今回は、Webデザインの習得にかかる勉強期間について、詳しく解説します。独学でWebデザイナーを目指すメリット・デメリットまで解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
独学でWebデザイナーになるのは無理?
独学でWebデザイナーになることは可能です。ただし、Webデザインに必要なデザインツールの操作やコーディングは、期間を空けるとすぐに忘れてしまいます。1ヶ月に最低40時間以上の勉強時間を確保しなければなりません。また、独学の場合は自分でモチベーションを維持する必要があります。地道に努力することが苦手だと、独学でWebデザイナーになることは厳しいといえるでしょう。
Webデザインの基礎を習得する場合の目安期間は半年~1年
Webデザインを習得する場合は、半年~1年が目安の期間です。むしろ期間が長すぎるとモチベーションの維持が難しく、挫折してしまう可能性があります。まずは半年を目安にして、Webデザインの勉強をはじめましょう。はじめの3ヶ月間はデザインツールの使い方やコーディングの基礎を覚えます。その後の3ヶ月間はポートフォリオを制作する期間にしましょう。おおまかに勉強内容を決めることで、計画的にWebデザインを学ぶことが可能です。
スクールに通う場合は2~3ヶ月が目安期間
独学が不安な場合は、Webデザインスクールに通う方法があります。考え抜かれたカリキュラムでプロの講師が教えるため、独学よりも早くWebデザインのスキルが習得可能です。Webデザインスクールの多くは、初心者向けのカリキュラムを実施しています。はじめてで不安な場合でも、基礎から正しい順序で教えてもらうことが可能です。わからないところは講師にすぐ質問でき、独学でつまずきがちな部分をサポートしてもらえます。
Webデザイナーを独学で目指すメリット
Webデザインを学ぶ方法は、独学かスクールに通って学ぶかの2択です。スクールに通うと高額な受講料がかかるので、なるべく費用を抑えたい方は独学をおすすめします。以下では、独学でWebデザイナーを目指すメリットを紹介します。費用を抑えてWebデザインを学べる
独学でWebデザインを習得する場合は、デザインツールや書籍、学習サービスなどにお金がかかります。スクールに通うとなると、最低でも数十万円の受講料を払わなければなりません。スクールはプロの講師に教えてもらえる、人脈が広がるなどのメリットはあるものの、独学のほうが大幅に費用を抑えられます。YouTubeやブログでWebデザインの学習方法を無料で公開しているサービスもあるので、上手に活用しましょう。
勉強する習慣が身につく
Web業界は成長が早いため、Webデザイナー職に就いたあとも勉強し続けなければなりません。独学期間でモチベーションを維持しながら学習し続ける力を養えば、Webデザイナーになってからも活躍が期待できます。忙しい社会人が毎日勉強し続けるのは難しいことです。そのなかで毎日勉強する習慣が身につけば、自分の自信にもつながるでしょう。
自分のペースで勉強できる
独学の場合は授業や課題がないため、自分のペースで学べます。時間や場所にしばられることなく、自分の課題に注力することが可能です。ただし自己管理をしっかりしないと、Webデザインのスキルを習得するまでの期間が長くなります。独学期間が長すぎると挫折しやすくなるので、しっかりと計画を立てて学習しましょう。
自分で調べる習慣が身につく
独学の場合は、わからないところがあってもすぐに質問できる講師がいません。そのため、自分で調べて解決する必要があります。自分で調べる習慣は、就職や独立したあとも役立つスキルです。もちろん人に頼ることも大切ですが、「まず自分で調べてみる」というマインドをもっていることで、どんな職場でも重宝されるでしょう。
Webデザイナーを独学で目指すデメリット
独学は費用を抑えてWebデザインを勉強できる方法ですが、デメリットもあります。デメリットを把握したうえで、独学かスクールに通うかを選択しましょう。挫折しやすい
Webデザインのスキルは期間を空けると忘れてしまうものが多く、毎日地道に勉強し続ける必要があります。せっかく学習した内容でも、勉強する習慣が身についていなければまた一からです。独学の場合はモチベーションを維持しづらく、挫折しやすい環境にあります。また、独学だとわからないところは自分で調べて解決しなければなりません。なかなか解決できず、Webデザイナーになるための勉強に嫌気がさす場合があります。心を折らずに学習し続ける精神をもっていないと、独学でWebデザイナーを目指すことは難しいでしょう。
習得までに時間がかかる
