他社の成長を促すコーチングという考えはアメリカで生まれ、世界で採用されるようになりました。部下への教育などに迷っている場合には、ぜひコーチングを活用してみたいですね。この記事では、コーチングを学べるおすすめのコーチングスクールをご紹介します。
コーチングとは?
コーチングとは、対話で対象者の気付きを引き出し、勇気を与えることで自発的な行動を促すスキルを指します。コーチングはティーチングとは異なり、目標までの道筋や答えを教えることはありません。あくまで、対象者自身の視点や考えを明確化させることで、自発的な成長を促します。リーダー育成や人材開発などを目的として、多くの企業でコーチングが導入されていることが特徴です。特に、将来のキャリア設計をフォローできるキャリアコーチングは需要が高く、多くのビジネスパーソンが受講している傾向があります。
コーチングスクールおすすめ比較
コーチングスクール名 | 料金 | 対応エリア | 無料相談 |
ヒューマンアカデミー | 807,400円(税込) ※入学金なし ※認定証/テキスト代込み ※システム利用料別途必要 ※ICF認定資格受験料は別途必要(ICFに申請) |
オンライン | 無料説明会あり |
ポジウィルコーチングスクール |
未経験コース:550,000円(税込) 管理職・人事コース:550,000円(税込) |
オンライン |
無料体験あり |
SHElikes(セルフコーチングコース) | 【ライトプラン】 12カ月:107,800円(税込) 6カ月:60,280円(税込) 1カ月;10,780円(税込) 【スタンダードプラン】 12カ月:162,800円(税込) 6カ月:93,280円(税込) 1カ月:16,280円(税込) |
オンライン | 無料体験あり |
コーチ・エィ |
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オンライン | 無料説明会あり |
東京コーチング協会(TCA) |
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オンライン | 無料相談会・体験会あり |
銀座コーチングスクール(GCS) |
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全国40拠点・オンライン | 無料体験あり |
THE COACH Academy |
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オンライン | 無料説明会あり |
コーチングスクールなどで勉強する意義
現場でコーチングを実践することができれば、多くの良い影響をもたらすといわれています。ここでは、コーチングスクールなどでコーチングを勉強する意義について見ていきましょう。- チームのパフォーマンスが発揮されるようになる
- チームの人間関係が良くなる
- 部下からアイディアが豊富に出るようになる
- 不必要な工数を削減できる
- 売上や成績がアップする
チームのパフォーマンスが発揮されるようになる
リーダークラスの人がコーチングスキルを身につけることができれば、チーム全体の能力を最大限に引き出せるようになります。コーチングを行うことで、部下の強みや才能を見つけ出すことはもちろん、その能力を存分に発揮できるような環境づくりを行うことが可能に。また部下自身にとっても「自分にはこんな能力があったのか」と気づく助けになり、自己効力感を高めることにも繋がっていきます。結果として、チーム全体のパフォーマンスはどんどん向上していくのです。
チームの人間関係が良くなる
チームメンバー間のコミュニケーションを改善し、信頼関係を築くのにもコーチングは役立ちます。部下と対話している最中、つい相手が求めてもいないような回答・アドバイスをして空気を悪くしてしまう…なんてことはよくあるものです。コーチングが身に付けばこのような独りよがりなコミュニケーションがなくなり、上司-部下間でも隔たりなくオープンに会話していけるようになります。
部下もそんな上司の姿を手本として、さらに自分の部下へとコーチング的なコミュニケーションを実践していくことも大いに考えられます。コーチングを行えば、チーム全体の人間関係はどんどん良い方向へと向かう好循環が生まれることでしょう。
部下からアイディアが豊富に出るようになる
コーチングにおいて上司は基本的に答えを教えることはなく、部下の意見に対して「問いかけ」を中心に行なっていく聞き役に徹します。これにより、自分の意見を自由に表現しやすい環境が醸成されるため、部下は自身の考えやアイディアをどんどん発言してくれるようになるのです。これまであまり意見してこなかった部下から、現状を打破するような革新的なアイディアが飛び出すことも十分考えられます。
不必要な工数を削減できる
