次男が塾通いを決断した理由とは?塾が必要な子と必要でない子の違い

次男が塾通いを決断した理由とは?塾が必要な子と必要でない子の違い

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高校受験を控える子どもを持つ保護者にとって、「塾に通うべきかどうか」は大きな分岐点です。我が家でも中学2年の次男について悩みましたが、この夏から近所の進学塾に通うことを決めました

一方で、昨年受験を経験した長男は塾に通わず、自主学習とスポット講習だけで乗り切っています。同じように育ててきたはずなのに、子どもによって塾の要不要はこんなにも違うのだと実感しました。

そこで今回は、次男が「塾に通う」、長男が「通わない」を選んだ背景を具体的に振り返り、自己管理力や得意・不得意、家庭のサポート体制、性格の違いといった観点から「子どもに合った学習環境」について深掘りします。

塾あり・なし、どちらを選んでも正解は一つではありません。高校受験に向けて、子ども本人に最適な準備は何か、一緒に探っていきましょう。

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中学2年の次男、夏休みから塾通いを開始!

我が家の次男は、公立中学校に通う2年生。小学生の頃から塾には通わず家庭学習だけで過ごしてきましたが、この夏から近所の進学塾に通うことになりました。その経緯を少しご紹介します。

家庭学習をほぼしない生活の結果、基礎がピンチに…!

次男が小学生の頃は「ゲームを1時間したければ勉強を1時間!」というルールを設けていたため、ゲームのやりたさに机に向かう習慣がありました。ところが中学生になると部活や学校生活が忙しくなり、ルールを「時間があるときに自由にゲームOK」に変更。その結果、家庭学習はゼロに近くなり、宿題すら家でやっている姿をほとんど見かけなくなりました

中学2年生を迎え、「そろそろ高校受験を考えないと」と勉強の様子を確認したところ、衝撃の事実が発覚。「School」といった初歩的な英単語すら正しく書けなかったのです。え、もう中2なのに?ヤバくない!?なんで!?と焦りました。

どうやら次男の通う中学校は「耳から慣れる」ことを重視しており、1年時にはほとんど書かせない指導方針なんだとか。そのため2年生になって急に書き取りが始まり、多くの生徒がつまずくんだそうです。そりゃ、家庭学習をしない次男も英単語が書けなくなるはずだわ…。

持ち前の要領の良さで何となくテスト点を取れていた次男ですが、明らかに基礎が足りていない…!昨今の学校は「塾通いが前提にある」なんて話も聞きますが、まさにそれを実感した瞬間でした。

家庭学習に限界を感じ、夏期講習から通塾を開始!

「このままではまずい」と焦った私は、家で次男の勉強を見てあげるようになりました。すると少しずつですが、英単語や文法も理解できるようになり、「やればできるじゃん!」と一安心。一方で、本人の性格的に、自主学習だけでは限界があるとも感じるようになりました。

そこで、半強制的に勉強に向かえる環境として、集団指導の進学塾を検討。2年生の夏休み、思い切って夏期講習から体験通塾を始めました。

塾に通い始めた次男は、毎日出される大量の宿題に真剣に取り組み、家でも黙々と勉強する姿を見せてくれるようになりました。どれほど口うるさく言っても家で勉強なんて絶対しなかった子なので、初めて見る姿にちょっと感動。

「学校の授業がよく分かるようになった」と本人も手応えを感じており、夏期講習後には「行きたい高校もあるし、このまま塾に通いたい」と自分から言い出しました。まだ始まったばかりですが、学校の授業と塾の宿題を両立できていて安心しています。

背景には、楽しそうに高校生活を送る長男の存在も大きいようです。「自分に合った高校に進むと、毎日がこんなに楽しいんだ」と実感できることが、次男にとって大きなモチベーションになっているのだと思います。兄弟っていいもんだなあ…。

