高校受験を控える中学生に聞いた「ここがつらいよ受験生」!保護者にできる寄り添い方とは

高校受験を控える中学生に聞いた「ここがつらいよ受験生」!保護者にできる寄り添い方とは

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高校受験は、子ども本人だけでなく家族にとっても一大イベント。でも実際、子どもの心の中では「勉強しなきゃ」という気持ちと「本当は遊びたい・休みたい」という気持ちが常にせめぎ合っているものです。

保護者としてはつい「もう少し頑張って!」と背中を押したくなりますが、その一言がプレッシャーになってしまうこともあります。

今回は、私自身が我が子に聞いた「受験生の本音あるある」をご紹介しつつ、保護者にできる寄り添い方について考えてみたいと思います。

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受験生の「ここがツラい!」あるある

毎日机に向かっている受験生も、心の中ではさまざまな葛藤を抱えているものです。保護者からは見えにくい“本音”には、受験生ならではの切実な悩みが隠れています。ここでは、子どもの受験期に感じた「受験生のツラいあるある」をご紹介していきます。

とにかく勉強がつまらない!

受験勉強の大きな壁のひとつが「勉強そのものがつまらない」という気持ち。好きな教科ならまだしも、苦手科目や興味の持てない分野に取り組むのは、子どもにとって本当に苦痛なものです。テストの点数や合格のためと分かっていても、勉強へのモチベーションはなかなか続きません。

昨年度受験生だった我が家の長男は理数系が得意なので、そのぶん国語が大の苦手。受験勉強のときは、特に古文の問題を解きながら「わけがわからーん!」「こんなの何で勉強しなきゃいけないんだー!」と苛立ちを爆発させていました。

大人だって、将来どこで役立つのか分からないような、しかも興味もない知識を覚えるのって相当苦痛ですよね。だからこそ、子どもの「つまらない」という気持ちは自然な反応なのだという事実を、しっかり受け止めてあげることが大切です。

本当はもっと寝たい!

受験期の中学生にとって、睡眠不足は大きなストレスのひとつ。塾や学校の課題、模試の復習などで毎晩机に向かっていると、どうしても就寝時間が遅くなりがちになってしまいます。十分な睡眠を取れず、翌朝も眠いまま登校している子は少なくありません。

我が家の長男は低血圧で、朝がとにかく苦手。夜更けまで頑張って勉強した分、翌朝はなかなか起きてこず、「早く起きないと遅刻だよ!」と叩き起こす日々が続きました。本人も「眠いのにやらなきゃいけない」という気持ちがあり、その板挟みでつらそうでしたね…。

睡眠不足は集中力や記憶力の低下にもつながるため、実は効率の悪さにも直結します。「もっと寝たい」という子どもの訴えは甘えではなく、体も心も追い込まれているサインなのだと理解してあげたいですね。

ゲームやスマホで気分転換したい!

受験勉強の合間に、スマホやゲームで気分転換したくなるのは自然なことです。むしろ一切遊びを取り上げてしまうと、かえってストレスが溜まり集中力が続かなくなることもあります。適度にリフレッシュすることで、気持ちを切り替えて勉強に戻れる子も多いのです。

我が子の場合、Switchの格闘ゲームをプレイするのが一番のストレス発散だったので、受験2か月前くらいまでは勉強の合間に普通に遊んでいました。さすがに直前期は控えていましたが、そのぶんストレスを溜め込んでしまうのではないかと、保護者としては少し心配でしたね。

本人の「遊びたい」気持ちを否定せず、上手に区切りをつけて取り入れる工夫が大切だと感じました。

何もしないでダラダラ過ごしたい!

大人だって、仕事で疲れ切った日には、何もせずゴロゴロしたくなりますよね。私も仕事を頑張って疲れ切ったときは、とにかくリビングでゴローンと横になって、スマホで動画を流しっぱなしにしながらひたすらボーッとしています。

子どもも同じで、受験勉強に追われていると、勉強も遊びもせず「ただダラダラしたい」という気持ちが出てくるもの。頭も心もフル稼働しているからこそ、何も考えず休みたいと感じるのです。

受験期って、「遊ぶ時間すら惜しいから休みたい」という本音もあるように思います。そんなときに「だらけてる!」と叱ってしまうのでなく、「ダラダラ過ごす時間も、実はエネルギーを回復させるために必要な休息なんだよな」と受け止めてあげたいですね。

友達と遊びに行きたい!

