中学受験に強い家庭教師おすすめ12選【2025年最新版】

中学受験向け家庭教師のおすすめの選び方

中学受験を成功に導く家庭教師を選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。

選び方を間違えると貴重な時間を無駄にしてしまう可能性もあるため、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。

• 1. 講師の質と経験（中学受験の指導実績）
• 2. 志望校の対策実績と専門性
• 3. 子どもとの相性と学習プランの柔軟性
• 4. 指導形式（オンラインか対面か）
• 5. 無料体験や学習相談で最終判断する

参考：中学受験の塾選び

1. 講師の質と経験（中学受験の指導実績）

まず確認すべきは、講師が中学受験の指導経験が豊富かどうかです。

理想を言えば、子どもと同じくらいの学力レベルの生徒を志望校に合格させた実績のある講師が望ましいでしょう。

中学受験は、高校・大学受験とは問題の傾向や求められる思考力が大きく異なります。

そのため、講師自身に中学受験の経験があれば、小学生がつまずきやすいポイントを理解し、子どもの目線で分かりやすく教えてくれると期待できます。

もし講師自身に受験経験がなくても、プロ講師として多くの生徒を合格に導いた実績があれば信頼できる可能性が高いでしょう。

公式サイトの合格実績や、問い合わせの際に具体的な指導経験について確認することが重要です。

2. 志望校の対策実績と専門性

家庭教師サービスを選ぶ際は、志望校の対策実績があるかどうかも重要な判断基準です。

中学受験は学校ごとに問題の傾向が大きく異なるため、志望校の出題傾向を熟知している講師を選ぶ必要があります。

たとえば、開成中学校の算数や桜蔭中学校の国語など、特定の学校に特化した対策ができるかどうかを確認しましょう。

過去問対策はもちろん、記述問題の添削や、近年増えている適性検査型の入試に対応できるかもポイントになります。

家庭教師センターの公式サイトで志望校別のコースがあるか、または面談の際に直接質問してみるのがおすすめです。
参考：中学受験対策可能なオンライン家庭教師

3. 子どもとの相性と学習プランの柔軟性

どれだけ優秀な講師でも、子どもとの相性が合わなければ学習効果は半減してしまいます。

講師の教え方や人柄が、子どもの学習意欲を引き出せるかどうかは重要です。

また、画一的なカリキュラムではなく、子どもの学力レベルや苦手分野、目標に合わせて柔軟に学習プランを立ててくれるかも確認しましょう。

家庭教師の最大のメリットは、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの指導が受けられる点です。

SAPIXや日能研などの大手進学塾のフォロー、苦手な算数だけの集中特訓など、こちらの要望にどこまで応えてくれるかを見極めましょう。

4. 指導形式（オンラインか対面か）

家庭教師には、講師が自宅に来て指導する「対面指導」と、パソコンやタブレットを使って遠隔で指導する「オンライン家庭教師」があります。

対面指導は、隣で直接教えてもらえる安心感や、子どもの集中力を維持しやすいのがメリットです。

一方、オンライン指導は、場所を選ばずに全国の優秀な講師の授業を受けられる点や、対面に比べて費用が安い傾向にある点が魅力として挙げられます。

最近では、オンラインでも対面と遜色ない指導が受けられるサービスが増加傾向です。

送迎の手間や、講師をもてなす気遣いが不要な点もオンラインならではのメリットでしょう。

ご家庭のライフスタイルや子どもの性格に合わせて、最適な指導形式を選んでください。

5. 無料体験や学習相談で最終判断する

ほとんどの家庭教師サービスでは、入会前に無料の体験授業や学習相談が用意されています。

契約する前には上記制度を利用して、実際の指導の質や講師との相性を自分の目で確認するのが不可欠です。

体験授業では、講師の教え方やコミュニケーションの取り方、子どもが楽しんで授業を受けられているかなどをチェックできます。

また、学習相談では、志望校合格に向けた具体的な学習計画や、料金体系について詳しく質問可能です。

複数のサービスで体験授業を受けて比較検討すれば、最も子どもに合った家庭教師サービスを見つけやすくなるでしょう。

中学受験の家庭教師はいつから始めるのがおすすめ？

中学受験の準備は、できるだけ早く始めるに越したことはありません。

多くの進学塾が小学3年生の2月から新4年生としてカリキュラムをスタートさせると考えると、家庭教師も同様の時期から始められると余裕を持って対策できます。

