プログラマーの仕事は難しい？克服方法やおすすめスクールを解説

未経験からプログラマーになるのは難しいのか

未経験からプログラマーになるためには、プログラミング言語などのスキルを習得する必要があります。このスキル習得のハードルは高く、「何となく難しそう」と感じてしまう人が多いことから、「プログラマーになるのは難しい」と感じてしまう人も少なくありません。

しかし実際のところ、未経験からプログラマーを目指すことはそれほど難しいことでもありません。

なぜならプログラミング言語は「言語」であり、つまり文法や独自の表現を覚えるものだからです。

私たち日本語が英語を学ぶとき、単語やフレーズ、慣用句、そして文法を学びますよね。たくさん勉強すれば英語が書けるようになり、会話を学ぶことで話せるようになります。

同じように、プログラミング言語を勉強すれば、プログラミングが書けるようになります。プログラミングは話す必要がないので、文法さえ覚えれば使いこなせるというわけです。しかもプログラミング言語で使うのは基本的に英語なので、中学レベルの英語が分かれば誰でも書けます。

語学もプログラミング言語も本質は同じ。要は覚えたいと主体的に取り組めるか、努力できるかどうかが肝心なのです。
参考：プログラマーになるには

プログラミングが難しいと感じてしまう原因と克服方法

未経験者がプログラミングを難しいと感じてしまう原因が分かれば、その克服方法をおのずと見いだせるようになるものです。ここでは、プログラミングが難しいと感じてしまう原因と克服方法について見ていきましょう。

コードが英語で理解できない｜英語が理解できなくても大丈夫

プログラミングのコードは基本的にすべて英語表記なので、「学生時代、英語が嫌いだった」「英語に対する苦手意識が強い」という人は、ただそれだけでも難しいと感じてしまうかもしれません。

しかし実際のところ、プログラミングで使う英語は、キーワードをそのまま覚えれば済むものです。英会話のように、相手やシチュエーションに応じて臨機応変に対応を変えなければいけないといった類のものではありません。

プログラミングにおいては、コードを何度も何度も繰り返し「書く」ことが重要です。繰り返すことで体に覚えさせれば、英語が苦手であってもプログラミングを習得できるでしょう。

エラーが大量に発生する｜プログラミングにエラーはつきもの

初心者が一生懸命プログラミングの勉強をして、いざコードを実行してみたらエラーだらけ！という話をよく聞きます。このように大量にエラーが発生することに心が折れてしまい、難しいと悩む人もいるかもしれません。

しかしそもそもプログラミングにエラーはつきもの。経験年数10年以上のエンジニアの書いたコードであっても、エラーはしょっちゅう発生しています。エラーが発生することにくじける必要はありません。大切なのは、エラーが発生した際に、どうすれば解決するべきかの道筋をすぐに立てられるようになることです。

エラー発生時には、基本的にエラーメッセージをそのままコピーして検索し、検索結果から解決できそうなことを一つずつ試していくことになるでしょう。このようなプロセスを何度も繰り返すことで、「このパターンのエラーが起きたら、おそらくこう対処できるだろう」という経験則が増えていくのです。

ベテランのエンジニアほどこの経験則を多く持っており、エラーが発生しても短い時間で対応が可能になります。

環境構築が難しい｜初心者は環境構築が簡単な言語を選ぶのがおすすめ

プログラミングを学習する上で、環境構築は欠かせないプロセスです。しかしこの環境構築が難しく、言語の学習を始める前に挫折してしまうという人も少なくありません。

そのようにならないために、まず初心者は環境構築が簡単なプログラミング言語を選択するのがおすすめです。環境構築の技術を習得することはもちろん大切ですが、まずはプログラミング言語に慣れることを優先すべきでしょう。

環境構築が簡単なプログラミング言語としては、以下のようなものがあります。

• JavaScript
• PHP
• Python

学ぶべきことが多すぎる｜まずは基礎を固めるところから始めよう

プログラミングの世界は広く、どれほど必死に学習を進めても学ぶべきことが無くなることはありません。あまりに膨大すぎて「どこから手を付ければいいのか分からない」と戸惑ってしまう人もいることでしょう。

