ロボット技術検定とは?試験内容・難易度・受験料・対策を徹底解説

ロボット技術検定とは?試験内容・難易度・受験料・対策を徹底解説

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ロボット技術検定とは、ロボットの技術知識を測定し、技能を認定するための資格試験です。プログラミングやロボットづくりに興味がある人の中には、受験を検討している人も少なくないでしょう。

本記事では、ロボット技術検定の概要や試験対策、資格試験を受けるメリットについて解説します。

ロボット技術検定とは?

ロボット技術検定は、一般社団法人 ロボット技術検定機構が運営し、2011年から実施されている検定試験です。

ロボット技術検定の目的は、日本が長年培ってきた「ものづくりの技術」と最先端の「IT開発技術」の両方を測定すること。

メカニカルスキル、エレクトロニクススキル、人工知能プログラミングスキルなど、多岐にわたる分野の知識と技量を評価することが可能です。

小学生でも受験できる資格には、ロボット検定ジュニア(WeDo 2.0/SPIKEベーシック使用)と、ロボット検定(for LEGO® MINDSTORMS® Education EV3 とfor Education SPIKE™プライムがあります。

受験料は、2,900円(税抜)(ロボット検定ジュニア 3級)から6,800円(税抜)(ロボット検定 1級)と、レベルアップしていくごとに値段が変わるしくみになっています。

3級から順次レベルアップしていける検定形式です。

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一般社団法人 ロボット技術検定機構

2025年度の第1回ロボット検定(EV3、SPIKEプライム使用)、ロボット検定ジュニア(SPIKEベーシック使用)が、2025年4月13日に開催されました(一部会場では別日程にて実施)。茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神 ... "2025年度第1回ロボット検定が実施されました" の続きを読む ...

一般社団法人 ロボット技術検定機構

https://robogiken.jp/ >

ロボットプログラミングの資格試験を受けるメリットって?

ロボット技術は、伝統的に日本が世界をリードしてきた分野です。

産業用ロボットから「アイボ」「ペッパー」まで、常に最高水準の技術を提供してきた日本。子どものうちからロボットプログラミング技術を身につけておけば、進学や就職の面でも有利に働くといえるでしょう。

ロボット技術検定は、ロボットの実践的なスキルを測定できるのが大きな特長。プログラミングだけでなく、機械工学や電気の知識の裏付けのある人材はさまざまな分野で力を発揮していけるはず。

多彩な技術分野に関して、バランスある知識と技能向上を測定できる資格検定といえます。

20年後、30年後の社会が求める人材になるために、自分の能力をチェックするよい機会となります。

ロボット技術検定の運営機関は?

一般社団法人 ロボット技術検定機構は2009年に「かながわ次世代ロボット検定事業」として設立されました。

2011年には大人向けの第1回ロボット技術検定が実施され、翌年2012年には生徒向けの第1回ロボット技術検定for schoolを実施。

以来、最先端ロボット技術と教育現場の橋渡しをする活動をつづけてきました。

長い歴史のなかで常にロボット技術の進歩を支えてきた自信と誇りが、次世代を担う子どもたちのロボットプログラミング技術向上を応援していきます。

ロボット技術検定の対象年齢は?

ロボット検定ジュニア( WeDo 2.0 / SPIKEベーシック使用)は、小学1年生から、ロボット検定(for EV3、forSPIKEプライム)は小学3年生から受験できます。

ただし、ロボット検定ジュニア、ロボット検定ともに、受験会場に以下のキットを持参できる人が対象です。

ロボット検定ジュニア
・レゴ® WeDo2.0
・SPIKEベーシック
ロボット検定
EV3 教育用レゴ®マインドストーム®EV3基本セット
SPIKEプライム レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライム基本セット

最初に受験する人は3級から受験するのがおすすめ。
以降、準2級、2級、準1級、1級(ロボット検定ジュニアは準2級と準1級はなし)と、レベルアップしていけます。

ロボット技術検定の出題範囲は?

