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不要な広告が気になるという時には、広告ブロック機能を使うことで対象の広告を非表示にすることができます。
この記事では、広告ブロックのメリットやデメリット、おすすめのツール、スマホの広告を消す方法について詳しくご紹介します。
iPhoneで気持ち悪い広告を消す方法
スマートフォンでWebサイトを見ている場合に、見たくない気持ちの悪い広告に突如として出会うことがあります。不快な気持ちになるのを避けるためにも、広告の消し方を覚えておくのは重要です。ここでは、スマートフォンの定番であるiPhoneに焦点を当て、広告ブロックの方法を解説していきます。- 「ポップアップブロック」をオンにする
- 「追跡型広告」を非表示にする
- 広告ブロックツール・アプリを利用する
「ポップアップブロック」をオンにする
表示しているページ上に被さるようにして表示される「ポップアップ広告」。半強制的に視界に入ってくるため非常に不快ですが、iPhoneにはこのポップアップ広告を消す機能が標準で搭載されています。その名も「ポップアップブロック」といい、設定アプリから有効化してあげるだけで簡単に利用可能です。ポップアップブロックの起動方法は以下の3ステップのみ。
- 1.「設定」アプリから「Safari」を選んでタップ
- 2.「Safari」内下部にある「ポップアップブロック」を選択
- 3.「ポップアップブロック」のトグルスイッチがON(緑)になれば完了
なお、この方法はSafari限定となっています。ほかのブラウザを利用している場合には、また別の手順を踏む必要があるためご注意ください。
「追跡型広告」を非表示にする
アクセス履歴・検索履歴等からユーザーの興味を分析し、自動的に表示してくるのが「追跡型広告」です。本当に興味のある広告が出てくるならいいのですが、あくまでAIによる判別のため、時には全く関係のない不快な広告が表示されることも。iPhoneなら、このような追跡型広告もブロックすることができます。設定も以下のように非常に簡単。
- 1.「設定」アプリから「プライバシーとセキュリティ」を選んでタップ
- 2.「プライバシーとセキュリティ」内下部の「Appleの広告」をタップ
- 3.「Appleの広告」内にある「パーソナライズされた広告」を選択
- 4.「パーソナライズされた広告」のトグルスイッチがOFF(灰色)になっていれば完了
ただし、この機能はあくまで「興味関心を自動で分析して広告を選定する」という機能がOFFになるだけで、表示される広告数に変化はないため気を付けましょう。そもそも広告自体の数を減らしたいという人は、先述した「ポップアップブロック」をONにしたり、別途広告ブロックツールを導入したりするといいですね。
広告ブロックツール・アプリを利用する
iPhone(Safari)の標準機能だけでは広告を消しきれなかったという場合には、外部の広告ブロックツールをインストールして「コンテンツブロッカー」機能を利用するのもおすすめです。これはiOS9から搭載されたSafariの拡張機能で、Safariの広告ブロック機能を大幅に強化することができます。代表的な広告ブロックツールを以下にまとめました。App Store上にたくさんのアプリが公開されているので、より使いやすそうなものを自分で選んでみるのも◎。
- AdLock (無料)
- AdGuard (無料
- 280blocker (有料)
標準機能よりも強力な広告ブロック機能を有している場合がほとんどですので、快適なWeb閲覧をサポートしてくれることでしょう。
広告ブロックとは?×のないスマホ広告の消し方は?
