未経験からグラフィックデザイナーは厳しい?なるにはどう行動すべきかを解説

未経験からグラフィックデザイナーは厳しい?なるにはどう行動すべきかを解説
クリエイター職の中でも花形的な存在である「デザイナー」。その内、出版物や広告のデザインを担当する「グラフィックデザイナー」は特に人気の高い職種として知られています。しかし「未経験では厳しい」「やめとけ」といった声が少なからず見受けられることもあり、挑戦しようか決めあぐねてしまっている人も多いのではないでしょうか。

この記事では「未経験からグラフィックデザイナーは厳しい」と言われている理由とその真偽を解説しつつ、実際に未経験から目指す場合の具体的な方法について、徹底解説していきます。グラフィックデザイナーとして就職を成功させたい人は必見です。

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未経験からグラフィックデザイナーは実際厳しい?

結論、未経験からでもグラフィックデザイナーになることは決して不可能ではありません。カカクコムの求人検索エンジン「求人ボックス」を見ても、グラフィックデザイナーを対象とする全求人のうち、6~7割程度にあたる約17,000件は未経験OK求人であることが確認できています。


引用:求人ボックス|グラフィックデザイナー 未経験(2024年6月現在)


一方で、未経験者が誰でも簡単になれるかと言われたら、当然そんなことはないのが事実。特に昨今はWeb媒体の台頭に伴い、実物のデザインを担当するグラフィックデザイナーの需要は低迷状態にあります。厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると有効求人倍率も0.18と非常に低いことから、スキルのある人でも厳しい状態になっていると言えるでしょう。


引用:職業情報提供サイトjobtag|グラフィックデザイナー


ライバルが多いことも想定されますので、他者と差別化を図れるようなスキル・実績等を身につけておかなければ、未経験からグラフィックデザイナーになることはなかなか難しいでしょう。弛まぬ努力が欠かせないことは十分留意するべきです。

関連記事:グラフィックデザイナーはやめとけ?理由と向いていない人の特徴を解説

未経験からグラフィックデザイナーになるには?具体的な方法を解説

ここからは、未経験からグラフィックデザイナーを目指すための具体的な方法をご紹介していきます。「何からやればいいの?」と悩んでいる人は、ぜひこの項を参考にしてみてください。

  • 1.デザインや各種ツールに関する知識・スキルを身につける
  • 2.作品作りに注力しポートフォリオを充実させる
  • 3.未経験OKの求人を中心に応募する
  • その他)新卒採用枠を狙う

1.デザインや各種ツールに関する知識・スキルを身につける

まずは、デザイン業務をするうえで必要となる知識やスキルの習得に努めることから始めましょう。未経験からでもグラフィックデザイナーは目指せるものの、さすがにゼロの状態で参入することは厳しいからです。

以下に、身につけておきたいスキルの例をまとめました。

  • デザインツールの操作方法(Adobe Photoshop、Illustratorなど)
  • 魅力的な配色やレイアウトの考え方
  • デザインの4大原則(近接、整列、強弱、反復) etc…

あくまで一例にはなりますが、Adobeツールの取扱いやデザインの基礎知識については最低限勉強しておくことをおすすめします。どんな現場でも活きる土台となる部分ですので、ここができるかどうかは重要なポイント。学習に際しては、独学で取り組むなら「書籍」、最短で成長したいなら「スクール」を選ぶといいでしょう。

関連記事:Webデザイン本おすすめ14選!独学で学ぼうとしている初心者向けに解説

2.作品作りに注力しポートフォリオを充実させる

デザインについてある程度理解が進んだら、身につけたスキルを活かしてどんどん作品づくりに取り組んでいきます。グラフィックデザイナーのようなクリエイター業は、経歴よりも実績を重視される場合がほとんど。自分で作った作品があるかどうかは非常に重要です。実際に作ってみることで分かることも多々あるので、なるべく早く制作活動に移るといいでしょう。

