Webデザインスクール受講者の7割が卒業後にフリーランス・副業への活用を希望!独学経験ありは3割弱に留まる

Webデザインスクール受講生の7割がフリーランスとして独立・副業への活用を希望!コエテコキャンパス
GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸 以下、GMOメディア)が運営するプログラミング・Webデザインスクール検索サイト「コエテコキャンパス byGMO」は、Webデザインスクール入会の目的や卒業後のビジョンを明らかにするために、当サイトに投稿された口コミの分析調査を実施しました。

Webデザインスクールの口コミ分析調査結果サマリー

1. 受講者の年齢層と性別
30代が最も多く、51.1%
性別は男性54.1%とやや多い傾向

2. 受講スタイル
85.2%が「オンライン授業のみ」を選択

3. 入会の主な目的
フリーランスとしての独立希望が最多(31.2%)

4. 独学経験の有無
71.7%が「全く経験なし」

5. 卒業後のビジョン
フリーランス(35.2%)、副業(34.8%)で全体の70.0%

6. 目標達成の進捗
85.1%が「今取り組んでいる途中」、11.7%が「達成された」

調査方法

調査名:Webデザインスクール受講者の口コミ調査
調査対象: 2024年1月1日(月)~2024年12月31日(火)にWebデザインスクールに入会した受講生から「コエテコキャンパス byGMO」に投稿された口コミ
男女比:男性(54.1%)、女性(43.9%)、その他(2.0%)
年代:20代~60代
総回答数:249
調査方法:インターネット調査
調査主体:「コエテコ byGMO」編集部

【当アンケート結果の利用について】
1.当調査結果のデータを引用する場合には、「引用元:コエテコキャンパス byGMO」の表記をお願いいたします。
2.出典元として本ページへのリンク掲載をお願いいたします。
https://coeteco.jp/articles/14703

調査結果概要

Webデザインスクール受講時の年齢と性別


今回の調査では、Webデザインスクールの受講者の年代は30代が51.1%と最も多く、次に 20 代(33.2%)が続く結果となりました。

「コエテコキャンパス byGMO」が同条件で調査したプログラミングスクールの受講者は 20 代が 44.9%(※1)と約半数となっており、プログラミングに比べ Web デザインのスクール受講生の方がやや年齢層が高めであることが分かりました。
* コエテコキャンパス byGMO「プログラミングスクール受講者の口コミ調査」

この結果から、Webデザインがキャリアチェンジを考えている30代以上に人気があることがうかがわれます。

性別は、女性 43.9%と男性 54.1%であり、プログラミングスクールでは女性が 49.6%、男性が 48.7%とほぼ均等であるのに対し、Web デザイン分野では男性がやや多い傾向が見られます。

受講スタイル


受講スタイルについての調査では、「オンライン授業のみを受講した」と回答した人が85.2%を占めており、オンライン形式の利便性と柔軟性に大きなメリットを感じている人が多いことが分かります。

一方で、12.0%の受講者がオンラインと対面授業の両方を受講していることから、視覚的要素が強く、複雑なデザインツールを扱うWebデザイン分野では、直接的なコミュニケーションを好む受講者も少なくないと考えられます。

スクールへの入会を決めた理由


受講者がWebデザインスクールに入会した理由を見ると、最も多い回答は「フリーランスとして独立したかったから」 (31.2%)でした。

プログラミングスクールの調査では、就職や転職活動のために入会したという理由が41.2%と最も多い一方で、フリーランス独立希望が19.7%と少ないことから、Webデザインスクール受講者における独立志向の高さがうかがわれます

全体としても、フリーランス・就転職・副業のためと回答した人が76.2%を占めていることから、キャリアアップや新しい働き方を求める傾向が広まっていることが考えられます。

スクール入会前の独学経験


独学の経験については、Webデザインスクール受講者の71.7%が「まったく経験なし」と回答しており、独学経験があるのは28.3%に留まります。

一方、プログラミングスクール調査では、独学経験がある人は51.7%に達しています。

プログラミングはオンライン教材やチュートリアルも豊富で、比較的テキストベースの学習で進めやすくなっていますが、Webデザインは視覚的な要素が強く、実際のデザインツールやグラフィックソフトを使う必要があるため、独学での習得が難しく感じる人が多いのかもしれません。

また、デザインのスキルはセンスや感覚にも依存するため、評価が難しいことがあります。このため、独学での成果を感じにくく、スクール受講を選ぶ傾向が強くなっていると考えられます。

スクール卒業後のビジョン


卒業後のビジョンについての調査では、フリーランスとして活動を希望する人が35.2%、副業を目指す人が34.8%という結果になりました。

入会時の目的ではフリーランスを目指す人が31.2%、副業が15.4%と、両者を合わせても46.6%に留まっています。

しかし、卒業後のビジョンにおいては、フリーランスや副業の形で学んだスキルを活かしたいと考える人が70.0%に増加しており、スクールでの学習を通してフリーランスや副業を目指す意欲を高めたことがうかがえます。

この背景には、Webデザインは個々の創造力やセンスを活かせる職業であり、フリーランスや副業として働くことで、自分のスタイルを追求しやすくなることが挙げられます。

クライアントの要望に応えるだけでなく、自分の好みに合ったプロジェクトを選択する自由があるため、満足感が得やすいと考えている人も多いようです。

Webデザイン業界は多様な働き方やキャリアの選択肢が広がっており、スクール受講過程におけるスキルアップを通じて、独自のスタイルを追求する受講者が育つ環境が確立されているとも言えるでしょう。

目標達成度について


受講者の目標達成度に関する結果では、「今取り組んでいる途中」と答えた割合が85.1%に達し、受講者がスクール卒業後も長期的にスキルを磨く必要があることがうかがわれます。

前述の通り、未経験からフリーランスとして独立や副業を目指す受講者が増えており、目標達成には高いハードルが存在するようです。

フリーランスとして独立するためには、デザインスキルだけでなく、マーケティング能力、クライアントとのコミュニケーション能力、プロジェクト管理技術など、幅広いスキルが必要です。

ポートフォリオや実績を充実させるなど、実践的な経験も不可欠であり、これらを未経験からでもしっかりと習得できるようなカリキュラムや、卒業後サポートへの期待がより一層高まっています。

調査結果からの考察

昨今「リスキリング」や「AI」が話題となり、ITスキルを学ぶ重要性が高まっています。

そこで、前回のプログラミングスクールの口コミ調査に続き、今回はWebデザインスクールにフォーカスした調査を実施しました。

全体の7割がフリーランスとしての独立や副業を考えている一方で、多くが未経験の状態で挑戦していることから、Webデザイナーの柔軟な働き方や、クリエイティブによる自己ブランドの構築などに魅力を感じ、大きなキャリアチェンジを目指す人が多いと考えられます。

実際の目標達成には個々人の多くの努力が必要になりますが、より効果的な学びや適切なサポートを受けるにはスクール選びが重要です。

目標のキャリアを実現するために、スクール選びは慎重に行うようにしましょう。

WRITERこの記事を書いた人

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商号 GMOメディア株式会社 (GMO Media, Inc.)
設立年月日 2000年10月13日
GMOメディア株式会社の事業内容 メディア事業、ソリューション事業
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資本金 7億6197万円(2024年12月31日現在)
上場市場 東京証券取引所 グロース市場(証券コード : 6180)
主要株主 GMOインターネットグループ株式会社
東京証券取引所 プライム市場(証券コード : 9449)
許可 厚生労働大臣許可番号
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