数々のスマートフォンアプリを利用するなかで「自分でアプリを開発してみたい!」と考える人もいるでしょう。アプリを開発する際には、学んでおきたいプログラミング言語を理解しておきたいですね。この記事では、スマートフォンアプリ開発における概要や、アプリ開発を学べるスクールについてご紹介します。
スマートフォンアプリの特徴を知ろう!
まず、スマートフォンの種類は大きく分けて、AndroidとiPhoneの2種類があります。2020年6月時点では、日本国内のスマートフォンシェアはAndroidが50.2%、iPhoneが49.7%となっており、その他(Windows Mobileなど)が0.1%を占めています。つまり、AndoroidとiPhoneの利用者はほぼ半々だといえるでしょう。なお、スマートフォンアプリには、以下の3つの種類があります。
- Webアプリ
- ネイティブアプリ
- ハイブリッドアプリ
ハイブリッドアプリはHTMLなどの技術を利用して、GPSやカメラ撮影などの機能を利用したアプリを指します。ハイブリッドアプリの開発に特化しているフレームワークもあるため、アプリ開発の際には利用してみましょう。なお、アプリ開発のエンジニアの平均年収は、433万円程度と言われています。
参考:Potepan Style
スマホアプリ開発のために習得しておくべきスキル
iPhoneのアプリ開発をするなら、プログラミング言語のSwiftやObjective-Cを習得する必要があります。一方、Androidアプリを開発する際には、JavaScriptやC#が用いられています。なお、スマホアプリを開発するために習得しておくべきプログラミング言語は、以下の3種類です。- Swift
- JavaScript
- Ruby
また、多数の大手企業も利用しているのが、プログラミング言語のRubyです。日本産のRubyは、コードの記述が少ないためプログラミング初心者でも学びやすい言語とされています。無料のソフトウェアとしても知られるRubyは、コピーや再配布などをすることも可能な言語であり幅広いアプリやゲームに用いられています。
参考:Potepan Style
プログラミング初心者に、アプリ開発はできる?
プログラミング初心者でも、勉強すればアプリ開発は必ずしも不可能ではありません。ただし、アプリ開発にはプログラミングだけでなく、UI/UXデザインを含むさまざまな知識が求められるため、初心者が一から勉強するにはかなりの根気が必要です。近年では、インターネット上にもアプリ開発をするための情報が多く掲載されていますが、インターネット上の情報はバージョンが古いこともあります。
ネットの情報を鵜呑みにして勉強を進めてしまうと、未知のエラーが出た時に挫折する可能性が高いです。そのため、初心者が何の知識もないままネット上の情報だけで独学することは難しいと言えるでしょう。
アプリ開発には書籍で勉強する方法もありますが、書籍のなかには必ずしも求めている情報があるとは限らないため、疑問点が解決しないこともあります。このような事情を踏まえると、プログラミングは、一緒に伴走してくれる人がいないと挫折してしまうリスクの高い分野と言えます。
その点、スマートフォンアプリ開発のスクールに通えば、最新の情報を習得できる上に、わからないことがあれば先生に質問しながら学習できるので、初心者でも安心して学習を進めることができます。以下では、具体的なおすすめスクールをご紹介します。
スマートフォンアプリ開発スクールのおすすめ11選
スマートフォンアプリを開発するために、独学が難しいと感じる場合にはスクールの利用も検討したいですね。この段落では、コエテコがおすすめするスマートフォンアプリ開発スクール11選をご紹介します。COACHTECH
COACHTECHは、フリーランスに特化したプログラミングスクールです。
スキル・開発実績・自信を身につけ、最短でフリーランスエンジニアを目指します。
そんな同スクールの魅力は、受講中に身につけたWebアプリ開発技術を用いて、経験豊富なエンジニアと共に実際の案件開発を経験できる点。卒業までに実案件を経験できるため、卒業後は即戦力としての活躍を期待できます。
また請け負う案件は、人材需要が高く高単価を期待できるWebアプリ開発に携わる案件が中心。スマホアプリ開発に取り組みたいと考えている人にとって、ピッタリのスクールと言えるでしょう。
また専属コーチによる学習サポートや受講生同士交流を図れるコミュニティ提供など、未経験であっても挫折しない環境が整っている点も嬉しいポイント。
1からスマホアプリ開発について勉強したいと考えている人は、ぜひ受講を検討してみてください。
LINEヤフーテックアカデミー
