシラバスに沿った内容で、Web上の学習画面にアクセスして学習を進めていただく形式です。適宜ミニテストや単元テストで理解度を確認し、修了テストに合格するとE資格の受検資格を得られます。

なお、弊社の講座には専門実践教育訓練給付金という制度も使えますので、雇用保険に入っている方は、実質10万円ほどでご受講いただけます。今後伸びていくAIを、国からの補助を受けながら学べるまたとない機会なので、条件に該当する方はぜひご検討ください。


—E資格対策講座では、どのようなサポートを提供されていますか?

佐伯さん:
1つ目はSlackでのチャットサポートです。質問いただいてから24時間以内に、必ずチューターから回答をお返しします。


2つ目は1対1でじっくり質問できる、予約制のオンラインカウンセリングです。オンライン上ではあるものの、直接顔を合わせながら相談できます。文章で説明するのが難しい場合や課題にぶつかってしまったときは、ぜひご活用ください。


3つ目は、受講生であれば誰でもログインできるバーチャル学習室です。受講生同士で交流し合えるほか、滞在しているチューターへの質問も可能です。


JDLA認定講座の中には、受講料が手頃なスクールもありますが、サポートが薄い場合もあります。プログラミングの経験が少ない方や、理論的なところでつまずいてしまう方は、弊社のようにサポートが充実しているスクールのほうが学びやすいと思います。

環境構築不要で学習に集中できる。2回目の試験までサポートが続く合格保証制度も魅力

—貴社のE資格対策講座の特徴や、強みとなるポイントを教えて下さい。

岩岡さん:
環境構築が不要で、Web上でコードが実行できるのが1つ目の強みです。環境構築でつまずいたり、時間がかかったりする方は多いものです。しかも、環境の違いによっては、正しく入力しても動かない場合もあります。そういった障壁をできるだけ取り除きたいと考えて、独自のシステムでコードを動かせるようにしました。


あとは、初心者からでも受講できるのもポイントの一つです。他のJDLA認定講座の中には、事前のテストに合格した方のみしか受けられないところもあるようです。

佐伯さん:
スクールを検討中の方からすれば、やはり合格率の高いスクールを選びたいものです。そしてスクール側は、合格率を高めたいと考えます。このような背景から、事前テストで合格できるポテンシャルがある方を選抜する、という仕組みがとられているんですね。

弊社にはそういった試験はなく、初学者の方からご受講いただけます。すべての人に門戸を開いたうえで、十分なサポート体制や環境構築が不要な実践環境の提供など、学びやすい環境を提供しているのです。

—貴社には、「合格保証制度」があると拝見しました。


佐伯さん:
はい。弊社の「合格保証」とは、一定の条件をクリアし、1回目の試験で結果が出せなかった方に対して、2回目の試験までしっかりとサポートを提供する制度です。

E資格は、経験者を含めて全体的な合格率が7割ほどと、難易度の高い資格試験です。当然ながら、しっかり学んでも落ちてしまう方もいます。ですが、やはりご受講いただいたからには、きっちり合格してもらいたい。その思いから、こういった制度を提供しています。

AIを学ぶならE資格取得がおすすめ!最先端技術を学んで、活用の幅を広げよう

—最後に、講座受講を考えられている方にメッセージやアドバイスをお願いします。

岩岡さん:
E資格の取得という目的がなくとも、AIや機械学習の分野は、シンプルに面白いんですよ。時代の最先端のトレンドの裏側や仕組みを理解できるので、学びがいがあります。

AIや機械学習を学ぶ一環として、E資格はうってつけです。この機会にぜひチャレンジしてみてください。

佐伯さん:
最先端技術は面白いだけでなく、エンジニアリングの可能性も広げてくれます。例えばChatGPTを使うにも、仕組みを知らなければ上手に使いこなせず、利便性を享受できません。ですが、知識があれば、それぞれの特性を生かして活用できる。つまり、知っているか/知らないかで活用の幅が変わり、差も出てくるということです。

より一層の普及が予想されるAIを理解しておくことは、今後の実務にも貢献してくれることでしょう。その方法として、E資格やG検定などで学習することは、大変有意義なはずです。

繰り返しになりますが、Aidemy Premiumでは理論の基本をしっかりと学べますし、初学者に向けた手厚いサポートも提供しています。これからAIを学びたいという方は、ぜひご検討ください。

Aidemy Premium「E資格対策講座」|手厚いサポートでE資格取得を目指せるスクール


Aidemy Premium(アイデミープレミアム)はAI関連に強いプログラミングスクールで、JDLA認定プログラムの一つ「E資格対策講座」も提供しています。受講期間は3ヶ月で、受講料は税込み327,800円。専門実践教育訓練給付金の適応講座であり、条件を満たせば最大で受講料の70%の給付金を受け取れます。

サポートの手厚さが魅力で、わからないことがあればチャットやオンラインカウンセリング、バーチャル自習室でチューターに質問可能。2回目の試験までサポートが続く、独自の合格保証制度も提供しており、本気で資格取得を目指したい方に嬉しいスクールです。


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