小学生のプログラミング教育はなぜ必修化された?ねらいや目的も解説
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2020年に小学校でプログラミング教育が必修化されてから、すでに数年が経ちました。
学校現場では授業として定着しつつありますが、保護者の中には「なぜ学ぶのか」「将来にどうつながるのか」と疑問を感じている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、小学校で行われているプログラミング教育のねらいや目的、子どもに期待される学びについてわかりやすく解説します。
- 1. プログラミング教育とは?
- 2. プログラミング教育はいつから必修化された?
- 3. プログラミング教育のデジタル教育機器や基盤の整備について
- 4. プログラミング教育が必修化された理由
- 5. プログラミング教育の目的・ねらいとは?
- 6. プログラミング教育のメリット
- 7. プログラミング教育におけるプログラミング的思考
- 8. プログラミング教育における情報活用能力
- 9. おすすめのオンラインプログラミング教室
- 10. プログラミング教育の現状と問題点
- 11. 小学校のプログラミング教育での具体的な内容は?
- 12. 小学校のプログラミング教育では具体的に何をする?
- 13. 小学校のプログラミング教育の研修教材内容
- 14. 既存の教科外でも行われるプログラミング教育
プログラミング教育とは?
プログラミング教育とは、コンピューターを動かす「命令の書き方(コード)」を学ぶだけでなく、論理的に物事を考え、問題を解決する力を身につけるための教育です。小学校段階では複雑なプログラミング言語の習得は求められておらず、「プログラミング的思考」を育てることが最大の目的とされています。
たとえば、カードやブロックを使ったゲームでプログラミングの概念を学ぶ「アンプラグド・プログラミング」も広く取り入れられています。
プログラミング教育で育む力
- 論理的思考力・問題解決力
- 創造性と表現力
- 試行錯誤する姿勢(プログラミング的思考)
- 情報活用能力とデジタルリテラシー
- 英語や数学への応用力
いまの社会では、インターネットやアプリなどのIT技術が、生活や仕事を支える当たり前の基盤になっています。
プログラミングの知識は、以前のように「エンジニアなど特定の仕事のための専門スキル」というだけではなく、これからの社会を生きていくうえで役立つ“基礎的な力”になりつつあります。
教育の内容も、それに合わせて変化しています。
大学入試では新たに「情報」科目が加わり、データの扱い方やICTの活用、プログラミング的な考え方などが問われるようになりました。
プログラミング学習を通して身につく、ICT機器を使いこなす力や情報を整理して考える力は、学校での学びや将来の進路にも役立つと考えられます。
「情報I」について詳しく知りたい方は「必修科目「情報Ⅰ」に備えよう!共通テストや定期テスト対策も詳しく解説」をご覧ください。
プログラミング教育はいつから必修化された?

2020年から小学校ではプログラミング教育が必修化されました。
2012年:中学校での「プログラムによる計測・制御」が必修化
2020年:小学校でのプログラミング教育が必修化(現行の学習指導要領に基づく)
2021年:中学校での技術・家庭科におけるプログラミング内容が拡充
2022年:高校に必修科目「情報Ⅰ」が新設
2025年度:大学入学共通テストに「情報Ⅰ」が試験科目として追加
プログラミング教育は小学校から大学入試まで一貫した体系として整備されてきています。
プログラミング教育のデジタル教育機器や基盤の整備について

2020年の必修化から数年が経過し、プログラミング教育は学校現場に着実に定着してきました。
上記のように令和6年では小学校における子どもひとりあたりの学習者用コンピュータ台数は、1.1台と、ほぼすべてに行き渡っている状況です。プログラミング教育に必要とされるデジタル機器や環境も整いつつあります。
当初は教員のスキル不足や機器の整備状況に地域差もありましたが、文部科学省による研修教材の整備やGIGAスクール構想による1人1台端末の普及により、環境は大きく改善されています。
プログラミング教育が必修化された理由
日本社会ではIT化・DX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進み、あらゆる産業でデジタル技術を活用できる人材が求められています。経済産業省の試算では、2030年には約80万人規模のIT人材が不足するとされており、人材育成は国家的な課題であることが浮き彫りになりました。
また、AI(人工知能)の普及により、現在ある職種の多くが将来的に変化・自動化されると予測されています。時代が急激に変化するなか、「主体的に考え、行動できる力」を身につけることが重視されています。
参考:小学校プログラミング教育の概要1
プログラミング教育の目的・ねらいとは?
