社労士になるには、国家資格に合格する必要があります。社労士の試験は難問と言われているので、独学で行うより「通信講座」などで効率よく勉強するのがおすすめです。本記事では、社労士の説明・メリットを踏まえた上で、試験の合格率、おすすめの通信講座について紹介します。
社労士とは
社労士(社会保険労務士)とは、従業員の労働・社会保険に関する専門家として、申請書の作成・行政機関へ書類提出などを依頼者に代わって代行する仕事のことです。(※国家資格となります)書類作成・提出の他には、企業における採用~退職までの「労働・社会保険におけるトラブル」、「年金相談」に対応するなど、業務内容は広範囲に及びます。
参考:全国社会保険労務士連合会
社労士を目指すメリット
社労士を目指すと、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、社労士を目指すメリットについて具体的に紹介します。生涯活躍できる
社労士資格は「国家資格」のため、有効期限・更新などを行う必要はありません。一度資格を取得すると、生涯に渡り「社労士」として活躍できます。会社で重宝される存在になれる
社内に「社労士」がいない場合、社会保険の申請書を作成する際に、他の社労士へ外注をしなくてはなりません。会社の中に「社労士」がいれば申請書作成を外注せずに済むので、社内で重宝される存在になることでしょう。また、社労士の資格を求める企業は多いので、就職・転職で有利に活動できます。参考:これからの時代に役立つ資格
独立・開業できる
社労士の資格を取得すると、開業・独立することができます。社労士を取得すれば、セカンドキャリアとして独立開業して活動することも可能となります。参考:独立開業しやすい仕事
社労士の合格率|通信講座で合格する?
社会保険労務士は、国家資格のなかでも難関のため「独学が難しい」ことで知られています。なお過去10年間における「試験の合格率」は、平均6~7%です。過去10年間の社労士試験の合格率は、平均6~7%となっています。令和4年度の社会保険労務士試験の受験者数は40,633人、合格者数2,134人、合格率5.3%という結果でした。(引用:社会保険労務士(社労士)試験の受験者数と合格率(生涯学習のユーキャン))難問とはいえ、きちんと学習すれば独学でも社労士を目指すことは可能です。
ただ、勉強するスケジュールがなかなか取れなかったり、勉強の仕方がわからない場合は、効率良く学べる「通信講座」を利用するのがおすすめです。
通信講座によっては、過去問を分析した上でカリキュラムが構築されているケースもあるようです。試験対策に適したカリキュラムを受講することで、合格へと一方近づくことができます。(※通信講座によって、サポート内容は異なります)
参考記事:社会保険労務士(社労士)試験の受験者数と合格率(生涯学習のユーキャン)
社労士を目指す方向けのおすすめ通信講座
通信講座は、自宅で自由に学習を進められる学習方法です。スキマ時間に学習できるので、「仕事で忙しくて、勉強できる時間がない」という方にもおすすめです。ここでは、社労士を目指す方向けの「おすすめの通信講座」を紹介します。キャリカレ 社会保険労務士講座
キャリカレの「社会保険労務士講座」は、6ヶ月の学習で社労士合格を目指せる講座となります。キャリカレのカリキュラムは、過去20年分の試験問題を徹底的に分析した上で作られています。過去問題を踏まえて「合格に必要な部分」を集中的に学習することができるので、効率よく勉強を進められます。要点を無駄なく学べるカリキュラムとなっているので、学習にかかる時間・労力を抑えて、スムーズに合格を目指せます。
ユーキャン 社会保険労務士 講座
「学習未経験から、資格を目指したい」「わかりやすいテキストで学びたい」
そんな方におすすめなのが、ユーキャンの「社会保険労務士 講座」です。ユーキャンのテキストはすべてフルカラーとなっており、覚えるべき箇所は色分けされていてわかりやすいのが特徴となります。
学習未経験の方でも理解を深めやすいカリキュラムとなっているので、「これから勉強したい」という方にもピッタリの講座となります。カリキュラムには、テキストの他にも6分前後の「講義動画」あり。動画では、重要なポイントを集中的に学習できる内容となっています。テキスト・講義動画によるカリキュラムで、効率よく学習を進めることができます。
アガルートアカデミー 社会保険労務士試験(社労士試験)講座
アガルートアカデミーの「社会保険労務士試験(社労士試験)講座」は、オンライン講座でいつどこでも学習できる通信講座となります。アガルートでは、受講者の目的・レベルに合わせてさまざまな講座から「社労士」を目指すことが可能です。アガルートアカデミーの「社労士講座」で用意される講座は、以下のとおりです。
- キックオフ社労士……気軽に短時間で学べるコース。社労士試験の勉強を始める方、独学に限界を感じた方向けのスピードインプット講座となります。
- 基礎講義&総合講義/入門総合カリキュラム(フル・ライト)……初めて学習する方、本試験で択一式が30点に届かなかった方をはじめ、「過去問を解いたけど、理解ができているか不安」という方向けの講座/カリキュラムとなります。
- 中上級総合講義/中上級カリキュラム(フル・ライト)……社労士の学習未経験、本試験で択一式が30点以上の方が社労士試験に合格するためのカリキュラム。
それぞれに特徴が異なるので、講座を受ける時は自分自身の現在におけるレベル、目的に合わせて選ぶことをおすすめします。
社労士通信講座まとめ
上述にて、社労士で目指す方におすすめの「通信講座」を紹介しました。通信講座によって特色、サポート内容が異なるので、自分自身のレベルや目的に合ったものを選びましょう。通信講座を受講して「社労士」になり、就職・転職・業務・独立開業などに役立てていきましょう。