塾に行かない方がいい理由4つ｜塾は無駄？

ここでは、塾に行かない方がいい理由を4つご紹介します。もし塾に通う場合でも、塾に行かない方がいい理由を把握したうえで通うと、ギャップが少なく済むでしょう。

成績は必ずしも上がらない

塾に通う目的のほとんどが、成績を上げることでしょう。しかし、塾に行けば成績が上がるわけではありません。成績を上げるためには、あなたのお子さんの努力が必要不可欠です。

授業料が無駄になる可能性がある

塾は、高額な授業料がかかるケースがほとんどです。夏季講習や冬期講習の受講費用など、月謝以外にもさまざまな費用が必要になります。高額の授業料を払ったにもかかわらず、子どもの成績が伸びない場合、授業料が無駄だと感じてしまうでしょう。

人間関係が負担になるかもしれない

学習塾に通うとなると、少なくとも講師・スタッフ・他の生徒と新たに関わりを持つことになります。人と関わるのが好きなお子さんなら問題ありませんが、学校の人間関係に疲れてたり悩んでいたりするお子さんの場合、学習塾ので新たに人間関係を築くのは負担でしょう。学習塾の人間関係が原因で、塾自体がいやになってしまう可能性もあります。

授業レベルが低いもしくは高い

お子さんの実力に比べて塾の授業レベルが低いもしくは高い場合、塾に行かない方がいいかもしれません。塾の授業レベルがお子さんの実力に合っていないと、いくら学んでも簡単すぎもしくは難しすぎて成績アップに結びつかないでしょう。

塾に向かない子どもの特徴

塾に向かない子どもの特徴は、以下の通りです。

• 受験する予定がない
• 一人でもコツコツ学習を継続できる
• 人と関わるのが苦手

上で挙げた特徴は、あくまでも通学型の学習塾のみに当てはまるものです。「特徴が当てはまるけど、塾で学びたい」と考えているのであれば、オンライン塾を検討してみるといいかもしれません。

受験する予定がない

中学・高校・大学を受験する予定がない場合、塾通いに向いていないかもしれません。学校の授業についていくだけならば、普段の授業の予習・復習をするなど、独学でも十分でしょう。

一人でもコツコツ学習を継続できる

一人でコツコツ学習ができるお子さんの場合、わざわざ高い授業料を払って塾に行かずとも、教材を揃えて自宅で学習する方法もあります。もし一人でもモチベーションを下げずに学習を継続できる子であれば、塾は向いていないかもしれません。

人と関わるのが苦手

人と関わるのが苦手なお子さんの場合、塾での人間関係を負担に感じてしまう可能性があります。塾は、同世代の子が大勢通う場所なので、ある程度人と関わるのが苦にならないお子さんでないと、人間関係でストレスを溜めに行くようなものかもしれません。
参考：集団塾に向かない子

忙しい

お子さんが部活や他の習い事で忙しい場合、学習塾に通う時間の確保が難しく、確保できたとしても負担になる可能性が高いでしょう。親が仕事などで忙しい場合も、塾の送り迎えが負担になってしまうことが考えられます。

 中学受験の情報ポータルサイト「かしこい塾の使い方」の調査では、中学受験を目指す子の半数以上が、平均(平日) で「3時間以上」塾にいると答えました。塾に行くことを検討しているのであれば、平日3時間以上通うことを想定したうえで、実現可能か考えてみるといいでしょう。

参考：リセマム「中学受験性の半数が「塾にいる時間は平日3時間以上」

そもそも塾の必要性とは？

塾に行かない方がいい理由と塾に向かない子どもの特徴について述べましたが、必要性を感じているのであれば、塾を検討してみることをおすすめします。多少の負担があるとしても、それ以上に得られるメリットがあるのならば、塾通いを検討した方がいいでしょう。ここでは、塾の必要性について解説します。
塾が必要とされる理由は、主に以下の4つ。

• 最新の受験情報をもとに対策ができる
• 勉強の習慣が身につく
• 成績アップが期待できる
• 子どもが自主的に学ぶようになる

塾に通っていれば、自分で調べずとも、最新の受験情報を入手できます。受験情報が間違っていると、対策や勉強が無駄になる可能性があるため、最新の情報を入手しておくことが大切です。塾に通うことで、勉強する機会が増え、勉強の習慣が身につき、自然と勉強時間が増えることが期待できます。勉強時間を増やせば必ず成績が上がるわけではありませんが、勉強しないよりはした方が成績がアップする確率が高いでしょう。勉強する機会や場所が用意されていることは、子どもが自主的に学びたいときにも役立ちます。
参考：中学受験対策おすすめ塾
参考：高校受験対策おすすめ塾
参考：大学受験対策おすすめ塾