プログラミング教育の目的は、プログラミングのスキルを身につけるだけでなく、「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成」が目的とされています。有識者会議でも、プログラミングに必要なコーディング(プログラミング言語を用いた記述方法)は時代により変化していくため、コーディングなどを覚えることではなく、自分で考え、それを形にしていく、プログラミング的思考力や行動力の育成が重要とされています。
その時々に合わせて柔軟に対応できる、時代を超えて普遍的に求められる資質・能力を身に付けることが最大の目的です。
プログラミング教育の目的は、将来のIT人材の不足を補うためもありますが、それ以上に将来どのような職業につくときにも必要となる「プログラミング的思考」の育成が重要とされています。
プログラミング教育のメリット
ここでは、プログラミング教育のメリットを解説します。問題解決能力が身につく
プログラミングを学習することで、筋道を立てて問題を解決できる「問題解決能力」が身につきます。また、問題解決能力が身につくことで、適切に振り返りを行うこともできるようになります。問題解決能力が高くなると、物事に柔軟に対応したり主体的に行動できたりするようになるなどのメリットが多くあります。
さらに、物事に対峙した際に、解決可能な小さな目標を立てられるようになることで取り組みやすくなるでしょう。
IT化に対応できるようになる
日本の社会ではIT化が加速しており、IT人材が不足することが懸念されています。プログラミング教育の導入により、IT化に対応できる人材が増えれば将来の社会にとって有益となり得るでしょう。IT化に対応できる人材には、DX推進やビッグデータの活用、AI・IoTの開発などの役割を担うことが求められます。
小学生からプログラミングに触れることで、IT化に対応できる人材として必要なスキルを身に付けやすくなることがメリットです。
将来の選択肢が広がる
プログラミングを用いた技術は、エンジニアやプログラマだけではなく幅広い職種で利用されています。どのような職業に就いたとしても、パソコンスキルは必須だといえるでしょう。プログラミングスキルがあれば、ゲームクリエイターやロボット開発など、小学生から人気の職種もめざせます。
将来、AIが多くの業務を担う時代になったとしても、プログラミングの知識や考え方は重要です。
特に、課題を整理して解決する力や論理的に考える力は、IT分野に限らず、さまざまな仕事で求められる大切な力です。
子どもの未来に結びつく学びについて、さらに深く知りたい方は下記の記事にも目を通してみてください。
プログラミング教育で論理的思考力を鍛える!子どもの未来を切り開く学びとは?
プログラミング教育におけるプログラミング的思考

プログラミング教育の最大の目的とされる、プログラミング的思考とは何でしょうか?
プログラミング的思考は簡単に言うと、「目的を達成するために物事を順序立てて考え、結論を導き出していき、それを計画的に実行する考え方」です。
プログラミング的思考を構成する4つの要素
- 論理的思考
- 創造性
- 問題解決能力
- 行動力
論理的思考は、筋道を立てて考える力。創造性は新しいアイデアを形にする力。問題解決能力は、課題を分解し解決する力。そして、行動力は考えたことを実行に移す力です。
つまり、プログラミング的思考をプログラミング教育によって身につけることで、どんな場面でも応用できる「さまざまな力」を育むことができるわけです。
プログラミング教育における情報活用能力
文部科学省『小学校プログラミング教育に関する研修教材』によると、情報活用能力とは以下のように示されています。情報及び情報手段を主体的に選択し、活用していくための個人の基礎的な力さらに新学習指導要領において情報活用能力は言語能力と同様に学習の基盤となる資質と考えられています。
情報活用能力の3つの観点
- 情報活用の実践力
- 情報の科学的な理解
- 情報社会に参画する態度
情報の収集や整理、適切な活用方法や仕組みの理解、情報モラルといった総合的な情報活用能力の育成を基盤に、プログラミング教育を行う方針です。
おすすめのオンラインプログラミング教室
ここでは、おすすめのオンラインプログラミング教室をご紹介します。N Code Labo

- 講師は全員プロのエンジニア
- 通学コースとオンライン個別指導コースがある
- 通学は1対3までの少人数、オンラインはマンツーマン指導
