近い将来、ロボットと暮らす日がくる?今から知っておくべきこと
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ロボット暮らすとは?
ロボットの技術が進化することで、人間とロボットの距離は縮まってきています。
これから先は、今まで以上にロボットが身近な存在になっていくでしょう。一家に1台ロボットがいることが当たり前の時代がくる日もそう遠くありません。
いろいろなフィクションのおかげで、感情を持ったロボットや、人間同様に意思疎通のできるロボットを想像してしまいがちですが、今現在開発が進んでいるロボットの多くが、人間の代わりに作業してくれる機械としての存在です。そのため、人間の知能を情報化し、プログラムしておくことで、自律的に動作をしてくれます。前述の通り、ロボットには感情がないので、気持ちに左右されることも、疲れることもありません。正確に淡々と、作業を続けてくれます。
災害現場など、人が入ることのできない危険な場所であっても素材次第では働くことができます。高齢化が進んでいる日本にとって、労働力を補ってくれるロボットに期待が寄せられるのは必然ではないでしょうか。
また、自動車メーカーのトヨタでは生活支援として「パーソナルアシストロボット」の開発に力を入れています。高齢者がこのロボットと一緒に暮らすことで、重い荷物を代わりに運んでくれたり、日用品をウェブ上で買い付けたり、引き取ってくれる役割を担うのです。日常生活を自立して、心配のないよう送れるようにサポートしてくれる未来が想像できますよね。
他にも、犬を飼っている人が長時間外出する際に、ロボットが代わりに愛犬に話しかけたり、おもちゃで遊んでくれたりすれば、寂しい思いをさせずに済みます。動き回る愛犬の様子をカメラで捉えて、飼い主に伝えてくれたら安心して外出できるようになります。
これらのように、ロボットと暮らすことで「あったらいいな」という願いが少しずつ現実化していくのかもしれません。
人間社会への影響はあるの?
ロボットの進化は、人間の生活をより効率的にしてくれるメリットがありますが、その反面、人間の仕事を奪うと不安視されています。少し前から、物流や事務関連の仕事は、特にロボットが代替しやすいと予想されていました。しかし、今では、教師やサービス業などの人と接する職業さえもロボットに取って代わられるのも時間の問題であるという主張の声もあるのです。
確かに、今ある仕事をロボットが代わりに行うという視点であれば、人間の仕事に影響があるのは間違いありません。しかし、実際にロボットが普及すれば、むしろ仕事の幅は広がり、新たな種類の仕事を生み出す機会が生まれます。例えば、各企業や家庭に導入されたロボットについて意見を聞きながら改善したり、普及させたりするアドバイザーが必要です。ロボットの開発が進むことで、価値観がわからなくなり、迷いが生じる人も出てくると推測されます。機械のケアはもちろん、人間の内面的な課題を解決する人も必要となるでしょう。
決して、ロボットは人間の仕事を奪うだけではありません。昔にはなかった仕事が今はあるように、時代の流れに沿って人も仕事も技術も変化していくのは当然のことです。伝統ある良きものは残しつつ、より暮らしやすい未来に期待したいですね。
正しい知識を持って、未来に備えよう
ロボットが少しずつ普及していくことで、社会も変化していきます。今の生活や仕事に影響が出ると聞き、変化を恐れてマイナスなイメージばかり膨らんでいる人も多いのではないでしょうか。
確かに、ロボットのデメリットとして、人間が行っている今の仕事へ影響を与える可能性がある、人工知能が人間の知能を超えてしまう可能性がある、悪用される可能性がある、ことなどが挙げられます。
しかし、ロボットが一部の仕事を代わりにすることで人間の労働時間が短縮できれば、より健康的で充実した生活を送ることにつながるメリットもあります。原発事故で問題となった高濃度の放射線のある場所での作業や命に関わる高所作業をロボットが行うことで、危険な作業から人間を遠ざけてくれることを考えると、デメリットばかりではありません。
大事なことは、ロボットのメリット・デメリットを良く理解し、正しい知識を持って、未来に備えることです。新しいものを不安に思う気持ちは誰しも持っていると思いますが、憶測や、不確かな情報を鵜呑みにすることなく、しっかりと向き合っていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ロボットに仕事を奪われてしまうのではないか?と、心配するよりも、メリットは素直に喜び、デメリットを人間がフォローしていくことで、ロボットとうまく共存できる明るい社会を作っていきましょう。Amazonギフトカードプレゼント中!
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