この記事では、STUDIOの特徴やSTUDIO制作代行の案件相場などをわかりやすく紹介します。
STUDIOって?
STUDIOは、デザインがあれば自在にホームページを制作できるツールを指します。アニメーション機能が搭載されたことで、より自由度が高いホームページを制作できるようになりました。さらに、統合開発環境が用意されているため、機能を拡張することも可能です。STUDIOは無料で利用できるため、コストを抑えて制作したい企業や個人から選ばれています。ただし、STUDIOでサイトを制作するための情報がネット上でやや少ないため、独学で理解する必要がある箇所も。
初心者がつまづきがちな独自ドメインの接続も短時間で行えることが、STUDIOの強み。SSLが自動で適用される仕様となっており、安全性が高いホームページを制作できます。
STUDIOの利用料
STUDIOにおけるプランごとの利用料は、以下の通りです。プラン | Free | Starter | CMS | Business |
月額料金 | 0円 | 1,280円(年払いで980円/月) | 2,480円(年払いで1,980円/月) | 5,680円(年払いで4,980円/月) |
対象 | 初心者向け | LP向け | コーポレートサイトやブログ向け | 組織のサイト作成・運用向け |
特徴 | デザインツールの全機能/アニメーション/STUDIOバナー付き公開/サブドメイン公開機能 | デザインツールの全機能/STUDIOバナーの非表示/ページごとの公開範囲設定/独自ドメインの接続 | Starterプランの全機能/CMS(1,000アイテムまで)/フォーム(計10,000件まで) | CMSプランの全機能/CMS(10,000アイテムまで)/優先サポート/ライター権限 |
無料で利用できるFreeプランからスタートして、STUDIOの使用感を試してから、有料プランの利用を検討したいですね。
STUDIOを利用するメリット
STUDIOを利用するメリットは、以下の通りです。- 短期間でスキルを習得しやすい
- サイトを修正しやすい
- 無料テンプレートのデザインが豊富
- 日本語で問い合わせ可能
- 共同編集が可能
- サイトが軽い
STUDIOの制作時間目安は?
STUDIOを利用することで、デザインとコーディングのステップを同時に手掛けることが可能になります。その結果、ほかのツールを利用するよりも、短時間でサイトを制作できます。全体の工数を削減することで、ページ数が3ページ程度のサイトなら1~3日間程度で作成できます。STUDIOのテンプレートを利用すれば、さらに時間短縮して制作することも可能でしょう。制作時間の目安を理解したうえで、時給がいくらになるかをイメージしたいですね。
STUDIOのデメリット
STUDIOは2018年に登場したばかりのサービスであることから、WixやJimdoなど他の競合と比べるとテンプレート数が少ないなど、機能が少ないデメリットがあります。そのため、思うようなデザインのサイトが作れない可能性があります。ただし、STUDIOはアップデートが頻繁に行われているサービスなので、今後さらにテンプレート(テーマ)が拡充されることも考えられます。また利用者数が少ないことから、ネット上で使い方、カスタマイズ方法があまり公開されておらず、困った時に他の利用者へ相談するのも難しいところがあります。
さらにSTUDIOの無料版ではホームページのデザイン作成までしかできないため、作成したホームページを実際に公開するんびは、有料のPublishプランへの加入が必要(月額9ドル、約1,000円程度)となります。
クラウドワークスの案件相場
ここでは、STUDIO制作代行におけるクラウドワークスの案件相場を説明します。Webサイトの運営アシスタント
出典:クラウドワークスSTUDIOで構築されたWebサイトの運営アシスタントは、報酬が時間単価で1,000~1,500円となっています。業務は、Webサイトのコンテンツ更新を担います。なお、応募条件としてSTUDIOサイトの作成・更新経験があり、レスポンシブデザインを導入できることとされています。
HPコーディング
HPコーディングは、報酬が5,000~10,000円となっています。依頼工程はコーディングとレスポンシブ対応となっており、作業ボリュームは5ページ分です。提供素材として、ワイヤーやラフ案、画像と文章等が渡されます。
