スキルアップ助成金・支援制度おすすめ4選!

昨今は、スキルアップやスキルの学び直しが重要視されています。コロナ禍で働き方に変化が起きたことや、AIをはじめとする先進技術が次々と登場してきていることにも起因していると言えるでしょう。

一方で、いくらスキルを身につけたくてもネックになるのは、やはり経済的な負担かと思います。そこでこの記事では、個人事業主を含む「個人がスキルアップに使える助成金」や、キャリア形成に効果的な各種支援制度についてまとめました。利用する際のメリットや注意点についても触れていますので、よく確認のうえ、お得にスキルアップに励んでみてください。

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 個人がスキルアップに使える助成金・支援制度4選

助成金や補助金というと、複数の従業員を抱える企業向けと考える人も多いかと思います。しかし政府や地方自治体からは「企業を退職した個人」や「独立した個人事業主」等でも受けられる支援制度が多数提供されているのです。せっかく支給要件を満たしているのに利用しないのは非常にもったいないこと。ここでは、個人が特に活用したいスキルアップ用助成金・支援制度を4つまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • 教育訓練給付制度
  • ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)
  • キャリアアップ助成金
  • 母子(父子)家庭自立支援給付金

教育訓練給付制度

教育訓練給付制度」は厚生労働省が提供する公的な制度で、雇用保険に加入している労働者がスキルアップに向けた訓練を受ける際にかかる費用を助成してくれるというもの。正社員はもちろん、雇用保険の条件を満たしているなら、アルバイト・パートとして働く個人でも本制度を活用することができます。

なお本制度は受講する訓練のレベルなどによって3種類に分けられており、それぞれで受給できる金額が異なる仕組みです。


給付率

対象講座の例

一般教育訓練

受講費用の20%

(最大10万円)

  • 英語検定、簿記、ITパスポート など

  • 修士・博士の学位などの取得を目標とする課程

特定一般教育訓練

受講費用の40%

(最大20万円)

  • 業務独占資格などの取得を目標とする講座
    大型自動車免許、税理士など

  • デジタル関係
    ITSSレベル2以上のIT関係資格取得講座など

専門実践教育訓練

最大で受講費用の70%

(年間上限56万円、最長4年)

  • 業務独占資格などの取得を目標とする講座
    看護師、保育士、調理師など

  • デジタル関係
    ITSSレベル3以上のIT関係資格取得講座、第四次産業革命スキル習得講座

  • 大学院・大学などの課程

  • 専門学校の課程(文部科学大臣認定)


比較的幅広い講座・訓練が対象となる「一般教育訓練」でも、申請するだけで最大10万円もの助成を受けられます。費用面の負担を軽減しながらしっかりリスキリングにも取り組める、非常に優秀な制度です。

ただし、この制度を利用するには厚生労働省が定めた一定の要件を満たす必要があります。厚生労働省公式サイト「教育訓練給付制度」ページに詳細がまとめられていますので、自身の現状に照らし合わせて利用できるかどうか確認してみてください。
参考:給付金が使えるプログラミングスクール
参考:給付金が使えるWebデザインスクール

教育訓練給付制度の支給条件とは?誰でももらえるのか注意点を解説

スキルアップ・キャリア形成を目的とした支援制度の中でも、代表的なのが「教育訓練給付金制度」。コストを抑えつつ学ぶための手段として非常に有用である一方で「給付を受けるための条件は?」「誰でも受けられるの?」と疑問がある人も多いはず。この記事では、教育訓練給付制度の概要を解説したうえで、気になる支給条件についてまで徹底解説していきます。利用前に理解しておきたい注意点についてもまとめました。

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ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)

ハロートレーニング」は、求職者を対象にハローワークが提供している、スキルアップを目的とした訓練制度です。雇用保険の受給対象になっているかどうかで、以下2つに分類されています。