なお出来上がった作品は、アピール材料として提示しやすいように「ポートフォリオ」として一つにまとめておくのを忘れないようにしてください。一度作っておけば「どのくらいのスキルを持っているのか」「どんな作品が作れるのか」といったことを一発で伝えることができます。既存のポートフォリオサービスを利用するのはもちろん、自分で専用のサイトを立ち上げるのも◎。

以下は、無料で使えるポートフォリオ作成ツールの一例です。

サービス名 公式HP
STUDIO https://studio.design/ja
WiX https://ja.wix.com/
Jimdo https://www.jimdo.com/jp/

3.未経験OKの求人を中心に応募する

ポートフォリオが整った後は、それをアピール材料として、業界未経験OKのグラフィックデザイナー求人へ応募していくフェーズに移ります。最初はなかなか好待遇の求人は見つからないかもしれませんが、実務経験を積むことを優先し、出来そうな仕事から始めていきましょう。

求人探しの際は、各種求人サイトを眺めるのはもちろん、必要に応じて「転職エージェント」を活用するのもおすすめです。あなたのスキルや希望に合わせて、プロのアドバイザーが求人を提案してくれる魅力的なサービス。無料で使えるにもかかわらず転職活動の大幅効率化が見込めるので、ぜひ登録してみてください。

関連記事:クリエイティブ職に強い転職エージェント

その他)新卒採用枠を狙う

もし現在就職活動中の学生であれば、新卒採用枠が使えるため未経験からグラフィックデザイナーになれる可能性は大いにあります。というのも、新卒に対して技術や実績よりもポテンシャルを重視している企業が多く存在するためです。その業界に対する熱意や今後成し遂げたいこと等を上手く伝えることができれば、採用を勝ち取ることもそう難しくはないでしょう。

ただし、新卒から始める場合、最初から専門的な仕事に携われるわけではない点には注意してください。OJTを通じて少しずつ知識を蓄えていき、一つ一つできることを増やしていく必要があります。

グラフィックデザイナーに向いている人の特徴

以下のような特徴を持っている人は、グラフィックデザイナーとして活躍していける可能性が高いと言えます。

  • 発想力や想像力に長けている
  • アンテナが高く流行をキャッチできる
  • コミュニケーション能力が高い

発想力や想像力に長けている

デザイナーとしてやはり重要になるのは「発想力」や「想像力」です。さまざまなデザインが存在する現代において、ありきたりなアイデアでは人の目を惹きつけることはできません。既存の枠にとらわれない、独創的かつ斬新なコンセプトを考え出せる人は、グラフィックデザイナーに向いていると言えるでしょう。

アンテナが高く流行をキャッチできる

デザインの世界では次々と新しいトレンドが生まれるため、流行を敏感にキャッチできるかどうかも重要。デザイン関係のメディアやSNS、その他雑誌等を活用した積極的な情報収集が求められます。掴んだトレンドをデザインへ落とし込む能力は重宝されるでしょう。

コミュニケーション能力が高い

グラフィックデザイナーはチームで働くことも多い職種であることから、コミュニケーション能力もあるに越したことはないでしょう。特に、クライアントやチームメンバーの要望を的確に読み取るための「傾聴力」は欠かせません。

関連記事:グラフィックデザイナーに向いている人は?将来性も解説

まとめ

当記事では「未経験からグラフィックデザイナーは厳しいって本当?」という疑問に答えるべく、ネガティブな意見が多い理由やその真偽をはじめ、未経験から目指すために具体的にやるべきことについてまで、詳細に解説してきました。

Web全盛の今、そもそもグラフィックデザイナーの求人が減ってきていることもあり、業界へ参入すること自体が簡単ではなくなってきています。しかし、現在も各種求人サイトには「未経験OK」とする求人も少なからず存在するうえ、スキルを習得するための環境も整っていることから、やる気次第で未経験からでもグラフィックデザイナーは十分目指せるでしょう。

業界未経験者は、とにかくキャッチアップと実績作成に取り組むことをおすすめします。魅力的な作品をポートフォリオとして提出することができれば、ライバルを出し抜いて採用を勝ち取れる可能性がグンと上がるはずですよ。

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