Webデザインとプログラミング始めるならどっち?需要・将来性から比較

Webデザインとプログラミング始めるならどっち?需要・将来性から比較
Web・IT系職種の中でもひと際高い人気を誇る「Webデザイン(Webデザイナー)」と「プログラミング(プログラマー)」。やはり両方を学ぶのは習得コスト的にも厳しいものがあるため「とりあえず一つを選ぶとしたらどっちがいいんだろう」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

この記事では、Webデザインとプログラミングのそもそもの違いに触れつつ「今から学ぶならどっち?」という疑問に対して需要と将来性をもとに解説していきます。それぞれの年収相場も紹介しているので、Webデザイナーとプログラマーで迷っている人は必見です。

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Webデザインとプログラミングの違いとは?

Webデザインとプログラミングは同じWeb・IT系に分類される職種で、ともすれば混同されてしまいがち。しかし以下に示す通り、両者の仕事内容は似ているようで明確な違いがあります。


仕事内容 担当する部分 必要なスキル
Webデザイン(Webデザイナー) Webサイトにおけるデザイン部分(ユーザ―の目に触れる部分)を制作する Webコンテンツの外面 ・デザイン知識
・色彩感覚
・グラフィックツール(Photoshop、Illustratorなど)
プログラミング(プログラマー) Webサイト・Webアプリを動作させるためのシステム部分を制作する Webコンテンツの内面 ・プログラミング言語(Java、Python、C#など)
・デバック能力

Webデザイナーはサイトの外観を構築するのが主な仕事内容である一方、プログラマーはそのサイト・アプリが機能するようにシステムを組み込む役割を担っています。このように「Webコンテンツを作成する」という目的は同じであれど、取り組むべきことは外面・内面としっかり分担されているのです。

Webデザインの現場においても「HTML/CSS」「JavaScript」といった言語が用いられることはありますが、いずれもデザイン作成を行うためのものであり、プログラマーとは異なります。まずはこれら両者の違いを理解し、現在のスキルセットと合わせてどちらの職種が自分に合っていそうかを検討してみましょう。

Webデザインとプログラミング学ぶならどっち?需要と将来性

クリエイティブ職においてWebデザインとプログラミングはどちらも高い人気があり、副業をはじめ多くの人が取り組んでいます。これから始めるとしたら、どっちを選んだ方が将来性が高く安定して働いていけるのでしょうか。

あらゆるフリーランス向け案件を総合的にまとめている「フリーランススタート」で両者の求人数を確認してみたところ、需要という面では現状プログラミング(プログラマー)の方が高いことが分かりました。

職種 案件・求人数(2024年4月現在)
Webデザイナー 2,366件
プログラマー 6,762件
参照:フリーランススタート

経済産業省の調査においても、プログラマー含むIT人材の確保は急務だと言われている状況。2030年までに約80万人規模で不足すると危惧されています。昨今はAIをはじめさまざまな先端スキルの活用が進んでいますが、その発展にはIT人材が必要不可欠。需要や将来性という面で考えるのであれば、プログラミングを選べばまず間違いはないでしょう。

もちろんWebデザインの将来性が低いかと言われたら決してそんなことはありません。EC市場規模は毎年右肩上がりで成長しており、それに伴ってWebサイトを構築するWebデザイナーの必要性も日を追うごとに増しています。Webデザインとプログラミングの必要性は今後さらに高まってくると考えられるので、自身の適性等から選択してみるといいかと思います。

未経験の方はプログラミングスクールWebデザインスクールでの学習がおすすめです。

Webデザインとプログラミングのどっちが向いている?特徴を解説

ここでは、Webデザインとプログラミングにそれぞれ向いている人の特徴を見ていきましょう。

Webデザインが向いている人の特徴

Webデザインが向いている人は、創造力と美的感覚が豊かな人です。視覚的な要素を通じてユーザーにメッセージを伝えることが重要で、色彩理論やタイポグラフィ、レイアウトの知識などが求められます。

また細部に注意を払うことができる人も、Webデザインに向いています。デザインの微細な部分が全体の印象に大きな影響を与えるため、細かく調整できることが重要です。たとえばフォントの選択や文字間のスペース、色の微妙な違いなど、感覚に基づいて細部にこだわることで、ユーザーにとって見やすく、使いやすいデザインが実現するでしょう。

