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実際にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。詳細と対策についてまとめました。
オンライン授業とは?
オンライン授業とはパソコンやタブレットを利用してインターネット上で受講する遠隔授業です。主にZoomなどのWeb会議システムを使用することが多く、対面授業と違って時間や場所に捉われない自由度の高さが特徴です。近年では文部科学省における教育のデジタル化が急速に進んでおり、小学校から大学、社会人の習い事まで幅広い年代で取り入れられています。オンライン学習塾についても今後さらにニーズが高まる学習方法といえるでしょう。必要なものはパソコンやタブレット、スマホなどのモニター、マイク、カメラです。もちろんこちらの様子や音声を発信しない場合はマイクやカメラを用意する必要がありませんが、講師との双方向のやり取りも含めてスムーズにオンライン授業を進めるための必須アイテムでもあります。
日本におけるオンライン教育サービスの市場規模【データ】
画像引用:㈱矢野研究所国内eラーニング市場について調査を実施している矢野経済研究所の調査データによると、国内のeラーニング市場の売上規模として、2020年度の国内eラーニング市場規模は前年度比22.4%増の2,880億5,000万円となっています。オンライン教育の市場規模は、2017年より年々右肩上がりとなっています。
日本ではまだまだオンライン教育の市場は増えていないものの、コロナ禍以降は企業での集合研修や対面教育などが制限されるようになり、代替サービスとしてオンラインで完結するeラーニング関連サービスなどのオンライン教育への需要がアップしました。今後は、zoomなどの普及によりオンライン授業がさらに拡大することとなるでしょう。
関連記事:2020年度の国内eラーニング市場規模はコロナ禍によるeラーニング需要の高まりを受け大幅に市場を拡大する見込
オンライン授業の種類
まずは、オンライン教育で取り入れられている配信方法について紹介します。オンライン教育では2つの配信方法があり、用途に合わせて使い分けられています。ライブ配信
ライブ配信は通常の授業のように、講師と生徒が同じ時間に画像を通して学習する配信方法です。リアルタイムということもあり、生徒はその都度質問できる環境にあります。ライブ配信は通常、ZoomやGoogle Meetなどを利用します。
オンライン家庭教師の授業はライブ配信形式が多いです。ご興味があれば、是非下記記事も参考にしてくださいね。
この記事ではおすすめの料金が安いオンライン家庭教師について、料金や授業形式、機器のレンタル、サポート体制などを分かりやすく一覧で比較しています。オンライン家庭教師の料金相場やメリット・デメリット、オンライン学習塾との違いなど、おすすめのオンライン家庭教師がすべてわかります。
2025/01/27 12:42
オンデマンド配信
オンデマンド配信は、生徒が好きな時間に自分のペースで学習できる配信方法です。オンデマンドは動画を見るスタイルのため、繰り返し視聴できるのがメリット。ただしリアルタイムの授業ではないため、生徒のモチベーションによって学習ペースが大きく変わっていきます。
オンライン授業を受ける上でのデメリット・問題点
オンライン教育はメリットばかり注目されがちですが、意外な盲点もいくつかあります。実際にどのようなデメリットがあるのか、ひとつずつ見ていきましょう。①インターネットの通信環境
オンライン教育でいちばん重要といえるのが、インターネットの通信環境です。インターネットは、ネットを使う場所や通信方法によって通信状況が異なります。通信環境が悪い場合、オンデマンド配信なら時間や場所を変えて学習することも可能でしょう。ただしライブ配信はリアルタイムのため、学習にも影響が出てきます。
オンライン教育を受けるときは、インターネットの通信環境を整えておかなければいけません。
参考:自宅用Wifiおすすめ
②端末やアプリ操作
インターネットと同じように大切なのが、オンライン教育を受ける際に使う端末です。オンライン教育は、ネット環境のある端末ならほぼ学習できますが、スマートフォンだと画面も小さく画像が見えにくい可能性も。専用アプリを使って学習するなら、アプリ操作にも慣れておかなければいけません。また、オンライン教育でよく使われるホワイトボード機能は、通常の手書きと感触が違うので、慣れるまでは使いにくいでしょう。
③配信方法によるデメリット
先ほどオンライン教育には2つの配信方法があると紹介しました。ライブ配信、オンデマンド配信ともにメリットはありますが、それぞれ異なったデメリットが発生します。配信方法 |
デメリット |
ライブ配信 |
・決まった時間に受講しなければいけない ・配信中、音声や画像トラブルが発生しやすい ・ツール(ZoomやSkypeなど)の操作に慣れる必要がある |
オンデマンド配信 |
・自主性がないとモチベーション低下につながる ・不明点はその場で質問できない ・他の生徒との交流がしにくい |
実際に利用するオンライン教育が、どちらの配信方法を選んでいるか事前に確認しておくといいでしょう。
④健康への影響
オンライン教育で使う端末は、健康への影響も懸念されています。例えば
- ドライアイ
- 視力の低下
- 姿勢の悪化
- 腱鞘炎
タブレットやパソコンはブルーライトが発光しているため、目に影響を受ける方が多くいます。画面に集中するあまり、瞬きを忘れがちになる方も。
また端末を使うときは、姿勢が悪くなりがちです。オンラインでは、同じ姿勢で視聴することがほとんどのため、姿勢の悪さから肩こりや腰痛に発展することもあります。
➄さまざまな誘惑がある
オンライン授業を受ける場合、自宅が学習場所になるケースが大半でしょう。学校や塾のような学習環境が整った空間とは違い、手の届く範囲にゲームや漫画本など勉強を妨げるものが散在しています。
勉強に取り組んでいる間につい手を伸ばしてしまうことがないよう、ゲームや漫画本は視覚に入らない場所にしまっておくなど勉強に集中できる環境を整備することが大切です。
⑥モチベーションの管理の難しさ
一人で黙々と勉強に取り組むオンライン授業では、友人と共に切磋琢磨する機会が少ないため、モチベーション管理が難しいと感じることもあるでしょう。また勉強に取り組む態度や姿勢も自分次第であるため、集中できずにダラダラとした学習になってしまいがちです。
モチベーションを維持するためには改めて最終目標を明確にすると共に、短期的に達成できる小さな目標も設定してみましょう。
モチベーション維持に課題を感じる場合は、講師とリアルタイムにコミュニケーションを図れる双方発信型のオンライン授業を選択するのも良いかもしれません。指導者から学習の取り組みの様子を見守ってもらえるため、緊張感も高まり集中した状態で学習に取り組めるでしょう。
オンライン授業のデメリットは対策することで解決!
