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(「キッズ・プログラミング検定」は「プログラミング能力検定」に統合されました) キッズ・プログラミング検定(プロ検)とは? | 試験内容・難易度・受験料・対策を徹底解説

【2021年12月追記】「キッズ・プログラミング検定」は「プログラミング能力検定」に統合されます

インターネット総合サービス企業である株式会社サイバーエージェントと教育アプリや個別指導塾を展開する株式会社スプリックスは、共同で合同出資を行い、「プログラミング能力検定協会」を新設しました。

同協会では、両社が持つインターネットや教育分野に関するノウハウを引き継いだ上で、プログラミングスキルを客観的に評価する指標を提供するためプログラミング能力検定を運営しています。

プログラミング能力検定は、高等学校にて2022年度より実施される、新学習指導要領の「情報Ⅰ」におけるカリキュラムに基づくよう設計されています。

レベルは1〜6段階に分かれており、試験のレベルがステップアップするにつれ、大学入試「情報科目」で要求されるレベルを満たすことが可能となります。大学受験に役立つことが本検定の狙いとしており、レベル1~4まではScratchをベースにしたオリジナルのプログラミング言語、5~6ではテキストプログラミング言語が選定されています。

プログラミング能力検定」の受験資格は小学生~高校生とされており、全国1,000以上の会場で受検可能です。くわしくは以下のWebサイトからご確認ください。

キッズプログラミング検定(プロ検)とは?

キッズプログラミング検定(プロ検)は、株式会社サイバーエージェントが小学生を対象にしてスタートした新しい検定試験で、2019年8月に第一回試験が行われました。

2020年より国内すべての小学校においてプログラミング教育が必修になります。

プログラミング教室が増加し「子どもにさせたい習い事」としても1位になろうとしています。

しかし、これまで学校になかった学習内容であるだけに、どれくらい知識や技術力がついたか測定する指標がありませんでした。

プロ検は、子ども自身が成長の手応えを感じる指標となるために開始された資格だそう。

3,000円の受験料で気軽にチャレンジでき、Scratch、QUREOの知識と応用力を測るのがねらいです。

子ども向けプログラミング検定を受けるメリットは?

プログラミング教育必修化のなかで、保護者の方々の関心も高まっています。

もちろん、これまでの教科の勉強も大切です。

しかし、デジタル化がますます進むこれからの社会では、プログラミング教育は英語同様、将来の進学や就職にかかわる基本的な技能になっていくでしょう。

そのためにも、小学生のうちの基礎固めが何より大切になってきます。

プロ検は「小学生のため」を明記し、他のプログラミング検定と異なるセールスポイントとしています。

将来の進学や就職に向けて、いま必要とされる知識・技能を確認しながら成長していくよい機会となるでしょう。

キッズプログラミング検定の運営会社は?

プロ検は、「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンを掲げる東証一部上場企業、株式会社サイバーエージェントが運営しています。同社はメディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業、投資育成事業を展開しており、勢いのある会社として注目を集めています。

サイバーエージェントでは、小学生向けプログラミング教育を行う専門子会社として株式会社CA Tech Kidsを2013年5月に設立。

本格派のプログラミング教室であるTech Kids School(テックキッズスクール)を展開してきました。


Tech Kids Schoolでは約6年間にのべ3万人の子どもたちにプログラミング学習の機会を提供し、多くの生徒がオリジナルのiPhoneアプリをApp Storeで公開。

各種プログラミングコンテストでも毎年入賞者を出しています。

プロ検は、そのようなサイバーエージェントとCA Tech Kidsが提供する、小学生が必要なプログラム知識を測定する検定試験です。

キッズプログラミング検定の対象年齢は?

受験者は、小学生限定です。他の検定試験と違い、中学生以上のお子さんや大人(講師)が受験することはできません。

次回の試験は2007年4月2日~2013年4月1日生まれの方が受験できます。

キッズプログラミングの傾向と対策は?