さらに、ユーザーの視点を理解し、そのニーズに応えるデザインを工夫する能力も重要です。ユーザビリティを考慮したデザインはユーザーの満足度を高めるだけでなく、サイトのコンバージョンにも直結します。

プログラミングが向いている人の特徴

プログラミングが向いている人は、論理的思考力と問題解決能力が高い人です。コードを通じてクライアントの要件に沿ったアプリケーションやサービスを開発するため、論理的に現状を分析し、問題を解決する能力が求められます。複雑な問題を整理し、システマティックに解決策を見つける力が必要です。

またプログラムのバグを見つけて修正する過程は時に非常に時間がかかるため、忍耐力や自制力も求められます。バグの原因を特定し修正するための根気強さや、一度に多くの情報を処理し、矛盾点やミスを見つけるための集中力も大切です。

さらに、プログラミングは新しい技術やフレームワークが次々と登場するため、最新の情報をキャッチアップし続ける姿勢が求められます。技術的な進歩に対応できる柔軟性と学習意欲がある人は、プログラミングの分野で成功しやすいでしょう。

Webデザイナーとプログラマーの年収・収入事情

ここでは、Webデザイナーとプログラマーの年収について見ていきましょう。厚生労働省の職業情報サイト「jobtag」と、先ほども登場したフリーランス向け案件サイト「フリーランススタート」の2つを参考に、会社員・フリーランスの両方の観点から探っていきます。

  • Webデザイナーの年収相場
  • プログラマーの年収相場

Webデザイナーの年収相場

Webデザイナーの年収相場を調べたところ、会社員Webデザイナーで約480万円、フリーランスWebデザイナーで約600〜700万円という結果になりました。


会社員 フリーランス
平均月額相場 25.4万円 51.9万円
平均年収相場 480.6万円 600~700万円
参照①:厚生労働省|jobtag|Webデザイナー
参照②:フリーランススタート|Webデザイナーのフリーランス求人・案件一覧

国税庁の調査によれば、令和4年度の日本国内の平均年収は458万円です。これを踏まえると、会社員Webデザイナーの年収は一般的な数値と言えるでしょう。フリーランスWebデザイナーであれば、案件により浮き沈みはあれど、平均年収を大きく上回る収入が期待できそうです。
参考:Webデザイナーの年収

プログラマーの年収相場

続いてプログラマーの年収相場を調べてみましたが、会社員プログラマーは約550万円、フリーランスプログラマーは約700〜800万円となっていました。


会社員 フリーランス
平均月額相場 32.8万円 57.3万円
平均年収相場 550.2万円 700~800万円
参照①:厚生労働省|jobtag|プログラマー
参照②:フリーランススタート|プログラマーのフリーランス求人・案件一覧

先述したように国としてIT人材の確保に尽力していることもあり、プログラマーは全体的に収入相場も高めになっていることが分かります。会社員プログラマーでも日本の平均年収を大きく上回る年収を得ていることからも、プログラマーの需要の高さがうかがえるでしょう。単純に平均年収で考えた場合には、Webデザイナーよりもプログラマーの方が高収入を期待できると言えそうです。
参考:エンジニア年収

Webデザイナーとプログラマーはどっちの難易度が高い?

Webデザイナーとプログラマーの難易度を比較すると、一般的にはプログラマーの方が難易度が高いといえます。Webデザイナーはデザインセンスや基本的なコーディングスキルがあれば比較的早く実務に入ることができますが、プログラマーはより幅広い技術の習得と、それを実務で応用する力が求められるためです。

Webデザイナーは、PhotoshopやIllustratorといったデザインツールの使用方法や、HTML、CSS、JavaScriptなどの基本的なフロントエンド技術を習得すれば、Webデザインの仕事を開始することが可能です。

しかしプログラマーは、Webデザイナーが扱うフロントエンド技術に加え、バックエンドの技術、MySQL、PostgreSQLなどのデータベース管理の知識、PHP、Ruby、Python、Javaなどのサーバーサイドのプログラミング言語なども必要になることがあります。さらに、セキュリティやパフォーマンスの最適化、システム設計など、幅広い知識が求められます。

このようにプログラマーは、より広範な技術と知識を習得し、それを実務で効果的に応用する能力が求められるため、Webデザイナーよりも難易度が高いといえるのです。

Webデザイナーになるためにはプログラミングも必要?