現在高校1年の長男は、高校受験に「塾なし」を選択

次男は必要と感じて塾通いを始めましたが、一方で、昨年高校受験を経験した長男は、最初から最後まで「塾なし」で乗り切りました

学習スタイルは、スタディサプリと自分で選んだ参考書を組み合わせる形。映像授業で分からない部分を補いながら、自分のペースで問題演習を進め、夏期講習などのスポット受講だけを利用して受験勉強を続けました。

長男にも、途中で何度か「塾に行ってもいいよ」と声はかけたんです。でも本人が「自主学習のほうが合っている」とはっきり言い、最後までそのスタイルを崩しませんでした。

こちらとしても「勉強は本人の意思で続けることが大切」と考えていたため、その姿勢を尊重。結果として志望校に合格し、今は本当に毎日楽しそうに高校生活を送っています。

長男は自分で学習の計画を立て、参考書とアプリを駆使して自走できるタイプ。対して次男は外部の刺激や環境の力を借りて、やる気を引き出される方が向いているタイプ。同じ環境で同じように育ててきたのに、いざ受験となると全く違う学び方を選んだことには驚かされます。

「塾なし」で乗り切った長男の受験体験記については、こちらをチェックしてください!

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水無瀬あずさ
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次男が塾に通うことを決めた理由

次男が「塾に通いたい」と自ら言い出したのは、私が無理やり勧めたというよりも、いくつかのきっかけが重なった結果でした。ここでは、なぜ次男にとって塾が必要だったのか、その理由を振り返ってみます。

「追い詰められないと行動しない」性格だったから

次男はもともと要領がよく、宿題やテスト勉強も「最低限やれば何とかなる」と考えるタイプ。そのため自分から積極的に勉強することは少なく、結果として基礎が十分に身についていない状態になっていました。

私が声をかけても長続きせず、結局「追い詰められないとやらない」性格。しかし一方で見栄っ張りなところもあり、学校では先生に言われたことはしっかりこなします。そうした様子を見て、「私が言うよりも、先生に指導してもらうほうが効果的だ」と考えるようになりました。

塾では毎回宿題が課され、提出日も決まっています。次男にとっては「やらざるを得ない」環境がちょうどよく、半ば強制的に机に向かう習慣を作れるのが大きな魅力でした。自主学習では続かない子だからこそ、外部の仕組みに頼る必要があったのです。

季節講習で長男がお世話になっており、中の様子を知っていたから

実は長男が中学生だった頃、夏期講習などのスポット受講で同じ塾に通ったことがありました。保護者としても塾の雰囲気や先生方の指導スタイルを知っていたので、次男もお願いしてみようと思えたのです。

「未知の環境に飛び込む」不安が少なく、兄の体験談を通して塾のイメージをつかめていたことが、次男にとっても心理的ハードルを下げる要因になりました。「あの塾なら大丈夫そうだ」と家族で共通認識が持てていたことが、通塾を始める後押しになったといえます。

自分に合う勉強方法が分からないように感じたから

次男を見ていて強く思ったのは、「どうやって勉強したらいいのか分かっていないのでは?」ということ。とりあえず教科書を眺めて終わる、単語を覚えようとしても続かない…そんな様子からも、学習の進め方を身につけていないことが明らかでした。

塾に行けば、先生の指示に従ってやるべきことがはっきり分かり、効率的に学習を進められます。本人にとって「正しい勉強方法に触れる」ことが、自分の力で学習を積み重ねる大事な第一歩になりました。

夏期講習を体験してみて、行動が変化したから

決定的だったのは、実際に夏期講習を体験したことです。「最後まで続けられるだろうか」と最初は不安でしたが、毎日出される宿題に取り組み、授業で学んだことを復習しようとする姿は、これまで家でほとんど勉強してこなかった次男とは別人のようでした。

「やればできる」という小さな成功体験が積み重なり、本人も「学校の授業が分かりやすくなった」と実感できたようです。保護者の私から見ても「この子は塾に通った方が伸びる」と確信できる変化でした。

受け身の勉強から一歩踏み出せたのは、まさに夏期講習のおかげ。次男が自分から「このまま通いたい」と言い出したのも、この経験が大きなきっかけでした。

塾通いが必要な子とそうでない子の違いは?

