Excel(エクセル)の勉強方法は?独学で失敗しないための注意点も解説

Excel(エクセル)の勉強方法は?独学で失敗しないための注意点も解説
事務職をはじめ、今や種々の仕事で活用されているOfficeソフト。中でもExcelは計算作業等を圧倒的に効率化してくれることから、需要も高いスキルとして知られています。

そんなExcelをいざ習得しようとは思っても「何から始めたらいいんだろう」「どんな学び方があるの?」等、悩んでしまうことも多々あるはず。

この記事では、さまざまなExcelの勉強方法のうち、特に取り組みやすく効率よく習得できるものを4つご紹介します。途中で挫折しないための注意点についてもまとめたので、参考にしつつExcel勉強を進めてみてください。

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Excelを勉強する5つの方法

Excelを勉強する方法は、無料から有料までさまざまあります。ここでは、独学でExcelを勉強する選択肢をまとめました。ぜひご自身のやりやすいものを選んで、挑戦してみてください。

  • Webサイト
  • 本(書籍)
  • YouTube
  • スマホアプリ
  • パソコン教室

Webサイト

WebサイトはExcelを勉強する材料の宝庫です。Excelの使い方について網羅された講座や、有志の人が作成してくれたサイト等、好きなものを選んで勉強することができます。

特に利用者が多く、人気度も高いWebサイトを以下にまとめました。

  • エクセルの神髄
    Excel基本操作はもちろん、より高度な「VBA」についても学べる
  • 100Excel
    全100個のレッスンでExcelの基礎をマスターできる
  • Excelチュートリアル(Microsoft公式)
    実際にExcel上で操作しながら学習できる 

いずれも無料で閲覧できるサイトにもかかわらず、Excelの基礎〜実務レベルまで習得できる大ボリュームとなっています。完全初心者の人は、まずはExcelに触れてみるという点でも、Microsoft公式のチュートリアルから試してみるのがおすすめです。

なお「もっと専門的な内容まで学んでいきたい」「実践形式にも挑戦したい」という場合には、有料の動画学習サイト「Udemy」を利用してもいいですね。
買い切り型の教材なので、月額サービス等と比べて出費を最小限に抑えつつも、より高度なスキルを身につけていけるでしょう。
参考:パソコン独学

本(書籍)

勉強と言えば書籍を思い浮かべる人も多いかと思いますが、Excel勉強用の書籍ももちろん多数出版されています。手元に教材を開きながら進められる点、ネットに気を取られず集中できる点は、Webで学ぶのとは異なるメリットと言えるでしょう。

特におすすめ度の高いExcel本を3つ紹介します。

  • たった1日で即戦力になるExcelの教科書
    シリーズ累計35万部以上売れているExcel本。最短でExcelを実務で活用するための手法が学べる
  • マンガでわかるExcel
    マンガ形式で進むので、難しい書籍が苦手という人におすすめ。7日間の講義でExcelの実践力が身につく
  • 大人気YouTuber方式 Excelの実践スキルが見るだけで身につく本
    チャンネル登録者数120万人超のPCスキル解説YouTuber金子晃之氏が手掛ける一冊。本と連動する解説動画付きで理解が深まりやすい 

さまざまなタイプのExcel本がありますが、一冊であらかたスキル習得が完結する書籍を選ぶのがおすすめです。読み終わった後・学び終わった後に自身の成長を感じやすいはず。

YouTube

昨今はYouTubeが非常に活発化していることから、ExcelなどのPCスキルを解説する「PCスキル解説YouTuber」も多数出てきました。無料のYouTube動画でも必要な知識を十分習得できるので、最初はできるだけお金をかけずに進めたいという人にもうってつけです。

代表的なYouTuberは以下の2名。

  • 金子晃之(120万人超)
  • ユースフルおささん(36万人超) 

両者とも書籍を出版するほどExcelに精通しており、YouTube上にも基礎〜応用までさまざまなExcel解説動画を投稿しています。動画なら講義を受けているような感覚で学べるので「書籍やサイトを使って一人で勉強するのが合わなかった」という人にもおすすめです。

スマホアプリ

堅苦しい勉強ではなく、ゲーム感覚で気軽に学びたいという人におすすめなのが「スマートフォンアプリ」。お手持ちのスマホにインストールするだけで、いつでも勉強できる環境が整います。

