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この記事では、SUPER DRONE CHAMPIONSHIPの大会の特長や過去の大会の様子をわかりやすく紹介します。
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPとは?
出典:facebook「SUPER DRONE CHAMPIONSHIP」子どもから大人まで参加できるのが、SUPER DRONE CHAMPIONSHIPです。参加者の年齢差は30歳ほどになるケースもあり、テクニックが優れていれば小学生でも上位に入賞できることが魅力。
なお、DRONE SPORTSが開発したレーシングドローンが、レース用の機体として採用されています。高輝度LEDが搭載されていることでドローンを識別しやすく、見た目にも美しいドローンの飛行を楽しめます。
大会は、株式会社NTTぷらら、株式会社NTTドコモ、DRONE SPORTS株式会社が主催しています。大会の様子はTVで放送され、dtvでも全世界に配信されます。
過去の大会について
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPの2020年度大会は、2020年3月31日に幕張メッセで開催されました。新型コロナウイルスが流行した影響により、大会は無観客で行われています。大会のテーマは「LIMITLESS FLIGHT(リミットレス・フライト)」で、参加者たちの無限の可能性を感じさせる大会となりました。
最先端のデジタルアートが用いられた会場は、現実と仮想が融合する世界観が演出されていました。選手のカラーとドローンの機体のカラーを統一することで、視聴者にも視覚的にわかりやすい工夫が施されています。
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPの競技内容は?
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPは、1on1の真剣勝負が醍醐味となっています。1試合は最大3ヒートとなっており、2ヒートを先取すれば勝利となります。パイロットは、First Person Viewゴーグルを着用することが特徴。ドローンの様子はゴーグルに映し出され、時速100kmを超える機体を操縦します。ドローンの臨場感がある映像を楽しみながら操縦できることで、没入感を味わえるレースとしても人気を獲得しています。
操縦スキルとして求められるのは、テクニックとスピード。対戦相手より、1秒でも早くドローンがゴールに到着すれば勝利となります。
また、SUPER DRONE CHAMPIONSHIPでは、通常のレーシングドローンよりも、1.7倍の機体サイズのドローンを操縦する必要があります。そのため、繊細な操縦技術を要するドローンレースだといえるでしょう。
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPの参加資格は?
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPは、年齢制限はありません。年齢や性別、体格なども関係なく、誰でも参加できることがドローンレースの魅力だといえるでしょう。2022年度大会について
Super Drone Championshipの2022年度大会については開催情報が更新されていないようです。例年では3月頃に大会を開催していますが、3月を過ぎた時点でも公式SNSなどで開催を予定する投稿はありません。国内にはさまざまなドローン関連大会がありますが、感染症の影響か2022年度の開催を見送った大会もあるようです。Super Drone Championshipをはじめとする今後の大会予定が発表されるのが待ち遠しいですね。
直近の大会はどのような形式で行われた?
直近の大会は、2021年3月16日に幕張メッセで開催された2021年度大会です。レースコースの難易度が上がったことで、世界中から注目を集めました。コース内のdtvタワーは2つに増設され、急上昇と急下降を繰り返す必要があります。会場内は、「惑星間飛行」がテーマとなっており、近未来感を演出。宇宙空間のような会場の中で、光り輝くドローンが縦横無尽に飛行します。
予選を勝ち抜いた8人は、決勝大会でドローンの操縦スキルを競い合いました。レース内では、機体同士が接触してクラッシュするなど、手に汗握る展開が繰り広げられました。大会の様子は、YouTubeチャンネルの「テレビ東京スポーツ」で公開されています。
大会の結果は、以下の通りです。
賞 | 所属 | 選手名 |
優勝 | JAPRADAR | 上関風雅選手 |
2位 | 小松良誠選手 | |
3位 | 小塚研采選手 | |
3位 | 高梨智樹選手 | |
5位 | Saqoosha選手 | |
5位 | 齋藤三佳選手 | |
5位 | 山田開人選手 | |
5位 | 鈴木匠選手 |
なお、優勝した上関風雅選手は、以下のようにコメントしています。
去年の大会では、初代チャンピオンの鈴木匠選手と対戦して負けてしまったのがとてもくやしかったので今回はレースで全力を出したいと思って参加しました。だから今回優勝できてすごくうれしいです。対戦中はいつも通りの飛びができるように「リラックス、リラックス」と自分に言い聞かせていたことがよかったのかなと思います。引用:JAPRADAR
プロのドローンチームに所属している選手も参加しているのが、SUPER DRONE CHAMPIONSHIPの特長。日本国内でもトップレベルのドローンの操縦スキルを体感できることも、大会の魅力の1つです。
また、大会のゲストには、乃木坂46の金川紗耶さんと田村真佑さんが招かれました。大会の様子だけではなく、選手とゲストの座談会もアプリ配信されています。SUPER DRONE CHAMPIONSHIPへの出場を検討している場合には、アプリ配信された映像などもチェックしておきたいですね。
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPの公式サイト
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPの情報はFacebookまたはTwitterで確認することができます。さらに2021年度大会の様子はYouTubeチャンネル「テレビ東京スポーツ」で視聴することもできるので、気になる場合はぜひチェックしてみてください。エンターテイメント性を感じさせるSUPER DRONE CHAMPIONSHIPならではの演出も見どころです。
まとめ
SUPER DRONE CHAMPIONSHIPは、国内でも最大級といえるドローンレースです。プロのドローンチームの選手も参加しており、高いレベルのドローンレースが繰り広げられることが特徴です。ドローン初心者の場合には、プロの操縦技術をみることで勉強になるケースもあるでしょう。ドローンの操縦に興味がある場合には、スキルを積んで大会への参加を検討したいですね。