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ジュニア・プログラミング検定とは? | 試験内容・難易度・受験料・対策を徹底解説

ジュニア・プログラミング検定とは?

ジュニア・プログラミング検定は、株式会社サーティファイが中心となって組織しているサーティファイ情報処理認定委員会が主催・認定する検定試験です。

2016年12月に、Scratch言語(バージョンは2.0必須)を使用したプログラミングスキルを測定する子ども向けの検定試験としてはじまり、全国293カ所のプログラミング・スクール、パソコン教室などで受験できます。

受験料も3,000円以下と低価格であり、プログラミングの力試しに受験する子どもも多いようです。

プログラミングの資格試験を受けるメリットって?

一生懸命プログラミングの勉強をしても、自分がどのぐらい成長したかはわかりにくいのが現実です。
壁にぶつかってプログラミング学習を中断したり、意欲が低下することもあるでしょう。

マンネリを防ぐ方法は目標を持つこと。

「ジュニア・プログラミング検定4級の試験を3ヵ月後に受ける」と決めたら、試験日が目標となって学習に集中できるでしょう。

合格のうれしさは「もっと上のランクをめざす!」モチベーションにつながります。
万一不合格に終わっても「悔しさをバネにがんばろう」という目的意識が生まれます。

小学校でプログラミング授業が必修化する2020年に向けて、努力→チャレンジ→結果→意欲、という好サイクルをつくりあげることにより、独習だけでは得られない学力向上が実現する、それが資格検定試験の大きなメリットです。

ジュニア・プログラミング検定の運営会社は?

株式会社サーティファイ(前身は日本情報処理教育普及協会)は『できること"を評価する資格』というキャッチフレーズにより、ビジネスで役立つ知識と技術の習得を目的とした資格認定試験を運営してきた企業です。

情報処理技術者能力認定試験、JavaTMプログラミング能力認定試験など、IT、プログラミング、Web、コミュニケーション、著作権、コンプライアンスという高度化、専門化する知識分野を資格化し、全60級種のレベル別に到達知識と技能を設定しています。

36年の実績があり、延べ受験者は307万人、2018年度の受験者数は14.5万人。

その株式会社サーティファイが次世代を担う子どもたちのIT知識と技術の出発点としてはじめたのが、ジュニア・プログラミング検定なのです。

ジュニア・プログラミング検定の対象年齢は?

名前こそジュニア・プロミング検定ですが、受験のための年齢制限はありません

未就学児からでも受験できますし、小・中・高等学校の生徒はもちろん、大人でもチャレンジできます。

大人の場合、プログラミング教室の講師、学校の教員の方などが、指導の助けとするために受験するケースが多いようです。

ジュニア・プログラミング検定の出題範囲は?

課題に応じてプログラムを組む

単にプログラミング言語や用語の知識を問うのではなく、検定ではScratchという言語を用いて一つのプログラムを完成させることが求められます。

プログラミングの経験を積み、次のステップに進むためのトレーニングにもなる実践的なテストです。


レベルは4段階

Gold(1級)、Silver(2級)、Bronze(3級)、Entry(4級)の4段階の課題が用意されており、それぞれにレベルにふさわしいScratchブロックの役割や特徴を理解しているかが問われます。

Gold、Silverと上級になると「仕様変更」の技術を問う問題も

Gold(1級)、Silver(2級)の上位2級では、あらかじめ作られたプログラムを修正する問題も出されます。他者によるプログラムを評価・検討し改善する作業を通して、より実践的なレベルのプログラミング・スキル獲得に役立ちます。

自由な発想と独創性を問うアレンジ問題も

指定どおりに作品をつくった後は、さらにプログラムを発展させていくアイデアを問う「アレンジ問題」に答えます。クリエイティブな独創性を発揮できるのが、この問題です。

ジュニア・プログラミング検定の試験対策は?