特におすすめのアプリは以下の2つです。

  • 仕事で役立つ表計算の技
    Excelの「表計算」に特化したアプリ。現場でも使えるプロの技が200以上も収録。 
  • 表計算関数 使い方を覚えて作業効率アップ
    Excelの「関数」に特化したアプリ。画像付きで、あらゆる関数の使い方を学べる 

いずれもオフライン環境でも問題なく使用できるアプリなので、文字通り「いつでもどこでも」学習OK。隙間時間で少しずつ眺めているだけでも、気づいたら実務レベルのスキルが身についているかもしれませんよ。

パソコン教室に通う

後の見出しで紹介しておりますが、パソコン教室であれば対面やリアルタイム・オンラインなど様々な方法で講師の方からの指導が受けられます。何からExcelの勉強を始めればいいか分からない、本や動画教材をやってみたが身につかなかったという方にはパソコン教室がおすすめです。

質問が出てきた際に直接/チャットを通じて講師の方に質問ができるのも大きなメリット。モチベーション対策にもなりますので、受講を検討してもいいでしょう。

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Excelの勉強を始める際の注意点

独学でもExcelを学ぶ手段は多数あるということを解説してきました。しかしいくらいい教材を手に入れても、やり方次第では全く身につかず挫折してしまうこともあるでしょう。効率よくExcel勉強を進めるためにも、ここで紹介する3つの注意点をよく確認して進めるようにしてください。

  • 基礎となる操作から学び始める
  • Excelを何に活用するのかを明確にする
  • 教材を買って満足しない

基礎となる操作から学び始める

一口にExcelといっても、できることはとにかく豊富です。今はプログラミング言語のようにコードを記述して、種々の作業を自動で処理することができるほど。
これからExcelを始めるという人は、そういった高度なスキルに目移りせず、基礎となる操作方法からきっちりと学んだほうがいいでしょう。

応用的な手法も、元をたどれば基本操作を少し発展させただけ、というケースがしばしばあります。
基礎ができているかどうかで、Excelの習得スピードは段違いに変わってくるはず。

具体的な基礎スキルをいくつかご紹介します。

  • データ入力
  • 検索、置換
  • 表計算
  • グラフ作成
  • 各種ショートカットキー etc... 

基礎学習は往々にして退屈になりがちですが、先を見据えてしっかり取り組んでおくことをおすすめします。
参考:パソコンスキルがないと仕事ができない?
参考:タイピングが早くなるコツ

Excelを何に活用するのかを明確にする

先にも述べた通り、Excelは想像以上に多機能で、未経験の状態からすべてを覚えきることはほぼ不可能です。「自分はExcelを使って何をするのか?」「どんなことにExcelを活用したいのか?」といったことを明確にして、その目標を達成するのに必要なスキルだけを習得したほうがはるかに効率的でしょう。

「とりあえずExcelを使えるようになりたい」といった漠然とした状態で始めると、覚えることの多さとゴールの不透明さで、高確率で挫折してしまうはず。まずは「Excelでやりたいこと」をぜひ定めておきたいところですね。

教材を買って満足しない

どんな勉強でもそうですが、お金を払って教材を購入すると、購入したという事実だけで満足してしまって全然手をつけないという事態が起きがち。

どんなに優秀な教材を買っても、机の隅に置きっぱなしでは無用の長物です。毎日少しずつでもいいので、勉強を習慣化して教材の内容を自分のものにしていきましょう

仕事や勉学で忙しくなかなかまとまった時間が取れないという人は、いつでも携帯できるスマホで学習可能な教材を選ぶのもおすすめです。

  • YouTube
  • Udemyの動画教材
  • スマホアプリ etc…

Webが急速に普及している今、スマホだけでも十分なスキルを身につけられる教材が多数あります。電車での通勤時間やお昼休みなど、スキマ時間をうまく見つけて学習を進めていきましょう。

