中学生向け個別指導塾のおすすめ一覧

中学生向け個別指導塾のメリット

集団塾と比較した中学生向け個別指導塾のメリットは以下の通りです。

自分のペースで進められる

自分のペースで勉強を進められる点は、個別指導塾の大きなメリットと言えるでしょう。

集団塾の場合、20～30人の生徒が1つの教室に集い、定められたカリキュラムを一定のスピードで受講することになります。そのため、「ここはもう少しゆっくり教えてほしい」「ここはもう理解しているのに……」といった不満が生じてしまう懸念も考えられます。

その点、個別指導塾であれば生徒が希望するペースや範囲に合わせて指導してもらえるため、無理に学習ペースを指導の速度に合わせる必要はありません。自分のペースで勉強に取り組めるため、より理解も深まるでしょう。

わからないところをすぐに質問・相談できる

個別指導塾は1対1もしくは1対2など、少人数制で授業を進めます。

講師がすぐ隣に座り、指導に徹してくれるため、いつでも気軽に分からない問題や躓いた点を相談できる環境があります。疑問点をすぐに解消できるため、質問し忘れてしまったり、分からないまま問題を解き進めてしまったりする懸念も低減できるでしょう。

また、子どもの理解度に合わせた解説を受けられる点も個別指導塾ならでは。
時には類似問題を出題してくれたり、分かるまで何度も解説してくれたりすることもあるでしょう。

丁寧にサポートしてもらえる

個別指導塾は、生徒1人ひとりに目が届きやすいため、学習サポートも集団塾と比較すると丁寧だと感じることが多いでしょう。講師の細やかな指導はもちろんですが、本部や学習コーディネーターといった講師以外にも学習サポート役が配置されているため、役割ごとに勉強の悩みを相談できる利点もあります。

例えば受験に関する情報提供を希望する場合は本部に、勉強や進路に関する悩みは学習コーディネーターになど、役割が明確に分担されているため、それぞれ質の高いサポートやアドバイスを期待できるでしょう。また講師は指導に専念できるため、質の高い指導も期待出来ます。

スケジュールの融通がききやすい

スケジュールの融通がききやすいのも個別指導塾のメリットです。

集団塾の場合、事前に定められた年間スケジュールやカリキュラムに則って授業が進められます。そのため、体調不良などで欠席した場合でも授業の振り替えが行われることはありません。中には、動画授業の配信がなされるケースもありますが、対面で講師に質問できる機会を逃してしまうことになります。

一方、個別指導塾の場合は、生徒1人ひとりに合わせて設計された学習計画に則り勉強を進めていくため、欠席した場合でも講師との予定が合えばいつでも振り替え可能です。また、学習進度や他の習い事との兼ね合いに応じてコマ数を増減したい場合にも柔軟に対応してもらえるでしょう。

中学生向け個別指導塾のデメリット

集団塾と比較した個別指導塾のデメリットは以下の通りです。

• 費用が高額になりがちである
• 講師によって合う合わないがある
• 勉強に対するモチベーションを維持するのが難しい

個別指導塾は1対1または1対2の少人数体制のことが多いため、一人に対して何人もの生徒が受ける集団塾よりも料金は高くなりがちです。さらに、集団塾のように一緒に頑張る仲間や競い合う存在がいないため、モチベーションを維持するのが難しいという懸念点もあります。

中学生向け個別指導塾の選び方

ここでは、中学生向け個別指導塾の選び方を紹介します。

子どもに合った指導形態の個別指導塾を選ぶ

個別指導塾といっても、子どもの学習目的に合わせて指導方法を変えているだけあり、マンツーマン指導とは異なります。
そのため講師1人に対し、同時に受け持つ生徒数が4～5名になる個別指導塾もあります。

「他の子どもと比較されることが苦手」「受験に向けて細やかな指導を受けたい」と考えている場合は、完全マンツーマン指導か、講師1人に対して最大2名の生徒で講義を展開する個別指導塾を選ぶようにしましょう。

一方「定期テスト対策」や「学校での勉強の予習・復習」などを目的に通う場合は、生徒数4～5名に対して講師1人が指導する塾がマッチしているでしょう。

講師の評判が良い個別指導塾を選ぶ

個別指導塾は、集団塾と比較して生徒との関係性が深くなる傾向があります。
そのため授業の質が高く、熱心に指導してくれる講師がいる塾を選ぶことが大切です。

口コミや評判をネットなどで調べてみるのも1つです。
また体験授業などを通じて、講師の指導力や指導に対する熱量を直接図ってみるのも良いでしょう。

特に講師の指導熱量は、子どもの学習モチベーションに直結することもあります。熱量の高い講師から指導を受けることができれば、自然とお子さまの勉強への姿勢も変わってくるでしょう。

