AI時代の"稼ぎ続ける"フリーランス戦略とは?信頼・継続・価値提供で収入を安定させる
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今回お話を伺った方
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株式会社estra 取締役 教育事業部責任者
岩崎 敬信氏大学在学中にプログラミングを学び、在学中に起業。フリーランスとして営業・マーケティング・エンジニアリングの実務経験を経て、組織コンサルティングの専門性を深める。2022年より株式会社estraに参画し、取締役および教育事業責任者として、プログラミングスクール「COACHTECH」の成長を牽引。 2024年11月には、その知見を活かしデザインスクール「マジデザ」をリリース。COACHTECHのデザイン版として、実践的かつ再現性のあるデザイン教育を提供し、多くの未経験者のキャリア支援を行っている。
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フリーランスエンジニアとして安定した収入を得るには、信頼・継続・価値提供を積み重ねることが、生き残りの条件となりました。
本シリーズでは、第1回で「スクール出身者でもフリーランスになれるのか」、第2回で「最初の案件の重要性」を取り上げました。
第3回となる今回は、さらにその先——「どうすればフリーランスとして収入を安定させられるのか」に焦点を当ててご紹介。
COACHTECH運営者への取材をもとに、フリーランスエンジニアがAI時代に"継続して稼げる"フリーランスになるための戦略を探ります。
Q1. なぜAI時代のフリーランスは“安定収入”を得にくいのでしょうか?

未経験からエンジニアとして独立を目指す場合、最も大きな壁は「実務レベルのスキルを証明できない」という点にあります。
企業の採用担当者やクライアントは、ポートフォリオやGitHubのコードを見ただけでは、その人が実際のプロジェクトでどのように振る舞い、どの程度の成果を出せるのかを判断しきれません。
特に独学やスクールでの学習経験のみの場合、「チーム開発での協働経験」や「納期・品質管理能力」「予期せぬトラブルへの対応力」といった実務で求められる要素が見えません。クライアントからの信頼を得づらく、結果として最初の案件すら獲得できないという状況に陥ってしまうのです。
また仮に初回の案件を獲得できたとしても、古い技術や閉じた環境で行われる開発ではプロジェクトへの応用が効きにくく、市場価値の向上につながりません。
初回の案件選びは「案件を取ること」を目的とするのではなく、内容を慎重に見極めましょう。
未経験エンジニアがフリーランスとして成功するためのポイントは、以下の3つの視点を意識することです。
初回から信頼関係を丁寧に構築し、クライアントからの評価を高めることで、次第に継続案件や紹介案件へとつなげていくことが可能になります。
Q2. 継続的に案件を受注するには、どんな“信頼構築”が必要ですか?

フリーランスがリピート依頼を受けるために最も重要なのは「信頼」です。その信頼は、以下の3要素で生まれます。
これらはCOACHTECHでも重視される基本姿勢であり、クライアントとの関係を「継続契約」へ発展させるための最初のステップです。
技術力は時間をかければ向上しますが、この3要素を初回から意識できるかどうかで、その後のキャリアの軌道が大きく変わってきます。
Q3. “稼げるエンジニア”はどのようにスキルを設計しているのでしょうか?

AIツールはコードを生成できますが、「何を作るべきか」「どのような設計が最適か」「どうビジネス課題を解決するか」といった判断はできません。クライアントのビジネス理解、技術的な選択肢の評価、チームメンバーとの調整をスムーズに行うには、技術以外のスキルが必要です。
また、特定分野で深い知識を持つ専門性を磨くことで、フリーランスとして長期的に市場価値を維持することができます。
例えばバックエンドエンジニアであれば単にAPIを実装できるだけでなく、データベース設計といった専門知識を深めることで、高単価案件を獲得しやすくなります。バックエンド開発(Laravel/Django)やフロントエンド(React/TypeScript)など、自分の得意領域を深掘りし、スキルの厚みと信頼性を高めていきましょう。
これらを併せ持つエンジニアは、AIがコード生成を補助する時代でも安定したエンジニアキャリアを築くことができます。
Q4. COACHTECHではどのように“安定収入”までサポートしているのですか?

COACHTECHでは、受講生が学習から実務・独立まで一貫して成長できる仕組みとして、「COACHTECH」と「COACHTECH Pro」の二段階サポートを導入しています。
未経験からでも実務レベルのスキルを習得し、「COACHTECH Proへの合格(=実案件に挑戦できる実力)」を目指します。
受講生は単なる知識のインプットにとどまらず、実践的なアウトプットを通じて、現場で求められる開発力を身につけていきます。
基礎的なプログラミングスキルはもちろん、要件定義やテスト設計、コードレビューへの対応といった実務スキルを段階的に習得することが可能です。

卒業後の独立やフリーランス活動を見据え、継続的に案件を受注できる環境と実践的サポートを提供します。
受講生が取り組む案件は実際のクライアントからの依頼であり、要件定義から納品、フィードバック対応まで、一連のプロセスを経験できるのが強みです。取り組んだ案件はポートフォリオとして提示できるので、次のクライアント獲得にもつながります。
多くのプログラミングスクールが学習サポートで終わるのに対し、COACHTECHでは「稼げるようになるまで」を視野に入れた二段階の支援体制を整えている点が特徴です。
単価数万円のWebサイト制作ではなく全てWebアプリ開発案件のみを受注しており、要件定義や基本設計、コーディング、ミーティング等、エンジニアとしての一連の業務を行うことで、COACHTECH Pro卒業後も高単価案件を受注できます!
また、プロジェクトが成立するようにプロジェクトマネージャーがサポートしてくれるので、最初のステップにはすごく良い環境だと思います。
Q5. 単発で終わらせずに“継続収入”を得るにはどうすればいいですか?

経済産業省の調査によれば、IT人材の需給ギャップは今後も拡大すると予測されており、優秀なエンジニアは慢性的に不足している状況です。
信頼できるエンジニアを探している企業は多く、一度信頼を得たエンジニアには、同じクライアントから継続的に依頼が届く傾向があります。
納品後に「何か困っていることはありませんか?」と声をかけたり、クライアントにとって有益な提案をしたりして、「この人に任せたい」と思われる関係を目指してください。
最初の案件で築いた信頼が、次の案件を呼び、その実績がまた新しいクライアントと出会うチャンスになる……フリーランスエンジニアは、信頼の好循環を作り出すことが、安定した収入を得る最も確実な方法なのです。
参考:IT分野について|経済産業省
"選ばれ続ける"フリーランス戦略!COACHTECHで自走力を身につけよう!

最後に、AI時代に“安定して稼ぐ”ためのポイントを教えてください。
COACHTECHでは、これら3つのポイントを支える基盤として、「TKK(探究心・解決力・協調性)」を大切にしています。
このTKKがフリーランスにとって必要不可欠な「自走力」を生み出します。
自走力とは、誰かに言われなくても自分で課題を見つけ、学び、行動できる力のこと。
この力があれば、どんな環境でも、どんな変化があっても、継続的に案件を獲得できるエンジニアへと成長していけるはずです。
現在ログラミングスクールの選択肢はさまざまありますが、「学んで終わり」のスクールではAI時代を生き残ることはできません。
WRITERこの記事を書いた人
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