プログラミングスクール受講者の9割以上がオンライン授業のみで学習!口コミ分析調査

プログラミングスクール受講者の9割以上がオンライン受講! コエテコキャンパス
GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸 以下、GMOメディア)が運営するプログラミング・Webデザインスクール検索サイト「コエテコキャンパス byGMO」は、プログラミングスクール入会の目的や卒業後のビジョンを明らかにするために、当サイトに投稿された口コミの分析調査を実施しました。

プログラミングスクール口コミ分析調査結果サマリー

1. 受講者の年齢層と性別
  • 受講者の年齢層は20代(44.9%)と30代(35.9%)で全体の80.8%
  • 女性(49.6%)と男性(48.7%)で男女の偏りなし

2. 受講スタイル
  • 93.6%が「オンライン授業のみで受講した」

3. 入会の主な目的
  • 「就職・転職活動に活かしたかった」が最多(41.2%)

4. 目標達成の進捗
  • 「現在進行中」が最も多く(56.3%)、続いて「目標を達成した」が38.6%

5. 独学経験の有無
  • 独学経験者が僅かに多く51.7%

6. 卒業後のビジョン
  • 最も多いのは「就職・転職」(43.2%)

調査方法

調査名:プログラミングスクール受講者の口コミ調査
調査対象: 2024年1月1日(月)~2024年12月31日(火)にプログラミングスクールに入会した受講生から「コエテコキャンパス byGMO」に投稿された口コミ
男女比:男性(48.7%)、女性(49.6%)、その他(1.7%)
年代:10代~50代
総回答数:233
調査方法:インターネット調査
調査主体:「コエテコ byGMO」編集部

【当アンケート結果の利用について】
1.当調査結果のデータを引用する場合には、「引用元:コエテコキャンパス」の表記をお願いいたします。
2.出典元として本ページへのリンク掲載をお願いいたします。
https://coeteco.jp/articles/14648

調査結果概要

プログラミングスクール受講時の年齢と性別


調査によると、プログラミングスクール受講者の年齢層は20代(44.9%)と30代(35.9%)で全体の80.8%を占め、若手社会人から中堅層まで幅広く支持されていることがわかります。

この世代では、転職やキャリアアップの重要性を背景に、ITスキルを次のステップの鍵と捉えるケースが多いと考えられます。

一方で40代(15.8%)や50代(3.0%)の層も一定数見られることから、リスキリング(学び直し)や新たな挑戦を目指す中高年層への需要も考えられます。

性別では、女性(49.6%)と男性(48.7%)がほぼ均等で、性別に関係なく幅広い人々に受け入れられている現状がうかがわれます。

受講スタイル

プログラミングスクールの受講スタイル

学習スタイルについての調査では、「オンライン授業のみを受講した」と回答した人が93.6%と圧倒的多数を占め、オンライン学習の人気の高さが鮮明となりました。

その背景には、オンライン形式の柔軟性や通学不要の利便性が支持されていることが挙げられます。

一方、オンライン授業をベースに時々対面授業を受講した層は3.4%、対面授業のみを選択した層は2.6%と少数派でした。

オンラインが主流となる中、対面授業やハイブリッド形式を選ぶ層は、「講師から直接フィードバックを受けたい」「仲間とリアルタイムで勉強したい」といった学習経験の質を重視しているのではないでしょうか。

スクールへの入会を決めた理由


スクール入会の主な理由としては「就職・転職活動に活かしたかった」(40.9%)が最多で、IT業界の成長や人材需要の高まりを背景に、キャリアチェンジを検討する層がプログラミングスクールを選ぶ傾向にあるようです。

「副業」(21.1%)や「フリーランスとして独立」(19.8%)を目指す動機も合計で40.9%となり、自由な働き方への興味関心が反映されています。

特にリモートワークが普及した昨今、ITスキルは柔軟なキャリア構築の武器となっています。

さらに「教養として学びたかった」(5.6%)や「今の仕事に必要だった」(3.9%)という現職の補強的な学び、また「趣味や作りたいものがあった」(2.2%)といった個人的な創造の動機も見られました。

この結果は、受講者が実用面だけでなく、自己実現や興味関心の充足を目指して学んでいることも示していると考えられます。

目標達成度について

プログラミングスクール卒業後の目的達成度

受講生の目標達成度については、「達成された」と回答した人が38.8%、さらに「取り組み途中」が56.0%という結果になりました。

スクール卒業と同時に目標達成する可能性もありますが、プログラミングスキルが比較的習得に時間を要する分野という特性から、スクール卒業後にも継続的な学習が必要であることがうかがえます。

一方で、「期待ほどではなかった」という回答が3.0%、「達成されなかった」が2.2%と少数派であったものの、これらのケースからは、学習継続の難しさや期待と結果のギャップが課題として挙がっています。

今後は、スクールが卒業後にスキルを活かすためのサポート体制やモチベーション維持支援の仕組みをさらに強化する必要があると言えるでしょう。

スクール入会前の独学経験

プログラミングの独学経験

「スクール入会前に独学経験があった」と答えた受講者は51.7%と半数を超えました。

その理由として、独学では情報の取捨選択や学びの継続が難しくなり、「体系的に学びたい」「講師や仲間から刺激を得たい」と考えた人が多いようです。

一方で、「全く経験がない」と答えた層が48.3%おり、未経験者にとってもスクールが安心して学習をスタートできる場として機能していることがうかがえます。

プログラミング教育の裾野が広がる一方で、入門者と経験者双方のニーズに対応するカリキュラムへの期待が高まっています。

スクール卒業後のビジョン

プログラミングスクール卒業後のビジョン

卒業後のビジョンでは「就職・転職」(43.2%)が最多となり、多くの受講者がプログラミングスキルを新しいキャリア形成の手段として活用していることがわかります。

一方、「副業」(20.9%)や「フリーランス」(20.9%)の合計が40%超にのぼり、自由な働き方や柔軟なキャリアを目指す層の増加も見られます。

また「その他」(15.0%)には、趣味や個人的なプロジェクトを発展させたい受講者も含まれており、多様な目標を持つ人たちの受け皿としてスクールが機能していることが分かりました。

調査結果からの考察

昨今「リスキリング」や「AI」が話題となり、ITスキルを学ぶ重要性が高まっています。

その中で今回はプログラミングスクールにフォーカスした調査を行い、オンライン受講が90%以上という結果が出ました。

コロナ禍でオンラインでの受講スタイルが多くなりましたが、現状もその流れが継続していると言えます。
オンラインであれば受講の時間が調整が容易であり、通う時間を節約も可能であることも背景として考えられます。

受講目的については、依然として「就職・転職」が多いですが、「副業」や「フリーランス」目的での受講も増えています。

また、スクール入会前に立てていた目標についても、「まったく達成されなかった」と答えた方は約2%にとどまっており、プログラミングスクールに入会することで、新たなキャリアへの第一歩を踏み出すことができると言えるでしょう。

WRITERこの記事を書いた人

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