スクール選びの決め手は “寄り添うメンター”と“見える成長実感”!プログラミングスクール受講生の口コミ分析調査を実施

スクール選びの決め手は “寄り添うメンター”と“見える成長実感”!プログラミングスクール受講生の口コミ分析調査を実施
GMOインターネットグループのGMOメディア株式会社(代表取締役社長:森 輝幸 以下、GMOメディア)が運営するプログラミング・Webデザインスクール検索サイト「コエテコキャンパス byGMO」は、2024年1月1日(月)から2024年12月31日(火)までにプログラミングスクールへ入会した受講者223名を対象に、満足度や学習環境に関する口コミ調査を行いました。

その結果、もっとも高く評価されたのはメンター(指導者)の支援体制であり、また「学習記録」が学習継続の大きな原動力となっていることが明らかになりました

プログラミングスクール口コミ分析調査結果サマリー

1.メンター(指導者)満足度
「5:満足」評価が最多(39.1%)

2.モチベーション管理
モチベーション維持の工夫として「学習記録でスキルアップを実感」する人が最多(27.1%)

3.受講生同士の交流の場
「ある」が82.4%と高水準

4.学習時間
休日・平日ともに「2〜4時間」が最多(32.6%)

5.使用端末
「WindowsノートPC」が最多(34.8%)

6.課題
85.0%の受講生が「何らかの課題に取り組んだ」と回答
中でも「成果物(Webページなど)を作り上げる課題」が最多で34.0%

調査方法

調査名:プログラミングスクール受講者の口コミ調査
調査対象: 2024年1月1日(月)~2024年12月31日(火)にプログラミングスクールに入会した受講生から「コエテコキャンパス byGMO」に投稿された口コミ
男女比:男性(48.7%)、女性(49.6%)、その他(1.7%)
年代:10代~60代
総回答数:233
調査方法:インターネット調査
調査主体:「コエテコ byGMO」編集部

【当アンケート結果の利用について】
1.当調査結果のデータを引用する場合には、「引用元:コエテコキャンパス byGMO」の表記をお願いいたします。
2.出典元として本ページへのリンク掲載をお願いいたします。
https://coeteco.jp/articles/14741

【前回調査】
プログラミングスクールの入会目的・受講スタイルに関する調査

調査結果概要

メンター満足度(5段階評価)


プログラミングスクールのメンター(指導者)への満足度は、「5:満足」(39.1%)が最も多く、次いで「4:やや満足」(36.1%)と続き、高評価が過半数を占めました。

多くの受講生がメンターの対応に満足していることが伺えます。

満足度「5:満足」と回答した受講生からは「画面共有による個別指導」「キャリア相談への対応」「トラブル発生時の迅速なサポート」といった、一歩踏み込んだ伴走型のサポートに対して高い評価が寄せられました。

一方で、「3:どちらでもない」以下の評価では、「質問への回答が遅かった」「メンターからの積極的な声掛けがなかった」など不満の声も見られました。

特に「自分で考えて自走を促す」方針は、一部の受講生にはプラスに映る一方で、寄り添ったサポートを求める層にとっては、物足りなさにつながっている可能性があります。

こうした声からは、「教える」だけでなく「伴走する」関係性が、学習継続のモチベーションや安心感につながっている様子が浮かび上がります。

「5:満足」または「4:やや満足」と回答した人の声

テキストでの解説が分からなかった際、zoomで画面共有をして教えてもらいました。1人だと躓いたままだったのでありがたかったです。
チャットサポートの回答が早かったです。案件獲得から納品まで細かくサポートしていただき、初めての案件を終えることができましました。とても助かりました。
メンターの方には就職面での相談もさせていただいており、学習・就職両面でのサポートが手厚いです。

「3:どちらでもない」・「2:やや不満」・「1:不満」と回答した人の声

課題を採点する講師のリアクションに差がある。単純に採点して指摘するドライな講師だとモチベーションが下がってしまった。
こちらからの求めがあればフォローいただけますが、求めない限りはフォローアップは少ないです。
質問対応はありましたが、対応時間が限られていたので、そこには多少の不満があります。

