この記事では「Vrew(ブリュー)」という動画編集ソフトに焦点を当て、「そもそもどんなソフト?」「無料で使える?」といった気になる情報を徹底解説していきます。Vrewを使ってみようか迷っている人は、ぜひこの記事で知識を深めてみてください。
そもそもVrew(ブリュー)とは?どんな動画編集ソフト?
そもそも「Vrew(ブリュー)」とは、韓国のAIスタートアップ「VoyagerX」が手掛ける動画編集ソフトのこと。AIの音声分析を活用した各種機能が特長で、自身の生活を記録する「Vlog」や、商品を紹介する「レビュー動画」等の用途にピッタリ。2023年に正式サービスを開始したばかりのまだまだ日の浅いサービスでありながら、そのAI機能の便利さから国内外問わず多くのユーザーに選ばれ始めています。一方で、Vrew(ブリュー)は韓国発のソフトということもあり「危険性があるのでは?」「何か怪しい」といった気持ちを抱いている人も少なくないようです。しかし結論として、Vrew(ブリュー)が何か危険性を孕んでいる可能性は低いでしょう。開発元のVoyagerX社は、ダウンロード数200万以上の人気スキャンアプリ「vFlat」を手掛けていたり、人材開発プラットフォーム「manebi」で知られる株式会社manebiと業務提携していたりと、実績は十分。
これまでリリースされてきたアプリもVoyagerX社自体も、過去に問題を起こした事例はほぼ見受けられません。Vrew(ブリュー)は安心して使える動画編集ソフトと考えて差し支えないでしょう。
関連サイト:Vrew(ブリュー)
動画編集ソフトVrew(ブリュー)は無料で使える?料金体系を解説
Vrew(ブリュー)は基本無料で使うことができる動画編集ソフトです。2018年にベータ版をリリースし、5年間は無料で提供してきました。その後2023年に有料サービスを開始したものの、現在に至るまで引き続き無料版の提供も続けています。高度なAI機能を豊富に備えながらも、無料で気兼ねなく利用できる点はVrew(ブリュー)の大きな特長と言えるでしょう。各プランの料金体系は以下の通り。月額で契約する「月額定期購読」、年額で契約する「年額定期購読」、1年間限定で利用できる「期間利用券」の3つの支払方法があります。
Free | Light | Standard | Business | |
---|---|---|---|---|
月額定期購読 | 0円 | 1,090円/月 | 1,990円/月 | 4,490円/月 |
年額定期購読 | 0円 | 10,400円/年 | 19,000円/年 | 43,000円/年 |
期間利用券 | 0円 | 13,080円/年 | 23,880円/年 | 53,880円/年 |
月額よりも年額で契約した方が20%お得。長期で利用する予定がある場合には「年額定期購読」を選択した方がいいでしょう。
この記事では、おすすめの動画編集スクールの講座内容・料金を分かりやすく一覧で比較しています。未経験からの副業挑戦、在宅勤務(リモートワーク)、フリーランス独立など、自由な働き方を実現。買い切り型の動画編集講座や独学のメリット・デメリットなど、動画編集学校についてわかりやすく解説します。
この記事をcoeteco.jp で読む >Vrew(ブリュー)有料版と無料版の違い
ここでは、Vrewの無料版と有料版でどのような違いがあるのか見ていきましょう。メインとなるAI動画編集機能に関しては、無料版(Freeプラン)には編集できる時間や文字数といった面で制限が設けられています。Free | Light | Standard | Business | |
---|---|---|---|---|
音声分析 | 120分 | 1200分 | 6000分 | 7200分 |
AI音声 | 1万字 | 10万字 | 50万字 | 60万字 |
翻訳 | 3万字 | 30万字 | 150万字 | 180万字 |
画像生成 | 100枚 | 1000枚 | 5000枚 | 6000枚 |
一番お手頃な有料版「Lightプラン」と比べても、無料版で使える量は10分の1。AI音声分析で字幕をつける場合、1本10分の動画だと月あたり12本しか作成することができません。