部活や習い事があっても無理なく通える個別指導塾を選ぶ

塾選びの際は、部活や習い事があっても無理なく通える範囲に立地する個別指導を選択することが大切です。

特に中学生になると、部活動や習い事に注力するお子さまが増えます。
遠方の塾の場合、最後まで部活動すると塾の始まる時間に間に合わない例も生じる可能性があります。また遠方に塾がある場合、通塾だけで疲れてしまうケースも考えられるでしょう。

お子さまにとって負担にならないよう、無理なく通える範囲のエリアから塾を探し始めましょう。

中学生向け個別指導塾おすすめ5選

ここでは中学生向け個別指導塾おすすめを解説します。
参考：中学生向けオンライン塾！高校受験対策も

トライのオンライン個別指導塾

トライのオンライン個別指導塾は、「家庭教師のトライ」を展開する株式会社トライグループが運営する個別指導塾です。トライ独自の学習法を活用した双方向型授業により、「わかったつもり」を防いで確実に実力を身につけられる点も魅力の一つ。

志望校出身の教師や難関大生、合格実績豊富なプロ教師などの全国33万人の中から講師を選べるため、お子さまにピッタリの講師が見つかるでしょう。

さらに細分化されたコースが用意されているため、目的に合ったコースを選択して効果的に学習できます。

スクールIE online

スクールIE onlineは、「やる気スイッチグループ」が運営するオンライン個別指導塾で、全国1100教室以上展開するスクールIEの情報力が魅力の一つ。

一人ひとりに合わせたフルオーダーメイドのカリキュラムに基づいて指導がおこなわれ、スタディプランナーが時には学習計画を修正しながら、目標に向かって伴走してくれます。

指導形式は講師1人に対して生徒2人までの少人数指導です。独自の性格診断をおこなったうえで相性の良い講師にて、授業が進められていきます。講師の質や相性にこだわりたい方や、画一的な学習指導ではなくお子さまに合わせた指導を希望している方に特におすすめですよ。

初めての方限定で4回分の授業が安く体験できるお試しパックもあるので、ぜひ体験から始めてみてはいかがでしょうか。

森塾

森塾は、東証上場企業であるスプリックスが運営する、関東エリアにおいて指導数No.1＆入塾生の90.1%が成績UPの実績を誇る個別指導塾です。

指導力に自信があるからこそ、全国で初めて学校のテストでの1科目＋20点の成績向上を保証しています。

さらに毎回の授業で理解度チェックテストを実施し、不合格の場合は「特訓部屋（無料）」で補講を実施。できるようになるまでとことん指導してもらえる体制のため、サポートの質も申し分ありません。

そら塾

そら塾は、個別指導塾の「森塾」と同じ株式会社スプリックスが運営するオンライン個別指導塾です。

運営母体であるスプリックスの各ブランドと連携し、地域ごとの受験の傾向と対策がデータとして蓄積されているため、都道府県ごとのきめ細かい対策ができる点も魅力。

通っている中学校の教科書に準拠したテキストを用いて、学校で学ぶ内容と連動して学習を進められるため、定期テスト対策も万全です。

授業はたっぷり80分でわからないところを質問しやすく、映像授業を無料で何度も視聴することもできます。

ヨミサマ。

ヨミサマ。は、全ての科目で必要となる読解力を養うために考えられた、国語特化の個別指導塾です。

東大生・京大生との対話を通じて、「深く考えて解答を導き出す力」「物事の本質を捉える力」が身につきます。思考力が鍛えられるため、国語の成績だけでなく、他の教科の成績もアップしたという受講生も多数いるそうです。

基礎的な国語力を向上させるための「スタンダードコース」と入試のために選び抜かれた教材を用いた「入試対策コース」があり、目的に応じてコースを選べる点もうれしいポイント。

初回は60分間の授業が無料で体験できるため、体験から始めてみてはいかがでしょうか。

ITTO個別指導学院

ITTO個別指導学院は、全国に1200もの実校舎を構える個別指導に長けた学習塾です。

在籍する講師は、常に独自の研修で指導スキルを磨いています。また定期的に保護者に向けて講師アンケートを実施するなどしてより質の高い講師育成を目指しているとのこと。自慢の講師陣の中でもワンランク上の経験・スキル・知識を備えている講師には「SS(スペシャルセレクト)講師」の称号が与えられます。希望に合わせてSS講師の指名も可能なため、質の高い講師から指導を受けられる環境が整っていると言えるでしょう。

