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これからWebマーケティングを学びたい人にとっては、何をどのように勉強したら良いか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そんな初心者でもインターネット基礎やマーケティングの知識・技術などを効率的に身に付けられる検定試験として、ネットマーケティング検定があります。
今回はネットマーケティング検定について、概要や難易度等をお伝えすると共に、資格を持つことで得られるメリットをご紹介します。
ネットマーケティング検定とは?
ネットマーケティング検定は、これまでの主流である開発者向けのものとは一線を画した、ビジネスの企画・立案に活かせるマーケティングサイドに位置する検定です。ビジネス関連の認定試験を幅広く提供するサーティファイが運営する民間検定であり、インターネット上のマーケティングに必要な知識を網羅的に習得していることを証明します。
インターネットを活用した新規顧客の獲得や売上の拡大、顧客満足度の向上、業務効率化など、ネットマーケティング職以外の職種にも共通する内容を学ぶことができるとして、幅広い職種に転換・応用できるスキルを検定試験の学習を通じて学ぶことができます。
ネットマーケティング検定 受検概要
本項目では、ネットマーケティング検定を受検するにあたっての概要を詳しく紹介します。会場・形式・合格基準・資格・受検料
ネットマーケティング検定は、全国一斉試験として年2回の試験日が設けられています。申し込みは試験日の3週間前が期限となっているため、申し込みの際は締め切りに気を付けましょう。
試験はWeb上で行われるため、自宅または所属団体の指定場所で受検することができます。
自宅で受検する場合、Webカメラを設置してパソコンで受検する必要があります。
試験時間は80分、すべて計40問の選択問題が出題されます。
受検から約3週間後に通知が届き、合格者には「デジタルバッジ」と「デジタル認定証明書」が発行されます。
試験会場 | 個人受検の場合は自宅、団体受検の場合は学校など |
問題形式 | リモートWebテスト (団体受検のみ筆記試験も選択可) |
試験時間 | 80分 |
出題数 | 40問(基本問題30問+事例問題10問) |
出題形式 | 択一選択式(4択) |
合格基準 | 正答率70%以上 |
受検資格 | 無し |
受検料 | 6,000円(税込) |
出題範囲
ネットマーケティング検定の出題範囲は、下記の通りです。インターネットマーケティングの基礎、実務に沿った問題や関連法規、また実例に沿った問題が出題されます。
前半は基本知識を問う問題が中心に出題され、後半は実務で起こり得るシチュエーションを想定した事例問題が続きます。
過去問などの学習教材も用意されているため、事前に出題傾向を確認しておくことをおすすめします。
大項目 | 中項目 |
---|---|
インターネットマーケティング総論 | 1.概論 |
2.インターネット技術概論 | |
インターネットマーケティング各論 | 3.総論 |
4.リサーチ | |
5.PR・ブランディング | |
6.広告 | |
7.ブランディング | |
8.効果測定 | |
関連知識 | 9.外注管理 |
10.ポリシー | |
11.関連法規 | |
12.コンプライアンスとCSR | |
事例問題 | 事例問題 |
受検者数・合格率・難易度
2022年3月末時点の累計受検者数は、9,229名です。2021年度の平均合格率は73.1%と、Web系の資格の中でも比較的取得しやすい部類に位置づけられます。
出題範囲はパソコンやインターネットそのものに関する知識に加え、マーケティングの企画立案から効果測定までと幅広く、どこから手を付けてよいか不安になる人もいるかもしれません。
ただ、検定合格に必要な勉強時間は「15~20時間程度」 と言われていることからも、決して難易度の高い検定ではありません。 公式テキストや過去問を使って集中的に勉強すれば、未経験者でも十分に合格できると思われます。
また一度合格すると更新する必要はなく、永久に資格が継続するのも嬉しいポイントです。
引用:株式会社サーティファイ ネットマーケティング検定
ネットマーケティング検定が意味ないといわれる理由
ここでは、「ネットマーケティング検定が意味ない」といわれる理由を解説します。広報・マーケティング職種でないと評価されにくい
ネットマーケティング検定は、広報やマーケティング職など、評価される職種がやや限定される側面があります。ネットマーケティングの知識が直接的な業務成果に結びつかない職種では、資格を持っていても評価される機会が少ないため、人によっては「ネットマーケティング検定が意味ない」と思うこともあるようです。
ただし、ネットマーケティングの知識が意外なところで活きることもあるかもしれません。
ビジネスの現場において全く無意味な知識ではないため、取得しておいて損はないでしょう。
資格の有無より実績の方が評価されやすい
多くの企業では人材採用時に資格の有無よりも実績を重視する傾向がります。そのため、ネットマーケティング検定を保有していたからといって、特別評価されることはないでしょう。
ネットマーケティング検定を持っていたとしても、企業から評価されるためには企業にアピールできるほどの実績・経験が不可欠です。そのため、「ネットマーケティング検定が意味ない」といわれることもあります。
ただし、ネットマーケティング検定を持っていることで、自身のスキルを対外的に示すことができます。
また、資格取得に取り組む勤勉な姿勢が評価されることもあるかもしれません。
実務に必須ではない
ネットマーケティング検定は、必ずしも実務において必須とされる資格ではありません。むしろ、ネットマーケティングに関する知識やスキルは業務を通じて習得できる上に、実務を通じて習得した知識のほうが実践に役立つこともあります。