受験期だって、やっぱり友達と遊びたい気持ちって抑えられないものですよね。勉強漬けの日々の中で、「本当はもっと友達と一緒に出かけたい!」「気楽に遊びたい!」と思うのは自然なことです。

我が家の長男の場合、中学3年生になってから急激に仲良くなった友達が数人いて、放課後はよく一緒に勉強していました。本音では一緒に遊びにいきたかったんだろうなと思いますが、幸いその友達がみんな真面目だったので、遅くまで一緒に勉強したり、LINEで受験情報をやり取りしたりと、良い刺激をもらえていたようです。

友達と遊びたい気持ちは強いものの、同じ目標に向かって頑張れる仲間の存在が、大きな支えになっていたのだと思います。

「頑張ってるね」と言われたい!

受験期の子どもたちは、結果だけでなく「努力そのものを認めてほしい」と思っています。模試の点数や合否はもちろん大切ですが、それ以上に日々の努力を評価されることで心が支えられるのです。

私は受験勉強に勤しむ長男に対して、ただ「頑張ってるね」と声をかけるのではなく、「きっと今の努力が高校生活につながっているよ」と伝えるようにしていました。受験はゴールではなく新しいスタート地点。そう伝えることで、子どもも「今のつらさもいつか意味を持つ」と思えるのではないかと思ったんです。

結果だけでなくプロセスを大切にしてあげることが、子どもの自己肯定感を育み、前に進む力につながるのではないでしょうか。

保護者にできる寄り添い方

子どもたちの本音に対して、保護者としては「もっと頑張ってよ!」とつい言いたくなってしまいます。でも、その一言が子どもをさらに追い込んでしまうことも。ここからは、高校受験期に保護者が意識したい寄り添い方についてご紹介します。

関連記事:子どもの高校受験に際して保護者がやってはいけないNG行動

子どもの本音を「否定せず受け止める」

受験期の子どもから出る言葉は、ネガティブに聞こえるものも少なくありません。けれど、まずはその本音を否定せずに、受け止めてあげることが大切です。

実際、我が家でも「つまらない!」「眠い!」という言葉が飛び交っていましたが、「そうだよね」「私も受験の頃は辛かったな~」と受け止めてあげることで、本人の気持ちが落ち着いていったように感じます。安心して気持ちを吐き出せる環境があれば、子どももまた前を向いて、勉強に取り組めるようになるんですよね。

本音を受け止める姿勢こそ、保護者にできる大切なサポートのひとつと言えるでしょう。

「休むことも戦略」と考える

受験勉強は長期戦。保護者としては、「時間がないんだから、少しでも机に向かってほしい」と思いがちですが、集中力を切らさず走り続けるためには、あえて休むことも大切な戦略のひとつです。休むことで知識が整理され、再び学習効果を高めることができます。

我が家も長男が勉強が行き詰まったときは、思い切って早めに寝かせたり、好きな動画を観て気分転換させたりしていました。そうしてやると、その後は集中力がむしろ増していたように感じます。

休むことは「怠け」ではなく「次に力を発揮するための準備」。そう考えると、子どもに休息の時間を与えることも、立派な受験サポートのひとつになるはずです。

「一緒に乗り越える」姿勢を見せる

受験期の子どもは孤独を感じやすく、「自分だけが大変」と思い込みがちです。そんなときこそ、保護者が「一緒に乗り越えていこう」という姿勢を見せることが、子どもの安心につながります。

私は長男の受験の際、よく「何があっても大丈夫!家族みんながついてるよ!」と伝えていました。受験は子ども自身が挑むものですが、支える家族の存在は大きな力になはず。保護者が伴走者として隣にいることで、子どもは安心して挑戦に立ち向かえるのではないでしょうか。

受験勉強で「よかったこと」もある

高校生になった長男に今改めて受験期のことを聞いてみると、「受験勉強、つらかったけど悪くなかったよ」とのこと。当時は弱音を吐いたり苛立ったりしていた姿ばかりが印象に残っていますが、振り返ってみれば得られたものも多かったようです。

