(取材)DPro|4ヶ月/1,000時間の学習&実務案件・卒業課題インターンシップで未経験から活躍できるエンジニアへ!
DPro(旧DIVE INTO CODE)は、未経験からでも1,000時間/4ヶ月の本気の学習カリキュラムによって、活躍できるエンジニアを目指せるスクールです。中でもユニークなのは、実際の案件開発や卒業課題インターンシップができること。スクールを通して実務まで経験できるので、本気でエンジニアへのキャリアチェンジを目指す方におすすめです。

今回は、そんなDProを運営する株式会社ダイビックの代表取締役 CEO 野呂 浩良氏に、スクール運営のこだわりや強みについて、お話をうかがいました。
DIVE INTO CODEからDProへ!自走できるエンジニアを目指せるスクール
—まずは、DProさんのこれまでの歩みや、開校のきっかけを教えてください。弊社は2015年4月に創業し、同年10月にプログラミングスクール・DIVE INTO CODEを開校しました。
私がグロービス経営大学院出身ということもあってか、私の周りには新たなサービスを生み出そうとする方がたくさんいました。しかし、エンジニアがいなかったり、探し方がわからなかったりして、形にできないと悩む方も多かったのです。その課題を解決できる手段を作ろうと企画したのが、スクールの始まりでした。
当時より大手のプログラミングスクールはありましたが、1〜2ヶ月の短期間のところが主流だったと記憶しています。ですが、私たちとしては、きちんと自走できて、開発も経営もできる方を世の中に輩出したいという思いを持っていたので、開校時から6ヶ月間かけて学ぶコースを提供することにしました。
—サービス名を「DPro」に変更されたそうですが、その理由についてうかがえますか?
DIVE INTO CODEという名称が長くて覚えにくかったことと、受講生たちから呼んでもらっていた略称「DIC」が、ある上場企業とバッティングしてしまっていたことが理由です。たくさんの方たちに広めるため、2023年4月にサービス名を「DPro」に変えました。
DProには、さまざまな意味が込められています。まず「D」は、以前のサービス名の「DIVE INTO CODE」、「Devlopment(開発する)」、「Discover(才能を発掘する)」。続いて「Pro」は、「Programming」、「Professional」、「Prototype(新しいものを形づくる)」です。新たな名称もまた、受講生の皆さんから愛着を持っていただけると嬉しいですね。
案件開発や卒業課題インターンシップで実務経験を積める
—スクールでは、どういったところに一番力を入れて運営されていますか?一番力を入れているのは、問題解決能力を育むこと、人的ネットワークの構築の2つです。実在する問題を解決できて、なおかつ人の役に立てる人材になるには、この組み合わせが重要だと考えています。ここにスクールの学習カリキュラムが紐づく形です。
また、業界では、「実務経験がないから就職できない/就職できないから実務経験がない」というような「にわとりが先か、卵が先か」の問題があります。そこになんとか切り込みたいとチャレンジを続けています。
そのために、卒業生による開発チームで実際の案件開発に着手することに取り組んできました。ただ、いつでも案件があるとは限らないので、以前はビジネスアイデアを発表するイベント「DEMODAY」を開催し、現在はグロービス経営大学院の卒業生向けビジネスプランコンテスト「G-CHALLENGE(GLOBIS Venture Challenge)」にエンジニア側として出場できるようになっています。
加えて今年(2023年)8月からは、卒業課題インターンシップを取り入れ始めました。たとえば、地方自治体で地方創生を担当している方々と協働し、現地の伝統的産業のデジタル化の課題解決のためのアプリを作り、それを卒業認証としました。あとは、パートナー企業さんからお題をいただいて、それを解決できるかどうかで卒業課題の合否が決まるなどですね。

—大変興味深い取り組みです。卒業課題インターンシップをクリアされた方は、未経験であってもご活躍されている方も多いのでしょうか?
実務の課題に取り組まれた方は成長がめざましく、未経験ながらも即戦力人材が求められる案件で面接できたり、スムーズに内定を獲得できたりしています。
やはり、インターンした会社の社名や経験を履歴書や職務経歴書に書けるので、これが大きいかと。おそらく経歴としても、本当に珍しいかと思いますね。
今のところ実績があるのは4ヶ月短期集中コースのみですが、2024年1月に開講する6ヶ月コースの卒業課題についても、同じように実在する課題解決に取り組めるように動いているところです。
4ヶ月間/1,000時間!講師の本気度も高い学習カリキュラム
—4ヶ月短期集中コースと6ヶ月集中コースでは、学習量や学習内容も違うのでしょうか?4ヶ月短期集中コースでは、最低でも700時間ぐらいの学習量となります。1ヶ月あたり160時間の想定をしていますが、実際には200時間ほど勉強される方がほとんどなので、合計800〜1,000時間ほど取り組まれる方が多いです。