そのほか便利機能も、無料版は多々オミットされてしまっています。具体的には以下の通り。
- クラウドへのバックアップができない
- ウォーターマーク(ロゴ)が削除できない
- AI画像素材を使えない
- 高性能AIモデル「GPT-4」が使えない etc…
これらのことから、無料版でもある程度実用に足るものの「よりたくさんの動画を作成したい」「動画にウォーターマークが入るのは避けたい」といった要望がある場合には、有料版を選ぶべきだと言えるでしょう。また「Lightプラン」も一部使えない機能があるため、Vrew(ブリュー)をフル活用したいのであれば「Standardプラン」を契約しましょう。
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この記事をcoeteco.jp で読む >動画編集ソフトにVrew(ブリュー)を選択するメリット
動画編集ソフトにもさまざまな種類がありますが、その中でもVrew(ブリュー)を利用するメリットにはどのようなものがあるでしょうか。他ソフトと比較したVrew(ブリュー)の強みを見ていきましょう- AI機能で編集作業を大幅に簡略化できる
- 無料版でもひと通りの機能を使える
- 有料版の料金が安い
AI機能で編集作業を大幅に簡略化できる
Vrew(ブリュー)最大の特徴は、なんといってもそのAI機能。音声分析が優秀なため、「あー」「えーと」といった不要な部分をすぐ見つけることができたり、字幕を付けるのに文字起こしをする必要がなかったりと、とにかく動画編集の手間を削減可能です。テキストやPDFから自動で動画を作る機能すら搭載しています。「動画コンテンツの配信を始めたい」と思ってはいるものの、なかなか時間が足りなくて手が付けられていない人・編集に苦手意識を感じている人等は、Vrew(ブリュー)を使うことでその悩みを解消できることでしょう。
参考:AIで動画編集
無料版でもひと通りの機能を使える
Vrew(ブリュー)には無料で使えるFreeプランが用意されていますが、先にも解説した通り無料版でもメインとなる編集機能がほぼ全て使えるのも嬉しいポイント。目玉ともいえる「AI音声分析」機能も月120分まで無料なので、一本当たりの動画が短かったり、月に何十本も投稿する予定がなかったりする場合には十分実用的でしょう。ただし、作成した動画にウォーターマーク(ロゴ)がついてしまう等の欠点は少なからずあるため、あらかじめ利用できる機能・できない機能をよく確認しておくことをおすすめします。「とりあえず使い心地を試してみたい」という人は、公式サイトにWeb版のデモが公開されているので、そちらを活用してもいいですね。
関連サイト:Vrew|体験版
有料版の料金が安い
本格的な編集作業をしたい人は、いくら無料版が優秀だからと言ってやはり有料版の購入を検討することと思います。そんなときVrew(ブリュー)は、ほかの著名な動画編集ソフトと比べても、有料版がリーズナブルな料金で提供されているのが魅力です。以下は、Vrewとその他いくつかの動画編集ソフトについて、有料版価格をまとめたものになります。
月額料金 | |
---|---|
Vrew(ブリュー) | 867円(年額10,400円、Lightプラン) 1,583円(年額19,000円、Standardプラン) |
Adobe Premiere Pro | 3,280円(動画編集のみ) 7,780円(コンプリートプラン) |
Final Cut Pro | 45,000円 ※買い切り版のみ |
PowerDirector | 742円(年額8,900円、動画編集のみ) 1,367円(年額16,400円、フルセット) |
Filmora | 832円(年額9,979円、Windowsのみ) 915円(年額10,979円、マルチプラットフォーム) |
最安値とは言えないものの、初〜中級者を対象とする人気ソフト「PowerDirector」や「Filmora」と同程度のお手頃価格で利用可能。スタンダード的存在の「Premiere Pro」と比べるとわずか3分の1から始めることができます。
参考:プレミアプロの値段!買い切りでもある?
