「起業したいけどスキルがない…」と諦めなくてOK！スキルなしでも起業できるおすすめ事業を紹介

【スキルなしOK】「起業したいけどスキルがない…」と諦めなくても大丈夫！

冒頭でも触れた通り、スキルがない人でも起業を成功させることは不可能ではありません。その大きな理由は以下の通り。

• 必要なスキルやトレンドは常に変化している
• スキル習得に時間をかけすぎるとむしろ参入好機を逃してしまう
• スキルを身につけていても失敗するときは失敗する

当然、やりたい事業・分野に特化したスキルをあらかじめ持っていた方が、迷いなく事業に踏み込めることは間違いないでしょう。しかし、どれだけ準備をしていたとしても、失敗してしまうことも大いにあるのが起業なのです。

しかも、Webに関する事業は特に、トレンドや必要とされるスキルの変化が刻一刻と変化する厳しい業界。「スキルがないと不安…」というマインドでいれば、いつまでも勉強・スキル習得のループから抜け出せず、起業のベストタイミングも逃してしまいかねないでしょう。

このように、今現在スキル面に不安があるとしても、起業してから事業と並行してスキル習得に励めばOKです。「スキルがないからまだ起業できない…」と尻込みする必要はありません。

スキルがない状態でも起業できるおすすめ事業3選

「スキルなしでも起業は可能」とはいえ、やはり参入する業界・分野において、少なからず「成功しやすい・しにくい」があることは確かです。ここからは、スキルがない状態からの起業におすすめの事業を3つご紹介していきます。

• アフィリエイト
• Webライター
• YouTuber

アフィリエイト

アフィリエイトは、成果報酬型広告の仕組みを利用した事業です。自分のメディアに特定の商品やサービスを「広告」という形で掲載し、そこから購入・申し込みが発生すると、広告主から紹介報酬が得られるというビジネスモデル。

アフィリエイトと言えばブログというイメージが強いですが、昨今急速に普及しているSNSを活用したアフィリエイトも人気を博しています。X(旧Twitter)やInstagram・TikTok等、さまざまなSNSを活用してアフィリエイトで収益を上げている人は大勢いる状況です。

「専門的なスキルがなくても始められる」「最低限の初期費用で始められる」という点が、アフィリエイトで起業する大きな魅力と言えるでしょう。SNSは無料アプリを入れるだけでOKですし、ブログも毎月のサーバー代1,000円程度以外に費用はかかりません。

Webライター

Webライターは、インターネット上のさまざまなメディアに記事やコンテンツを提供する仕事です。特別な資格は必要なく、読み手の心を掴む文章能力・適切な情報を持ってくるリサーチ能力等が求められます。

最低限文章を書けるだけの語彙力さえあれば、後は実践を繰り返す中でスキル向上させていけるため、初心者でもスタートしやすい事業です。ただし、Web上での文章執筆には「SEO(検索エンジン最適化)」と呼ばれる専門知識も必要に。このような知見のない完全未経験から始めた場合、大きな収入を上げるまでにはある程度の時間がかかってしまいかねません。その点には十分留意しておきましょう。

YouTuber

動画コンテンツの需要が高まっている現在、YouTuber(動画配信・編集者)として活動を始めるのも一つの手です。個性・趣味といった自分ならではの独自性を活かし、魅力的な動画を作成して共有することで、収益を得られる可能性があります。

ちなみに、YouTubeに動画を上げて視聴されさえすれば収益が発生するわけではありません。自分のチャンネルを収益化するためには、YouTubeが定める以下のような条件を満たす必要があります。

• 1．チャンネル登録者数が500人以上
• 2．有効な公開動画を3本以上をアップロードしていること(直近90日間)
• 3．有効な公開動画の総再生時間が3,000時間以上(過去1年間)
• 4．公開ショート動画の視聴回数が300万回以上(過去90日間)

最近はスマホのカメラ性能もかなり上がってきているため、お手持ちのスマホさえあれば活動自体は気軽に始めることができる一方で、収益化には一定のハードルがあるということも覚えておいてください。