一つの業務に必要以上の時間をかけている部下がいるときにも、コーチングは効果的です。問いかけを続けていくことで、部下は「仕事を効率的に行うための手法・戦略」を自分で見つけ出すことができるようになるでしょう。叱ったり注意したりといったきついコミュニケーションをとることなく、不必要な工数だけをしっかり削減可能です。
部下は作業がスムーズに進むことに喜びを感じますし、コーチングをした上司としても生産性が大きく向上するというメリットを享受できます。組織の活性化を促すうえで、コーチングは非常に有用なスキルだと言えるでしょう。
売上や成績がアップする
ここまで解説してきた内容からもわかる通り、適切にコーチングを行えば組織全体のパフォーマンスをどんどん向上させていくことができます。結果、事業がうまく回るようになって売上が向上したり、コーチングを行なったリーダー自身の成績がアップしたりと、各方面で数多くの恩恵を受けられるようになるでしょう。コーチングは、組織を成功させるならぜひとも備えておきたいスキルです。コーチングを学ぶ方法
コーチングの学び方は、スクールか独学かの2種に分かれます。スクールで学ぶ
スクールでは、コーチングの手法はもちろん、心理学・会話の方法なども理論的かつ体系的に学ぶことができます。またスクール毎にNLP・アドラー・交流分析など様々な手法を学べます。独学と比較してより専門性の高いコーチングスキル・知識の習得が叶うでしょう。そのため「コーチングコーチになりたい」「コーチングを導入した講座・レッスンの指導者になりたい」という人にぴったりでしょう。
なお、コーチングスクールと一口に言ってもカリキュラムや学べる手法は様々です。
コーチングを学ぶ目的に合ったスクールを選ぶようにしましょう。
通信講座や独学で学ぶ
コーチングへの注目の高まりに伴い、コーチングに関する書籍も色々と出版されています。ビジネスシーンで活用できる知識が記載された書籍の他、指導者として必要なスキルを学べるような応用的な内容が記載されたものまで、多様性に富んでいます。書籍を読み込むだけでも、コーチングに関する知識は十分に得られるでしょう。
またYouTubeでもコーチングに関するコンテンツが多数展開されています。
「スクールに通う前に予備知識を得ておきたい」「まずは独学でコーチングスキルの理解を深めたい」という人は、まずは独学からスタートしてみましょう。
ただし独学の場合、習得したスキル・知識をトレーニングして高める機会がありません。
独学でコーチングを学ぶ際は、その旨を理解しておきましょう。
参考:おすすめの通信講座
コーチングスクールの選び方
コーチングへの重要性や注目の高まりに伴い、今や様々な種類のコーチングスクールが開講しています。時間とお金を使いコーチングを学ぶのであれば、有益な学びに繋がるスクールを選びたいもの。
本項目では、コーチングスクールを選ぶ際に注目頂きたいポイントをご紹介します。
コーチングの資格を持った講師がいるか
コーチングスクールを選ぶ際は、コーチングの資格を持った講師が在籍しているか確認しましょう。コーチングスクールの質は、講師のレベルや実績に左右されます。
様々な種類の資格がありますが、取得条件の厳しい国際コーチング連盟(ICF)の資格持つ講師であれば、豊富な実績と知識に基づいた指導を期待できるでしょう。
主なICF認定資格をご紹介します。
ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)
ICF認定資格の中でも入門に位置するのが、この「ACC(アソシエイト・サーティファイド・コーチ)」です。前提として、ICF資格を取得するためには「教育・経験・メンターコーチング・パフォーマンス評価・認定資格試験」の5つの構成要素を満たす必要があります。ACC認定資格の保持に必要とされる各構成要素の詳細条件は以下の通りです。
教育 |
60時間以上のコーチング教育 |
経験 |
100時間以上のコーチング経験 ※少なくとも8人のクライアントとの経験 ※内75時間は有償によるもの ※内25時間は認定資格申請書提出前の18ヶ月以内に行われたもの |
メンターコーチング |
10時間のメンターコーチング |
パフォーマンス評価 |
パフォーマンス評価(合格点)の取得 ※コーチング記録をICFが確認し評価 |
認定資格試験 |
ICF認定資格試験の合格(コンピュータベース) |
入門という立ち位置ではあるものの、60時間以上の教育を受けたうえで100時間以上の実践的なコーチング経験がないと認められません。ACCを取得しているのであれば、確かな実績のある講師と認識して問題ないでしょう。
関連サイト:ACC アソシエイト・サーティファイド・コーチ
PCC(プロフェショナル・サーティファイド・コーチ)
さらに豊富な実績を積んだコーチに認められるのが「PCC(プロフェショナル・サーティファイド・コーチ)」です。評価基準が5つの構成要素からなる点は下級のACCと同じですが「受けるべき教育時間」と「経験すべき実務時間」の2点において、より条件が厳しくなっています。教育 |
125時間以上のコーチング教育 |
経験 |