N Code Laboは、小学1年生から高校3年生までを対象とした実践的なプログラミングが学べるプログラミングスクールです。
角川ドワンゴ学園が運営しており、N高グループのプログラミング専門クラスで培ったノウハウを提供しています。未経験者から上級者まで、さまざまな言語・環境のプログラミングを学べるのが特徴です。
2つのコースがあり、オンライン個別指導コースは全国どこでも学ぶことができ、通学コースは新宿・秋葉原・横浜・大阪梅田・天王寺の5教室で展開中。オンラインはマンツーマン、通学コースは少人数制の個別指導を採用しており、一人ひとり細やかな指導を行っています。生徒それぞれの学習進度に合わせて授業が進められるため、着実に技術を身につけられるでしょう。
プログラミングを行うだけではなく成果を発表する機会が多くあるため、プログラミングスキルはもちろん、プレゼンスキルも同時に伸ばせます。
参考:N Code Laboの評判・口コミ
通学コースの無料体験がおすすめ
プログラミング教育 HALLO オンライン教室

- 独自教材「Playgram」が教材
- ゲーム感覚でビジュアルプログラミングからPythonコーディングまで学べる
- AI学習管理システムを採用
- 「情報I」の先取り学習にも対応
プログラミング教育 HALLO オンライン教室では、子どもが夢中になって学べる「Playgram」が教材に採用されています。
「Playgram」は、遊び感覚で冒険を進めているうちに、気付いたら実用レベルのコーディングまで身につけられる超本格派の教材。とにかく子どもが夢中になる仕掛けがたくさん組み込まれており、勉強が苦手なお子さまでも楽しくスキルを身につけられるでしょう。
対象となるのは、年長~中学3年生です。一人ひとりの学習時間や頻度、各ステージの理解度や進度などに合わせて個別レッスンを行っているため、年齢に関係なく最適な内容を学べるのも魅力的なポイントです。
毎日15分の自宅レッスンや週1回のレッスン、月1回行われる発表を繰り返すことで、スキルがどんどん上達していきます。
参考:プログラミング教育 HALLO オンライン教室の評判・口コミ
デジタネ

- 月額3,980円〜と手頃な価格で全コース受け放題
- 短時間の動画形式で子どもひとりでも学習を勧めやすい
- プログラミング能力検定(プロ検)のオンライン自宅受験にも対応
デジタネには、小学生が思わず夢中になるコースが多数揃っています。教材満足度は、驚異の90%以上。
マインクラフト、Scratch、Roblox、JavaScriptなどの楽しいミッションが100以上も揃っているため、きっと学びたいミッションが見つかるでしょう。
動画形式で学ぶことができ、1動画は5~10分ほどの長さです。お子さまだけでスムーズに学習を進められるようになっているため、保護者の負担を増やさずにスキル習得が期待できます。
デジタネで学ぶことで、考える力や造る力はもちろん、自分の作った作品を通して相手に伝える力も養えるでしょう。
月額3,980円~というリーズナブルな価格も魅力的なポイント。動画教材の他、月に1回程度のLIVE配信授業や月1~2回の学習応援タイム、チャットサポート、コミュニティ機能などのサービスを利用できます。
参考:デジタネの評判・口コミ
こちらのオンラインプログラミングスクール取材もご覧ください!
Tech Kids School (テックキッズスクール)オンライン校は、プログラミングの入門から本格的なゲーム開発まで、幅広いカリキュラムで体系的に学べるのが特徴。2013年の設立以来、通って学べる渋谷校とオンライン校あわせて3万人以上の子どもたちにプログラミング教育を提供しています。今回は、同校の講師経験もある酒井さん(体験会責任者)に、オンライン校の特徴や教育方針についてお話を伺いました。
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メタバース空間を活用した次世代型プログラミングスクールも!
メタバース空間を活用した次世代型プログラミングスクール「Meta Nexus」。記事の前半ではその様子をレポートします。後半では、宮本さんにスクールを立ち上げた背景と、子どもたちに育んでほしい力について伺いました。
2026/01/08
プログラミング教育の現状と問題点
プログラミング教育の現状について、わかりやすく解説していきます。教育ICT環境の更新「NEXT GIGA」とは?