また、定期的な面談による学習状況の報告や授業プランの提案、日々の授業日報による授業内容の報告など、こまめなフォローを提供している点も魅力の1つ。さらに通塾に際しては、入退室時刻をメールで知らせる「ほっとメール」サービスや防犯カメラ設置など、安心して子どもを送り出せる環境を整えてくれています。

高い指導レベルや通塾に対する安心を求めるのであれば、ITTO個別指導学院の利用をおすすめします。

ナビ個別指導学院

ナビ個別指導学院は、ほめる指導で子どものやる気を引き出す個別指導学習塾です。

授業は基本先取りで進められる他、通っている中学校に合わせたテスト対策も実施してくれます。また一人ひとりに寄り添った学習計画や生徒のレベルに合わせたテスト対策プランも提供。生徒のレベルに合わせた、得点アップに導くプランや計画が魅力です。
徹底的に個々に寄り添った指導の結果、約80%の生徒が成績アップを実現しているそうです。

さらにナビ個別指導学院では、安心の成績保証制度も用意されています。保証基準に満たない場合は、保証期間後の１学期間（３ヶ月分）対象教科の授業料を免除し（諸経費除く）、無料で指導してもらえるとのこと。

これまで他の学習法や塾などで期待する成果が出なかったお子さまでもナビ個別指導学院であれば、ほめる指導のもと学力向上を実現できるかもしれません。

料金が安い中学生向け個別指導塾

ここでは、料金が安い中学生向け個別指導塾を紹介します。

そら塾

そら塾は、オンライン専門の個別指導塾の中でも、生徒数NO,1を誇る塾です。
多くの中学生に選ばれ続けている要因は様々ありますが、リーズナブルな価格に惹かれ受講する生徒も少なくありません。

そら塾が提供している中学生向けの授業料は、月額7,200円（税込）～となっており、週1回80分の授業うテキストに準拠した解説映像も提供しています。テスト前はもちろん、苦手な分野も繰り返し無料で視聴できます。

さらにそら塾では、キャンペーンを実施していることが多く「1ヶ月分の授業無料」「そら塾のオリジナル教材無料提供」「オンライン自習室無料開放」などの特典を受けられるケースもあります。また、無料体験授業を受けることで入塾金11,000円（税込）が全額免除される特典も用意されています。

塾にかかる費用を少しでも抑えたいと考える場合は、ぜひそら塾の利用も検討してみてください。

森塾

森塾は、首都圏・関西を中心に229もの校舎を構える個別指導塾です。
中学生の授業料は、月額10,800円（税込）～となっており、週1回80分の授業が基本です。

入塾後4回分の授業を受け終える前にキャンセルした場合は、授業料やテキスト代などを全額返金する「返金制度」も用意されているため、万が一指導方法や個別指導が子どもに合わなかった場合でも、入会金やテキスト代が無駄になってしまうことはないでしょう。

さらに、森塾では、1科目あたり+20点の成績保証も用意されています。入塾後2学期以内に成績が上がらない場合は、１学期間の授業料が免除されるため、成績が上がらないにもかかわらず塾代を支払い続ける必要はありません。また指導力に自信があるからこそ提供できるサポートとも言えるでしょう。

中学生向け個別指導塾の料金相場

中学生向け個別指導塾の料金相場は、次の通りです。


集団塾と比較して高額になる傾向がありますが、その分生徒1人ひとりに合わせたきめ細やかな指導を期待できます。

また個別指導塾は指導を受ける教科数や1週間のコマ数によって授業料が変動するため、受講を開始する際は1ヶ月あたりにかかる金額と、臨時で発生する費用をしっかり確認しておきましょう。

引用：代々木個別指導学院

中学生向け個別指導塾の費用を安く抑えるポイント

個別指導塾塾は、集団塾と比較して費用が高くなる傾向があります。
しかしせっかく塾に通うのであれば、細やかな指導を期待できる個別指導塾のほうが良いと思う保護者・お子さまも多いでしょう。

ここでは、中学生向け個別指導塾の費用を安く抑えるポイントを紹介します。
ちょっとしたポイントを意識することで、通常よりも通塾にかかる費用を安く抑えられるでしょう。

キャンペーンを利用する

年度替わりや季節講習が実施される少し前の時期は、入会キャンペーンや季節のキャンペーンが実施されるケースもあります。また他にも紹介割引や兄弟割引を提供する個別指導塾もあるでしょう。
このようなキャンペーンや割引制度を上手に活用することで、受講料や入会費を安く抑えられるでしょう。

しかしキャンペーンや割引制度を利用する場合、短期間で退塾した際に一部料金の返金を求められることもあります。
事前にキャンペーンや割引制度の概要をしっかり確認しておきましょう。