  • 公共職業訓練(離職者訓練)
    雇用保険を受給している求職者が対象
  • 求職者支援訓練
    雇用保険を受給できないor受給の終わった求職者が対象

いずれにおいても、多種多様な分野のスキルを身につけられるコースが展開されていながら、その多くが受講料無料であることが最大の特徴。「求職者支援訓練」にいたっては、雇用保険を受給できない代わりに、月10万円の給付を受けながら学ぶことができます。

ハロートレーニングは資格取得やリスキリングだけでなく、未経験の職業にチャレンジしてみたいという人にも適した制度と言えます。「どんな講座・訓練があるのか」「受講するための要件は何か」等はお住まいの地方自治体により異なるので、疑問がある方は一度ハローワークの相談員に詳細を確認してみるといいでしょう。
参考:プログラミング職業訓練校
参考:Webデザイン職業訓練校
参考:動画編集職業訓練校

キャリアアップ助成金

キャリアアップ助成金」は、中小企業や個人事業主が、雇用している従業員のスキルアップを図るための公的制度です。契約社員・パート・派遣といった非正規雇用の労働者のキャリアアップを促進するものとしています。

正社員化支援に関するコースが2つ、賃金などの処遇改善支援に関するコースが5つと、計7つのコースで展開されているのが特徴です。

大分類

小分類

助成金支給要件

 正社員化

 支援 

 正社員化コース 

有期雇用労働者等を正社員化

 障害者正社員化コース 

障害のある有期雇用労働者等を正規雇用労働者等に転換

 処遇改善 

 支援 

 賃金規定等改定コース 

有期雇用労働者等の基本給の賃金規定等を改定し

3%以上増額 

 賃金規定等共通化コース 

有期雇用労働者等と正規雇用労働者との

共通の賃金規定等を新たに規定・適用

 賞与・退職金制度導入コース 

有期雇用労働者等を対象に賞与または退職金制度を導入し

支給または積立てを実施

 短時間労働者労働時間延長コース 

有期雇用労働者等の週所定労働時間を延長し、

社会保険を適用


受給するには、今後の大まかな取り組み内容を示す「キャリアアップ計画」を事前に提出しておく必要があったり、都度ハローワークと相談しなければいけなかったりと、必要な手続きがやや多いのは確か。それでも、正社員化コースで最大57万円、 賃金規定等共通化コースで60万円もの助成が受けられるため、利用しない手はないでしょう。

非正規ながら従業員を雇っている必要があるので、個人の事業主には少々ハードルの高い制度ではあるものの、要件を満たせそうならぜひ活用してみてください。

母子(父子)家庭自立支援給付金

母子家庭もしくは父子家庭であるがために、満足に就業できない・スキルアップに励めないという人は「母子(父子)家庭自立支援給付金」を活用するといいでしょう。教育訓練給付制度に指定される講座などを受講した場合に、受講料の一部が助成金として支給される制度です。

「自立支援教育訓練給付金」と「高等職業訓練促進給付金等事業」の2種類があり、受講する講座・訓練のレベルによってのいずれかの給付を受けられます。

  • 自立支援教育訓練給付金
    対象教育訓練を受講・修了した場合にその経費の60%が支給
  • 高等職業訓練促進給付金等事業
    看護師・保育士といった業務独占資格を取得する場合が対象。毎月最大14万円+修了時最大5万円の給付金が支給

母子・父子家庭となると、やはり経済的な悩みは尽きないものかと思います。そんな中本制度を活用すれば、出費を抑えることはもちろん講座によっては月数万〜十数万レベルの給付まで受けられる場合もあるため、少し余裕を持ってスキルアップに取り組めるようになるはず。

支給要件はやや厳しい傾向にあるので、厚生労働省公式サイト「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について」の内容をよく確認しつつ、可能な限り活用していきましょう。

個人がスキルアップに助成金や各種制度を利用するメリット

スキルアップに助成金や支援制度を利用する最大のメリットは、国が認めた質の高い教育・訓練を、コストを抑えつつ受けることができるという点。「教育訓練給付制度」では受講料の最大70%が給付されますし、「ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)」に至っては受講料そのものが無償です。