納期は1週間程度となっているため、短期間で高品質のサイトを制作できるスキルが求められます。
LP制作
STUDIOを活用したLP制作は、報酬が25,000円となっています。具体的には、TikTok採用のサービス紹介のページで、修正回数は2回までとなっています。プロフェッショナルのスキルが求められるため、気になる場合にはSTUDIOを利用したサイト作成の実績を提示したうえで応募してみましょう。
ランサーズの案件相場
ここでは、STUDIO制作代行におけるランサーズの案件相場を解説します。サービスページの作成
STUDIOを使用したサービスページの作成は、報酬が50,000~100,000円です。業務内容は、WEBシステム/スマホアプリ開発におけるLP部分の手伝いとされています。プロとしての知識を備えており、足りない項目や見やすくなるデザインなどのアドバイスができることが求められます。
さらに、継続案件を獲得するためにはSTUDIOだけではなく、コーディング作業で必要となるHTML/CSSやJavaScriptなどの知識も必要となります。
デザイン・LP制作
STUDIOを使用したデザイン・LP制作は、報酬が50,000~100,000円となっています。応募条件として、STUDIOのスキルのほか、IllustratorやPhotoshop、XDもしくはFigmaのスキルが必要となります。デザインスキルに自信がある場合には、応募したい案件だといえるでしょう。
報酬が高額であるため、レスポンシブ対応や多言語対応など、求められるスキルが高いことが特長です。業務の範囲は、企画・デザインの構成からSEO対策まで担う必要があります。
コエテコおすすめ!フリーランスクリエイター向け案件サイト
STUDIO制作代行スキルを使って案件相場の高い仕事を受注したい場合は、以下のようなフリーランスクリエイター向け案件サイトを利用するのもおすすめです。クラウドワークステック(旧クラウドテック)
クラウドワークステック(旧クラウドテック)は、業界最大規模のクラウドソーシングサービス『クラウドワークス』を運営する株式会社クラウドワークスが提供する求人サイト。
フリーランスで働きたい・独立して業務委託として働きたい人に特化しているサイトだけあり、エンジニアやデザイナー・動画クリエイターなどの案件を多数取り揃えています。
取り扱い案件のうち、約97%がリモートワーク可である他、週4日や週3日OKの案件も多数取り揃えています。取り扱い案件の性質から、柔軟性の高い自分に合った働き方を実現したいと考えている人に特におすすめです。
またクラウドワークステック(旧クラウドテック)では、企業に直接言いづらいことのヒアリング、交渉など、ワーカーに代わって対応してくれるとのこと。長期的に働ける環境があるため、安心して利用を開始できるでしょう。
参考:クラウドワークステック(旧クラウドテック)の評判
レバテッククリエイター
レバテッククリエイターはWeb・ゲーム業界のフリーランスクリエイターに案件紹介を行うエージェントサービスです。常時1,000件以上の案件から担当コーディネーターが希望に沿った案件を紹介しており、契約や単価交渉、スケジュール調整といった一連のやりとりを任せることができます。
登録後に行うカウンセリングや市場分析によって、自分のSTUDIO制作代行スキルの需要を理解することができるでしょう。レバテッククリエイターを通して案件相場や数を知ることでフリーランスとしてのスキルアップにも繋がります。
さらに案件獲得の支援はもちろん税務サポートや人間ドック、スポーツジムといったヘルスケアの特典も受けることができます。福利厚生が気になるという方も、ぜひ無料フリーランス相談会に参加してみてください。
参考:レバテッククリエイターの評判
まとめ
STUDIOを活用した制作代行は、クラウドソーシングでさまざまな種類の案件が見受けられます。単価が低めの案件なら、STUDIO初心者でも挑戦しやすいでしょう。STUDIOのほかにもプログラミングスキルやPhotoshopなど、幅広いスキルを有している場合には、単価が高めの案件に応募してみたいですね。幅広いスキルを有していることで、継続案件にもつながりやすいことがメリットです。サイト制作のスキルを高めたいなら、プログラミングスクールの利用なども検討してみましょう。