試験科目はScratchとQUREOの2種類

応募者は、ScratchQUREO、2種類のビジュアルプログラミングツールのなかから一つ選んで受験します。

2020年春の試験からは、テキストプログラミングも実施される予定です。

まず、最初は自分の得意なツールからチャレンジするのがおすすめです。

級位は1級から10級まで

キッズプログラミング検定の級位は上級(1~3級)、中級(4~7級)、初級(8~10級)と細かく分かれており、全体で10級種となっています。

初心者はまず10級からスタートして、9級、8級……と、一歩ずつステップアップしていくことができます。

試験内容は具体的なプログラミングの課題。正答率70%で合格

キッズプログラミング検定の出題範囲は、Web上でも公開されています。

(プロ検公式サイトに掲載されている出題範囲)


この課題をクリアして正答率70%で合格、というわかりやすい目標が設定されています。

サンプル問題を解いて準備も完了!

プロ検ではサンプル問題も公開されているので、受験準備も効率よく学習を進められます。


キッズプログラミング検定は2019年8月に第1回試験が実施されたばかりの検定試験なので、まだ、この検定にターゲットを絞った受験参考書はないようです。

ここでは、Scratch、QUREOの初歩をやさしく学べる子ども用参考書やWebで学べるサービスを紹介します。


今すぐ使えるかんたん Scratch 松下 孝太郎  (著), 山本 光  (著)


『今すぐ使えるかんたんScratch』のキャッチフレーズは、いちばんやさしいScratchの本

ステップバイステップ式に記述されているので、未経験者でも少しずつレベルアップしながらプログラムを作成できます。

QUREOの学習はオンラインで!

QUREOは、サイバーエージェントグループの小学生向けプログラミングスクール Tech Kids Schoolとゲーム会社、株式会社アプリボットが共同開発した、オンラインで学ぶプログラミング学習サービスです。

1ヵ月分の学習内容にあたる20レッスンまで無料。その後のレッスンは有料となります。

なお、「オンライン学習は自宅できちんと続けられるか不安……」という方向けに、教室でQUREOのカリキュラムが受講できるプログラミング教室もあります。


お子さんの性格やスケジュールに合わせて、ベストな方をチョイスしてくださいね。

キッズプログラミング検定の受験料は?

Scratch、QUREOいずれの受験科目も1級~10級級位に関わらず検定料金は3,000円(税別)となっています。

お手頃な値段で受験できるので安心ですね。

キッズプログラミング検定の試験はどこで受けられるの?

2019年8月の第一回検定試験は、サイバーエージェントの東京オフィスと大阪オフィスで開催されました。

それぞれの所在地は以下の通りです。

東京会場 : サイバーエージェント東京オフィス

渋谷マークシティ 17F
東京都渋谷区道玄坂1-12-1
Abema Towers 10F
東京都渋谷区宇田川町40-1

大阪会場 : サイバーエージェント 大阪オフィス

大阪富国生命ビル 18F
大阪府大阪市北区小松原町2番4号

まとめ

キッズプログラミング検定は「小学生向け」というはっきりとしたターゲットに向けて、2019年8月に第一回検定が行われたばかりの新しい検定試験です。

受験者が全員小学生なので、実際に学校のプログラミング授業で競い合うライバルと知識と技能を闘わせ、ともに上達していけるメリットがあります。

また、ScratchだけでなくQUREOで受験できるのも大きな特徴といえるでしょう。

2020年4月にはじまるプログラミング授業の準備のためにも、有効な選択肢となるはずです。

他にはどんな資格がある?

対象年齢が合わない!

他にはどんな資格があるの?

と思った方は……

プログラミング資格・検定を一覧でまとめた記事をどうぞ!↓

記事中で紹介されているスクールはこちら

ジュニア・プログラミング検定が受けられるプログラミング教室、Tech Kids School (テックキッズスクール)のページはこちら。コース内容や教室の様子も詳しく見ることができます。


QUREOのカリキュラムが教室で勉強できる「QUREOプログラミング教室」はこちら。


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