広告ブロックとは、インターネット広告を非表示にする行為や対策方法のことを指します。広告を含むコンテンツを非表示にするツールはコンテンツブロックと呼ばれており、現在ではさまざまな広告ブロックツールが開発されています。ユーザーの閲覧履歴を反映する追跡型広告については、トラッキングを拒否することによって広告の表示を制限することも可能です。
広告ブロックを行うことで、パソコンやモバイル端末のブラウザで不要な広告が削除された状態のWebサイトを閲覧できるようになります。
スマホ広告ブロックでできること
「広告ブロック」とひとくちに言っても、出来ることにはいくつかの種類があります。広告の非表示化
広告ブロックと聞いて最初に思いつくのが、広告の非表示化でしょう。基本的に、Webサイト上で広告を配信するソースコードの形式は決まっていることが多いです。広告の非表示化を行う場合は、広告を配信しているソースコードを検知して、それをWebページ上から削除してしまいます。
「広告」と聞くと、一般的にはバナー広告を想像するかもしれません。しかし広告ブロックを使えば、その他の広告を非表示化できる場合もあります。動画共有サイトでなどで使われている動画広告や、テキストのみの広告なども基本的には対象となります。
Cookieによるトラッキングを防ぐ
Webサイトを見ていると、直前に見ていたWebページの内容が広告として出てくることはありませんか? その商品やサービスに関心を持っている人はそれらを購入する確率が高いと判断されて、直前の行動などを元にして積極的に広告が表示されるようになる仕組みなのです。そして、これを実現しているのがCookieという仕組み。関連度の高い広告が表示されるので、消費者側にもメリットがある場合もあります。しかし、たまたま一度見たWebページの内容が延々と表示されるので億劫だと感じることもあるのではないでしょうか。広告ブロックにはCookieによるトラッキングを防ぐものもあるので、それを活用すればそういった広告に煩わされずに済みます。
広告ブロックのメリット
ここでは、各種広告ブロック機能を利用するメリットをいくつかご紹介します。- 読み込み時間の短縮化
- 子どもに不適切な広告も触れさせるのを防ぐ
- 画面に邪魔な広告がなくなる
- 悪質な広告被害を防げる
読み込み時間の短縮化
実は、広告を表示するためにも少なからずデータ通信が発生しています。広告をブロックすることで無駄な通信がなくなり、Webサイトの読み込み時間の短縮が期待できるでしょう。当然データ消費量も減り、通信制限にかかる可能性を下げることもできます。子どもに不適切な広告も触れさせるのを防ぐ
連絡手段として、小さなお子さんにスマホを持たせるご家庭も増えていることかと思います。広告ブロック機能は、子どもに不適切な広告を表示させてしまう事態を未然に防ぐことも可能です。大人ほどネットリテラシーがない子どもの場合、悪質な広告をついクリックしてしまう危険性もあります。広告ブロックを導入していれば、保護者の代わりにネットの脅威から守ってくれることでしょう。
画面に邪魔な広告がなくなる
画面全体に表示される「ポップアップ広告」をはじめ、昨今は画面占有率の高い広告が増えてきています。Web閲覧が妨げられてストレスを感じている人も少なくないかと思いますが、広告ブロック機能があればそのような悩みからも解消されるでしょう。見たいコンテンツだけを画面いっぱいに表示できるようになり、ネットサーフィンがより快適なものになるはず。
悪質な広告被害を防げる
広告として表示されている商品・サービスの中には、ユーザーに不利益を被らせるような悪質なものも多々存在します。会員登録を促して個人情報を抜き取ったり、クレジットカード情報を悪用したり…ネット上での詐欺等に関する報告は後を絶ちません。広告ブロックは、このような悪質な広告をそもそも表示させないため、被害に会う可能性をグッと下げてくれます。それこそまだネットに疎いお子さんや、詐欺師からターゲットにされやすい高齢者等は、積極的に広告ブロック機能を利用するといいでしょう。
広告ブロックのデメリット
続いて広告ブロックを利用するデメリットについても触れていきます。良い点・悪い点の双方をよく理解したうえで、導入すべきかを検討してみてください。- 個人情報の漏えいに繋がることがある
- 広告でしか出会えないサービスに出会えなくなる
個人情報の漏えいに繋がることがある
広告ブロックツールの脆弱性によって個人情報の漏えいに繋がることがあります。近年では簡単にインストールできるツールもある一方で、偽のツール配布や不必要なアクセス権限の要求といった悪質な事例もあります。
位置情報や閲覧データを抜き取られたりWebブラウザの遠隔操作を許してしまったりといった被害を防ぐために、ツール選びには十分注意することが大切です。
広告でしか出会えないサービスに出会えなくなる
各事業者が提供するサービスの中には、広告でしか出会えないものが多少なりとも存在します。例として挙げるとすれば、期間限定のもの、独自のキャンペーンが付帯されているものなど。広告を配信していればキャンペーンで申し込めたにもかかわらず、広告ブロックを利用していたことによってお得な機会を逃してしまう…なんて可能性がゼロではない点には、留意しておいた方がいいかもしれません。ただしそのようなケースはあまり多くないので、それよりも「悪質な広告の脅威から身を守りたい!」という気持ちがあるのであれば、広告ブロックを導入する価値は十分あるでしょう。
広告ブロックの具体的な方法とは?