4ヶ月短期集中コースの1日の学習スケジュール例
本コースには、転職することを目的に退職されて来られる方も多いんです。片道切符のようなものですから、私たち運営側も本当に必死です。もし願いが叶わなければ、私たちが全責任を負わなければいけないぐらいの覚悟を持っていますし、責任を全うするためにも「これが理想形だ」と自信を持てる学習カリキュラムを提供しています。

4ヶ月短期集中コースのカリキュラム
続いて6ヶ月集中コースは、お仕事を続けながらキャリアアップしたい方向けのコースです。開講時から4年間提供していた「即戦力コース」をリバイバルしたカリキュラムで、300時間ぐらいの学習量になります。4ヶ月コースとテキストは同じですが必須課題の量が異なり、人にもよって半分から1/3ぐらいのボリュームになると想定しています。
—みなさん、すごい勉強量ですね。そうなると挫折しないか心配になりますが、どのような対策をされていますか?
まず、フルタイムで学ぶ4ヶ月コースは、挫折率は常に1割未満です。残念ながらプログラミングがどうしても合わなかったり、体調面が優れなかったりで、まれに退会となる方もいます。ですが、学習時間の確保や学習の積み上げがきっちりとできるので、最後までやり遂げられる方がほとんどです。あとは、ペア開発やディスカッションなど、一緒に学ぶ仲間がいることも大きな挫折対策となっています。
一方で6ヶ月のパートタイムコースでは、正直なところ挫折率を3割以下にすることはできませんでした。それでも、ゼロにすることを目標に掲げて、メールやチャット、電話などでの連絡やクラス制で一緒に学ぶ仲間との接点を作るなど、奮闘し続けています。
—コエテコのインタビューでも、卒業生の方がモチベーション維持には「なぜ学ぶのか」の明確な動機づけがなければ難しいと言われた、とおっしゃられていましたね。
そうですね。やはりゴール設定が明確にできている方は、最後まで歯を食いしばって取り組める方が多いです。たとえば社内で新規事業責任者としてアサインされた方は、新規事業のプロトタイプを作るという明確な目標があったことで、最後までしっかりとやり切ることができていました。
ですが、目的があいまいで「あわよくば転職したい」というような方ですと、継続するのは難しいかもしれません。だからこそ、私たちの方でも明確なゴール設定ができるようなサポートもしています。
私たちが使用しているWebサービスやアプリは、条件を入力したら希望するものだけが表示されたり、商品ボタンをクリックするだけで買い物かごに入ったりしますよね。それらの機能を開発するための土台を構築するには、サーバーサイドエンジニアの存在が不可欠です。サーバーサイドエンジニアの育成を得意とするDIVE INTO ...
2024/04/22 17:27
年齢・地域によるエンジニアへの転職事情
—受講生の方は、どのような方が多いでしょうか?全体的には30代前半の方が多いです。ただ、受講される方の年齢には幅があって、今年でいくと21歳の方から47歳の方までいらっしゃいます。
男女比率としては、だいたい半々ぐらいです。創業した8年前は男性が8割〜9割を占めていましたが、最近は女性の受講者様が増えています。家庭やお子さんのことなどを考えてリモートワークを含む働き方ができるようになりたい方、働ける場所を自由に選択できるようになりたい方が多い印象です。
—30代となると、一般的には転職が難しいと言われる年齢にさしかかっているかと思いますが、実際のところはいかがでしょう?
30代からご転職されてエンジニアになられた方はたくさんいらっしゃいます。ただ、一口に30代と言っても、年齢によって手段が異なります。
というのも、「有料で人材紹介会社に依頼するのは30代前半まで」としている会社さんが多く、30代後半になると人材紹介会社の選択肢がほぼ使えなくなってしまうんですよ。ただし、これはあくまでも人材紹介会社に関する話であって、興味のある会社に自分で応募できて、実力を証明できれば、年齢に関係なく転職先もしっかりと決まります。
だからこそ、学習期間やカリキュラム、実務課題にこだわり、注力しているのです。実務課題に取り組んでこそ、その壁をブレイクスルーできると考えています。
—地域差についてはいかがですか?やはり地方在住では難しいでしょうか?
もちろん、地元でのご就職を叶えられている方もいらっしゃいますが、体感としてはだいたい2割ほど。それ以外の方は、まずは近い都市圏で就職をして、経験を数年間積んだ後に地元でリモートワークに取り組むという流れが多いかと思います。
私としても、最初は会社に足を運んで仕事をしたほうが、卒業生にも会社にも良いと考えています。というのも、仕事をきちんと覚えていくためには、いつでも自由に聞ける環境が大切なんです。そうでなければ、孤立化してしまったり、パフォーマンスが出せなくなってしまったりと、企業側もフォローアップがしきれなくなってしまいます。新人さんの受け入れを丁寧に考える会社であればあるほど、直接来てほしいと交渉されるケースが多いと感じます。
いつからでもチャレンジできる!大きな可能性のあるIT業界に興味がある方は、DProへ!
—悪質なスクールや情報商材の問題を聞くこともありますが、どのようにお考えでしょうか?創業した頃はSNSで炎上してしまうようなスクールや情報商材を見聞きしたこともありましたが、最近は、極端に悪質なサービスはあまり聞かなくなりました。
スクール業界全体の課題でいくと、率直に、学ぶコストが高くなりすぎていると感じます。スクールを運営するには正当な費用が必要ですが、サービス内容を手厚くしようとすると料金が上がってしまう。しかし教育コストが上がると、受講生には大きな負担になってしまう。サービス内容とコストの間で、ジレンマを感じています。
そのために、DProでは品質を保ちつつもコストを下げて提供できるように、月額制のサービスも準備しています。