500時間以上のコーチング経験 ※少なくとも25人のクライアントとの経験 ※内450時間は有償によるもの ※内50時間は認定資格申請書提出前の18ヶ月以内に行われたもの |
メンターコーチング |
10時間のメンターコーチング |
パフォーマンス評価 |
パフォーマンス評価(合格点)の取得 ※コーチング記録をICFが確認し評価 |
認定資格試験 |
ICF認定資格試験の合格(コンピュータベース) |
コーチング教育時間は約2倍の125時間、コーチング経験時間に至っては5倍の500時間にも増大しています。より多くのクライアントとの実務経験を積んできているコーチですので、ACC保持者よりもさらに質の高い教育が期待できるでしょう。
関連サイト:PCC プロフェショナル・サーティファイド・コーチ
MCC(マスター・サーティファイド・コーチ)
MCC(マスター・サーティファイド・コーチ)は、熟練のプロフェッショナルなコーチだけが保持することを許される資格で、ICF認定資格の最上位に位置します。ACCはもちろんPCCをも遥かに上回る知識・経験が求められるため、取得していれば高度なコーチングスキルを有していることの証明になります。
教育 |
200時間以上のコーチング教育 |
経験 |
・2500時間以上のコーチング経験 ※少なくとも35人のクライアントとの経験 ※内2250時間は有償によるもの ・PCC認定資格を保持している、または過去に保持していたことがあること |
メンターコーチング |
10時間のメンターコーチング |
パフォーマンス評価 |
2つのパフォーマンス評価(合格点)の取得 ※コーチング記録をICFが確認し評価 |
認定資格試験 |
ICF認定資格試験の合格(コンピュータベース) |
2500時間という膨大な実務経験を積んできてやっと認められる、非常に難易度の高い資格です。PCCの保持経験が前提条件として設けられていることからも、そのレベルの高さがうかがえます。MCC保持者が講師を務めるスクールであれば、教育の質という面ではまず心配いらないでしょう。
関連サイト:MCC マスター・サーティファイド・コーチ
利用者の口コミ・評判はよいか
スクール選びの際は、利用者の口コミや評判をチェックすることも忘れてはなりません。スクールによって受講スタイル・スクールの雰囲気・講師の人柄・方針などは、大きく異なります。どんなに実績や講師の質に優れたコーチングスクールでも、受講者によって合う・合わないがあります。
実際に利用したユーザーの口コミや評判から、自分との相性を図ってみましょう。
また口コミや評判を多く見かけるスクールは、これまで多数の受講者を卒業させてきた実績を有していることにもなります。そのため「信頼・信用できるコーチングスクールでもある」と言えるでしょう。
口コミや評判が全く見当たらない場合、スクール歴が浅い・業界に根付いていない可能性も考えられます。
必ずしも全てのコーチングスクールに該当するわけではありませんが、多角的に情報を集めた上で自分にマッチするスクールを選びましょう。
目的にぴったりのコーチングスクールか
コーチングスクールに通う理由や目的は「部下指導の現場で実践できるスキルを学びたい」「教育現場やチームワークなどに活用できる共創コーチングを学びたい」「指導者を目指しコーチングの資格を取得したい」など、受講者1人ひとり異なります。そのためコーチングについて学ぶ際は、スクール選びの前に“なぜコーチングを学びたいのか”“なぜスクールに通いたいのか”この2つの目的を明確にしておきましょう。
目的を明確にした上でスクールを選ぶことで事前にミスマッチを防止し、希望に沿ったコーチング知識を得ることができるでしょう。
コーチングを学ぶメリット
コーチングを学ぶことで、次のようなメリットが得られると言われています。- 部下や後輩にコーチングを行うことで職場での人間関係がより円滑になる
- 物事を肯定的に捉えられるようになり、前向きな姿勢・考え方になる
- 目の前の物事に囚われず、未来や自身の目的に向かった行動がとれるようになる
- セルフコーチングにより、自身のマインドをコントロールできるようになる
コーチングを学ぶことで、周囲の人との関係性を良好できることが期待できます。
また自分自身に対してもコーチングできるようになるため、未来志向のマインドを持てるようもなるでしょう。
コーチングでの学びが周囲との関わり方や自身のマインドを良い方向に変えるきっかけになるでしょう。
部下や後輩にコーチングを行うことで職場での人間関係がより円滑になる
コーチングを実施することで、社員同士のコミュニケーションが活性化しやすくなります。コーチングを行うと、部下や後輩が課題解決に向けた考え方を身に付けやすくなり、自ら解決策を見出しやすくなります。その結果、部下や後輩が成長を実感しやすくなり、上司と部下の信頼関係を構築しやすくなるなどのメリットもあるでしょう。信頼関係が築かれた結果、チームワークの強化にもつながることが少なくありません。