初心者がエクセルを勉強するとき何から始める?4つの手順を紹介

本章では、初心者がエクセルを学習するときの手順を4つに分けて解説します。

ステップ1.基本操作を学ぶ

まずは、Excelを使う上で必要となる基礎的な操作を覚えましょう
Excelの基礎操作には、主に次のようなものがあります。

  • エクセルの起動
  • セルの選択
  • 文字列や数値の入力
  • データの上書きや編集
  • ファイルの保存方法 など

上記操作をスムーズに行えるようになれば、次のステップに進んでも躓くことはないでしょう。

ステップ2.表やグラフの作成方法を学ぶ

続いて、表やグラフの作成方法を学びます

表を作成する方法を学ぶ際は、データ整理のコツも一緒に学びましょう。
またセルの結合や罫線の引き方、セルの色付けなど、より見やすい表を作れる機能についても理解を深めましょう

グラフは、データを視覚的に表現するために欠かせないExcel機能の1つです。
折れ線グラフや棒グラフなど、データに適したグラフを用いることができるように、グラフの種類や表現方法の知識も一緒に習得を目指しましょう

ステップ3.関数を習得する

続いて、関数の習得を目指します。

一口に関数といっても、難易度は異なります。まずは、SUM関数やAVERAGE関数、MAX関数、MIN関数、COUNT関数といった、基本的な関数を使いこなせるようになりましょう。基本的な関数をスムーズに使えるようになった後は、VLOOKUP関数やIF関数、COUNTIF関数など、実務でよく使われる関数の習得を目指してみてください

関数を使いこなせるようになれば、Excelの利便性も飛躍的に高まります。事務職に転職・就職する際にも強みの1つにできるでしょう。

ステップ4.マクロとVBAの基礎を学ぶ

Excelについて学ぶのであれば、最終的にはマクロとVBAの活用を目指したいところ。
マクロとは、繰り返し作業を自動化してくれるExcelの機能の1つです。マクロを使えるようになれば、作業時間を短縮できる他、人的ミスの削減にもつながります。

また、VBA(Visual Basic for Applications)とは、Excelのマクロ機能を活用するプログラミング言語の1種です。VBAを活用できるようになれば、より高度な自動化を実現することも可能になります。

マクロやVBAを使いこなせるようになれば、転職・就職時でも一目置かれる他、日々の業務でも作業効率を飛躍的に高められるでしょう。
参考:VBAが学べるパソコン教室
参考:VBAフリーランス

Excelの勉強に役立つ資格

Excelを勉強するとともに、実力の証明にも便利なのが「資格」です。資格を取得しておけば、個人的にもスキルが身についたことを実感できるうえ、転職や昇格等で有利に働くこともあるでしょう。ここでは、Excelに関するおすすめの資格を2つご紹介します。

  • MOS(Microsoft Office Specialist)
  • Excel表計算処理技能認定試験

MOS(Microsoft Office Specialist)

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)」は、ExcelをはじめWord・PowerPointといったOffice製品全般のスキルを証明できる資格です。

一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)の2段階に分かれているのが特徴。それぞれの習得レベルを以下にまとめました。

  • 一般レベル(スペシャリスト)
    セルの操作や表・グラフの作成等、実務で使うことの多いスキルが中心に身につく
  • 上級レベル(エキスパート)
    関数・マクロ・ピボットテーブル等、より業務効率化に活用できる高度なスキルが身につく 

出題内容からも分かる通り、MOSの一般レベル・上級レベル取得に向けて勉強する過程で、Excelの基本〜応用まで体系的に身につけることができるのです。スキルを習得しつつ、資格までもらえるというのがMOSの最大の魅力。

昨今ではMOS所持が入社条件の企業もあるほか、MOSを取得していることで昇格・昇給が狙えることもある様子。ExcelをはじめとするOffice製品をマスターしたいなら、MOSに挑戦して損はないでしょう。
参考:MOS資格は役に立たない?

Excel表計算処理技能認定試験

Excel表計算処理技能認定試験」は、より実務で活用できるExcelスキル習得を目標としたビジネス検定です。

難易度は3級〜1級に分かれており、いずれも実技試験が用意されています。素のデータから実際に表・グラフといった完成物を作成していくので、実務でExcelを利用するイメージがつきやすいと評判です。運営会社「サーティファイ」が独自に調査したアンケートによると、MOSを含む他社の資格試験よりも「実践的である」と答えた人が2倍以上もいるとのこと。