しかし、ネットマーケティング検定は資格取得の過程でネットマーケティングに関する知識を体系的に学ぶことができます。実務では見落としがちだった知見や苦手な分野も網羅的に学べる点は、ネットマーケティング検定勉強に取り組むメリットと言えるでしょう。
ネットマーケティング検定が意味ないとは言い切れない!取得するメリット
ネットマーケティング検定の資格を取得することで得られるメリットは次の通りです。参考:Webマーケティング資格
就職活動・転職活動の際のスキルアピールに活用できる
Webマーケティングの仕事は、現在IT業界の人手不足の影響から未経験採用も増えています。そのため未経験でもチャレンジしやすくなっていますが、別の業界・職種から転職しようと思っても、全くの初心者では書類選考に通りづらいと感じることも珍しくありません。
ネットマーケティング検定は、Webマーケティングの知識を得るための入門的な資格とも言え、この資格を取得していることでマーケティングの市場状況や基礎知識、サイト構築などのノウハウをある程度保有していることを証明できます。
また、今はどんな業界でもWebマーケティングの知識が求められている時代です。
Webマーケティングの知識を持っていることをアピールできれば、就職活動・転職活動の際に優遇してもらえる可能性もあるでしょう。
マーケティングの基礎を学べる
ネットマーケティング検定に向けた勉強に取り組むことで、インターネットを活用したマーケティングについての基礎知識を体系的に学ぶことができる点もメリットの1つと言えるでしょう。実際の検定試験では、マーケティングの企画運用から効果測定まで一通りの知識を問われます。
そのため、全くの未経験で何から勉強すれば良いかわからない初心者はもちろん、Webマーケティングに携わっているが全体像が見えず担当分野以外の知識を深めたい、Webマーケターと関わる営業担当者がより話をスムーズに進めるために基礎知識を身に付けたい、など様々な目的で活用できるのではないでしょうか。
ネットマーケティング検定の勉強方法
ネットマーケティング検定受験に向けては、以下のような勉強方法があります。自分に合った勉強法を見つけ、試験に向けて効率的に対策を進めましょう。
1. 公式テキストを確認する
ネットマーケティング検定の勉強を始める際は、まずは公式テキストを確認し、出題範囲や難易度をチェックしておきましょう。公式テキストは、試験に必要な知識を体系的に学べるように構成されています。インターネットマーケティングの基本から応用まで必要な知識を幅広くカバーしているため、公式テキストを確認することで、どれくらいの勉強量が必要なのか把握できるでしょう。
公式テキストを確認する際は、現在の理解度から逆算し1日に必要な勉強量も試算しておくと計画的に勉強を進められるようになります。
2.過去問を繰り返し解く
公式テキストを用いた勉強に加え、過去問も繰り返し解いていきましょう。過去問演習は、実際の試験形式や出題傾向を把握するために有効な手段の1つです。自分の理解度や弱点を可視化するのに役立つでしょう。
ネットマーケティング検定の過去問は、公式テキストに付帯しています。また、公式サイトにもサンプル問題が出題されているため、ぜひ活用してみてください。最近ではYouTubeなどの動画サイトでも過去問を解説するコンテンツが展開されているので、理解が及ばない問題についてはYouTubeなどで解説動画を探してみるのも良いでしょう。
Webマーケティングスキルが習得できるおすすめスクール
Webマーケティングについての知識を学ぶには、Webマーケティングスクールを活用するのもおすすめです。ワナビーアカデミー
卒業後1ヶ月以内の企業案件獲得を保証しているのはワナビーアカデミーです。Webマーケティングについて学べるのはもちろん、卒業後すぐに実務経験を積めます。加えて継続して案件紹介を受けられる仕組みもあるため、その後の案件獲得もスムーズに進みやすいでしょう。未経験者でも卒業とともに企業案件を任せられる実力を身につけられるよう、実践的なカリキュラムが組まれているのも特徴です。理解の進みやすいリアルタイム授業や、充実した自習教材に加え、授業内で実際の広告配信と改善提案も実施します。
マケキャンbyDMM.com
マケキャンbyDMM.comはDMM.com グループが運営しているスクールです。講師は大手出身者かつ厳しい審査を通過した現役Webマーケターに限定されており、プロのマーケティング戦略を学べます。レッスンがマンツーマンで進むため、不明点や疑問点を残すことなく学習を進めやすいでしょう。設けられているコースは「転職コース」「学習コース」の2種類です。転職コースでは3ヶ月にWebマーケターになれるよう、基礎を学んだら広告プランニングワークに取り組みます。学習コースは学びたい内容に合わせて「戦略8週プラン」「実務4週プラン」「実務9週プラン」があり、自分の目的に合わせ受講可能です。
デジプロ
転職内定実績でスクールを選ぶならデジプロがおすすめです。転職カウンセラーによるサポートや、業務提携している転職エージェントの利用、ポートフォリオとして提出できる講義課題により、サイバーエージェント、電通デジタル、TBWA/HAKUHODOなど、多数の企業への内定実績があります。現場で必要なプロダクトを網羅できるカリキュラムで学んだあとは、講師のサポートを受けながら実務研修で広告運用にチャレンジできます。最初の施策立案から改善施策まで行い、Webマーケターの業務を一通り経験できる内容です。
ネットマーケティング検定まとめ
今回はインターネット社会の発達に伴い年々注目を集めている、ネットマーケティング検定について詳しく解説しました。ネットマーケティング検定は、Web関連の検定の中では比較的難易度が低い試験ながら、Webマーケティングについての基礎知識が身に付くため、未経験からでも取り組みやすい検定といえます。
また想定勉強時間が15時間程度ということもあり、忙しい社会人もチャレンジしやすいでしょう。
これからの社会で必要不可欠なWebマーケティングの知識を深めたい人は、これを機に勉強してみてはいかがでしょうか。