目安としては、遅くとも小学5年生の夏までには開始したいところですが、理想は小学3年生〜4年生です。

中学受験専門の家庭教師サービス「麻布個人指導会」のデータによると、家庭教師の依頼が最も多いのは「小学4年生」、次いで「小学3年生」となっています。

早くから学習習慣を身につけ基礎を固めておけると、高学年になってからの応用問題や過去問演習にスムーズに取り組むための鍵となるでしょう。

もし小学5年生や6年生からとスタートが遅れてしまっても、家庭教師なら個別カリキュラムで効率的に遅れを取り戻しやすいはずです。

不安な方は、まずは学習相談で現状の学力と志望校合格までのプランを相談してみることをおすすめします。

中学受験に強いおすすめの家庭教師サービス12選

本章では、コエテコが厳選する、中学受験におすすめの家庭教師サービスを12個ご紹介します。

オンライン・対面、料金、サポート体制など、それぞれの特徴を比較し、子どもにぴったりのサービスを見つけてください。

参考：おすすめのオンライン家庭教師

参考：おすすめの家庭教師

家庭教師のナイト

「家庭教師のナイト」は、オンラインでの手厚いサポートで子どものやる気を引き出すことに定評があるサービスです。

授業がない日でもLINEなどで気軽に質問できるため、「わからないことを放置しない」学習習慣が身につきます。

中学受験の勉強では、家庭学習の質が重要になるため、いつでも質問できる環境は大きな強みです。

また、オンライン指導に必要なパソコンや手元カメラを格安でレンタルできるのも嬉しいポイント。

面倒な設定も不要なので、オンライン家庭教師が初めてのご家庭でも安心して始められます。

進研ゼミ小学講座

進研ゼミ小学講座は、ベネッセが長年培ってきたノウハウが詰まったオンライン通信教育です。

中学受験対策としては、専用の「中学受験講座」が用意されており、良質なテキストと分かりやすい映像授業で合格を目指します。

AIが一人ひとりの学力レベルや志望校に合わせて最適な学習プランを自動で作成してくれるため、効率的に学習を進めることが可能です。

また、全国規模の模試で自分の立ち位置を正確に把握できるのも大きなメリット。

コストを抑えながら、大手ならではの質の高い教材で中学受験の基礎を固めたいご家庭におすすめです。

家庭教師の銀河

家庭教師の銀河は、子どもの「自立学習」を支援することに特化したオンライン家庭教師サービスです。

最大の魅力は、1コマ（30分）1,375円からというリーズナブルな料金設定で、中学受験対策でも料金が上がらない点です。

家庭教師の銀河では、ただ教えるだけでなく、子どもが自分で学習計画を立てて実行できるようになる「自立支援」を徹底しています。

ここで身につけた学習習慣は、中学入学後も大きな財産となるでしょう。

大手進学塾の補習や、中堅校を目指す場合の基礎固めとして活用するのに適しています。

費用を抑えつつ、子どもの自主性を育てたいご家庭にぴったりのサービスです。

トライのオンライン個別指導塾

「トライのオンライン個別指導塾」は、「家庭教師のトライ」が持つ120万人以上の指導実績とノウハウを活かしたオンラインサービスです。

オンラインでありながら、専任の講師による完全マンツーマン指導が受けられます。

大きな特徴は、指導を行う講師とは別に、学習計画の立案や進捗管理をサポートしてくれる「教育プランナー」がつくこと。

講師とプランナーのダブルサポート体制により、学習面だけでなく、モチベーションの維持や受験戦略についても相談できる心強い存在です。

まさに家庭教師と塾の「いいとこ取り」をしたサービスと言え、質の高いサポートを求めるご家庭におすすめです。

そら塾

そら塾は、オリジナルテキスト「フォレスタシリーズ」を用いた指導が特徴のオンライン個別指導塾です。

このテキストは、教科書内容に準拠しつつ、テストで間違えやすい問題や、成績アップに貢献した講師の解説が盛り込まれており、効率的な学習を可能にします。

そら塾の魅力は、なんといってもそのリーズナブルな価格設定です。

週1回60分の指導で月額5,800円からと、中学受験にかかる費用を大幅に抑えることができます。

難関校の専門対策というよりは、塾の補習や基礎固め、学習習慣の定着を目的として利用するのに適しています。

まずは低コストで個別指導を試してみたいというご家庭に最適な選択肢です。

スマイルゼミ

スマイルゼミは、専用タブレット1台で学習が完結する人気の通信教育サービスです。