合格率80%以上と、資格試験の中でも易しめなのも魅力。実務的なExcelスキルを身につけたいという人は、ぜひ活用してみると良いでしょう。

Excelの勉強ができるおすすめパソコン教室

Excelの勉強はパソコン教室で取り組むのもおすすめ。ここではExcelの勉強ができるおすすめパソコン教室をご紹介します。

ヒューマンアカデミー

Excel勉強ができるパソコン教室名 ヒューマンアカデミー
プラン
  • Excel 2016 基礎講座
  • Word 2016 基礎講座
  • MOS Excel 2016 試験対策 実践講座
  • ITパスポート試験対策講座
など
料金 Excel 2016 マスターコース:月々3,200円~
Excel 2016 資格対策コース:月々3,000円~
受講期間 Excel 2016 マスターコース:5か月
Excel 2016 資格対策コース:8か月
授業形式 オンライン、通学
キャリアサポート
  • 受講生のニーズに合う求人情報を閲覧可能
  • 就職セミナーを開催
など
運営会社 ヒューマンアカデミー株式会社

就転職に役立つ資格取得をサポートするヒューマンアカデミーでは、ExcelやWord、PowerPointといったOfficeソフトの主要3ツールを学べる「Office資格対策講座」を提供中。Officeの資格であるMOS検定の合格者は16,000人以上という業界トップクラスの実績で、履歴書でアピールできる実践スキルを身につけられます。

カリキュラムはMOS検定に沿った内容で、好きな時に学べるオンラインスタイル。映像授業の視聴回数は無制限で、専用ページでは質問対応も行っています。全国23校舎にはパソコンルームを用意しているので、パソコンを持っていない方は通学形式がおすすめ。
ヒューマンアカデミーはこちら

SHElikes


Excel勉強ができるパソコン教室名 SHElikes
プラン スタンダードプラン、ライトプラン
※それぞれ1ヶ月、6ヶ月、12ヵ月プランから選択、
料金 入会金:162,000円
【月額】
スタンダードプラン:12,344円/月~
ライトプラン:8,167円/月~
受講期間 1ヶ月、6ヶ月、12ヵ月
授業形式 オンライン、通学
キャリアサポート 転職サポートなし
運営会社 SHE株式会社

SHElikesのExcel活用コースは、Excelの基礎知識から時短テクニックまでしっかり学べるコースです。コースを受講すれば、基礎知識からピボットテーブルやVLOOKUP関数、テーブルの作成などの応用まで、網羅できます。

SHElikesではWebデザインやWebマーケティング、ライティングなどのコースも用意されているため、他のスキルと並行して学びたい方におすすめです。スタンダードプランなら、全40以上の豊富な職種やスキルが定額で学び放題。ライトプランでも、約150の動画レッスンのうち月5レッスンまで受講可能です。


SHElikesはこちら

Winスクール


Excel勉強ができるパソコン教室名 Winスクール
プラン
  • Excel講座
  • Word講座
  • Power Point講座
  • Access講座
  • 初級ビジネスパソコン
  • Word+Excel
  • Excel+Power Point
など
料金 Excel講座(14回):税込82,500円
Excelスペシャリスト資格取得:税込132,000円
Excelエキスパート資格取得:税込156,200円
受講期間 Excel講座(14回): 2か月
Excelスペシャリスト資格取得:3か月
Excelエキスパート資格取得:3か月
授業形式 オンライン、通学
キャリアサポート
  • 完全個別対応のキャリアカウンセリング
  • 履歴書・職務経歴書・面接サポート
など
運営会社 ピーシーアシスト株式会社

企業研修も行っているWinスクールでは、Excel関連の講座を複数開講中。Excel講座の受講期間は2~3か月で、Excelの基本操作や実務で使えるテクニックを習得できます。事務・総務・経理を目指す方や作業を効率化したい方、パソコン初心者にも対応しており、さらに資格取得希望者向けのプランも用意しています。

授業形式はオンラインだけでなく、通学も可能。Officeソフトをまとめて学べる講座もあるので自分に合ったカリキュラムが見つかるでしょう。
Winスクールはこちら

KENスクール


Excel勉強ができるパソコン教室名 KENスクール
プラン
  • Excel基礎
  • 「技」Excel関数編
  • 基礎からのMOS Excel & PowerPoint
  • ビジネスExpertコース
など
料金 Excel基礎:税込25,300円
「技」Excel関数編:税込39,600円
基礎からのMOS Excel & PowerPoint:税込180,400円
ビジネスExpertコース:税込284,900円
受講期間 Excel基礎:3か月
「技」Excel関数編:3か月
基礎からのMOS Excel & PowerPoint:6か月
ビジネスExpertコース:6か月
授業形式 通学
キャリアサポート 転職エージェントサービス
運営会社 株式会社シンクスバンク

