この記事では、大学受験生の英語力向上をサポートする英語塾選びのポイントや、塾選びで重要なポイントを詳しく解説。さらに、おすすめの英語塾もいくつか紹介します。
大学受験|英語塾を選ぶポイント6つ
- 受験の目的とレベルに応じて選ぶ
- 自分に合った授業スタイルかどうか
- 志望校における実績(合格者数など)の確認
- 苦手分野をカバーするカリキュラムがあるか
- 模試対策や過去問演習が充実しているか
- 自習環境や質問対応などサポート体制について
受験の目的とレベルに応じて選ぶ
大学受験の英語塾を選ぶ際は、まず自分の受験の目的とレベルを明確にすることが重要です。志望校のレベルによって、求められる英語力や対策の内容が異なるため、それに合った塾を選ぶ必要があります。難関大学を目指す場合、例えば難易度の高い問題に対応できる高度な英語力やテスト技術を学べる塾が必要です。大手予備校は、難関大学対策に強く、過去問演習や模試のサポートが充実しています。
一方、基礎から英語力を伸ばしたい場合は、個別指導塾や小規模な英語専門塾が適しています。これらの塾では、自分の弱点に合わせた指導が受けられ、苦手分野を重点的に強化できるメリットがあります。
また、リスニングやスピーキングなど、特定の技能を伸ばしたい場合は、英語特化型の塾を選ぶのが効果的です。さらに、通塾が難しい、近くに塾がない場合や効率的な学習を重視する場合は、オンライン塾も選択肢に入ります。
自分に合った授業スタイルかどうか
英語塾といっても、いろいろな種類があります。- 少人数制
- 個別指導
- オンライン塾
- 予備校
大切なのは「自分に合った授業スタイル」「続けられる、効果的で効率的に学べるスタイル」を選ぶことです。
志望校における実績(合格者数など)の確認
大学受験対策のために通う英語塾ですから、志望校における実績を確認することが非常に重要です。塾ごとに得意とする大学や受験対策の方針が違います。
自分が目指す大学に多くの合格者を輩出している塾を選ぶことで、効率的な学習が期待できます。特に、難関大学を志望する場合、その大学への合格者数や合格率を確認すると、塾がどの程度効果的な指導を行っているかがわかります。
志望校への合格実績が豊富な塾は、その大学特有の出題傾向や試験対策に精通しています。実績は塾選びの大きな指標となるため、しっかりと確認しましょう。
英語の苦手分野をカバーするカリキュラムがあるか
自分の苦手分野をカバーできるカリキュラムがあるかを確認することも、英語塾選びのポイントです。たとえば、受験に英検2級等が必要だけど「まだ取得できていない」のであれば、英検に特化した塾が向いています。
人によって、リスニングやライティング、文法など、苦手な分野はそれぞれ違います。
苦手分野を重点的に強化できる塾を選ぶと、学習の効率が上がります。塾によっては、個別指導や少人数クラスを提供しているところもあり、講師が生徒一人ひとりの弱点を把握し、適切な指導を行うことが可能です。
また、苦手分野に特化した問題演習や、定期的な進捗確認ができる塾では、段階的に力をつけられるため、受験に向けて自信を持って準備が進められます。
苦手分野を克服するためのサポートが充実している塾を選びましょう。
模試対策や過去問演習が充実しているか
最終目的が「大学受験で合格」であるわけですから、模試対策や過去問演習が充実しているかどうかも重要です。模試対策は、自分の現在の実力を客観的に把握し、弱点を洗い出すために有効です。模試の結果をもとにしたフィードバックや、成績を上げるための具体的なアドバイスを提供してくれる塾がおすすめです。
また、過去問演習が充実している塾では、志望校の出題傾向に合わせた対策が可能です。特に難関大学を目指す場合、過去問に精通している塾では、出題パターンや頻出テーマに基づいた指導を受けられ、合格に向けた準備が整います。
自習環境や質問対応などサポート体制について
自習環境や質問対応などのサポート体制も確認するようにしましょう。静かで集中できる自習室を備えている塾は、自宅で勉強しにくい生徒にとってはありがたいですね。
また、授業外でも講師に気軽に質問できる体制が整っている塾では、疑問点をすぐに解消できます。さらに、定期的な個別面談や進捗管理を行う塾は、受験までの学習計画を確実にサポートしてくれるので安心です。
大学受験|英語の塾選びにおける注意点
大学受験対策で「英語塾選びで失敗しないために」、最終判断をする前に次の2つについて確認しましょう。無料体験授業を利用し講師や授業スタイルを確認する
英語塾を選ぶ時には、講師の質や授業の進め方など、必ず体験授業などで確認しましょう。講師について、教え方や相性が合うかどうかは実際に授業を受けてみないとわかりません。体験授業を通じて、講師の説明がわかりやすいか、質問に対して丁寧に対応してくれるかなどを確認することで、自分に合った塾を選ぶことができます。
費用について慎重に検討する
高額な塾だからといって、必ずしも成果が出るわけではありません。授業内容やサポート体制が費用に見合っているか、しっかり確認しましょう。合格実績やカリキュラムの質を考慮し、受講費に見合った成長が期待できるかもチェックしたい点です。
また、無料体験や口コミを参考に、費用に対して得られるメリットが十分であるかも考えてみましょう。
比べるものがないと「この受講費が高いのか安いのか」「教え方が上手かどうか」も、わかりづらいことが多いです。
自分にあったスタイルで通いやすい(続けやすい)英語塾を3つ程度に絞り込み、費用と内容を比較しながら慎重に検討してください。一番安い、あるいは一番高いといった受講費のみで英語塾選びの最終判断はしないようにしましょう。
大学受験対策におすすめ「英語塾」3選
東進ハイスクール・東進衛星予備校
- 大学受験といえば!の安定安心の大手予備校
- 卓越した英語指導で人気講師の授業が受けられる
- 大学入試に特化しており志望校の情報なども豊富
大学受験を控える人には有名な東進にも、もちろん英語の授業もあります。大学受験のために総合的な予備校に通う人は多いですが、共通テスト対策も含め、網羅的な受験勉強をしつつ英語もしっかりカバーしていけます。
わかりやすく楽しい講義をする人気の英語講師も揃っているので、まずは大学受験対策の一環として候補にしたい予備校のひとつです。
学研のオンライン英会話Kimini(英検対策)
- 英検合格者3,066名* の実績
- オンラインで好きな時間に受講できる
- 全国の中学校・高等学校および、小学校に多数導入
Kiminiは、学習指導では実績豊富な学研が行っているオンライン英語塾です。英検と英会話が学べるため、大学受験対策として英検をカバーしつつ、リスニングの力もつき、かつ実践的な英会話力も伸ばせるので将来的なメリットも大きい学びとなっています。
小学生・中学生も対象となっていますが、英検合格コース・英検二次試験合格コースもあり、英検2級や1級をめざす高校生にとっても、使いやすいカリキュラムとなっています。
産経オンライン英会話Plus
- 英検二次試験対策、大学入試対策などのコースと専用教材あり
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産経オンライン英会話Plusは、オンラインで都合の良い時間帯にレッスンが受けられる英語塾です。英会話だけでなく、大学入試用のコースもあり、英語4技能をしっかり身につけられます。
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