実践的な技術力を身につけられるのは、LINEヤフーテックアカデミーです。エンジニア転職保証コースでは、汎用性で需要が高いJavaや、Java環境下での開発を効率よくするためのSpring Boot、ソースコード管理に欠かせないGit/GitHubなどの基礎スキルを学べます。同スクールは、未経験からエンジニアになるために構成された学習カリキュラムと、手厚いサポート体制が魅力です。LINEヤフーの新卒社員も受けている研修内容や事業会社でのノウハウが詰まっており、未経験者でも一から体系的に学べます。
サポート面の最大の特徴は、パーソナルメンターがマンツーマンで学習をサポートしていること。現役エンジニアがメンターを務めているため、より実践的な学びを得やすいでしょう。モチベーショを高く維持しやすいのも、メンターがいるメリットです。
学習と並行して転職活動も進めることができ、1,000社以上の未経験者向け求人からマッチする求人を紹介してもらえるのも同スクールの魅力1つ。自己分析・書類作成・面接対策などのサポートも受けられます。
経済産業省リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象コースなので、条件を満たせば最大70%戻ってきます。
その際の受講料はエンジニア転職保証コースが550,000円(税込)→200,000円(税込)、はじめてのWebアプリ開発コースの8週間プランが275,000円(税込)→100,000円(税込)、12週間プランが412,500円(税込)→150,000円(税込)です。
テックアイエス
テックアイエスは、現役Webエンジニア講師から現場で必要なスキルを学べるプログラミングスクールです。学習途中で不明点が発生した時は、現役Webエンジニア講師が5分以内に画面を共有しながら問題解決にあたってくれるとのこと。なお指導の際は、ただ単に答えを伝えるのではなく、共に考え方や解決方法を考えながら答えを導き出していきます。問題点を自力で解決できる力を養うことができるため、現場に必要な自走力が身に付くでしょう。
さらにテックアイエスでは、コミュニティ運営に注力しており「イベントの開催」「チーム開発」「卒業生コミュニティ(テックアイエス・ラボ)」など、多様なイベントを随時開催しています。勉強仲間を作りたいと考えている人にもピッタリのスクールと言えるでしょう。
いくつかのコースが用意されていますが、一番多く受講されている『長期PROスキルコース』は、6ヶ月の学習期間に加え6ヶ月のキャリアサポートが付きます。スキル習得から職を手にするまで一貫したサポートを受けられるため、挫折することなく、アプリ開発に必要なスキルを体得できるでしょう。
.Pro(ドットプロ)
.Pro(ドットプロ)は、Pythonのスキルや知識を学べる未経験者向けのプログラミングスクールです。
Pythonに関する知識や技術を学べるため、スマホアプリ開発に挑戦したい人にぴったり。さらに、学習後半は目指すキャリアや自身の興味に合わせてカリキュラムの内容を講師が設計してくれます。そのため学習途中でAIや機械学習などに興味を持ったとしても、学習路線を変更できる点も魅力。
学習期間は4ヶ月間ですが、受講料は228,000円(税込)と非常にリーズナブル。
講義方法は対面型を採用しているため、現役講師と十分なコミュニケーションを取りながら学習を進められるでしょう。
さらに、転職サポートや卒業後の活動に向けたポートフォリオ作成のサポートも受けられます。多くの受講生が自身で定めた最終ゴールを達成しているとのこと。目指すキャリアやビジョンが定まっている人は、ぜひ受講を検討してみてください。
SAMURAI ENGINEER(サムライエンジニア)
プログラミングの基礎学習からオリジナルアプリ開発までを習得できるのが、SAMURAI ENGINEER(サムライエンジニア)のエキスパートコースです。
週1回のマンツーマンレッスンに加え、専属の講師が入学から卒業まで徹底指導を受けられるため、初心者でも理解を深めながら学習できます。学習のつまづきから案件獲得の悩みまで、現役エンジニアである講師にいつでもチャットで相談可能です。
また、SAMURAI ENGINEERの生徒のみが閲覧できる「Q&Aサイト」を利用することで、自分の質問に対して様々なインストラクターが回答してくれます。このサイトでは過去の質問内容を見ることも出来るため、頻出する質問やつまづきやすい点などもチェックすることができます。
オンライン教材であることから、いつでもどこでも利用できる上に、すべての言語が利用可能なため、なるべく簡単なプログラミング言語を選びたい、または多くのプログラミング言語を使用してアプリ開発を進めたいという方にもおすすめです。
料金は、12週間プランで495,000円(税込)から受講できます。
ポテパンキャンプ