各種訓練制度を活用すれば、独学で闇雲に学習を続けるよりもはるかに効率的かつ、家計にも優しいことは間違いありません。民間の教育スクール等に比べ基礎的な内容が中心とはなってしまいますが、費用をかけなくて済むことを考えると、新たな分野へのスキルアップ・リスキリングには十分すぎるほどでしょう。

スキルアップに関する助成金が使えるおすすめスクール6選

ここでは、スキルアップに関する助成金が使えるおすすめスクールを紹介します。
参考:個人がリスキリング補助金

DMM WEBCAMP エンジニア転職

転職成功率98.8%のDMM WEBCAMPエンジニア転職では、万が一転職できなかった場合に受講料の返金を受けられる「転職保証」を設けています。加えて条件を満たすと、最大70%の給付金を受け取れる専門実践教育訓練給付金制度の対象講座も提供。

給付金の対象になるのは、働きながら学べる「就業両立コース」と、フルタイムで学ぶ「専門技術コース」です。この他にフルタイムで短期集中で転職を目指す「短期集中コースもあります。

受講期間は最短12週間。1~4週目に基礎学習でWebに関する基礎知識を身に付け、5~8週目で生徒同士のチーム開発を経験し、9~12週目でポートフォリオを作成する流れです。現場で求められるレベルのスキルを集中的な学習で習得できます。
DMM WEBCAMPエンジニア転職はこちら

侍エンジニア


侍エンジニアは、45,000名超の指導実績から導き出した、未経験者でも安心の学習カリキュラムを提供するプログラミングスクール
リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象になっているコースも次の通り豊富にあります。

  • LPIC資格対策コース(12週間プラン / 24週間プラン)
  • Java資格対策コース(12週間プラン / 24週間プラン)
  • クラウドエンジニア転職保証コース(AWS)(16週間プラン / 24週間プラン)
  • Webエンジニア転職保証コース(Java / PHP / Ruby / Python)(16週間プラン / 24週間プラン)
  • AIアプリコース(16週間プラン / 24週間プラン)
  • データサイエンスコース(16週間プラン / 24週間プラン) 

自分の目指すスキル習得にマッチしたコースが見つかるでしょう。

また侍エンジニアでは、専属のインストラクターだけでなく学習コーチも在籍しており、目標や現在の状況を確認しながら最短で目標達成できるように学習を導いてくれます。
エンジニア転職先の取引実績も豊富なため、なりたいエンジニア像が明確な人におすすめのスクールです。
侍エンジニアはこちら

デジタルハリウッドSTUDIO

デジタルハリウッドSTUDIO『Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン』は、人材系大手株式会社マイナビとタッグを組んだ転職支援が魅力のコース
キャリアアップ支援事業の対象コースでもあり、591,800円の受講料が補助金を利用することで215,200円で受講できます
 
8割の受講生が未経験から転職を実現しており、多くの人が現職を持ちながらWebデザインについて学んでいたとのこと。
仕事を両立しながらWebデザインの勉強や転職活動に取り組める環境は、Webデザイナーへの転身を考える人にとって嬉しいポイント。

同コースであれば、補助金を受けながらWebデザインについて学び、転職支援も受けられます。
未経験からWebデザイナーへの転身を考えている人は、ぜひ利用を検討してみてください。
デジタルハリウッドSTUDIO|Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プランはこちら


デジタルハリウッドSTUDIO『Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス』もキャリアアップ支援事業の対象コース。
子育てをしながら新しいスキルを身に付けたい人は、本コースがおすすめ。

キャリアデザインプランであれば、346,500円の受講料が給付金適応で126,000円になります。
主婦・ママ キャリアデザインプラン 就・転職パックを選択した場合は、445,500円の受講料が給付金適応で162,000円となります。
デジタルハリウッドSTUDIO|Webデザイナー専攻 主婦・ママクラスはこちら