全国の小中学校では、子どもたちが1人1台のタブレットを使って学ぶ環境が、2020〜2021年度ごろに一気に整いました。現在は導入から4〜5年ほどが経ち、多くの学校でバッテリーの劣化や故障が増えてきたことから、端末を新しくする時期を迎えています。そこで国は、「GIGAスクール構想第2期(NEXT GIGA)」として、1人1台端末の計画的な更新と、学校のネットワーク環境の強化を進めています。
早い自治体では2024年度から新しい端末への切り替えが始まっており、2027年度ごろまでかけて順番に進めていく地域もあります。
新しく導入されるタブレットは、デジタル教科書を快適に使ったり、AIを活用した学習ドリルなどに対応したりできるよう、処理能力や保存容量がより高くなると考えられています。また、タッチペンで書き込みができることが基本となり、見やすい画面やマイク・カメラなど、オンライン学習にも対応した機能も重視されています。
学校のICT環境は、単に「端末を配る段階」から、「ICTを前提に学び方や学校の仕事をどう変えていくか」を考える段階へと進みつつあります。
ただし、全国の学校でどのくらい更新が進んでいるのかについては、自治体ごとの詳しい進捗がまだ十分に公表されているわけではありません。今後は、端末の更新がどの程度進んでいるのか、また更新された環境が子どもたちの学びにどのように役立っているのかを、よりわかりやすく示していくことが求められそうです。
情報教科を教えられる教員が不足している

文部科学省による上記の調査結果を見ると、中学校では、臨時の免許で教えている先生や「免許外教科担任」* として授業を担当している先生の割合が比較的多いことがわかります。
学びは小学校から中学・高校へと進むにつれて、内容もより専門的になっていきます。そのため、本来であれば中学校や高校こそ、それぞれの教科の専門知識を持つ先生から学べる環境が整っていることが望ましいと言えるでしょう。
情報教科における教員不足の現状を受け、文部科学省では計画的な採用活動や研修資料作成といった取り組みを継続して行っています。
徐々に解消されていくでしょうが、そもそも教員不足といわれる中でなかなか進まない現状もあるようです。
生成AIとプログラミング教育
急速に広がっている生成AIを、学校教育の中でどのように活用していくのか、また、子どもたちにAIとの付き合い方や使い方をどう教えていくのかは、今まさに議論が進められているテーマです。AIとプログラミング教育は関係が深い分野ですが、AIの進化のスピードは非常に速く、教育現場では環境やルールを整える前に次の技術が登場するような状況も見られます。
一方で、AIを上手に活用するためには、情報を整理して考える力や、問題を順序立てて解決する力が欠かせません。こうした力は、小学校のプログラミング教育で育てようとしている「プログラミング的思考」とも重なる部分があります。
文部科学省は平成6年のガイドラインで以下のように指摘しています。
小学校段階の児童が直接利活用することについては、発達の段階等を踏まえたより慎重な見極めが必要である。例えば、情報モラル教育やプログラミング教育の一環として教師による生成AIとの対話内容を数多く提示することなどを通じて基本的な事項を学んだり、生成AIに関する体験を積み重ねることで生成AIについての冷静な態度を養ったりしていくことが重要と考えられる。AIに関する教育は、プログラミング教育とも関わりながら、これからますます重要になると考えられています。
初等中等教育段階における生成AIの利活用に関するガイドライン/文部科学省
技術の変化は大人でも追いかけるのが難しいほど速いため、学校では「AIをどう使うか」「どう向き合うか」を含めた学び方を、今後も模索していく必要がありそうです。
AIが日常に浸透し、教育現場でも「AIをどう教えるか」が問われるようになりました。そこで小学生向けプログラミング教室「コードアドベンチャー」が新たに開講したのが、マインクラフトの世界を使ってAIを学ぶカリキュラムです。本記事では、代表の宮城島氏への取材をもとに、AI教育に取り組む背景や授業の仕組み、さらに教室の現場で見えてきた子どもたちの変化を紹介します。
2026/01/07
小学校のプログラミング教育での具体的な内容は?