開校34年の実績を誇るKENスクールは「個別指導」や「現場指導」の先駆けともいえる、歴史あるパソコンスクールです。オフィスコースでは「Excel基礎」や「基礎からのMOS Excel & PowerPoint」といったExcel関連を講座を提供しています。

Excel基礎は未経験者〜初心者向けで、Excelのルールや基本操作、実務で利用機会の多い機能を学べます。簡単な表作成やグラフ作成、データベース機能利用をしたい人におすすめ。さらに関数と数式の活用方法を習得するコースや資格対策がセットになったコースなど、目的に合わせて好みのカリキュラムを選びましょう。
KENスクールはこちら

エクセルの勉強に役立つ無料学習サイトのおすすめ3選

ここでは、エクセルの勉強に役立つおすすめの無料学習サイトを3つ紹介します。

エクセルの真髄

エクセルの真髄』は、エクセルの基本操作から実用的な関数、マクロVBAまで、段階を追って学習できる無料サイトです。

痒い所に手が届く丁寧で分かりやすい解説に加え、無駄のないシンプルさも魅力。テキストベースの解説になっているため、自分のペースで効率的に学習を進められるでしょう。
上級の関数になると、簡潔な説明と例が掲載されています。

ただし、アウトプット機会に乏しいため、Excelに関する参考書として活用することをおすすめします。

moug

moug』は、Excelを触り始めたばかりの入門者からVBAを利用できる上級者まで、幅広いレベルのユーザーに対応しているExcel学習サイトです。学習内容が講座形式で分かれているため、計画的に学習を進められる点が魅力。

また、掲示板も設置されているため、掲示板を使って質問をすれば、他のユーザーや運営者から回答を得られるでしょう。モーグ学習室では、教材を見ながら自分でアウトプットできるコンテンツが公開されています。

実際に自分で手を動かしながらExcelを学びたい人にピッタリのサイトです。

Be Cool Users Office

Be Cool Users Office』は、超初心者から上級者まで幅広いレベルのユーザーに対応した、基本操作から高度な関数やVBAまで学習できるサイト。Word・Excel・PowerPointの講座インストラクターを担当してきた海老澤氏が作成したサイトであり、初心者でも理解を深められるよう工夫されているとのこと。

また学習内容が項目ごとに細分化されており学びたい内容に簡単にアクセスできる、画像や動画を使った解説が豊富で視覚的に理解できる、などユーザビリティ溢れるサイト仕様も魅力です。
Excelはもちろん、WordやPowerPointなど他のOfficeソフトについて学習できるコンテンツも公開されています

Excelの勉強まとめ

当記事では、独学でも取り組みやすい4つのExcel勉強方法をはじめ、途中で挫折しないために意識しておきたい注意点まで、詳細に解説してきました。

昨今は「Googleスプレッドシート」のようなオンライン表計算ソフトが人気を博していますが、まだまだOfficeソフトのシェアには敵わない状況。ExcelのスキルやMOS取得を必須とする企業も少なからず存在するので、今からExcelを学び始めても全く遅くはないでしょう。

紹介したように、今はWebサイトやYouTubeをはじめ「無料でもExcelを勉強できる環境」が十分に整っています。実務レベルであればそこまで膨大な時間をかけずとも習得できるはずですので、ぜひコツコツと勉強に取り組んでみてください。

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  • 質問 パソコン教室に通うメリットを教えてください。

    答え パソコンの使い方を身につける方法として、大きく分けて「書籍等による独学」と「スクール」がありますが、スクールの方が圧倒的に効率良く習得できるというメリットがあります。独学にも出費を抑えられるといった良さはあるものの、困りごとがあった際に自分で解決する力が求められるため、どうしても時間がかかってしまうでしょう。スクールであればすぐ隣に講師がついてくれているため、悩みが発生したその場で解決できて非常にスピーディ。加えて、スクールは「自分にぴったり合ったカリキュラムで教えてもらえる」という点でも優れています。幅広いユーザーを対象とした書籍と違って、より深く理解しながら進めていけるはずです。

  • 質問 パソコン教室の料金の目安はいくらですか?