もちろん、各ソフト毎に備える機能や対象とするレベルは異なるため、一概に比較できるものでないことだけご注意ください。その点を考慮しても、豊富なAI機能を備えて1,000円以下から使えるVrew(ブリュー)はかなりお得と言えそうです。
この記事では、おすすめの動画編集スクールの講座内容・料金を分かりやすく一覧で比較しています。未経験からの副業挑戦、在宅勤務(リモートワーク)、フリーランス独立など、自由な働き方を実現。買い切り型の動画編集講座や独学のメリット・デメリットなど、動画編集学校についてわかりやすく解説します。
この記事をcoeteco.jp で読む >動画編集スキルアップおすすめのスクール4選
本章では、動画編集のスキルアップを目指す人におすすめの動画編集スクールを紹介します。デジハク
デジハクは、副業やフリーランスに特化した実践型カリキュラムを提供する動画編集スクールです。
ソフトの基礎的な使い方を学ぶ初級編から、高度な映像表現をマスターする中級編、WEB業界で活躍する上で必要なビジネス力やマーケティング、ディレクションなどを学べる実践編など、1STEPずつ独立に向けたスキルを学ぶことができます。
カリキュラムには学んだスキルをアウトプットできる課題も用意されており、取り組んだ課題はプロの動画編集者から添削を受けられます。プロ視点の的確な添削を受けられるため、プロの動画編集者としての視点・考え方を養うことができるでしょう。
受講後もコミュニティへの参加や面談サポートを受けられます。
将来的に独立したいと考えている人は、ぜひ受講を検討してみてはいかがでしょうか。
ヒューマンアカデミー動画クリエイター講座
ヒューマンアカデミーが提供する動画クリエイター講座は、月々3,600円から受講できるリーズナブルな価格が魅力の動画編集スクールです。
受講目的に応じて下記3種からコースを選択できるため、時間や受講費を無駄にすることなく必要知識を身に付けられるでしょう。
- 動画編集副業コース
- 動画クリエイターコース
- 動画クリエイター総合コース
また、受講に際しては、オンラインで完結できる他、全国に点在する校舎で受講することも可能です。
オンライン受講者に対してはチャットサポートにて疑問点を丁寧に解説。校舎で受講する生徒に対しては、直接指導を実施。
価格を抑えながらも大手ならではの手厚いサポートを望む人にピッタリのスクールと言えるでしょう。
MOOCRES
MOOCRESは、副業やフリーランスに特化した動画制作スクールです。
卒業生の多くが副業ながらも高収入を実現していたり、フリーランスとして独立して前職の給料以上の報酬を得たりしているとか。
受講は、対面もしくはオンラインライブ授業のいずれかを選択できますが、どちらもクラスの最大人数は6名と少人数制が採用されています。そのため、現役クリエイターからじっくり指導を受けられることが期待できるでしょう。また、MOOCRESでは、4ヶ月の受講期間中に1件の案件受注を保証しており、副業やフリーランスへの道をリアルに体験できます。副業やフリーランス活動のイメージを具体的に知れる点も魅力と言えるでしょう。
無料の個別相談会も随時開催しているため、受講を検討している人は、ぜひ無料相談会に参加してみることをおすすめします。
studio US
studio USは、未経験から始める動画制作オンラインスクールです。ソフトの使い方だけでなく、どのように動画制作を進めるか、プロの制作プロセスを細かく理解できるカリキュラムが用意されています。
900を超える動画教材を使用し、24時間自分の好きなタイミングで学習できるため、忙しい方でも無理なくスキルアップが可能。動画編集ソフトの使い方だけでなく、デザインに必要なIllustratorやPhotoshopの使い方も学べるのが魅力です。さらに、毎月新しい教材が追加されるため、最新のスキルを継続的に学習できます。
わからない点があれば、プロの講師がチャット対応で質問を常時受け付けているので、疑問をすぐに解決できます。学習中には最大50本もの動画制作に取り組むため、基礎を固めながら多くの作品を作り上げることができるでしょう。質の高いポートフォリオを簡単に作成でき、卒業後すぐに案件にチャレンジできる環境が整っているため、実績作りもスムーズです。
まとめ
当記事では、数ある動画編集ソフトの一つ「Vrew(ブリュー)」を取り上げ、そもそもの概要や料金体系、有料版・無料版の違いや独自の特長についてまで、詳細に解説してきました。昨今はAIを活用した動画編集ソフトが増えてきていますが、その中でもVrewは特にAI補助が強力。動画のトリミングや字幕作成といった作業はもちろん、一から動画を作るのだって、音声分析によってサクサクとこなせるようになるでしょう。
これだけ豊富なAI機能を備えておきながら、月額1,000円以下から始められる価格設定も魅力。これから動画編集に挑戦する初心者はもちろん、作業を効率化したいと考えている中~上級者まで、Vrew(ブリュー)は幅広くおすすめできるソフトと言えそうです。