初心者がWEBアプリ作りの基礎を学ぶのにおすすめなのが、ポテパンキャンプです。
初心者向けのWebアプリケーションコースでは、HTML/CSSやJavaSprict、Rubyなどスマートフォンアプリを製作するうえで必要となるプログラミング言語の基礎知識を学ぶことができます。
ただし、学習にはメモリ8GB以上のPC(Mac or Windows)を所持していることが応募条件となるため、受講を検討している場合にはあらかじめ準備しておきたいですね。現場目線の開発スキルを習得できるようカリキュラムが組まれているため、ビジネス、副業に活かしたい方にもオススメです。
学習期間は、2ヵ月〜3ヶ月ほどかかります。なおポテパンキャンプでは、転職希望者の不安をより和らげる目的のもと、転職できなければ全額返金保証のキャンペーンを行っています。「スマートフォンアプリ開発を学びたい、でも転職できるか不安」という方には、心強い保証となるでしょう。
【全額返金保証の対象となる方】
- 29歳以下の方
- 東京エリアでの就職が可能な方
KENスクール
未経験からスマートフォンアプリ開発の基本をマスターしたい方にオススメなのが、KENスクールのAndroidアプリ開発パックコースです。同コースは、AndroidOS上で動作するアプリケーションを開発するためのプログラミング言語であるJavaを初めて学ばれる方におすすめのコースとなっています。
まずはJavaベーシック講座を通して言語の基礎をしっかりと身に付けてから、Androidアプリの基本的な画面レイウトの作成方法、データベースの利用などの技術を習得し、自分で開発したアプリケーションをAndroid携帯上で動作させながら学習できます。
こちらの講座を受けることで、以下の3つのスキルが身につきます。
- Androidアプリ開発の必須とされるスキル
- Android用スケジュール帳アプリの作成
- Androidアプリ開発で使用される基礎技術
さらに、ビジネス&就職にアプリ開発の技術を役立てたい方には、 JavaにおけるWebシステム開発と、人気急上昇中のAndroidアプリケーション開発の両方を学べる「Android & Javaエンジニア就転職総合コース」もオススメです。
こちらのコースでも、自分で開発したアプリケーションをAndroid携帯で動作させながら学習することができます。受講料は9ヶ月、546,700(税込)円で受講できます。
TechAcademy(テックアカデミー)
iPhoneアプリコースとAndoroidアプリコースを用意しているのは、TechAcademy(テックアカデミー)です。
iPhoneアプリコースでは、期間内で以下の4つのアプリを作ることを目指します。アプリ開発にはSwift、Xcode、Git/GitHub、Firebaseを用います。
- 横スクロール型アクションゲームアプリ
- タスク管理アプリ
Instagramクローンアプリ
オリジナルアプリ
Andoroidアプリコースでは、期間内で4つのアプリを作りGoogleへの公開を目指します。アプリ開発にはKotlin、Android Studio、Git/GitHub、Firebaseを用います。
- API通信アプリ
- タスク管理アプリ
- Q&Aアプリ
- オリジナルアプリ
スマホアプリ開発時に発生しやすい問題を解決する方法についても、徹底的に学べるのがメリットだといえるでしょう。料金は、いずれも4週間プラン174,900円(税込)から学べます。
Winスクール
クロスプラットフォーム(iOS・Androidに両対応)アプリ開発で主流の一つとなるReact.jsのフレームワーク「React Native」を用いたアプリ開発の手法を学べるのが、Winスクールの「JavaScript&Webアプリ開発(React.js)+スマホアプリ開発コース」です。
同コースでは、JavaScriptの基礎から学び、React.jsを用いたWebアプリケーション開発スキルとReact Nativeを用いたiOS・Android両対応のスマホアプリ開発スキルを習得します。
スマホアプリ開発で用いられる言語はOSごとに分かれており、iOSの場合は「Swift」、Androidの場合は「Java」や「Kotlin」といった言語が用いられます。クロスプラットフォーム開発の場合では、現在主流なのがJavaScriptをベースとしたスマホアプリ開発用のフレームワークである「React Native」です。
同コース 受講により、iOS・Androidに両対応できるフレームワークを用いてアプリ開発を学ぶことができます。