ここまで「Webデザインとプログラミングのどっちを選ぶか」という観点で説明してきましたが、Webデザイナーとして働くうえでもプログラミングは必要になるのが実情です。その大きな理由としては、主に以下2点が挙げられます。

  • Webサイト設計においては「HTML/CSS」「JavaScript」を利用する必要があること
  • デザイナーがプログラミングを理解しているとプログラマーとの連携が測りやすくなること

どんな案件でも自分ひとりで仕事が完結するということはなく、基本的にはチームを組んで協力し合いながら取り組んでいくことがほとんど。その中で、Webデザイナーとプログラマーが協同することも当然あります。ここのコミュニケーションが上手く図れると、プロジェクトがより効率的に進むことはもちろん、成果物のクオリティ向上にも繋がってくるでしょう。

このような理由から、プログラミング知識を有したWebデザイナーは需要が高く、現場で重宝される傾向にあります。就・転職がしやすくなったり、フリーランスとして案件を獲得しやすくなったりするため、出来る限り「HTML・CSS・JavaScript・PHP」の4言語程度は習得しておきたいところです。

Webデザイナーがプログラミングを学習する方法

ここでは、Webデザイナーがプログラミングを学習する方法について詳しく見ていきましょう。

参考書や学習サイトで独学で学ぶ

Webデザイナーがプログラミングを独学で学ぶ方法として、参考書や学習サイトの活用が挙げられます。

参考書は自分のペースで学習を進められるため、初心者でも学びやすいのが特徴です。基礎から応用まで体系的に学べる参考書を使うことで、確実にスキルを身につけることができます。

また学習サイトは、動画やインタラクティブなコンテンツを通じて、より実践的なスキルを身につけられます。コードを書いて実際に動かすことで理解を深められ、動画チュートリアルを通じて視覚的に学べぶことで難しい概念も直感的に理解できるでしょう。

一方で、独学は自分で学習のスケジュールを立てる必要があるため、モチベーションを維持するのが難しいという問題もあります。疑問点をすぐに解決できる環境がないため、理解が進まない場合もあるでしょう。この問題を解決するためには、勉強会や学習コミュニティに参加したり、オンラインフォーラムで質問したりするなどの工夫が必要です。

プログラミングスクールを活用する

プログラミングスクールを活用することは、Webデザイナーが効率的にプログラミングスキルを習得するための有力な方法です。現役のプロフェッショナルから直接指導を受けることで、実践的なスキルを短期間で習得できるだけでなく、最新の技術や業界のトレンドを学ぶことで、即戦力人材としてスキルを磨くことができます。

またスクールでは質問や相談がしやすい環境が整っており、独学では解決しにくい問題も迅速に解決できるのもメリット。プログラムのバグや設計の問題など、独学ではつまずきやすいポイントをサポートしてもらえるため、学習効率が格段に向上します。また講師や仲間とコミュニケーションを取りながら学べる環境は、学習のモチベーション維持にも繋がります。

さらに、プログラミングスクールでは就職支援やキャリアサポートが充実しているため、学習後のキャリアパスを明確化できます。ポートフォリオの作成や面接対策、企業とのマッチング支援などによって転職活動を強力にサポートしてくれるので、スクールで学んだスキルを実際の仕事に活かしたキャリアをスタートできるでしょう。

Webデザインとプログラミングを学習してキャリアの幅を広げよう

当記事では、Webデザインやプログラミングに挑戦しようと考えている人の「これから始めるならどっち?」という疑問を解消するために、両者の違いや需要・将来性、さらには気になる年収相場についてまで詳細に解説してきました。

2職種ともWeb・IT界隈で人気が高まっていることからもわかる通り、どちらも需要や将来性については全く申し分ないでしょう。多くの人たちがWebを利用している以上Webデザイナーの仕事は尽きませんし、IT技術が日進月歩で発展している今、プログラマーも必要不可欠です。

どちらも高い専門性が求められるため一筋縄でいかないことは確かですが、クリエイティブ職に興味を持っているのであれば挑戦してみて損はないでしょう。自身のこれまでの経歴や、考えている今後のキャリアパス等を踏まえて「やってみたい!」と強く感じる方にぜひ取り組んでみてください。

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