しかし、ベテランのエンジニアでさえ知らない知識は数多くあるものです。先の先を見て悩むより、まずは学ぶべきプログラミング言語の基礎、最低限の部分をマスターするところから始めましょう。「オシャレなWebサイトを作りたい」「役に立つアプリを作りたい」「面白いゲームを作りたい」など、プログラミング言語を習得する目的さえはっきりしていれば、そこに向かって突き進めばいいのです。

逆に言えば、目的もなくプログラミングを習得しようとしても難しいということになります。目指すべきキャリアビジョンや目標をきっちりと定め、そのためにどう進むべきかを考えることが大切です。
参考：プログラミングの勉強

モチベーションが保てない｜独学が難しければスクールを検討しよう

ご紹介してきた通り、プログラミング学習は多くの人が考えているほど難しいことではありません。しかし一人で黙々とパソコンに向かって作業をすることになるため、モチベーションを保てないという人が多いのも事実です。

学習のモチベーションを保つために、ともに学習できる仲間や頼りにできるメンターを見つけましょう。ともに悩みを相談して励まし合うことで、挫折しそうになっても継続することが可能になります。プログラミングの仲間を見つける方法はさまざまですが、たとえばSNSで探したり、プログラミング関連の勉強会やセミナーに参加してみるのも一つの方法です。

自分の力だけでは学習を続けられそうにない、モチベーションを保てないという人は、プログラミングスクールを検討しましょう。スクールによって講師によるメンタリングやカウンセリングがあるので、初心者でも無理なく学習を継続できます。
参考：プログラミングの独学

未経験からでもプログラマーを目指せる！おすすめプログラミングスクール

ここでは、未経験からでもプログラマーを目指せるおすすめのプログラミングスクールをご紹介します。

COACHTECH

COACHTECHは、完全未経験から即戦力レベルのプログラミングスキルを習得できるプログラミングスクールです。初心者にもわかりやすいアウトプット型教材と専属コーチによる手厚いサポート、実践レベルの模擬案件開発によって、未経験からでも活躍できるフリーランスエンジニアを目指せるでしょう。

学習終了後には、キャリアカウンセラーによる卒業面談が行われ、卒業後の行動計画まできっちりサポートしてくれます。フリーランスエンジニアに必須となるポートフォリオの添削、クラウドソーシングの自己紹介添削、エントリーシート添削なども行ってくれるので、初めてフリーランスとして独立する人にも安心です。

DMM WEBCAMP エンジニア転職

出典：DMM WEBCAMP エンジニア転職

DMM WEBCAMP エンジニア転職は、転職成功率98.8%を誇るプログラミングスクールです。受講者は、現職を続けながらエンジニア転職を目指せる「就業両立コース」、フルタイム学習で最新技術を学ぶ「専門技術コース」、フルタイム学習で最短転職を目指す「短期集中コース」のいずれかを選択できます。

DMM WEBCAMP エンジニア転職の魅力は、転職サポートが充実していること。受講者には専属のアドバイザーが付き、マンツーマンで転職支援を行ってくれます。サポート内容は「キャリア相談」「書類添削」「面接対策」などと幅広く、転職活動が初めての人も安心です。

また受講者が学ぶカリキュラムは未経験者向けに特化されている上、学習補助ツール「AI質問アプリ」も提供されます。学習中の疑問はいつでもメンターに相談できるため、学習が止まってしまう心配はありません。

開発スキル関連のカリキュラムと転職関連のビジネスカリキュラムを並行して学ぶことで、未経験者でもプログラマーとしての第一歩を踏み出しやすくなります。

LINEヤフーテックアカデミー

出典：LINEヤフーテックアカデミー

LINEヤフーテックアカデミーは、LINEヤフーと、プログラミングスクール「テックアカデミー」を運営するキラメックス株式会社が運営するオンラインプログラミングスクールです。