オンライン塾という選択肢も

「成績を上げたい」「受験対策をしたい」のに「塾に通う時間が無い」「塾の高い費用が気になる」などと悩んでいる方には、オンライン塾という選択肢もあります。
オンライン塾のメリットは、以下の通りです。

• 対面指導の塾よりも一般的に学費が安い
• オンラインで完結するので通塾の負担がない
• 地域に関係なく全国から自分に合った塾や先生を選べる
• 対面指導の塾よりも人間関係に悩まされることが少ない

塾に行かない方がいい理由で「人間関係が負担になる」や「授業レベルが低いもしくは高い」ことを挙げましたが、オンライン塾ならば、その心配はありません。対面指導の塾よりも学費が安いことが多いため、「授業費用を無駄にしたくない」と考える方にもおすすめです。授業時間を選べるので、忙しいお子さんでも無理なく学習を継続できます。送り迎えが必要ないため、親御さんが忙しくても問題ありません。

対面指導の塾にもオンライン塾にも、それぞれメリットとデメリットがあります。お子さんや家庭の状況を考え、合う方を選択するといいでしょう。また、タブレット学習や通信教育という選択肢もあります。併用すれば、それぞれのデメリットを補い合い、より学習に集中できるでしょう。どちらかをメインにして、どちらかをサブ的な役割で活用することも可能です。

おすすめの塾4選

塾は勉強の習慣づけや成績アップに役立ちます。ただしたくさんある塾から、どこを選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。ここでは塾を選ぶときの参考になるよう、おすすめの塾を紹介します。

家庭教師の銀河

家庭教師の銀河は自立を目指す指導が特徴。勉強をやらされるものから、自分から取り組むものへと変えていく指導で、自立を促します。主体的な学習を繰り返すことで、分かったつもりで終わらさず、確実にできるようになっていきます。

講師紹介料、講師交代費、年会費が全て0円と負担がかからないのもポイント。小中学生は1コマ30分1,375円、高校生は1コマ30分1,815円と、リーズナブルな価格で受講できます。

加えて兄弟姉妹の同時指導は無料です。例えば小学生の兄弟姉妹が週に1回2コマずつ受講したとしても、かかる費用は月11,000円です。

トライ

オンラインで双方向の授業を受けられるのがトライの特徴です。コミュニケーションを取りながら進む授業のため、集中力が途切れることがありません。授業の内容を生徒が自分の言葉で説明できるようになるまで指導するスタイルで、理解度や定着度の向上が期待できます。

加えて生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムで授業が進むため、目的に合わせて効率的な実力アップを目指せる内容です。

無料で使えるオプションサービスも充実しています。オンライン映像授業6,000本が0円で見放題の「Try IT」や、自主学習に活用できる「トライ式AI教材」で、授業以外の学習習慣も身につけやすいでしょう。

そら塾

先生1人に生徒2人までの個別指導を行うそら塾は、リーズナブルな価格で受講できるのが特徴。例えば小学3～6年生であれば月5,400円から受講可能です。

個別指導の授業以外にも、成績アップの仕組みがあります。定期テスト対策に役立つ教科書準拠のオリジナル教材と見放題の解説動画は、実際に「点数UPにつながった」という生徒がいますし、他の生徒と勉強に取り組めるオンライン自習室も「やる気の向上につながる」と好評です。

先生への満足度が高いのも特徴。有名大学在籍の先生が中心で分からないことを質問しやすく、理解力アップにつながります。

東進衛星予備校

実績を重視して塾を選ぶのであれば、東進衛星予備校がおすすめです。日本一の現役合格実績があり、のべ100万人を超える指導経験とビッグデータの分析をもとに、第一志望校合格をサポートしています。

指導力の高さも強みの1つ。日本中から選りすぐられた精鋭の講師陣が、楽しく分かりやすい授業を提供しています。生徒の履歴をすべてシステムと連携させており、指導力は日々アップデート中です。同塾が保有するビッグデータと最新のAIを融合させるという、日本初の学習システムも考案。学習課題や取り組むべき優先度をAIがはっきりさせてくれるため、効率よく学習できます。

東進衛星予備校はこちら

塾に行かない方がいい理由まとめ

塾に行かない方がいい理由や、塾に向かない子どもの特徴、塾の必要性などを解説しました。「塾の必要性は感じているけどデメリットが気になる」という方は、対面の塾にこだわらなくても、オンライン塾という選択肢もあります。無理して通い始めても続かないため、お子さんや家庭に合った方法を選ぶといいでしょう。対面の塾とオンライン塾のデメリットを補いたいのならば、併用する方法もおすすめです。