物事を肯定的に捉えられるようになり、前向きな姿勢・考え方になる
コーチングスキルを習得すると、「傾聴力」や「質問力」、「高度なコミュニケーション能力」などを身に付けられることがメリットです。人との意思疎通が円滑になることで、物事を肯定的に捉えられるようになるでしょう。その結果、仕事や人間関係に対し、前向きな考え方になる傾向があります。コーチングスキルは、営業や経営などの仕事面だけではなく、交友関係や子育てのようなプライベートの場面にも役立てることが可能です。
目の前の物事に囚われず、未来や自身の目的に向かった行動がとれるようになる
コーチングを学習すると、コミュニケーションスキルの習得だけではなく、効率的に目標達成できるような行動がとれるようになる点がメリットです。コーチングを行うと頭の中が整理され、問題を解決するための気付きが生まれやすくなります。その結果、目標達成に向けて自発的行動がとりやすくなります。自分が目指す姿ややりたいことが明確になることで、目の前の物事に左右されることは少なくなるでしょう。
セルフコーチングにより、自身のマインドをコントロールできるようになる
コーチングスキルがあれば、セルフコーチングを行うことが可能になります。セルフコーチングすることで、自分の考えや問題に気付きやすくなり、自己成長の速度が速まることを実感するでしょう。自発的に成長できることで、自分自身で問題解決を行えるようになります。また、セルフコーチングには、継続的な成長や客観性が身に付くなどのメリットもあります。ただし、セルフコーチングを行う際には、外部からフィードバックをもらうことも重要です。
コーチングを学ぶデメリットはある?
ビジネスや対人関係という面で多大なメリットのあるコーチングスキルですが、学ぶことには一部以下のようなデメリットも存在します。- 受講料が高い
- 定期的な受講を必要とするケースが多い
受講料が高い
コーチングを学ぶ第一のデメリットとして、受講料が高いという点が挙げられます。コーチングスクールによって差はあるものの、授業料が100万円を超えるケースも少なくありません。かといって授業料が安いスクールを探すと、サポート面で弱いオンライン対応のみのスクールが主となってしまうため悩ましいところ。当然資格の取得を申請する際にも少なからず費用が発生することから、コーチングを学ぶ前には資金面に余裕を持たせておく必要があるでしょう。
定期的な受講を必要とするケースが多い
ICF認定資格の取得に膨大な実務経験を必要とすることからもわかる通り、コーチングスキルの習得は一朝一夕にはいきません。そのためコーチングスクールに通うとなった場合にも、1年もしくはそれ以上の長い期間、定期的な受講を求められる可能性が高い点にも注意が必要です。専門性の高いスキルであることから、何かの片手間で身につくものではありません。しっかりと腰を据えて取り組む必要があるということは、十分留意しておきたいですね。
コーチングスクールおすすめ10選
それでは、コエテコがおすすめするコーチングスクールをご紹介します。スクールによって特色も異なるため、自身に合うコーチングスクールを選んでみてくださいね。ヒューマンアカデミー
マネジメントをする立場として人の自発性、自立を促す関係性を築いていきたい人には、ヒューマンアカデミーの認定コーチ養成総合講座です。NLP(神経言語プログラミング )やポジティブ心理学などのメソッドを取り入れたプログラムを学ぶことができ、ホールシステムコーチング®認定プロフェッショナルコーチの資格や、国際コーチング連盟(ICF)の資格取得も目指せるコーチングスクールです。受講料は、約9か月間の受講期間で807,400円(税込み)で、別途システム利用料が必要となります。オンラインライブ授業なので場所を選ばず受講することが可能となっています。人材育成のヒューマンアカデミーですので、安心と言えるでしょう。
コーチングスクール名 | ヒューマンアカデミー 認定コーチ養成総合講座 |
コーチングスクール運営会社 | ヒューマンアカデミー株式会社 |
料金 |
※認定証/テキスト代込み ※システム利用料別途必要 ※ICF認定資格受験料は別途必要(ICFに申請) |
対応エリア | オンライン |
無料相談 | 無料説明会あり |
受講後取得できる資格 | ・国際コーチング連盟(ICF)認定資格への受験資格 ・ホールシステムコーチング®認定コーチ/認定プロフェッショナルコーチ受験資格 |
サポート | オンライン勉強会(月1回開催) |
学習期間 | 約9か月間 |
ポジウィルコーチングスクール
ポジウィルコーチングスクールは、質の高いプログラムと継続学習につながるコミュニティを通じて一生涯役立つコーチングスキルが身に付く、コーチングスクールです。