中学受験を目指すなら、標準クラスより難易度の高い問題に取り組める「発展クラス」がおすすめです。

発展クラスでは、中学入試で問われるような応用力や思考力を養う問題が出題され、受験に向けた土台作りができます。

ただし、スマイルゼミはあくまで基礎学力と学習習慣の定着を主眼とした教材です。

難関校や上位校を目指す場合は、スマイルゼミだけで対策を完結させるのは難しいかもしれません。

志望校のレベルに応じて、塾や家庭教師と併用することを検討しましょう。

家庭教師のラスト

家庭教師のラストは、授業日以外も手厚い「プッシュ型」の学習支援が特徴のオンライン家庭教師です。

講師や本部から学習に関する連絡が届くことで、サボりがちな子でも自然と学習習慣が身につきます。

実際に、受講生や保護者からは「勉強への姿勢が前向きに変わった」という声が多く寄せられています。

中学受験専門のコースはありませんが、学生講師から指導歴の長いプロ講師まで幅広く在籍しています。

そのため、子どもの目標に合わせて、中学受験の指導経験が豊富な講師を担当につけてもらうことも可能です。

大手塾の集団授業が合わないと感じる子どもにとって、学習習慣の改善から始められるよい選択肢となるでしょう。

東京個別指導学院・関西個別指導学院

東京個別指導学院・関西個別指導学院は、ベネッセグループが運営する高品質な個別指導塾です。

一人ひとりの目標に合わせたオーダーメイドのカリキュラムに定評があり、中学受験対策で利用するご家庭も多数。

大手集団塾との併用、苦手な算数だけの特訓、志望校の過去問演習など、あらゆるニーズに柔軟に対応してくれます。

講師は担任制で、原則として同じ講師が受験本番まで伴走してくれるため、信頼関係を築きやすいのも安心できるポイント。

対話を通じて子どもの思考力を引き出す指導で、中学受験で求められる「自分で考える力」を養います。

東進オンライン学校 小学部

「東進オンライン学校 小学部」は、大学受験で有名な東進が提供する小学生向けのオンラインスクールです。

実力派講師陣による、おもしろくて分かりやすい映像授業が最大の特長。

基礎から応用までを網羅しており、中学受験に必要な学力を効率的に身につけることができます。

授業後の確認テストや、定期的に実施される月例テストで、学習内容の理解度をこまめにチェックできるのも魅力。

子どもの学力を客観的に把握し、志望校合格までの距離を測りながら学習を進められます。

先取り学習も可能なので、意欲の高い子どもの知的好奇心を満たしてくれます。

GIPS

「GIPS（ギプス）」は、経済産業省の「未来の教室」にも採択された注目のオンライン家庭教師サービスです。

大きな魅力は、シンプルで分かりやすい料金体系と、そのコストパフォーマンスの高さです。

指導料は30分900円からと非常に手頃で、入会金や運営サポート費などの追加費用がかからないのが特徴です。

また、講師の変更が何度でも可能で、最大2回の無料体験を通じて、じっくりと相性を見極めることができます。

「まずは気軽にオンライン家庭教師を試してみたい」「費用を抑えたいけれど、質の低いサービスは避けたい」というご家庭に最適な選択肢と言えるでしょう。

オンライン家庭教師ピース

「オンライン家庭教師ピース」は、講師の質の高さで多くの利用者から支持されているサービスです。

講師は採用率5%という厳しい選考を突破したエリート揃い。

中学受験指導の経験豊富な社会人プロ講師はもちろん、難関中学出身の現役大学生講師も多数在籍しています。

そのため、専門的な指導を求める場合も、子どもと年齢が近く親しみやすい講師を希望する場合も、ニーズに合った講師が見つかります。

「成績が伸びる」「講師の質が高い」といった調査でNo.1を獲得した実績もあり、確かな指導力を求めるご家庭におすすめです。

中学受験向け家庭教師の費用相場は？

中学受験対策で家庭教師を利用する場合、費用は講師のタイプや契約形態によって大きく変わります。

家庭教師センターに依頼する場合

家庭教師センターを通じて講師を紹介してもらう場合の費用相場は、以下の通りです。

• プロ家庭教師：月額 20,000円～50,000円程度
• 学生家庭教師：月額 12,000円～25,000円程度

プロ講師は料金が高めですが、豊富な指導経験と受験ノウハウを持っており、特に難関校対策では頼りになる存在です。

一方、学生講師は、比較的費用を抑えられ、子どもと年齢が近い分親しみやすく質問しやすいメリットがあります。

多くの家庭教師センターでは、入会金や教材費が別途必要になる場合があるので、総額でいくらかかるのかを事前にしっかり確認しましょう。