独学は自分で学習方法を探りながら進めていくため、習得までに時間がかかります。つまずいたときも自分ですべて解決しなければなりません。スクールの場合は正しいカリキュラムが用意されているので、遠回りをせず最短でWebデザインの習得できます。独学は自分でやり抜く力はつきますが、時間がかかってしまうことがデメリットです。
本当にWebデザイナーになれるのかゴールが見えない
独学では評価してくれる人がいないため、Webデザイナーとして仕事ができるスキルがあるのかを判断できません。今の学習方法は正しいのか、実務で通用するのかとゴールが見えないまま、不安にかられることがあるでしょう。ひとりで黙々と勉強していては、新しい情報が入ってきません。SNSなどのコミュニティを通じて、自分のスキルを客観的に判断することをおすすめします。
Webデザインスキルが身につくおすすめスクール
DMM WEBCAMP Webデザインコース
DMM WEBCAMP Webデザインコースは、デザインやコーディングといったWebデザイナーのスキルはもちろんSEO対策などの周辺知識まで習得できるスクールです。期間は最短8週間で完全オンラインなので、仕事と両立しながら学習したい方や早速副業から始めたい方におすすめです。
学べるカリキュラムはデザインの基礎知識やWebサイト設計、コーディングや広告グラフィック制作までさまざま。サイト設計から運営までを体験しながら学べるので、転職や副業後もクライアントとのコミュニケーションが円滑に進むでしょう。
講師は現役デザイナーで、マンツーマン面談や24時間利用可能な質問サービス、無制限のレビューといった手厚いサポートも魅力的。DMM WEBCAMPでは予見・進行・自己内省のサイクルを重視しており、独学で挫折してしまったという人でも、自律的な学習の姿勢を養うことができるでしょう。
Find me! (ファインドミー!)
Find me! は、完全未経験者向けに設計されたカリキュラムを提供する、女性専用のWebデザインスクールです。
完全オンラインの動画視聴型の講座ですが、24時間いつでも質問できるため、分からないことがあって挫折してしまうようなことも起こらないでしょう。
さらに多くのWebデザインスクール卒業生が直面する案件獲得・就職の壁も、Find me!であれば手厚い就職サポート・案件保証が提供されているため、卒業後は学んだスキルを活かせる場にすぐ身を置くことができるでしょう。
卒業生の多くは、キャリアチェンジを叶えたりフリーランスとして独立したりと自分の理想のキャリア・働き方を手にしています。
一生涯使えるスキルを身に付け、自分らしく輝きながら働きたいと考える人は、ぜひ受講を検討してみてください。
CodeCamp(コードキャンプ)Webデザインコース
CodeCamp(コードキャンプ)Webデザインコースでは、必須ツールといわれるAdobe PhotoshopやAdobe Illustratorを習得。最終的にはポートフォリオサイトの作成方法を学びます。期間は最短2か月で、レッスンは7時~23時まで開講。自分のペースに合わせて期間を延長したり講師を選んだりすることができるので、お好みのスタイルで学習したい人にもおすすめです。
同じくCodeCamp(コードキャンプ)のWebデザイン副業コースでは、実際にクラウドソーシングに登録して副業案件に挑戦することも可能です。一人で案件に着手するのが不安という方は、副業コースを選択するのも良いでしょう。
デジタルハリウッド STUDIO by LIG
Web制作会社LIGが運営するデジタルハリウッド STUDIO by LIGは、6か月で未経験からプロWebデザイナーを目指せるスクール。Webデザイン専攻では、Adobeツールの使い方やコーディング、Webマーケティングやディレクションなど、制作会社ならではの体系的な実践スキルを習得。動画授業や生配信授業、現役デザイナーの個別指導を通してデザイナーとしての思考力やコミュニケーション能力を磨くこともできるでしょう。
カリキュラムの流れとしては、1~4か月目まではインプットに注力、5、6か月目はアウトプットに専念。最終的に、卒業制作としてWebサイト制作の一連の流れを全て経験します。Webサイト制作後の実績についてもアドバイスしてもらうことができ、そのままポートフォリオとして使用できるのも嬉しいポイントです。
まとめ
独学でWebデザインのスキルを習得する目安期間は、半年~1年です。仕事をしながらの学習の場合だと、1年以上時間がかかるでしょう。独学はスクールに通うことに比べて、費用を抑えてスキルを習得できます。メリットは多いものの、「挫折しやすい」「時間がかかる」などのデメリットも頭に入れておくことが大切です。
先が見えないまま独学を続けるのは、精神的につらくなってしまいます。しっかりと計画を立てて、Webデザイナーを目指しましょう。