「ポジウィルキャリア」などのコーチングサービスを手掛けるポジウィル株式会社が運営しており、35,000人のコーチング実績をもとに制作されたオリジナルプログラムに基づいた指導を通じて、キャリア支援者への成長を目指します。自律的キャリアを確立するために必要な知見が学べるため、自身のキャリア形成にも役立てていくことができるでしょう。また、ポジウィルコーチングスクールでは、コミュニティも無料開放されており、講師陣に質問したり、受講生同士で自主学習の予定を立てたりなど、各受講生が講師や他の受講生との交流を有意義に活用しています。
コースは、「0から」プロのキャリア支援者を目指す学びに特化した「未経験コース」と、組織内でのキャリア形成・対人支援スキルに特化した「管理職・人事コース」の2つの種類が用意されています。キャリアコーチとして転身することはもちろん、今の職場でのスキルアップとしても活用できるでしょう。
コーチングスクール名 |
ポジウィルコーチングスクール |
コーチングスクール運営会社 |
ポジウィル株式会社 |
料金 | 未経験コース:550,000円(税込) 管理職・人事コース:550,000円(税込) |
対応エリア | オンライン |
無料相談 | 無料体験あり |
受講後取得できる資格 |
ー |
サポート | ・同期受講生同士のSlackコミュニティを無料開放 ・毎週の講座の時間は、7割以上が実践 |
学習期間 | 2ヶ月間 |
SHElikes(セルフコーチングコース)
出典:SHElikesSHElikesは、「私らしい働き方」を実現するためのクリエイティブスキルを獲得できるスクールです。学べる職種スキルは30種類以上あり、コーチングを学べる「セルフコーチングコース」も選択できます。
セルフコーチングコースは、オンラインコーチングスクール「THE COACH Academy」との提携によって提供されるコースです。受講者はコーチングの目的や定義・歴史などの基本概論を学び、コーチングへの理解を深めます。
基本学習が終わった後は「自分自身のことを深く知るためのワーク」「ありのままの自分を受け入れるためのワーク」などの5つのワークに取り組むことで、未来の目標や自分との向き合い方を把握できる仕組みです。
SHElikesのスタンダードプランを選択すれば、月額定額料金で約150の動画レッスンが受け放題になります。セルフコーチングコースと併せて、「Webマーケティング」「Webデザイン」といった、副業や転職に有益なスキルを学ぶことも可能です。
コーチングスクール名 | SHElikes |
コーチングスクール運営会社 | SHE株式会社 |
料金 | 【ライトプラン】 12カ月:107,800円(税込) 6カ月:60,280円(税込) 1カ月;10,780円(税込) 【スタンダードプラン】 12カ月:162,800円(税込) 6カ月:93,280円(税込) 1カ月:16,280円(税込) |
対応エリア | 全国 |
無料相談 | 無料体験あり |
受講後取得できる資格 | - |
サポート | メンターによるサポート |
学習期間 | 自由 |
ZaPASSCoaching(ザッパスコーチング)
ZaPASSCoachingは、ビジネスパーソン向けのコーチング学習講座です。体系的にコーチングを学べるこだわりのカリキュラムと3〜6ヶ月間、毎週2.5時間かけて実施される講座を通じてコーチングの体得を目指します。
なおZaPASSコーチング講座では、講座と自主練習を約30名の同期と一緒にオンラインで受講します。
仲間と共に切磋琢磨しながらコーチングスキルを身に付けていくため、他の受講生から刺激を受けることも多々あるでしょう。
また卒業後は、プロコーチとしての活動支援や継続的な学習支援も提供。
ZaPASSのコーチングプラットフォームにも登録できるため、プロコーチとして永続的に活動できるでしょう。
コーチングスクール名 | ZaPASSCoaching |
コーチングスクール運営会社 | ZaPASS JAPAN 株式会社 |
料金 | ■コーチ養成講座 Entry:121,000円(税込) Basic:242,000(税込) Step Up:330,000(税込) Advance:330,000(税込) |
対応エリア | 全国(オンライン) |
無料相談 | 〇 |
受講後取得できる資格 |
調査中 |
サポート | ・プロコーチのセッションを実際に体験 ・先輩受講生がメンターとしてサポート ・プラットフォーム登録認定試験の実際の試験官の録画によるフィードバック ・講座修了生限定の継続学習コミュニティ「道場」 ・各種、コーチとしてのスキルアップに役立つイベントも随時開催 |
学習期間 | ■コーチ養成講座 Entry:10時間 Basic:20時間 Step Up:20時間 Advance:1泊2日 |
コーチ・エィ
チームや個人の力を伸ばしたい人から選ばれているコーチングスクールは、コーチ・エィです。法人向けや個人向け、英語でコーチングが学べるなどさまざまなサービスを展開していることが特徴です。「日本におけるコーチングのパイオニア」との呼び声も高いコーチ・エィは、コーチングスクールの老舗としての豊富な実績から、よりクライアントへ響くコーチングの考え方を指導しています。リーダー向けのコースは、約12か月間の受講期間で1,100,000円(税込み)の受講料がかかります。日本全国どこからでも受けられるセミナーも開催しているため、参加したい場合にはZoomか電話から予約を行いましょう。
