プログラマーになったらいくら稼げる?高い年収を稼ぐためにやるべき5つのこと
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「実際のところ、どのくらい稼げるものなの?」
と気になっている人もいることでしょう。
この記事では、もし今プログラマーになったらどのくらい稼げるものなのか、具体的な年収事情について掘り下げていきます。また、プログラマーとして高い年収を稼ぐために、今すべき5つのことについてもご紹介します。
これからプログラミングスキルを習得してプログラマーになりたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
プログラマーって何をする職業?
プログラマーとは、文字通りプログラミングを行う職業のことです。パソコンを使用し、与えられた要件に合わせ、手順どおりコンピュータやWebが動作するようにプログラミングを行います。プログラミングを行う際に使用するのが、プログラミング言語です。プログラミング言語の種類は200以上もあると言われていますが、近年人気のあるプログラミング言語としては以下のようなものがあります。
- JavaScript
- Python
- Java
- TypeScript
- C#
- C++
- PHP
- C
- Ruby
プログラミング言語と聞くと難しいイメージを持つ人もいるかもしれませんが、「英語」「日本語」「中国語」のような表現方法や使われる分野の違いと認識すればよいでしょう。言語それぞれに文法や作法が異なり、使用に適した場所が異なるのです。
システムエンジニア(SE)との違い
プログラマーとよく似た職業として挙げられるものに、システムエンジニア(SE)があります。プログラマーがプログラミングを行うのに対し、システムエンジニアはシステム全体を設計するのが仕事です。建築業界で例えるなら、プログラマーは家を建てる大工さん、システムエンジニアは家の設計を行う設計士さんというイメージです。
ただし近年では、このような垣根はなくなりつつあります。プログラマーが設計を行うこともありますし、システムエンジニアが設計からプログラミングまですべて一人でこなす場合もあります。「プログラマーはプログラムを書けさえすればいい」わけではないのです。
プログラマーもシステムエンジニアも、クライアントの要求に柔軟に対応できるスキルや経験が必要になります。
プログラマーの平均年収はいくら?
それでは、実際にプログラマーがどのくらいの年収を稼げるのかを見ていきましょう。2023年9月時点の求人統計データによると、プログラマーのうち正社員の平均年収は422万円となっています。月給換算すると35万円程度が相場です。
2021年国税庁調査における日本の平均年収は443万円であり、プログラマーの平均年収はやや低いことが分かります。
年収の全体幅としては312~832万円と広く、年代が上がるほど平均年収も上がる傾向です。20代の平均年収は300万円台ですが、30代で400万円台、40代で500万円台になっています。
このことから、プログラマーは経験年数や実績、自身の持つスキルなどによって年収に大きく開きが出ることが推測できます。
参考:
プログラマーの仕事の年収・時給・給料|求人ボックス給料ナビ
令和3年分民間給与実態統計調査|国税庁
システムエンジニアとの比較
比較のため、システムエンジニアの平均年収についても見ておきましょう。求人統計データによると、システムエンジニアの平均年収は約509万円となっており、プログラマーより高いことが分かります。システムエンジニアの主な仕事はシステム設計ですが、要件定義などの上流工程を行えるエンジニア人材が不足しており、スキルや経験によって高い収入が見込めます。またプロジェクトマネージャーやテックリードといったマネジメント経験をしている人ほど給与が上がる傾向にあります。
システムエンジニアはプログラマー以上に幅広いスキルが求められることから、平均年収もプログラマーより高くなっているのです。
参考:システムエンジニアの仕事の年収・時給・給料|求人ボックス給料ナビ
プログラマーが高い年収を稼ぐためにやるべき5つのこと
プログラマーの年収を把握できたところで、より高い年収を稼ぐためにやるべきことを5つご紹介します。プログラミングの専門スキルを磨く
プログラマーの持つ専門スキルはプログラミングスキルです。今習得しているプログラミングスキルをブラッシュアップし、さらに高いレベルを目指しましょう。たとえば同じプログラミング言語でも、バージョンによって挙動が異なることがあり、最新バージョンへの対応スキルがあるかどうかは年収にも大きく関わってきます。
プログラミング言語の多くはバージョン管理されており、頻繁に内部仕様のアップデートが行われています。人気の言語であるPythonを例にあげるなら、2023年9月時点での最新バージョンは「Python 3.11」ですが、2023年10月2日には最新バージョン「Python 3.12」がリリース予定です。
参考:Python 3.12 Release Schedule|Python Enhancement Proposals
アップデート内容によっては、共通部品が使用できなくなったり、許容されていた文法が突然エラーになるなど、従来の仕様から大きく変更されることがあります。
このためプログラマーはプログラミング言語のバージョンアップ情報には気を配り、必要に応じて知識をアップデートしていく必要があるのです。
需要の高いスキルや最新技術を身に付ける
需要の高いスキルや最新技術などを貪欲に身に付けることが、高い年収につながります。現状に甘んじることなくスキルや知識を磨き、需要の高い人材を目指しましょう。プログラミング言語として需要の高いものを新たに習得するのも良いですし、AIやブロックチェーンのような最新技術に関する情報収集を行い、知見を磨くのもおすすめです。
システムエンジニアへのキャリアアップを目指す
プログラマーとして高い年収を狙うなら、より年収の高いシステムエンジニアへのキャリアアップを目指しましょう。設計スキルはもちろん、要件定義などの上流工程のスキルや実績、あるいはセキュリティ、ネットワーク、インフラ関連の知識がある人など、需要の高いスキルを持つ人ほど高い年収が見込めます。
プログラマーとしていきなりシステムエンジニアへキャリアチェンジすることはできません。しかし、開発現場において学べるさまざまなことを吸収し、次の経験へ生かしていくことがキャリアアップにもつながります。
たとえば設計書や要件定義書を確認すれば、システム開発の前提としてどんな情報が必要か、そのためにどんな知識が必要かを自分なりに学べます。今ある環境のなかで自ら「学び」を見つけ、経験へつなげていくことが大切です。
資格を取得する
システム開発の現場において、資格の有無によってプログラマーが評価されることはあまりありません。しかし、就職や転職、昇格や昇給といった場面においては、資格を有していることが技術スキルの証明となり、高く評価されることがあります。プログラマーとして高い年収を得たいと思うのであれば、難易度の高い資格を取得して実力を証明しましょう。
ソフトスキルを磨く
仕事は人と人とのかかわりの中で生まれるものであり、「プログラマーだから人とは関わらなくていい」ということは決してありません。プログラマーとしてプログラミングスキルを磨くとともに、業務を円滑に進めるためのソフトスキルも磨きましょう。ソフトスキルとは、コミュニケーション能力、問題解決能力、主体性や協調性、積極性といったものを指します。
近年、多くの企業ではSlackやChatwork、Teamsなどを利用したテキストコミュニケーションが行われています。テキストコミュニケーションは自分の意図や感情を正確に伝えることが難しく、適切に使えなければ業務をスムーズに行えなくなります。
そのため、たとえば言葉遣いや言い回しに配慮したり、絵文字を多用して雰囲気を和らげるなど、テキストコミュニケーションを円滑に進められるスキルを磨くことも大切です。
まとめ
プログラマーという職種は、需要の高いスキルや経験があれば高い年収の獲得が見込めます。この記事でプログラマーの年収事情についての理解を深め、高い年収を獲得するために今から出来ることを進めていきましょう。WRITERこの記事を書いた人
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