DProの月額制プランは、月額1,010円〜。学べるプログラミング言語もさまざま。
また、教育訓練給付金についても、業界内でもいち早く取り入れているので、費用面での負担がご不安な方もご相談ください。

Webエンジニア4ヶ月短期集中コースの例。(6ヶ月集中コースも給付金対象)
あとは、日本の少子高齢化です。教育事業者としてより良いものを提供したくとも、積極的投資を躊躇せざるを得ない状況に向かっていると感じています。
この課題感から、6年ほど前からアフリカをはじめとした途上国にIT教育を届け始めました。「早すぎる」と言われることもありますが、日本のIT業界の人材不足の課題解決のため、海外のやる気ある若手に技術を伝えていきたいという思いで活動しています。
DPro内でも、すでに受講生からの質問の回答など、さまざまな場面でご活躍いただいていますよ。

—素晴らしい取り組みです。最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。
人生、いつからでもチャレンジできます。そして、新たな道を探したい方にとって、プログラミングスクールは一つの手段になりうると考えています。
そんな中で、どのスクールで学習に取り組むべきか悩まれる方もいらっしゃるでしょう。特色もそれぞれですし、何を学ぶかというよりも、誰から学ぶかも、とても重要です。後悔なく選ぶためにも、そういった観点を持ち、実際に相談をした上で選んでいただくのがおすすめです。
そして、いざエンジニアになったときには世界にも目を向けて、海外の人とプロジェクトに取り組んでいただけたら、より良いんじゃないかと。たとえば、北米のカナダなどでは、年収を3〜4倍にすることもできるでしょう。
そういった可能性を秘めたこの業界に、ぜひチャレンジしてみてください。私たちは全力で応援します!
DPro|実務経験で一歩リードできるプログラミングスクール

DProは4ヶ月/1,000時間の学習と、実務の卒業課題や卒業課題インターンシップで未経験からでも活躍できるエンジニアを目指せるスクールです。実務経験を積めることで、同じくプログラミングスクール卒業の方より一歩リードできるでしょう。
コース名 | Webエンジニア4ヶ月短期集中コース | Webエンジニア6ヶ月集中コース | 月額制プラン |
受講料 |
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期間 | 4ヶ月(転職サポート10ヶ月間) | 6ヶ月(転職サポート10ヶ月間) | 1ヶ月〜 |
「エンジニアへのキャリアチェンジを本気で目指したい」
そんな方は、まずは一度DProの無料個別相談に参加してみましょう。スクール詳細のみならず、今後のキャリアやプログラミング学習に関する内容も相談でき、適切なアドバイスをもらえます。ご希望の方は、以下のボタンからお申し込みください。
WRITERこの記事を書いた人
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