当記事では、プログラミング入門者の方に向けて、プログラミングとはどのようなものか。また、プログラミングの学習方法や挫折しないコツ等を詳しく紹介していきます。
プログラミングとは?
まずはプログラミングについて、どのようなものなのかを抑えておきましょう。プログラミングは、コンピュータに処理や手順を指示するためのものです。コンピュータは人間とは違い、指示されなければ動くことはできません。そのため、人間側の方でコンピュータが意図した動きをするように、適切に処理や手順を指示することが必要です。
しかし、コンピュータは人間の言葉を理解できません。そのためコンピュータが理解できるようにプログラミング言語で指示する必要があるのです。
また、プログラミング言語は世界中でたくさん開発されていますが、それぞれに特徴があり、得意・不得意があります。Webサービスの開発、アプリ開発、システム開発、ゲーム開発など、目的に合わせて適切な言語を選択して開発することが求められます。
プログラミング学習の準備
プログラミング学習を始める前に、いくつかの準備をしておきましょう。- 必要な環境を整える
- 学習の目標・目的を決めておく
必要な環境を整える
プログラミングをするには、パソコンとインターネット環境が必要です。パソコンを既に持っている場合は、そちらを使いましょう。持っていない場合で、iPhoneやiPad等のiOSアプリの開発を考えているなら、Macを選ぶのがおすすめです。またインターネットも必須です。環境構築にも欠かせませんし、学んでいてわからないことがあったときに調べるためにも、インターネットを使います。
プログラミング学習をスタートするには、まずは必要な環境を整えるところからはじめましょう。
学習の目標・目的を決めておく
学習の目標・目的を決めておくこともプログラミング学習の前準備に必要です。目標・目的を決めておかなければ、なんのために学習しているのかわからなくなり、挫折しやすくなってしまいます。プログラミングは、目標・目的を達成するための手段として使うものです。習得を目標にするのではなく、プログラミングを学習して、どうしたい・どうなりたいのかを決めておきましょう。例えば「仕事の業務を効率化できるツールを作りたい」「Webサイトを作って副業がしたい」「Webエンジニアになって転職したい」など、なるべく具体的な目標を立てましょう。
目標があると、具体的にどんな学習をすべきか見えてきます。また学習を進めるほどゴールに近づく実感もわきやすく、挫折もしにくくなります。
プログラミングの学習方法
プログラミングの学習方法としては、以下のようなものがあります。- 書籍
- 学習サイト・サービス
- プログラミングスクール
書籍
書籍はプログラミング学習でもメジャーな方法です。「どんな学習からスタートすべきかわからない」というプログラミング入門者の方も、体系的に学習できて、安価に購入できる書籍から学習を始めるのがおすすめです。言語や目的、レベルに応じて、多数の書籍が出版されているため、自分に合うものを選びましょう。
学習サイト・サービス
未経験からプログラミング学習をスタートするときに、学習サイト・サービスの利用もおすすめです。- Progate
- ドットインストール
- Paiza
- Udemy
- Schoo
学習サイト・サービスは、こちらの記事↓で詳しく解説しています。
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なるべく早く目的・目標を達成したいとき、またプログラミング学習で挫折しそうなときは、プログラミングスクールも検討しましょう。スクールによって内容は異なりますが、一人ひとりに合わせて、学習から就職・転職まで様々なサポートを受けられます。学習していてわからないことを質問できたり、効率よく目的に合った必要な内容を学べたりと、様々なメリットがあります。
プログラミングスクールの選び方や、おすすめのプログラミングスクールは、こちらの記事↓で解説しています。
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「プログラミングの挫折率は高い」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。実際プログラミング学習者の約9割が挫折を経験しているというデータ* もあり、習得の難しさがわかりますね。ここからは、プログラミング学習に挫折しないためのコツをご紹介していきます。
- 初心者向けの言語を選ぶ
- 丸暗記しない
- 経験者に質問できる環境を作る
初心者向けの言語を選ぶ
たくさんあるプログラミング言語ですが、それぞれで習得の難易度も異なります。プログラミング入門時に習得の難易度の高い言語を選んでしまうと、疑問や問題が起きたときに解決しにくく、挫折の原因となってしまいます。初心者の方におすすめな言語は、以下の通りです。
- JavaScript
- Python
- Swift
- Ruby
- PHP
丸暗記しない
プログラミング学習をするときは、丸暗記は必要ありません。それよりも、その時その時に合った必要な処理を理解する・考えられるようになることの方が大切です。あとは書籍やインターネットで調べてプログラムを組めればOKです。「覚えなきゃ」とこだわっても、量も多く現実的ではありません。丸暗記ではなく、実際にプログラミングをして理解することを優先しましょう。
経験者に質問できる環境を作る
「学習を始めてみたけど、やっぱり難しい……。」プログラミング学習に入門した方は、悩むこともあるでしょう。わからないことが重なると、モチベーション低下や挫折の原因にもなりかねません。そんなときのために、経験者に質問できる環境を作っておくことが大切です。例えばプログラミングスクールやメンターに依頼するのがおすすめです。
自分一人で長く悩んでいたことも、経験者に頼ると、あっという間に解決できます。特にプログラミングスクールであれば、疑問点を質問できるだけでなく、必要な知識・スキルを習得できるようにカリキュラムが作られているため、効率の良い学習が可能です。
まとめ
プログラミング入門者の方に向けて、プログラミング学習に必要なツール、学習方法、挫折しないコツ等を紹介してきました。プログラミングは習得までに時間もかかり、挫折する人も多いです。しかし書籍や学習サービスも豊富にありますし、つまずいたときにはプログラミングスクール等の手段もあります。自分の状況に合わせて、適切な学習方法を選びましょう。
「プログラミングに興味がある」「プログラマーやエンジニアになりたい」そんな方は、ぜひプログラミング学習の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。