次男の場合は「家庭学習だけでは続かないタイプ」だったため塾が必要でしたが、一方で長男は自分で学習を進められたので塾に頼らず合格を勝ち取りました。では塾通いが必要な子とそうでない子、どんな点で違いがあるのでしょうか。我が家の例から考察してみましょう。

自己管理力の有無

次男の場合は、声をかけても長続きせず「追い詰められないとやらない」性格でした。反対に長男は、自分で勉強計画を立てて実行できるタイプ。

こうした「自己管理力」があるかどうかが、塾が必要かどうかを分ける大きなポイントです。計画を立てて実行できる子は家庭学習でも成果を出せますが、管理が苦手な子には塾の仕組みが大きな助けになります。

学習の得意・不得意の偏り

長男は英語も数学もバランスよく学習を進められましたが、次男は英単語の書き取りですら大きくつまずいていました。得意・不得意に偏りがある場合、塾で弱点を補う仕組みが有効です。

不得意分野をそのままにしておくと受験に直結してしまうため、早めに外部サポートを取り入れることが、苦手克服の近道になると感じます。

家庭でのサポート体制

次男のように親がつきっきりで見ないと勉強が進まないタイプは、家庭のサポート体制にも限界があります。親が毎日学習を管理するのは現実的に難しいですが、塾なら代わりにその役割を担ってくれるのがありがたいです。

一方、長男のように自分で教材を選んで進められる子は、家庭のサポートが最小限でも学習が回せるため、塾に頼らなくても問題なく学習を進められます。

子ども本人の性格

次男は競争環境や外部刺激があった方が力を発揮するタイプで、塾の宿題や周囲の仲間の存在が大きなモチベーションになっているようです。対して長男はマイペースにコツコツ進められる性格だったため、自主学習が向いていました。

子ども本人が「どんな環境で伸びるタイプなのか」を見極めることが、塾通いの必要性を判断するカギになるでしょう。

同じように育てても塾通いの要不要は違う!

高校受験を控える子どもを持つ保護者にとって、「塾に行った方がいいのか?」というのは大きな悩みのひとつですよね。結論から言えば、塾に行く・行かない、どちらの選択も正解になり得ます

大切なのは「この子にはどんな勉強方法が合っているのか」を見極め、それぞれに合った環境を整えてあげること。同じ家庭で同じように育てていても、実際には性格や得意・不得意によって学び方はまったく異なり、必要とする環境も子どもごとに違います。

我が家の場合、長男は自分で計画を立てて学習を進められるタイプだったので、塾に頼らず高校受験を乗り切りました。一方、次男は外部の仕組みがあることで力を発揮できるタイプだったため、塾通いを選びました。

「上の子ができたから下の子も同じようにできるはず」と思ってしまいがちですが、実際にはそうとは限りません。子ども一人ひとりの特徴や性格を見極め、親子で相談しながら最適な方法を選んでいけると安心ですね。

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まとめ|塾選びは子どもの特性を見て判断しよう

塾に通うかどうかの判断は、保護者の希望や世間の常識ではなく、子ども自身の性格や学習スタイルに合わせて考えることが大切です。

自主学習で成果を出せる子もいれば、外部の仕組みや環境があってこそ力を発揮できる子もいます。受験期を無理なく乗り切るカギは、「その子に合った学び方を選ぶこと」に尽きるといえるでしょう。

次男の塾通いを通じて、改めて「一人ひとりに合った受験準備のあり方」を実感しました。兄弟であっても学び方はまったく違うからこそ、親としては子どもの様子をよく観察し、相談しながら最適な環境を整えてあげたいものです。

受験期はどうしても保護者も不安になりがちですが、焦らなくても大丈夫。子どもの特性に合った方法を信じ、温かく見守ってあげることが、何よりのサポートになりますよ。

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