ロボット技術検定の出題範囲を、ロボット検定ジュニアとロボット検定に分けて解説します。

ロボット検定ジュニア(WeDo 2.0/SPIKEベーシック使用)

小学校低学年以上を対象とした試験で、レゴ® WeDo2.0/SPIKEベーシックを使用した、プログラミングとロボットに関する内容が出題されます。

詳しい内容はWebで公開されていないので、Crefusの公式オンラインショップから過去問題を購入しておくといいでしょう。

3級

1.筆記(知識・プログラミング)2.実技(組立て)

2級

 1.筆記(知識・プログラミング)2.実技(組立て・プログラミング)

1級

 1.筆記(知識・プログラミング)2.実技(組立て・プログラミング)

ロボット検定 (EV3・SPIKEプライム使用)

小学生、中学生、高校生以上を対象にした試験で、小学3年生から受験可能です。ロボットに関する知識を問う筆記問題と、課題どおりにロボットが動くか確認する実技問題が出されます。

【3級】

初級プログラミング、ロボット製作初級

【準2級】

初級プログラミング(センサー制御)、ロボット製作初級

【2級】

中級プログラミング(条件分岐、変数など)、ロボット製作中級

【準1級】

中級プログラミング(変数、サブルーチンなど)、ロボット製作上級(条件組立て)

【1級】

上級プログラミング(変数、サブルーチン、C言語など)、ロボット製作上級(条件組立て)

ロボット技術検定の試験対策は?

ロボット技術検定 過去問・対策プリント

主催者が過去問題集、対策プリントを作成しており、Crefus OnlineのWEBショップから購入できます。

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crefus online shop

crefus online shopはロボットを通じて科学を学ぶ教室を、お家で受けられるようになる、サイトです。

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受験ガイド

公式サイトで以下の受験ガイドが公表されているので、ぜひ参考にしてみてください。受験ガイドには、出題内容や例題が載せられています。

ロボット検定ジュニア(SPIKE ベーシック使) 2級受験ガイド
ロボット検定(for SPIKEプライム) 3級ガイド
ロボット検定(for SPIKEプライム) 準2級ガイド
ロボット検定(for SPIKEプライム) 2級ガイド

もっと知識を深めたいなら

入門 LEGO MINDSTORMS NXT 第2版 レゴブロックで作る動くロボット 大庭 慎一郎 (著)



「思い通りに動くロボットを作り上げよう!」をテーマに、基本的なロボットの作り方から簡単な動かし方まで、初心者に大切な知識をていねいに解説しています。

ロボット技術検定の受験料は?

ロボット検定ジュニアとロボット検定の受験料は以下のとおりです。

ロボット検定ジュニア(WeDo2.0/SPIKEベーシック)
3級 2,900円(税抜)
2級 3,900円(税抜)
1級 4,900円(税抜)


ロボット検定(EV3、SPIKEプライム共通)
3級 3,300円(税抜)
準2級 3,800円(税抜)
2級 4,800円(税抜)
準1級 5,800円(税抜)
1級 6,800円(税抜)

ロボット技術検定の試験はどこで受けられるの?

2024年に行われた第1回・第2回ロボット検定(EV3、SPIKEプライム使用)試験は、茨城、群馬、千葉、埼玉、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫、奈良、広島、山口、福岡、佐賀、大分、熊本、鹿児島、沖縄で開催されました。

2024年開催のロボット検定ジュニア ( WeDo 2.0 / SPIKEベーシック使用)も、同じ県で試験を開催。会場や試験内容により日にちや時間が異なるため、受けたい試験が決まっている人は、対象会場と日時をチェックするのがおすすめです。

2025年以降の会場はまだ発表されていませんが、2024年までと同様に、日本各地のロボット検定会場で開催される予定となっています。

まとめ

ロボット技術検定は、日本のロボット技術とともに歩み、現在も最先端で活躍している技術者をたくさん育ててきたロボット技術検定機構 が提供しています。

この資格認定を得た人はプログラミングと実技の両方でしっかりとした基礎を積んだ人材と認められるでしょう。

ロボット技術とプログラミングは、今後何十年間も必要とされる知識・技能の基礎となってくるもの。

努力と合格の軌跡は子どもたちの長い人生に生きる、素晴らしい経験となってくれるでしょう。

他にはどんな資格がある?

対象年齢が合わない!

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と思った方は……

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コエテコ byGMO 編集部
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2025/08/26

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