モチベーション管理


学習継続のモチベーション源として最も多かったのは「学習記録をつけ、スキルアップを実感しやすいようにした」(27.1%)という回答でした。

記録を通じて、日々の積み重ねが成長として感じ取れることが、継続の原動力になっていたことがうかがえます。

また、「自分なりの成果物を作った」(19.0%)、「クラウドソーシングで簡単な仕事を獲得した」(4.7%)といったアウトプットの手応えが、モチベーションにつながるケースもありました。 

さらに、「受講生同士で交流した」(16.3%)、「SNSで同じスクールの人とつながった」(4.7%)など、横のつながりがモチベーション維持に寄与していることも分かりました。


実際に「受講生同士の交流の場がある」と答えた受講生は82.4%にのぼり、受講生同士のつながりを実感できる環境が、一定程度整っていることがうかがえます。

特にオンライン学習の受講者が多いプログラミングスクールにおいては、孤独になりがちな学習形式の中で、こうした“人とのつながり”が果たす役割は非常に大きいと考えられます。

学習時間(休日・平日)


休日の学習時間では、「2~4時間程度」(32.6%)および「4~8時間程度」(31.8%)がボリュームゾーンとなっており、約6割以上がまとまった時間を学習に充てていることがわかりました。

平日も「2〜4時間程度」(32.6%)が最多となっていますが、「30分〜1時間」「1〜2時間」の層も合計約42%を占めており、休日に比べて短時間の学習にとどまる傾向が見られました。

社会人や学生など、限られた可処分時間の中で学習を進めている受講者にとって、「週末の活用」が学習進度を左右する重要な要素となっていると考えられます。
関連記事:プログラミング勉強法おすすめ4選【初心者でも安心の学び方解説】

学習端末


最も多く使われていた端末は「ノートパソコン(Windows)」で34.9%、次いで「ノートパソコン(Mac OS)」が27.0%となっており、全体の約6割以上がノートPCを主な学習端末として活用していました。

一方で、スマートフォンやタブレットを使用する層も2割を超えており、特にスマホユーザーが18.7%にのぼることから、通勤中や移動時間などの“すき間学習”を取り入れている人が一定数いることがうかがえます。

課題の有無と内容


「何らかの課題があった」と回答した受講生は85.0%で、多くのスクールが学習定着を図るために課題設計を取り入れていることが分かりました。

中でも「成果物制作(Webページなど)」が34.0%、「ポートフォリオ制作」が23.5%と、実務に直結する課題が重視されている傾向が見受けられます。

一方で、チームでの開発課題が4.0%と少数にとどまっていることから、他者と協働する力を鍛える環境はまだ限定的とも言えるでしょう。

調査結果からの考察

今回の調査では、プログラミングスクールにおける受講生満足度や学習環境の実態について調査しました。

メンター対応については、過半数の受講生から高く評価する一方で、サポートの頻度や関わり方に対して改善を求める声も見られました。

多様なニーズに応える柔軟なサポート体制の整備は、スクール側に求められる今後の課題の一つといえそうです。

あわせて、受講生にとって自分に合った指導スタイルで学べるかどうかを事前に把握しておくことも、スクール選びにおける重要な視点といえるでしょう。

また、学習意欲を支える要素として、「成長を実感できる記録」や「受講生同士のつながり」が大きな役割を果たしていることも分かりました。

特にオンライン学習特有の孤独感を和らげる”人のつながり”は、学習の継続を支える上で欠かせない存在となっているようです。

今回の調査を通じて、スクール選びにおいては、指導力だけでなく、メンターの支援のあり方や、学びを支える仕組み、受講生同士のつながりといった要素も、継続や満足度に影響を与えていることが見えてきました。

こうした視点を踏まえて、自分に合った学習環境を選ぶことが、より良いスクール選びにつながると考えられます。

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商号 GMOメディア株式会社 (GMO Media, Inc.)
設立年月日 2000年10月13日
GMOメディア株式会社の事業内容 メディア事業、ソリューション事業
所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 12F
資本金 7億6197万円(2024年12月31日現在)
上場市場 東京証券取引所 グロース市場(証券コード : 6180)
主要株主 GMOインターネットグループ株式会社
東京証券取引所 プライム市場(証券コード : 9449)
許可 厚生労働大臣許可番号
有料職業紹介事業(13-ユ-316281)
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