ジュニア・プログラミング検定にターゲットを絞った参考書がいくつか出版されています。お子さんのレベルにしたがって選ぶといいでしょう。

Scratch 3.0で楽しむ レッツ! プログラミング ジュニア・プログラミング検定 公式テキスト

富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版) (著)


Scratchプログラミングの技能を認定する「ジュニア・プログラミング検定」の公式テキスト
Scratchの基本と応用、それによるプログラミングの実際まで楽しく学べる定番参考書です。

Scratchではじめよう! プログラミング入門

杉浦 学  (著), 阿部 和広  (監修)

Scratch2.0を使ってゲームプログラムを作りながら、「プログラミングの基本」を習得できます。入門書として適しています。

よくわかる Scratch 3.0ではじめるプログラミング

富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版) (著)

Scratch3.0の基本的操作とプロがミングの基本的な考え方を学ぶ入門書。
プログラミングをはじめてする小中学生にもわかりやすい内容になっています。

ジュニア・プログラミング検定の受験料は?

級名 Entry(4級) Bronze(3級) Silver(2級) Gold(1級)
出題形式 Scratchを用いて、問題文であたえられた条件を満たしたプログラミングを行う。 
試験時間 30分 40分 40分 50分
受験料(税込)

2,343円 2,546円 2,750円 2,954円
出題例 例:おいかけっこゲームをつくろう 例:レースゲームをつくろう 例:計算ゲームをつくろう 例:シューティングゲームをつくろう

ジュニア・プログラミング検定の試験はどこで受けられるの?

全国293カ所のサーティファイ認定のジュニア・プログラミング検定随時試験会場で受験できます。会場は北海道から沖縄まで各地にあり、ご自宅の近くで受験可能です。
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実際に受けたお子さんの感想は?

(Entryレベルをほぼ満点で合格されたお子さんへのインタビュー記事)

コエテコではEntrryレベル(4級)をほぼ満点で合格したお子さんとそのご両親、講師の先生へのインタビューを行いました!
受験した感想はというと……

試験を受けたお子さんの感想

今はEntryレベルが終わって、Bronzeレベルのプログラミングをしています。

(将来、プログラミングを仕事にしたい?)
うーん。まだ分からない。
でも、上のレベルには挑戦してみたいです。

お父さんの感想

(このような検定を受けたのは?)
初めてですね。英語も習ってはいるのですが、試験までは受けたことがなくて。本人もかなり緊張したんじゃないかな。

でも、受けてみてよかったです。こんな立派な認定証、僕だってもらったことがないし(笑)。


(プログラミング教室に通いはじめたきっかけは?)
妻がきっかけです。幼稚園に入学する前からデジタルなおもちゃへの興味が強い子だったので、プログラミングも「とりあえずやってみなさい」とスタートしました。

僕自身、そこまでコンピュータに詳しくなく、仕事で「もっとパソコンが使いこなせたらなあ」と感じるシーンが多々あるので、タッチタイピングが習得できるだけでも価値はあると思いました。

(プログラミング教室のメリットは?)
スポーツ教室と比べると、プログラミング教室のほうがより将来につながりやすいのかなあと思います。

スポーツの場合、普通の習い事とプロになるためのトレーニングには大きく差があるし、プロになれるのも一握りですよね。それと比べると、プログラミングはやっておいて損はないのかなと。

指導を担当した講師 

(このお子さんがすごいのは?)
メモを取りながらレッスンを受けてくれたんです。メモをお母様にお見せしたことがあるのですが、ご家庭とはまったく違った様子だそうで、びっくりされていました。

(指導のポイントは?)
われわれ講師は「答え」を絶対に教えないよう徹底しています。プログラミングでは、自分で考えるのがもっとも大切だからです。

まとめ

2020年プログラミング授業の必修化に向けて受験者が着実に増加しているジュニア・プログラミング検定。今後も、大きな注目が集まることが期待されています。

いち早くEntry(4級)の検定を取得しておけば、後から追いかけてくる同級生と比較して大きなアドバンテージになるでしょう。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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他にはどんな資格がある?

対象年齢が合わない!

他にはどんな資格があるの?

と思った方は……

プログラミング資格・検定を一覧でまとめた記事をどうぞ!↓

記事中で紹介されているスクールはこちら

ジュニア・プログラミング検定が受けられるプログラミング教室、manalgo(まなるご)のページはこちら。コース内容や教室の様子も詳しく見ることができます。



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