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Webクリエイター能力認定試験とは|難易度や取得するメリットを解説

Webクリエイターを志している人、もしくは現役クリエイターとして働いている人は「Webクリエイター能力認定試験」という資格名を見聞きしたことがあるかと思います。
しかし実際どんな資格か分かっておらず「難しいの?」「取るとどんないいことがある?」といったさまざまな疑問点を抱えている人も多いはず。

この記事では、Webクリエイター能力認定試験の概要をはじめ、気になる難易度や合格率、さらには取得するメリットまで徹底的に解説していきます。
最後まで読めば、自分はWebクリエイター能力認定試験に挑戦するべきかどうかを判断できるようになりますよ。

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Webクリエイター能力認定試験とは

Webクリエイター能力認定試験」は、ビジネスシーンで役立つ資格・検定を数多く展開している「サーティファイ」が運営する資格試験の一つです。
Webサイトのデザイン力やコーディング力など、Webクリエイターとして身につけておきたいスキルが備わっているかどうかを判断し、認定することを目的としています。

2022年12月31日時点での累計受験者数は38,923人と少なめではあるものの、公式サイトによれば「Web制作業界で最も受験者の多い資格」とのこと。
Webクリエイターを目指すのであれば、挑戦して損はないと言えるでしょう。

Webクリエイター能力認定試験には2つの認定基準がある

Webクリエイター能力認定試験は、スキルに応じて「スタンダード」「エキスパート」の2つの認定基準があります。
それぞれの内容は以下の通り。


スタンダード

エキスパート

受験言語

HTML5

HTML5

認定基準

・セマンティックWebの理解

・HTML5のマークアップ

・CSSによるWebページのデザイン・レイアウト

・ユーザビリティ・アクセシビリティを考慮したWebデザイン

(レイアウト手法や色彩設計等)

・スクリプトを用いた表現

(動的なWebページの表示・マルチデバイス対応・新規サイト構築等)


受験資格

学歴・年齢制限なし

試験時間

【実技問題】

テキストエディター使用/70分

Webページ作成ソフト使用/60分

【知識問題】

20分

【実技問題】

テキストエディター使用/110分

Webページ作成ソフト使用/90分

合格基準

65%以上

知識問題+実技問題の合計が65%以上 

出題形式

【実技問題(記述式)】

・HTML5の変換

・HTMLの作成

・CSSの読込と作成

・画像の表示

【知識問題(選択式)】

Webサイトに関する知識

【実技問題(記述式)】

・HTMLの作成

・CSSの読込と作成

・画像の表示

・JavaScriptの読込

受験料

5,900円

7,500円


エキスパートの方がより専門的な内容が問われることはもちろん、選択式の知識問題が追加されるという点が大きな違いです。
HTMLやCSSによるコーディングスキルのみならず、Webデザインに関する知識も備える必要があるでしょう。

Webクリエイター能力認定試験の難易度・合格率

Webクリエイター能力認定試験は、数ある資格の中でも比較的易しめの内容として知られています。スタンダードはもちろん、エキスパートで問われる内容でもWebデザイナーやコーダーの基本レベルといったところ。

公式サイトによれば、2021年度の平均合格率は90.5%。例年90%前後で推移しているため、しっかりと対策していればほとんどの場合合格できるでしょう。
なお、各認定基準の目安学習時間は次のようになっています。

  • スタンダード:24時間
  • エキスパート38時間 

本資格専用の学習教材も出版されているので、併せて購入しておくと効率的に対策を進められるはず。

Webクリエイター能力認定試験を受験するメリット

Web制作業界の標準資格とも謳っている「Webクリエイター能力認定試験」ですが、実際取得することにどのような価値があるのでしょうか。ここでは、Webクリエイター能力認定試験に挑戦し、取得するメリットについて紹介していきます。

  • Webクリエイターとしての基礎知識が得られる
  • Web制作業界への就職・転職で有利に働くことも

Webクリエイターとしての基礎知識が得られる

Webクリエイター能力認定試験ではファイル操作といった初歩的な内容をはじめ、各種言語の概要やコーディングスキル、さらにはWebサイト設計・レイアウト構成と、Webクリエイターとして知っておきたい基礎知識を体系的に身につけられるのが最大の魅力です。

Web制作業界で求められるスキルを独学で習得しようとしても「何から始めたらいいんだろう」「このやり方で合っているのかな」と、何かと不安になりがち。
Webクリエイター能力認定試験を活用すれば進むべき道が明確になり、モチベーション高く継続できるでしょう。

Web制作業界への就職・転職で有利に働くことも

Webクリエイター能力認定試験に合格すると、サーティファイWeb利用・技術認定委員会より「認定証」が交付されます。
これからWeb制作業界に参入しようと考えている場合、Webクリエイター能力認定試験を取得して履歴書に書いておけば「ある程度の実務スキルは持っている人なんだな」と実力をアピールすることができます。業界に関係する資格を何も持っていない人より、就職・転職時に採用される確率をグッと上げられるでしょう。

もちろん、Web制作の世界では資格以上に「実績」が求められる傾向にあることは確かです。Webクリエイター能力認定試験で学んだ内容を活かし、自分なりにWebサイトを構築するなどしてポートフォリオを充実させておくと、より評価の高い人材となれるはず。

Webクリエイター能力認定試験の取得がおすすめな人

Webクリエイター能力認定試験のメリットについて説明してきましたが「実際どんな人におすすめの資格なの?」と気になることかと思います。
ここでは「Webクリエイター能力認定試験の取得をおすすめできる人」の特徴を、以下3点にまとめました。

  • これからWeb制作業界への参入を考えている人
  • ポートフォリオ作成のためにまずは基本スキルを身につけたい人
  • 就職・転職時に、ライバルとの差別化ポイントが欲しい人 

Webクリエイター能力認定試験は、上位の「エキスパート」でも合格率8〜9割の比較的易しい資格です。すでに業界で経験を積んでいる人には少々物足りないかもしれませんが、これからWeb制作を始めていきたいと考えている人にはうってつけと言えます。

資格を取得する過程で知識が体系的に身につくので「独学が不安」「まずは基礎を固めたい」という人も、挑戦する価値が高いでしょう。合格するほどのスキルがあれば、簡単な編集作業に挑戦したり、自身のポートフォリオ充実に向けてサイトを構築したりすることも可能なはず。

就職・転職時に「資格」「実績」の2点セットを提示できれば、ライバルを出し抜いて採用を勝ち取ることも夢ではありません。

まとめ

本記事では、Web制作業界で有名な資格「Webクリエイター能力認定試験」について、試験概要や難易度・合格率、さらにはどんな人におすすめできるかという内容まで、詳細に解説してきました。

例年受験者の8〜9割程度が合格している基礎的な資格のため、すでにWeb制作業界の最前線で業務に当たっているような人にとっては不要と言えるかもしれません。
反面「これからWeb制作に取り組んでいきたい」「就転職に向けて基礎をしっかり固めておきたい」といったWeb制作業界の初心者には非常に有効。完全独学で進めるより、圧倒的に効率よく知識を蓄えられるはず。

なお、資格だけ取得してもWeb制作業界に参入できるとは限りません。勉強する中で培ったスキルを活かして、積極的に実績作りに取り組むことも忘れないようにしたいですね。

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