文部科学省の有識者会議では以下の内容があげられています。①まずは身近な生活でコンピューターが活用されていることに気付かせる。
②問題の解決には必要な手順があることを教え、論理的思考を身に付ける。
③各教科で育まれる思考力を基盤としながら、基礎的な「プログラミング的思考」を身に付けること。
④コンピューターの働きを生活に生かそうとする姿勢を身に付けること。
中学校のプログラミング教育が技術家庭科の項目になっているのに対し、小学校でのプログラミング教育は、算数・図画工作・理科・音楽など、さまざまな教科で行われることになっています。
現在すでにプログラミング教育を取り入れている小学校もあり、「プログラミング教育実践ガイド」として、文部科学省のホームページで紹介されています。
プログラミング的思考は、どんな時代やどんな状況でも、普遍的に求められる資質・能力と考えられています。自分で考え解決していける力を身に付けておけば、仕事だけでなく、日常の生活で問題に直面した時も役に立ちます。
こうした考え方が身につくことにより、わからない問題を解いていく楽しみも生まれ、勉強へのやる気を高めることにもなり、子どもの将来の選択肢を広げることにも繋がる可能性があります。
小学校のプログラミング教育では具体的に何をする?
既存の教科教育の中で、プログラミング教育はどのように組み込まれていくのでしょうか?文部科学省『小学校プログラミング教育の手引(第三版)』で示されている例を見てみましょう。たとえば算数では、「プログラミングを通して、正三角形の意味を元に正三角形をかく場面」が想定されています。正六角形などを分度器や定規を用いて正確に作図することは難しく、どんなに丁寧に作業したとしても、長さや角度がわずかにずれてしまいます。

ところが、プログラミングを通してそれを行うと、正確な作図を行うことが可能です。
そしてその過程で、どのような命令をすればプログラムが動くのかを児童が考えることになります。しかもこれを応用すれば、人間が手作業で行うには時間がかかりすぎたりする作業も、コンピュータを使えば容易に行えるということに気づけます。
教科教育を通して、コンピュータやプログラミングに何ができるのかを理解してもらえるようになっています。
小学校のプログラミング教育の研修教材内容
文部科学省では『小学校プログラミング教育に関する研修教材』のなかで小学校のプログラミング教育が円滑に実施できる研修教材を提供しています。研修教材を利用することで学習のねらいや育む資質・能力、指導例、操作を学習することができ、初めてプログラミング教育に取り組む教員向けとしても利用可能な内容です。
また、教材は映像教材とテキスト教材で構成されているため、両方を効果的に用いながら研修を行うことができるようになっています。
既存の教科外でも行われるプログラミング教育
先ほども参照した『小学校プログラミング教育の手引(第三版)』では、学習活動の分類として、教科内で実施するもののほかに「教育課程内で各教科等とは別に実施するもの」「クラブ活動など、特定の児童を対象として、教育課程内で実施するもの」についても触れられています。「教育課程内で各教科等とは別に実施するもの」は、各学校の裁量で実施されるもの。
各教科の学びを確実にするため補助的にプログラミングを導入するのではなく、プログラミング的思考を育むこと、コンピュータ等を活用して身近な問題を解決する態度を育むことなどを目指して実施されます。ここでは、実際に簡単なプログラムを組むような授業が想定されています。
「クラブ活動など、特定の児童を対象として、教育課程内で実施するもの」は、いわゆる課外活動にあたるものです。
クラブ活動の内容としては、「オリジナルアニメーションをつくろう」「家で使える便利な機械」を考えようといった、やや高度なものが設定されている印象です。
プログラミングに興味をもった児童たちに、さらに学習を行ってもらいたいという狙いがあるのでしょう。プログラミングが得意な児童に、苦手な児童のサポート役を担ってもらう、といったことも想定されています。
小学校から始まり、プログラミングの学びは中学・高校へとつながっていきます。単なるコーディングスキルではなく、将来にわたって必要ないろいろな「力」を育むのがプログラミング教育です。
学校の授業に加えて、「もっとやってみたい」「先取りして学びたい」というお子さんには、習い事としてプログラミングを学ぶのもひとつの方法です。教室では、学校とはまた違った形で、幅広い知識やスキルに触れられます。
「どんな教室を選べばいいの?」「費用はどのくらい?」と気になる方は、ぜひ次の記事も参考にしてみてください。
子ども向けプログラミング教室の選び方|教室のタイプ・費用・オンラインとの違いも徹底比較!
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