コーチングスクール名 | コーチ・エィ |
コーチングスクール運営会社 | 株式会社 コーチ・エィ |
料金 |
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対応エリア | オンライン |
無料相談 | 無料説明会あり |
受講後取得できる資格 | 【リーダー向けコース】 ・(一財)生涯学習開発財団認定コーチ受験 ・(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ受験 【プレミアムコース】 ・(一財)生涯学習開発財団認定コーチ受験 ・(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ受験 ・国際コーチング連盟(ICF)認定資格取得に向けたcoachAcademia Level 2 修了認定試験 |
サポート | ・専任コーチからの継続的なコーチング、フィードバック ・卒業後も学習を継続できる修了者限定の会員制度「メンバーズ」 |
学習期間 | リーダー向けコース:約12か月 プレミアムコース:約18か月 |
東京コーチング協会(TCA)
プログラムを受講することで国際コーチング連盟認定プロフェッショナルコーチ(PCC)の資格が得られるコーチングスクールは、東京コーチング協会(TCA)です。エッセンシャル・エキスパート・エクセレンスの3段階にプログラムは分かれており、コーチングの基礎から実践までより深く学ぶことができます。相手の話を引き出す「傾聴」と呼ばれるスキルなども獲得することが可能です。入会金は10,000円で、受講料はエッセンシャルキーストーンが88,000円(税込み)、エッセンシャルが426,360円(税込み)、エキスパートが396,000円(税込み)、エクセレンスが297,000円です。さらにコーチングを極めたい人向けの「マスターコーチ養成コース」も、742,500円で用意されています。
コーチングスクール名 | 東京コーチング協会(TCA) |
コーチングスクール運営会社 | 一般社団法人 東京コーチング協会 |
料金 |
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対応エリア | オンライン |
無料相談 | 無料相談会・体験会あり |
受講後取得できる資格 | ・TCA認定コーチ資格(TCAAC)受験資格 ※要コーチング実績 ・TCA認定プロフェッショナルコーチ資格(TCAPC) ※全コース受講、TCA二次試験合格 ・ICFプロフェッショナルコーチ(PCC) ※TCA三次試験合格 |
サポート | ・会員限定の勉強会「コーチング・ブラッシュアップ」 ・TripleAプログラム受講者限定コミュニティ ・コーチングを学ぶセミナー(定期開催) |
学習期間 | エッセンシャルキーストーン:全12時間 エッセンシャル:全60時間 エキスパート:全42時間 エクセレンス:全25時間 マスターコーチ養成:全76時間 |
銀座コーチングスクール(GCS)
少人数制の対面式のコーチングスクールを探しているなら、銀座コーチングスクールです。全国40カ所以上で開講されているため、地方に住んでいる人でも通いやすいスクールだといえるでしょう。無料体験も行われているため、気軽に利用してみたいですね。国際資格取得コースがあるため、より実践的で現場で求められる知識が身に付きやすいスクールだといえるでしょう。受講料は、初級クラスが104,500円(税込)、中級クラスが156,200円(税込)、上級クラスが156,200円(税込)です。
コーチングスクール名 | 銀座コーチングスクール(GCS) |
コーチングスクール運営会社 | 株式会社アンテレクト |
料金 |
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対応エリア | 全国40拠点・オンライン |
無料相談 | 無料体験あり |
受講後取得できる資格 | ICF認定資格「ACC」の受験資格 |
サポート | ・各種コミュニティ(受講者用・修了者用) ・オフライン・オンラインによるイベント |
学習期間 | 初級:21時間 中級:23時間 上級:22.5時間 |
THE COACH Academy
プロのコーチを目指す人からも選ばれているコーチングスクールは、THE COACH Academyです。実践中心の講座だから、現場で活きる知識を豊富に学ぶことができます。コミュニティー内で多様なメンバーと学び合いを深めることで、コーチを目指す仲間ともモチベーションを高め合うことが可能です。お手本セッションの動画は、隙間時間に繰り返し見ることで知識を定着させることができます。受講料は、基礎コースが132,000円(税込み)、応用A・Bコースが187,000円(税込み)、インテグレーションコースが330,000円(税込み)です。