「JavaScript&Webアプリ開発(React.js)+スマホアプリ開発コース」 の受講料は、6ヶ月、302,500円(税込)です。講座のもっと詳しい内容や授業の進め方、受講システムに関する疑問点や不安をお持ちの方は「無料体験・説明会」にぜひご参加ください。
iOS アカデミア
未経験からのアプリエンジニア転職をサポートしてくれるのが、スマホアプリ開発事業・アプリ開発コンサルティングを行うinit株式会社が運営するアプリエンジニア専門のオンラインプログラミングスクールです。iOSアカデミアでは、受講開始前にスキルレベルをヒアリングし、どの学習順序で進めればよいのかを把握した上で、受講生一人ひとりに合わせた個別の「学習計画」を作成。iOSアプリ開発の基礎知識に必要な開発環境整備やXcodeの使い方、Swiftの基礎構文、構文の応用学習、ライブラリを使用したサンプルアプリ制作などを身につけることが可能です。
受講プランは、目的・スキル・学習ペースに合わせた4つのプランは以下の通りです。
プラン | 学習業材 プラン |
個人アプリ開発 プラン |
iOSエンジニア転職 プラン |
フリーランス独立 プラン |
---|---|---|---|---|
費用 |
99,800円(税込) | 249,800円(税込) | 399,800円(税込) | 799,800円(税込) |
期間 |
無制限 | 12週間 | 16週間 | 20週間 |
概要 |
独自教材(動画+テキスト)を無制限で閲覧可能。 | 教材閲覧に加えて未経験からiOSアプリをApple Storeに公開するまでの基礎プラン。 | 未経験からiOSエンジニアとして就職・転職するための最短プラン。 | 未経験からフリーランスのiOSエンジニアとして独立サポートするプラン。初案件獲得まで徹底サポート。 |
個人アプリ開発プラン・iOSエンジニア転職プラン・フリーランス独立プランでは、受講期間中に目標を達成できなかった場合でも期間限定で目標達成に向けて無償でチャットサポートしてくれるのも魅力です。
学習方法は自分に合っているか?続けられそうか?と不安な方のために、受講開始後「14日以内」であれば、受講料を全額返金する返金保証制度も用意されているため、実際に受講して向き不向きを確認することができるのもうれしいポイントです。
CodeCamp(コードキャンプ)
初めてのWebサービス開発をしたい人に向いているのは、CodeCamp(コードキャンプ)のスマホアプリ開発に特化した「アプリマスターコース」です。同コースでは、アプリ開発の基礎となる環境構築から開発方法まで、実際にアプリをいくつか作りながら学び、自作のアプリ公開を目指して学習を進めていきます。アプリマスターコースの受講により、以下のようなアプリを制作できるようになります。
(アプリマスターコースは現在受付停止中)
- ニュースリーダーアプリ
- Googleマップを利用した地図アプリ
- カメラアプリ
- シンプルなSNSアプリ
iOSとAndoroid、どちらのスマホアプリの開発も学べるのがアプリマスターコースの魅力です。現役エンジニアによる手厚い個別指導を受けられるため、途中で挫折することなく学び続けることができます。
2ヶ月プランなら、165,000円(税込)で受講できます。レッスンは、無料ビデオ通話(Google Meet)を使用し、わからないことがあればご自身のPC画面を共有、エディタに書いたプログラミングコードを講師に見てもらいながら質問できるため、初心者でも安心して学習できます。
スマホアプリ開発ができるツール
スマホアプリを簡単に製作したいなら、便利なツールを利用するのもおすすめです。この段落では、プログラミング初心者が利用しやすいスマホアプリを製作できるツール3選をご紹介します。Monaca
800以上の教育機関で利用されているスマホアプリのツールは、Monacaです。無料で利用可能であるため、アプリ開発初心者でも利用しやすいツールだといえるでしょう。HTML/CSSやPHPなどの知識があれば誰でも気軽にアプリ開発を行うことができ、全世界で10万を超えるアプリが製作されています。Yappli
450社以上が導入している本格的なアプリ開発ツールは、Yappliです。アプリの開発から運用、分析まで行えるサービスであり、ポイントカードやプッシュ機能など多機能を搭載できることでも人気を博しています。サポート体制が充実しているから、高品質のアプリを作りやすいことが特徴です。スマホアプリを本格的に運営したい人から選ばれているサービスの1つです。SmartAppsMobile
世界で100万本以上の利用実績を誇るのは、SmartAppsMobileです。以下の3つのプランの中から、ビジネスに沿ったプランを選ぶことができます。- ライトプラン:月額8,000円
- スタンダードプラン:月額12,000円
- カスタマイズプラン:月額20,000円