オンライン塾を利用する

オンライン塾を利用するのも1つです。

オンライン塾は、実校舎を構える必要がなく、全国から講師を募れるため、教室の維持費や講師の採用費を抑えられます。塾の運営費を抑えられた分、受講料に還元されている場合もあり、そのような塾では、通学タイプの塾よりも安い費用で受講できます。

オンライン塾には通塾の手間が省ける、住まいのエリア問わず評判の塾を選択できるなどのメリットもあります。
通塾することにこだわりがないようであれば、オンライン塾の利用もぜひ検討してみましょう。

受講科目を絞る

個別指導塾の場合、「1科目＝1コマ」として計算し、科目数が増えるごとに受講するコマ数も増えます。もちろんコマ数が増えると比例して受講費も高額になります。

そのため、少しでも受講料を抑えたいと考えるのであれば、苦手科目にだけ絞って受講しましょう。
得意教科に関しては、通信教材やタブレット教材で補う方法もあります。

また季節の講習に関しても、必要性の高い講義やタイミングだけに絞って受講すれば費用を抑えられるでしょう。

個別指導塾が向いている子

個別指導塾は生徒1人ひとりに対して細やかな指導を提供してくれますが、全ての子どもにマッチする塾形態とは限りません。
次に挙げる目的や特徴に該当する子は、個別指導塾に向いていると言えるでしょう。

• 集団環境が苦手な子
• 講師としっかり関係性を築きたい子
• 伴走型の学習支援を求めている子

特に集団環境が苦手なお子さまにとって、個別指導塾は適した環境と言えるでしょう。

また個別指導塾は、講師が生徒としっかり関係性を築いていく点が特徴です。講師に応えたいという思いから学習モチベーションが高まるケースも珍しくありません。そのため、講師と深い関係を築いた上で二人三脚で目標に向けて勉強に取り組みたいと考えるお子さまにも個別指導塾の環境や雰囲気がフィットするでしょう。
参考：集団塾に向かない子

中学生向け個別指導塾に関するよくある質問

ここでは、 中学生向け個別指導塾に関するよくある質問を紹介します。
中学生になり、何らかの理由で個別指導塾の利用を検討しているご家庭は、ぜひ本章で紹介するQ&Aにも目を通しておきましょう。

中学生は週に何回塾に通うべき？

文部科学省のデータによると、塾に通う中学生の約7割が週に1～2回通塾している結果となりました。

引用：文部科学省「学習塾への通塾」

中学生が塾に通う頻度は、個々の学力や目標、生活スタイルによって異なりますが、一般的には週に1～2回が適切だと考えられるでしょう。
ただし、週1回塾に通ったからといって、確かな学習効果が見込めるわけではありません。塾のない日は自主学習に取り組むなど、自ら勉強する時間を確保することも大切です。

個別指導塾と集団塾はどっちがおすすめ？

個別指導塾と集団塾のどちらが中学生におすすめかは、子どもの性格や学習スタイル、目標によって異なります。

個別指導塾は、柔軟なカリキュラムときめ細かい指導が魅力であり、得意科目と不得意科目の点数差が大きい子どもや勉強の方法が分からない子どもに適しています。また集団環境が苦手な子どもや引っ込み思案な子どもにも向いているでしょう。

一方で、集団塾は競争心を刺激し、一定のリズムで学習を進められる利点があります。
仲間と共に切磋琢磨しながら学力の向上を目指したい子どもは、集団塾のほうが高い学習成果を期待できるかもしれません。

個別指導塾はいつから始めるべき？

公立高校への進学目指す場合は、中学2年生の3学期までに通い始めるようにしましょう。多くの塾では、前学年の2月頃から新しい学年のカリキュラムがスタートします。

ただし、内申点対策のために中学1年生の頃から個別指導塾に通い始める子もいます。また中には中学2年生の中だるみを防止するために、塾に通い始めるケースも。
このように、塾に通い始める時期は、子どもによってベストなタイミングが異なります。通い始める時期は、目的や希望に合わせて柔軟に調整しましょう。また、著しい学力低下が見られる場合は、なるべく早いタイミングで塾に通い始めたほうが、学力の低下を食い止められるでしょう。

自分に合った中学生向け個別指導塾を見つけよう

当記事では中学生向け個別指導塾を選択肢として考えている人に向けて、個別指導塾のメリット・デメリットやおすすめの個別指導塾5選を解説しました。

集団塾と比べてお子さま一人ひとりの学習ペースに合わせた指導がしやすく、講師のサポートが手厚い点が個別指導塾の魅力です。

個別指導塾にもオンライン型や通塾型、完全マンツーマン制や1対2の少人数制などさまざまな種類があります。お子さまの目的やレベル、勉強方法などに合わせてピッタリの個別指導塾を選んでみてくださいね。