コーチングスクール名 | THE COACH Academy |
コーチングスクール運営会社 | 株式会社 THE COACH |
料金 |
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対応エリア | オンライン |
無料相談 | 無料説明会あり |
受講後取得できる資格 | ICF認定資格「ACC」の受験資格 ※インテグレーションコースまでの受講要 |
サポート | ・チャットで質問し放題 ・参加者コミュニティ |
学習期間 | 基礎コース:1週間 応用Aコース:1週間 応用Bコース:1週間 インテグレーションコース:約5か月 |
ネオコーチングスクール
全国どこからでもオンラインでコーチングを学べるのは、ネオコーチングスクールです。コーチングの基礎知識からコーチングビジネスまで、幅広いコーチングの学習ができるスクールとして定評があります。入会することで、会員限定のオフラインセミナーやポッドキャストなどを利用することができます。コーチングトレーニングは1時間あたり10,000円の受講料で、実践トレーニングは1回あたり2,000円の受講料となっています。
コーチングスクール名 | ネオコーチングスクール |
コーチングスクール運営会社 | 調査中 |
料金 |
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対応エリア | オンライン |
無料相談 | 調査中 |
受講後取得できる資格 | 特になし |
サポート | ・問い合わせ窓口よりいつでも質問OK |
学習期間 | 無制限(動画教材) |
ひふみプロコーチ養成講座
大切なクライアントを思いやる気持ちも学べるコーチングを学べるコーチングスクールは、ひふみプロコーチ養成講座です。大人だけではなく、子どものクライアントに対しても「わかりやすく伝わりやすい」コーチングを学べることが特徴です。オンライン講座を受講できるため、育児中の人や仕事が忙しい人でも受講しやすいといえるでしょう。受講料は一般が245,300円(税込み)であり、塾生は126,500円(税込み)です。受講料には、教材費や認定料なども含まれています。
コーチングスクール名 | ひふみプロコーチ養成講座 |
コーチングスクール運営会社 | ひふみコーチ株式会社 |
料金 | 一般:245,300円(税込) 塾生:126,500円(税込) |
対応エリア | オンライン |
無料相談 | 無料相談会あり |
受講後取得できる資格 | ひふみコーチ株式会社認定 プロフェッショナルコーチ |
サポート | ・プロコーチからフィードバックを受けられる会(FBの会) ・修了後も学びを続けられるオンラインクラス「起業ひふみ塾」 ・カリキュラムに使う各種ツールのITサポート |
学習期間 | 1年間 |
コーチングの意味や目的は?
コーチングは他者に知識やスキルを与えるだけではなく「その人が目標を達成するために支援する」ことを意味します。コーチングは、1990年頃にアメリカで誕生した考え方です。日本では、2000年頃より経営者やマネージャーなどの研修に導入されるようになりました。参考:コーチング受けたい
コーチングをすることで、クライアント(コーチングを受ける者)に以下のような影響をもたらすといわれています。
- 新しい気づきをもたらす
- 行動の選択肢や考え方を増やす
- 目標を達成するために必要となる行動を促進する
コーチングを行う際、あくまでクライアントに強要するために行うものではないということを覚えておきましょう。コーチングをクライアントが自身の糧にし、クライアントが自発的に行動するために行われるものであると考える必要があります。そのため、コーチングを行う際には、クライアントの成長を後押しするような声掛けを心がけたいですね。
参考:ハナサカデミア
コーチングスクールで学ぶ際の注意点
ただ何となくコーチングスクールに通うだけでは、本来の目的にそった有益性のある学びは得られません。場合によっては、スクールに費やした時間・お金が無駄になってしまうこともあります。
コーチングスクールに通う前には、次の注意点に留意しましょう。
- コストがかかるため、学ぶ目的に沿ったスクールを選ぶようにする
- 習得したスキルが無駄になってしまわないように、受講の目的を明確にしておく
- コーチングを学んだとしても、すぐに効果が現れないことがあることを理解しておく
- 怪しいスクールもあるため、信頼できるコーチングスクールを見極める
コーチングスクールに関するよくある質問
本項目ではコーチングスクールに関するよくある質問をまとめてみました。コーチングスクール申し込みの際は、不安や疑問を解消した上で申し込むようにしましょう。
オンラインでも効果はある?