広告ブロックの方法や使っている端末によって操作方法が異なりますが、主な方法は「端末やブラウザの設定変更」や「広告ブロックに有効なツールの利用」です。端末やブラウザの設定変更
端末の設定によってガイドラインに違反する広告などを非表示にできます。ここでは代表的な端末やブラウザの広告表示設定変更について説明します。iPhone
- 「設定」→「safari」→「ポップアップブロック」をオン
- 「設定」→「プライバシー」→「広告」→「追跡型広告を制限」をオン
Android(Google Chrome)
- 「Google Chrome」→「設定」→「サイトの設定」→「広告」
- 「Google Chrome」→「設定」→「サイトの設定」→「ポップアップとリダイレクト」
Windows
- 「Windows の設定」→「プライバシー」→「全般」→「設定アプリでおすすめのコンテンツを表示する」をオフ
広告ブロックに有効なツールの利用
端末の設定による広告ブロックが不十分と感じる方は広告ブロックに特化したアプリやソフトを利用することでより多くの広告を制限できるでしょう。広告ブロック済みブラウザを利用できるだけでなく、追跡やアクセス解析のブロック、シェアアイコンの非表示など幅広い機能が人気です。
スマホの広告ブロックに使えるおすすめツール
Firefox
Webサイトを閲覧するためのブラウザで、トラッキング防止機能や広告を非表示にする機能はもちろん、Webページの保存やマウス操作の置き換えといった拡張機能が充実しています。iOS・Android向けアプリも展開しています。Brave
iOS・Androidの端末で広告や追跡をブロックするブラウザです。プライベートタブ機能では目的のアドレスに辿り着くまでに複数のサーバーを経由し、接続を暗号化するので匿名性が高まります。Adblock Plus
広告ブロックやソーシャルボタン・トラッキングの無効化によってプライバシー保護ができるアプリです。メディアやブログ、動画共有サイトなどにも対応している強力なツールです。PRIV Browser
サイト表示を遅延させる広告をブロックするスマートフォン用のアプリです。不要なコンテンツの制限により高速ブラウジングや通信料の節約が可能になります。格安SIMでも利用可能です。AdFilter
iOSのSafariに作用するアプリで、フィルターを追加することでブロックできる広告を増やすことができます。必要に応じてフィルターを調整することで適切なブラウザ表示にカスタマイズすることが可能です。AdGuard
オンライン追跡を防止することで悪質なウェブサイトからデバイスを保護します。オンラインで子どものWeb利用を保護する機能もあり、不適切なコンテンツへのアクセスを制限することができます。スマホの広告ブロックツールをインストールする前に今一度確認を
広告のデメリットについて述べた箇所で、セキュリティ的な問題があることを指摘しました。便利な広告ブロックツールですが、インストール前には本当に大丈夫かどうか今一度確認をするようにしましょう。有名な広告ブロックツールを選んだからといって、安全とは限りません。ここでも紹介した「Adblock Plus」は多くの人が利用している広告ブロックツールですが、2017年に「AdBlock Plus」という偽物が出回ったことがありました(“b” が “B” になっている)。
この偽のツールは累計で3万7千人がダウンロードされています。これによって情報が抜き取られるなどの被害があったかは不明ですが、自分が想定していたものとは違うツールをインストールしてしまう危険性については、常に注意しておいた方が良いでしょう。
また、本家Adblock Plus にも脆弱性が発見されたことがあります。これは広告ブロックツールに限らず、全てのソフトウェアを利用する時に言えることですが、常にセキュリティ関連のニュースには注意を払って自衛することを心がけたいですね。
おすすめのパソコン教室などで、ネットリテラシーを高めるのもいいでしょう。