ポテパンキャンプ


ポテパンキャンプは、未経験から最短5ヶ月間でWebエンジニアを目指す、エンジニア転職特化型のプログラミングスクールです。
現場評価の高いカリキュラムと同スクールの強みである徹底した転職サポートで、未経験からエンジニアへの転職を成功に導きます。

そんなポテパンキャンプの『Railsキャリアコース』は、キャリアアップ支援事業の対象コースであり、通常440,000円(税込)の受講料が補助金を利用することで160,000円(税込)で受講が可能になっています。

Railsキャリアコースでは、Webアプリケーション開発について実践的な学習をすることで開発現場で通用するスキルを身につけます。
メンターによる進捗管理・質問し放題など在学中のスキル習得サポートはもちろん、ポートフォリオ対策や限定求人紹介などの転職支援も手厚く、未経験でもプログラマーへの転身を目指し学び進めていくことができるでしょう。
ポテパンキャンプはこちら

RUNTEQ

最長9ヶ月の学習期間内に、1,000時間のカリキュラムに取り組み、現場で求められる高度な専門スキルを身に付けられるのはRUNTEQです。十分時間をかけて取り組むため、未経験からでも自力でタスクをこなし環境構築できる自走力のあるエンジニアを目指せます

カリキュラム修了後に転職サポートを無期限で受けられるのもポイント。課題を通して作成したオリジナルのWebアプリをポートフォリオにして、サポートを受けながら転職活動に取り組めるため、納得のいく転職につながりやすいでしょう。

Webエンジニア転職コースRuby on Rails専攻は受講料550,000円。ただし専門実践教育訓練給付制度の対象講座のため、条件を満たしていれば70%の給付を受け、自己負担165,000円で受講できます。
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デジタルハリウッド STUDIO by LIG


デジタルハリウッド STUDIO by LIGは、Web制作会社が自社の育成経験をもとに創立したWebクリエイター養成スクールです。

9万人以上のクリエイターを輩出する社会人向けプロ養成クリエイティブスクール『デジタルハリウッド』のカリキュラムと、長年の育成ノウハウを基にした教育体制で未経験から活躍できるクリエイターへの成長を目指します。

なお、対象となるコースは、動画・Web・3DCGなど多岐に渡ります。他で対象の分野が見つからなかった人も、自分の学びたい給付金対象のコースが見つかるかもしれません。
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個人がスキルアップに助成金・各種制度を利用する際の注意点

一見お得ばかりのように感じる助成金や各種訓練制度ですが、利用する際には注意も必要です。というのも、制度自体はたくさんあったとしても、本当に自分に適していて、必要要件を満たしているとは限らないからです。数ある制度の中で「教育者訓練給付制度」一つとっても、以下のような複雑な給付条件が用意されています。
厚生労働省|教育訓練給付制度|給付要件

引用:厚生労働省|教育訓練給付制度|教育訓練給付の支給を受けたい方へ


そのほか、各種制度を利用するためには、当然所定の申請や手続きも必要になってきます。大抵は申し込み期間が設けられており、期日までに間に合わなければ、いくら要件を満たしていても助成・給付が受けられなくなってしまうのです。便利であることは間違いない一方で、それ相応の時間・労力がかかることは、あらかじめ留意しておいた方がいいでしょう。

スキルアップ助成金まとめ

当記事では、リスキリングが叫ばれる今の時代に、スキルアップを図ろうと考えている人に向けて「個人でも使える助成金・各種支援制度」について、詳細に解説してきました。

知名度の高い「教育者訓練給付制度」「公的職業訓練・求職者支援訓練」をはじめ、今日では国(厚生労働省)からさまざまな助成金・訓練制度が提供されています。未経験から新たなキャリアへの一歩を踏み出そうとしている人の、大きな力になってくれることはまず間違いないでしょう。

「スキルを学び直して将来を明るくしたいけど、いかんせん経済的に厳しい…」という悩みを抱えているのであれば、ぜひ今回紹介したような各種制度を積極的に活用してみてください。

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