コーチングスクールの受講費は、決して安くはありません。そのため費用対効果をしっかり見極めた上で、受講するかどうかを決めたいですよね。
「オンラインでも対面と同様の効果が得られるのか?」という疑問・不安をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
結論から申し上げると、オンラインでもしっかりと受講の効果は得られます。むしろオンラインのほうが高い効果を感じるケースもあるでしょう。
その理由は、オンラインの場合、住まいのエリア問わず全国・全世界中から質の高い講師や目的に合ったスクールを選ぶことができるからです。
スクールの選び方でもご紹介した通り、コーチングスクールの質は講師のスキルや実績に左右されます。
オンラインスクールでも質の高い講師・目的に合ったスクールを選べば、確かな効果を実感できるでしょう。
コーチングスクールは怪しい?
コーチングスクールは無形サービスのため、代金に対して目に見える商品を受け取ることはできません。またコーチングを学んだからと言って、その場ですぐに効果が現れないこともあります。そのためコーチングを受けたことない方は、「怪しい」「胡散臭い」と思うこともあるでしょう。
しかしコーチングの資格には、国際コーチング連盟などの国際的に広く認知されている資格もあります。またコーチングスクールでは、そのような資格を保有していたりコーチングを専門的に学んでいる人が講師を務めるため、コーチングにまつわるスキルや知識をしっかり学ぶことができるでしょう。
ただし、残念ながら中には怪しいスクールもあります。
口コミや講師の保有資格などを確認し、信頼できるコーチングスクールを選びましょう。
教育コーチングとは?
「教育コーチング」とは、日本青少年育成協会よると以下の通り定義されています。「傾聴」「質問」「承認」等のコミュニケーション技法を用いて、相手の意欲・能力を引き出し、「自立」を支援する教育メソッドコミュニケーションを通して人が本来持っている意欲と能力を引き出し、目標達成とその先にある「個」としての自立を支援する教育メソッドです。引用:日本青少年育成協会
クライアントの多くは青少年となり、「与える」「させる」などの提供型のコーチングではなく、クライアント自身の能力・知識・スキルを引き出し、最終的に自立を促すことを重視するコーチングです。
コーチングスキルとは何か?
コーチングスキルとは、相手の目標達成をサポートするためのコミュニケーション手法のことを言います。日本で用いられている“コーチ”という単語は、スポーツスクールの指導者のイメージが強いかと思います。しかしコーチングスキルの“コーチ” は、指導を意味する言葉ではありません。クライアント自身が自ら答えに気づくようにサポート(支援)する意味合いとして用いられます。
なおコーチングに必要な基本スキルは「傾聴」「質問」「承認(評価)」の3つと言われています。
クライアントの話を丁寧にヒアリングした上で適切な質問をし、相手を認めることがコーチングの原則です。
似たようなスキルでキャリアコーチングというものもありますが、これは自身のキャリアに対して他者からコーチングを受けることを指します。
料金が安いコーチングでも大丈夫?
料金が安いコーチングスクールでも、質が高く受講生の評判が良いスクールもあります。そのため、コーチングスクール選びをする際には、料金よりも実際の利用者の口コミをチェックすることが大切です。授業の内容が気になる場合は、スクールが実施している無料相談会や無料体験などを上手に活用したいですね。なかには、1ヵ月あたり1万円台から利用できるコーチングスクールもあります。
英語コーチングとは?
ビジネスシーンで英語を使う機会が多い場合は、英語コーチングを利用したいですね。英語コーチングとは、2~4ヵ月間ほどの期間に専任のコンサルタントが英語学習を指導するレッスン方法を指します。1人ひとりに合った学習プランを立て、どのように英語を勉強すれば良いかを具体的にアドバイスしてもらえます。英語コーチングのなかには学習進捗を管理してもらえるスクールもあるため、英語学習に挫折した経験がある人は利用を検討したいですね。
コーチングの資格を取得するにはどのくらい時間がかかる?
コーチングの資格にも多くの種類があるものの、基本的には取得まで以下のような流れで進んでいきます。- 1.講習の受講(対面orオンライン)
- 2.各種認定試験の受験
- 3.実務経験の蓄積
このうち、まず最初に時間がかかるのは「講座の受講」です。コーチングの基礎となるような資格の場合だと数日〜1週間程度で終わるものもありますが、国際的に認められたICF認定資格等の場合は受講だけで半年〜1年以上の期間を要してしまうことも十分考えられます。
また、実務経験についても膨大な時間が求められるケースがあります。例えばICF認定資格の最上位である「MCC(マスター・サーティファイド・コーチ)」の場合、必要となる実務経験は2500時間。実務経験の蓄積だけでも、単純計算でも3〜4か月はかかってしまうのです。
コーチングの資格を取得し、優れたコーチになるためには、生半可な努力ではいけないということを十分理解しておく必要があるでしょう。