    答え パソコン教室にはさまざまなコースが用意されているため、どのくらいのレベルまでパソコンスキルを習得したいかによって料金は変わってきます。趣味で楽しむ程度であれば1万円~高くても5万円くらいで十分身につけることができるはず。一方で、デザイナーやプログラマーといった、いわばパソコンのプロとして活動していきたいと思っている場合には、数十万はかかると思っておいた方がいいでしょう。基本操作ではない専門的な内容が入ってきたり、仕事で使うようなソフトの取り扱いを学んだりするとなると、当然ながら費用もかさんでしまう傾向にあります。

  • 質問 仕事で忙しいのですが、通うことができるか心配です。

    答え 平日仕事をしながらパソコン教室にも通うというのは、身体的にも簡単なことではないと思います。土日だけ通う方法もありますが、それよりもおすすめなのが「オンライン授業」と「オンデマンド授業」です。これら2つの受講形式は教室に通う必要がないため、自宅にいながら気軽にパソコンを学ぶことができます。完全に一から教えてほしいという場合には講師がつくオンライン授業を、ある程度の操作はわかっていてマイペースで進めたいという場合にはオンデマンド授業を選ぶと良いでしょう。ただし通学不要のパソコン教室を選ぶ際には、オンラインでのサポートが充実しているかを重視したいですね。

  • 質問 未経験からでもパソコンスキルは身につけられますか?

    答え 基本的なパソコンスキルと言われる「タイピング」「ネット検索」「メール」「Officeソフト」くらいの技術であれば、未経験でも数か月程度あれば十分身につけていくことは可能でしょう。パソコン教室というと「専門的なスキルを学ぶ場所」というイメージがある方も少なからずいるかと思いますが、決してそんなことはありません。「パソコンでどんなことができるの?」「マウスはどうやって操作するの?」といった、初歩の初歩から教えてくれる講座も豊富に用意されています。独学でもパソコンスキルを身につけることはできますが、正しい知識を効率的に学びたいのであれば、パソコン教室の未経験者向け講座を受講するのがおすすめです。

  • 質問 パソコン教室ではどのようなサポートをしてもらえますか?

    答え 「教室」という名前がついているくらいなので、通学型のパソコン教室では講師が常に付き添って対応してくれます。電源の入れ方、マウスの操作の仕方、ブラウザの開き方等、わからないことは手を挙げれば何でもサポートしてもらえると思って大丈夫です。オンライン型のパソコン教室だとサポートが手薄だと思っている方もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。いつでも相談できるチャット窓口や、対面で聞けるオンラインミーティング形式のサポートを提供している教室も多く存在します。通学型・オンライン型いずれのサポート窓口でも、パソコンに関する不明点なら何でも相談できるので、安心して学習を進められるはずですよ。

  • 質問 パソコン教室に通う前までに決めておくべきことはありますか?

    答え パソコン教室には「通学型」と「オンライン型」の2種類があります。教室を活用しようと考えた暁には、まずはどちらの受講形式で進めたいのかを決めておきましょう。近くに通えるスクールがある場合には通学型がおすすめですが、自宅でじっくり学びたいという人はオンライン型を選んでもいいですね。そのほか、どの程度までのパソコンスキルを身につけたいのかによって、受講する講座のレベルも変わってきます。パソコン教室で身につけた知識を活かして何をできるようになりたいのか、自分のキャリアプランを考えておくことも重要です。

  • 質問 パソコン教室卒業後にはどのようなキャリアがありますか?

    答え 一言でパソコン教室と言ってもカリキュラムはさまざまあるため、受講した内容によって卒業後のキャリアも変わってきます。Officeソフトの扱い方をマスターするコースを受けたのであれば、企業の事務職として働ける可能性も見えてくるでしょう。より実践的なコースを受講してプログラミング言語・デザインソフト等のスキルを身につけることができたなら、エンジニアやWebデザイナーといった専門職で活躍していくことも十分可能です。スクールによっては就・転職サポートまで対応してくれるところもあるため、自分が将来パソコンでどんなキャリアを歩みたいかをよく考えて、それを達成できる講座を選ぶことをおすすめします。

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