先ほど挙げた4つのデメリットですが、それも対策を取れば解決するものばかりです。オンライン教育を受ける前に、しっかり下準備をしておきましょう。①インターネット環境は接続確認と通信方法の見直し
オンライン教育は、インターネット環境が整っていなければ学習するメリットはありません。まずは配信方法を確認し、学習が始まる10〜15分前には接続状態を確認しておきましょう。ライブ配信であればZoomやSkypeを使うことが多いため、事前に使い方をマスターしておくことも必要です。
次に通信方法ですが、主に使われているのは以下の3つです。
- 有線LAN
- 無線LAN
- ポケットWi-Fi
インターネット環境がイマイチという方は、有線LANで通信を確認してみるのがおすすめ。この3種類の中で有線LANが、いちばん通信が安定しています。
②使う端末の操作を練習
オンライン教育で使う端末は初めてという方も多いと思います。当日、困らないためにも、あらかじめ端末操作を練習しておくといいでしょう。他にも端末やツールの設定もしておくと、当日オンライン教育で使うときに慌てることはありません。
③配信方法ごとの下準備
配信方法によってデメリットが異なるのは、先ほど説明した通りです。ライブ配信なら、ツールの確認をしておくことが重要。ツールはテスト視聴できるものが多いので、音声や画像のチェックもしてみるといいでしょう。
オンデマンド配信の最大のデメリットは、モチベーション維持です。オンライン教育を受けるときは、勉強が集中しやすい環境を作っておくことも視野に入れておいてください。
④アイテムを活用
目に負担をかけるオンラインは、ブルーライトカットの保護シートやメガネを活用してみましょう。これらのアイテムは以下のような効果が期待できるのでおすすめです。
- ブルーライトのカット
- 紫外線カット
- 眼精疲労
端末を見るときは瞬きも少なめになりますので、疲れ目用の目薬もあるといいですね。
姿勢が気になるという方は、机や椅子の高さを調節してみてください。スタンティングデスクは集中力が欠けにくいだけでなく、正しい姿勢にも効果的です。
座って学習したいなら、テレワークにおすすめの椅子に思い切って交換してみるのもいいでしょう。
➄手が届かない場所へしまう
オンライン授業の場合、様々な誘惑があり勉強を阻害してしまう可能性がある旨を懸念点としてご紹介しました。しかし誘惑となり得るゲームや漫画本などを物理的に遠ざけてしまうことで、デメリットポイントは解決できるでしょう。
勉強に取り組む空間には、「誘惑になりそうな物を持ち込まない」というルールを徹底することで、集中力を高められ勉強への意識も高く保つことができるでしょう。
⑥リフレッシュする時間を作る
オンライン授業の場合、自分で学習スケジュールのハンドリングが必要になります。そのため、つい詰め込みで勉強してしまうこともあるかもしれません。
しかし学習効率や集中力を高めるためには、適度なリフレッシュも大切です。
スマートフォンを触ったりゲームをしたりすることもリフレッシュの1つですが、長時間勉強から離れてしまうことのないように、リフレッシュ時間にもルールを設けておきましょう。
学習のメリハリがつき、モチベーションも維持しやすくなるでしょう。
オンライン授業のメリット
オンライン教育のメリットは以下の5つです。- 好きな場所で授業を受けられる
- 時間や交通費を節約できる
- 質の高い授業に参加できる
- 理解度に合わせて授業のペースを調節できる
- 学習履歴や進捗を記録しやすい
さらにオンライン授業であれば全国どこでも一定の品質の授業を展開できます。有名講師の授業や他の受講生との交流など、カリキュラムの幅が広がるのもオンライン授業のメリットといえるでしょう。サービスによっては自分の理解度に合わせて何度も授業映像を視聴したりプランを組み替えたりすることも可能です。インターネットを利用することで学習進捗の可視化も簡単になるのが嬉しいポイントです。
併せて、下記記事ではオンラインの塾について、メリットとデメリットを詳しく解説しております。参考にしてください。
この記事ではおすすめのオンライン塾について、講座内容や料金、講師の質、授業方式、サポート体制などを分かりやすく一覧で比較しています。オンライン塾のメリット・デメリット、向いている子どもの特徴や対面式の塾との併用など、気になるポイントがすべてわかります。
2025/01/23 14:05
オンライン授業のデメリットを理解して適切な対策をとろう!
今の時代、オンライン教育は主流の学習方法ともいえます。移動時間もなく、好きな場所で学習できるメリットがある反面、通信環境や端末操作など、課題も山もりです。今回紹介したオンライン教育のデメリットは、工夫するだけで改善されるものばかりです。自分にとって何が課題なのか把握して、学習しやすい環境を整えていきましょう。