関連記事：オンライン家庭教師の料金相場（月謝）

また、家庭教師と並行して中学受験向け学習塾の利用も選択肢の一つです。

個人契約で依頼する場合

知人の紹介やマッチングサイトなどを利用して、家庭教師と直接契約する方法もあります。

上記の方法の場合、センターを通さないため仲介手数料がかからず、費用を抑えられるのが最大のメリットです。

相場としては、月額8,000～20,000円程度が目安となります。

ただし、個人契約は講師の指導力や経歴を自分で見極める必要があり、万が一トラブルが発生した際も自己責任です。

そのため、契約内容や指導方針については、事前に書面で取り交わすなど、慎重に進める必要があるでしょう。

中学受験で家庭教師を利用するメリット・デメリット

家庭教師の利用には、メリットだけでなくデメリットも存在します。

両方を理解した上で、ご家庭の方針に合っているかを判断しましょう。

メリット：マンツーマンで効率的な志望校対策ができる

家庭教師を利用する最大のメリットは、1対1の完全マンツーマン指導を受けられる点です。

集団塾では質問しづらい子どもでも、周りの目を気にしなくてよい家庭教師なら疑問を解消しやすいでしょう。

また、子どもの学力や志望校に合わせてカリキュラムを最適化できるため、無駄なく効率的に学習を進められます。

苦手な算数の特定単元だけを集中して復習したり、志望校の過去問を徹底的に演習したりと、柔軟な対応が可能です。

上記のメリットにより、最短ルートで合格に必要な力を身につけられると期待できます。
参考：中学受験の個別指導塾

デメリット：費用が高く、家庭の負担も

一方、デメリットとして挙げられるのが費用の高さです。

一般的に、家庭教師は集団塾に比べて授業料が高くなる傾向があります。

特に、指導実績の豊富なプロ講師に依頼する場合は、家計への負担が大きくなるでしょう。

また、対面指導の場合は、講師を自宅に迎えるための準備（部屋の片付けなど）や気遣いが必要になる場合もあります。

上記のような負担が気になる場合は、比較的費用が安く、自宅での気遣いが不要なオンライン家庭教師を選ぶのがおすすめです。

費用を抑えたい場合は、中学受験対策可能なタブレット学習や中学受験対策な通信教育を検討するのもよいでしょう。

中学受験で家庭教師の利用が特におすすめなケース2選

以下のような状況にあるご家庭は、家庭教師の利用を積極的に検討することをおすすめします。


上記の項目手に一つでも当てはまる場合は、家庭教師が大きな助けとなる可能性が高いでしょう。

塾の授業についていけない・補習が必要

「進学塾に通っているけれど、授業のスピードが速くてついていけない」場合、家庭教師は最適な解決策になりえるでしょう。

集団塾では、一人ひとりの理解度を確認せずに授業が進んでしまうため、一度つまずくと遅れを取り戻すのが困難です。

一方、家庭教師なら、塾で分からなかった部分を子どものペースに合わせて、理解できるまで丁寧に教えてくれます。

塾の宿題のサポートや次の授業に向けた予習など、塾の学習効果を最大化するための「補習」として活用すれば、成績アップが期待できます。

参考：小学生の家庭学習

志望校に特化した受験対策を徹底したい

特定の志望校に絞って徹底的に対策したい場合も、家庭教師が有効です。

特に、記述問題が多い、思考力を問う問題が出題されるなど、学校独自の傾向が強い入試では、集団塾の画一的な指導だけでは不十分な場合があります。

家庭教師であれば、志望校の過去問を徹底的に分析し、合格点を取るための戦略を一緒に練ってもらえるでしょう。

答案の添削指導をマンツーマンで受けることで、自分では気付けない弱点を克服し、得点力を着実に伸ばしていけます。

まとめ：中学受験の成功は最適な家庭教師選びから

本記事では、中学受験におすすめの家庭教師サービスや、後悔しないための選び方について詳しく解説しました。

難易度の高い中学受験を乗り越えるためには、学校や塾の授業だけでなく、一人ひとりに合ったサポートが不可欠です。

家庭教師は、活用すれば、苦手科目の克服から志望校対策、学習習慣の形成まで、幅広く頼れる心強いパートナーとなります。

最近では、オンライン家庭教師も普及し、費用を抑えながら全国の優秀な講師の指導を受けるのも可能です。

どのサービスがよいか迷ったら、まずはいくつかのサービスの無料体験や学習相談を利用してみることを強くおすすめします。

実際に指導を受けてみると、子どもに本当に合うサービスが見つかるはずです。

最適な家庭教師とともに、志望校合格を勝ち取ってください。