プログラミングを学びたい人は、プログラミング学習からエンジニア転職までのサポートを受けられる「エンジニア転職保証コース」を受講できます。

LINEヤフーテックアカデミーの特徴は、Yahoo! JAPAN運営の知識とノウハウに基づくカリキュラムが提供されること。「実践的な技術力」を重視した学習指導により、未経験者でもWebアプリケーション開発の基礎をマスターできます。

学習中の悩みや不安は、受講者1人ひとりに付くパーソナルメンターが徹底的にサポート。週に2回は25分のオンライン面談が実施され、受講者のモチベーション低下を防ぎます。

転職希望者には自己分析サポート・面接サポート・求人紹介（※）も行われており、未経験からプログラマーを目指す人もスムーズな転職活動がです。
※キラメックス社からの転職支援であるため、求人紹介は東京の企業が中心です。ただし、愛知/大阪/福岡の求人紹介にも対応できます。

RaiseTech

出典：RaiseTech

RaiseTechは、「最速で活躍するエンジニアになること」を目指すプログラミングスクールです。インフラ系エンジニアを目指す「AWSフルコース」、業務系エンジニアを目指す「Javaコース」、Webデザイン系を目指す「デザインコース」、Web製作系を目指す「WordPress副業コース」、Webマーケターを目指す「Webマーケティングコース」があります。

RaiseTechに入会すると、週2回2時間のオンラインライブ授業を受講可能です。授業は現役プログラマーによって行われ、最新のスキルや知識を学べます。欠席してしまったとき・復習したいときは格納されている録画授業を利用できるため、自分のペースでプログラミングを学びたい人も安心です。

学習中の不安や疑問は、無制限で質問できるシステム。希望を出した受講者には、RaiseTech代表との面談もセッティングされます。受講者1人ひとりのサポートの手厚さには定評があり、受講を終えた人の満足度は高めです。

「以前、プログラミングスクールで挫折した経験がある」「プログラミング学習を完走できる自信がない」……、RaiseTechは、プログラミング学習に挫折してしまうことを恐れている人には特におすすめのプログラミングスクールです。

TECH CAMP エンジニア転職

TECH CAMP（テックキャンプ） エンジニア転職は、転職成功率98%という高い実績を誇るプログラミングスクールです。独自で開発したオンライン学習教材を使用することで、転職に必要な即戦力となるスキルを最短10週間で習得できます。分からないことがあれば、回数制限なくオンラインで質問ができるので、不明点を解消しながら進められるのも魅力です。

また、専属のトレーナーが目標設定から日々の学習進捗までをトータルで管理してくれるので、挫折することなく学習をやり切れるでしょう。転職が決定するまでマンツーマンでキャリアサポートも行っており、未経験からでも安心してエンジニアへの転職を目指せます。

POTEPAN CAMP

POTEPAN CAMP（ポテパンキャンプ）は、AIが搭載された最先端学習システムによって、未経験から最速でWebエンジニアを目指せるプログラミングスクールです。分からない部分があれば、選択するだけでAIにすぐに質問ができ、解決へと導けます。またコードレビューもAIで実施され、良質なフィードバックを受けられます。

2,700社以上のエンジニア採用企業と取引を行っているため、卒業生向けの求人を豊富に紹介してもらえるのも魅力です。履歴書や経歴書の添削サポート、ポートフォリオ制作サポート、面談練習サポートなどもあるので、業界未経験からでもスピード内定が実現します。

未経験からプログラマーになるのは難しい？まとめ

未経験からプログラマーになるのは難しいと思われがちですが、実はそうでもありません。プログラミングが難しいと感じる原因を特定し、適切に対応しながら学習を進めることで、未経験からでもプログラマーを目指すことは可能になります。独学でのプログラミングスキル習得が難しいと感じるなら、プログラミングスクールを検討してみましょう。