介護福祉士資格の試験対策のおすすめ通信講座は？

介護福祉士とは

「介護福祉士」は、介護についての高い知識や技術を習得していることを証明できる国家資格です。介護系の資格の中では唯一国家資格なので、社会的信用性があります。

介護職で働く方が介護福祉士の資格を持っていると、介護分野での管理職に登用されやすく、同業種での転職時の待遇が有利になることもあるのが魅力です。現場スタッフへの教育・指導などの責任がある業務を任されることもあります。

介護職に就く方は、「介護職員初任者研修」→「介護福祉士実務者研修」を経て「介護福祉士」の資格取得を目指す方も多いと言われています。

介護職で働きながら資格取得したい方に通信講座がおすすめ

介護職で働いている方は、待遇アップや同業種での転職を有利に進めるためには「介護福祉士」の資格取得を目指すとよいでしょう。介護福祉士は介護系の唯一の国家資格なので、すぐに転職をしない方でも責任のあるポジションを任されやすくなり、介護職転職エージェントや介護職転職サイトを利用しての転職も目指せます。

介護福祉士資格は、介護現場で働きながら受験する人が多い資格です。夜勤や朝勤などのシフト勤務で通学型のスクールに通うのが難しい人には、自分のペースで学習できる通信講座がおすすめです。テキストやオンライン教材で学習できるので、家や外出先のすきま時間でも学習できるのが魅力です。

日々忙しい中でも試験対策をしたい方は、通信講座を検討してみてはいかがでしょうか。通信講座でも、わからないところの質問や受講の相談にも対応してくれるサービスもあります。
参考：介護士の資格の取り方は？学習期間の目安まで徹底解説

介護福祉士の受験資格をチェック

介護福祉士試験は誰でも受けられるわけではないので、通信講座を受講する前に自分に受験資格があるかどうか確認する必要があります。

実務経験ルートや福祉系航行ルート、養成施設ルートなどがありそれぞれ必要な要件が異なります。すでに介護職に就いている方は、実務経験の条件を満たして受験する場合が多いです。

自分が受験資格を満たしているか気になる方は、社会福祉振興・試験センターの公式HPなどで、介護福祉士国家試験の受験資格を確認しておきましょう。

介護福祉士の試験対策はいつから始めればいいの？

介護福祉士国家試験は年1回、毎年おおむね同時期の日程で行われます。2025年（第37回）の介護福祉士国家試験の日程は次のとおり。

受験申込受付期間：令和6年8月7日（水曜日）から9月6日（金曜日）
試験日（筆記）：令和7年1月26日（日曜日）

通信講座では6ヵ月の学習期間が設定されていることが多いので、受験する前年の7月～8月頃から対策を始めるとよいでしょう。もちろん試験対策が不安な方や初学者の方は、もっと前から学習を始めるのもおすすめです。1年に1度しか試験を受けられないので、早期の対策が重要になります。

参考：社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」より

介護福祉士の通信講座のおすすめ2選

ここからは、介護福祉士の資格取得対策ができる通信講座のおすすめをご紹介します。
特典や費用、受講期間、フォロー体制などが異なるので、自分に合いそうなものを選んでくださいね。

アガルートアカデミー

アガルートアカデミーの介護福祉士国家試験対策講座では、講師に直接質問できる制度や毎月1回のホームルームなど、通信講座でありながら一人で取り残されないようなフォロー制度が充実しています。

本講座では、インプット講座のテキストはたった1冊で、1冊15時間の短時間で効率よく学習できるカリキュラムが特徴です。また、受験者の多くが社会人であることから1チャプター10～30分程度で学習できるようにされているので、空き時間にも学習できます。

第37回（2024年度）合格カリキュラムの価格は、知識習得のみの「総合講義」コースは32,780円（税込）、さらに過去問解説講座や直前対策講座、質問対応サービスなども含めた「合格カリキュラム」コースは43,780円（税込）です。
また、自宅学習の期間は人にもよりますが2～6ヵ月を想定されています。

講義動画とテキストを閲覧できる無料体験もあるので、受講を迷っている方は試してみてはいかがでしょうか。また、Zoomや電話、メールで受講前の不安を解消できるオンライン受講相談も実施されていますよ。アガルートアカデミーは、受講までしっかりと吟味できる仕組みが充実しているのも魅力です。

ヒューマンアカデミー 通信講座

ヒューマンアカデミーの通信講座にも、介護福祉士試験対策ができるコースがあります。初めて試験対策をする方や介護関係の職に就いていてキャリアアップを考えている方向けの講座です。

標準学習期間6ヵ月の短期集中プログラムで、学習を進めます。在籍中は無制限に質問できるのが魅力で、わからないところを徹底的に対策可能です。

まずは、基礎知識をインプットする独自教材「合格の法則」で学習し、その次にテキストで頻出問題対策を行います。その後、本番と同じ5択式の模擬試験（全3回）で試験に向けて実力を固めていきます。また、eラーニングでの試験対策映像も提供されます。

標準学習期間は6ヵ月、在籍期間は12ヵ月で44,000円（税込）です。

介護福祉士の通信講座まとめ

介護職でのステップアップや転職のために国家資格の介護福祉士資格取得を目指すのもおすすめです。
介護福祉士資格は働きながら取得する人も多い資格ですが、しっかりと試験対策をする必要があります。
スクールに通うのが難しい方や効率の良い学習をしたい方は、通信講座を検討するのはいかがでしょうか。

通信講座によって受講期間やカリキュラム、フォロー体制が異なります。
本記事の内容を参考にして、自分の試験対策しやすそうな講座を探してください。
資格取得後には社会福祉士転職サイトを利用したキャリアアップも目指すことが可能です。