起業するなら最低限のビジネススキルは身につけておこう

始めたい事業に関する専門スキルは追々身につけていくとしても、「起業」という行動を起こすからには最低限のビジネススキルは備えておきたいところです。トレンドなどは変化することがあっても、ビジネスに関連する知識は基本的に廃れることがありません。

一口にビジネススキルといっても多数ありますが、以下に大まかな例をいくつかご紹介します。

• 社員や取引先と円滑にやり取りするためのコミュニケーション能力
• 壁にぶつかっても解決へたどり着ける問題解決力
• 問題の原因を深堀りして次に活かせる論理的思考力
• 自社サービスの強みをアピールするマーケティング能力 etc…

このほかにも、起業には当然お金が絡んでくるため、経営面の知識等も備えておく必要があるでしょう。成功する確率を少しでも上げるためにも、基礎の学びは怠らないことが大切です。Webや書籍はもちろん、オンライン講座やセミナーなど学べる機会はさまざま。上手く活用して身につけていきたいですね。

スキルなしから起業を成功させるためのポイント

ここでは、スキルのない状態から起業を成功させるためのポイントを3点ご紹介します。「スキルなし」で始めるからには、周りより少なからず遅れ気味のスタートを切っているということを理解して動くのが重要です。以下に挙げるようなポイントを押さえて、戦略的かつ着実なスタートを切りましょう。

• 起業の目的を明確にする
• できるだけ初期投資の少ない事業を選ぶ
• 伸びている業界を見極める

起業の目的を明確にする

起業するにあたって、まず目的をはっきりさせることが一番重要です。興した事業によって何を達成したいのか、どのように社会に貢献したいのかを自問自答し、自分の思いを明確にしましょう。

信念を一つ自分の中に据えておくことができれば、何か大きな困難が立ちはだかった時でも挫けずに乗り越えていける力になります。「最近起業が流行っているから」「周りから勧められたから」といった中途半端な覚悟であれば、まだ起業するのはやめた方がいいかもしれません。

できるだけ初期投資の少ない事業を選ぶ

スキルがあるにしろないにしろ、起業して成功できる確率は100％ではありません。中小企業庁の公開しているデータによれば、起業後5年間継続する割合は81.7％(2017年時点)。他国と比べて比較的高い値ではあるものの、100人起業すれば18人は廃業してしまう可能性があるということになります。

万が一畳むことになってしまった場合でも、それまでかかったお金は当然返ってこないため、できるだけ初期投資の少ない事業から始めるのがおすすめです。月1,000円程度のサーバー代以外に費用がかからない「ブログアフィリエイト」や、最低限パソコンとネット環境さえあれば始められる「Webライター」などが代表的。低コスト・低リスクなWeb関連で起業することで、まずは自身の事業を拡大させる土台を作るといいですね。

伸びている業界を見極める

市場の動向をよくリサーチし「今現在需要が高まっている業界・分野は何か？」を見極めることも大切なポイントです。今後大きな成長が見込まれる市場に参入することができれば、スキルがない状態でも成功を掴みとれる可能性がグッと高まります。

また、そこまで大きな伸びはないにしても「少なからず需要があるのに競合が少ない」というニッチな分野を見つけ出すのもおすすめ。他の事業との競い合いが最小限になるため、少ない労力でしっかり売上につなげることができるでしょう。

まとめ

当記事では「起業したいけど、スキルがないから…」と尻込みしている人に向けて、今現在スキルがなくても問題なく起業できる理由をはじめ、スキルなしからの起業におすすめの事業や成功させるためのポイントについてまで、詳細に解説してきました。

「起業」というとどうしてもハードルが高く感じ「何のスキルもない自分が挑戦するなんて…」と恐縮してしまうこともあるかと思います。しかし必要なスキルやトレンドの変化が目まぐるしい現代において、すでに明確な目標と熱意があるのであれば、まずは起業してそれからスキルを学ぶという順番でも間違いはありません。

昨今はWebが発達してきていることで、低資金・低ハードルで始められる事業も多数登場してきています。最低限のビジネススキルだけきっちり身につけたら、後は本記事で紹介したおすすめ事業も参考に、ぜひ起業へと一歩踏み出してみてください。