ここでは、長男が教えてくれた「受験勉強をしてよかったこと」をいくつかご紹介していきます。

生活習慣が整った

受験勉強を通して、まず身についたのが生活習慣の安定です。毎日同じ時間に起きて塾や学校へ行き、帰宅後は食事や勉強の流れが自然と決まっていくことで、自然と生活のリズムが整っていったとのこと。

確かに当時、私自身も規則正しい生活や栄養バランスの取れた食事をかなり意識しており、それが結果的に体調管理につながったのだと感じます。もっとも、今でも朝は相変わらず早起きが苦手で、休日はなかなか布団から出てこないんですけどね…。

それでも受験期に身についた生活リズムは、高校生活でもしっかり活きています。勉強だけでなく、心身を整える習慣を得られたことは、受験勉強の大きな副産物だったと思います。

集中力・持続力がついた

受験勉強を通じて鍛えられたと感じるのが、集中力と持続力です。

長時間机に向かい、模試や過去問を繰り返し解く経験は、まさに持久戦。最初の頃は「30分で飽きてしまう…」と嘆いていた長男も、受験期を経て少しずつ集中できる時間が伸びていきました。特に直前期には、数時間単位で勉強に取り組む姿が見られるようになり、保護者としても成長を感じたものです。

高校に入ってからも、この集中力はテスト勉強や部活で活きている様子。何事もコツコツ積み重ねる力は一朝一夕で身につかないものですが、つらい受験勉強を経たからこそ「粘り強さ」を得られたようです。これは意外と、子どもの人生において大きな財産になるものだと思います。

自己管理の意識が芽生えた

受験勉強を通して、長男が特に成長したと感じるのは「自己管理の意識」です。宿題や模試の復習に追われる中で、「今日はどこまで進めるか」「休憩はどのタイミングに入れるか」を自分なりに考えて行動するようになりました。

保護者が細かく声をかけなくても、必要なことを自分で判断して進める姿勢が少しずつ芽生えたのです。もちろん完璧ではなく、計画倒れになって焦ることもありましたが、それも含めて良い経験だったと思います。

高校に入ってからは、部活や課題との両立を自分で工夫する力につながっているようです。受験期は、知識だけでなく「自分の行動を管理する意識」を育てる大切な機会でもあるのだと実感しています。

必要に応じて塾や家庭教師の力も借りよう

受験勉強を支えるうえで、保護者のサポートだけでは限界を感じることもあります。そんなときに役立つのが、塾や家庭教師といった専門家の存在です。

学習計画を立て、日々の進捗を確認してくれる「学習のペースメーカー」として機能するため、子どもが一人で抱え込むことなく安心して学習に取り組めます。また、得意・不得意に合わせた指導が受けられることで、効率的に力を伸ばせる点も大きなメリットです。

なんと実は!我が家でも、現在中学2年生の次男がこの夏から塾に通い始めました「塾なし」で高校受験を乗り切った長男とは性格が違い、次男にはペースを維持できる環境のほうが合っているようです。この体験については次回以降で詳しく紹介する予定なので、そちらもぜひお楽しみに…!

高校受験は長期戦。保護者が無理に全てを背負うのではなく、必要に応じて外部の力を上手に取り入れることが、子どもの学びを支える近道になるでしょう。

おすすめの塾や家庭教師と選び方のポイントについては、こちらも併せてご覧ください。

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まとめ|子どもの本音を理解し、高校受験を親子で乗り越えよう

受験生は「勉強しなきゃ」と頭では分かっていても、「本当はもっと寝たい」「遊びたい」「つまらない」といった本音を抱えているもの。これは怠け心ではなく、大きなプレッシャーの中で自然に生まれる感情だということ、理解してあげたいですね。

保護者にできるのは、その気持ちを否定せず受け止め、安心して吐き出せる環境をつくること。そして必要に応じて、塾や家庭教師といった外部の力を借りる柔軟さも持っておきたいところです。

高校受験を通して最後に残るのは、合否という結果だけではなく、「親子で一緒に受験期を乗り越えた」という経験そのもの。本人が精一杯努力したこと、そして家族で支え合った日々は、高校生活以降も子どもを支える大きな財産になるでしょう。

受験本番まで道のりは長いですが、子どもと保護者が二人三脚で、無理なく声を掛け合いながら進んでいけば大丈夫!親子で積み重ねた時間は、きっとこれからの力になります。どうか前向きに、一緒に乗り越えていってくださいね。

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