NFTマーケットプレイスおすすめ17選【2024年最新版】日本・海外の取引所について解説

NFTマーケットプレイスおすすめ17選
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暗号資産やNFTという言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。Twitter社のジャック・ドーシー氏の初ツイートが3億円で売買されたり、Beeple(ビープル)のNFTデジタルアート作品がなんと75億円相当で売れたりと一部では大きな話題となりました。

こうしたNFT化されたアート作品やコンテンツを取引するのがNFTマーケットプレイス(取引所)です。

今では一般ユーザーも気軽に出品できる取引所もあります。一方でスポーツや音楽、アートなどに特化したNFTマーケットプレイスもあります。そして取引のできるプラットフォームは年々増えており、続々と新規企業が参入しています。

今回はNFTマーケットプレイスの中から、日本円でも利用できるおすすめNFTマーケットプレイス海外でも有名なプラットフォームを厳選してご紹介します。あわせておすすめNFTマーケットプレイスを利用する際の注意点等も掲載しているので参考にしてください。

*本記事は暗号資産等の専門家による監修を受けた上で執筆・公開しています。

コエテコが選ぶ!NFTマーケットプレイス・暗号資産(仮想通貨)取引所 [PR]

  • Coincheck 国内初となる、暗号資産交換業者が運営!口座開設でNFT利用可能

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NFTマーケットプレイスおすすめ比較



主な取扱い
ジャンル
利用できる
暗号資産
円の対応 販売手数料
海外NFTマーケットプレイス
OpenSea アート
ゲーム
トレーディングカード
ミュージック
その他
イーサリアム(ETH)/ WETH、USDC、およびDAI なし 2.5%
Rarible アート
ゲーム
ミュージック
写真
イーサリアム WETH なし 2.5%
SuperRare アート イーサリアム なし 3%
Nifty Gateway アート イーサリアム クレジットカード 5%+30セント
国内NFTマーケットプレイス
Adam byGMO アート
トレーディングカード
イーサリアム クレジットカード
銀行振込
1次販売:非公表
2次販売:5%
NFT Studio
アート Polygon(Matic) クレジットカード
(ドル建て)
未公開
Coincheck NFT アート
ゲーム
トレーディングカード
ファッション
イーサリアム ビットコイン他 なし 10%
ユニマ アート
動画
—— クレジットカード
銀行振込
15〜30%
nanakusa アート
音楽
動画
イーサリアムPolygon(MATIC) クレジットカード イーサリアム 約1200円、 Polygon 0.37円 
HABET デジタルトレーディングカード —— クレジットカード 0円
LINE NFT NFTアイテム LINK LINEPay 0円
* 取扱いジャンルや手数料等は変動していることがあります。販売手数料のほか、出品/出庫手数料や決済手数料が発生する場合もあるため必ず公式サイトを確認してください。

注意! ※上記手数料のほか、イーサリアムなどのブロックチェーン利用時の手数料(GAS)代が発生する場合があります。

参考:NFTの動向整理|三菱UFJリサーチ&コンサルティング

NFTのマーケットプレイス/取引所の仕組み

NFT マーケットプレイス 一覧

NFTによって、1点モノであることが証明されたデジタルデータや作品等を出品・販売・購入できるのがマーケットプレイスです。NFT市場ではこうした取引所をマーケットプレイスと呼ぶことが多いですね。

扱うアイテムはさまざまですが、NFTマーケットプレイスによって取扱品目が違います。NFTアートに特化したマーケットプレイスもあれば、多品目を扱うマーケットプレイスもあります。

NFTとは?

NFTとは(Non Fungible Token)を略した言葉です。改ざんが困難なブロックチェーン技術によって、デジタルデータの希少性を担保し、所有者や履歴を記録し、データやアイテムをひとつの資産として所有することができます。「代替不可能」ということが大きな特徴です。
よく混同される暗号資産は代替可能なトークンということになります。

NFTの種類

NFTの種類は、以下の通りです。
  • アート、写真、イラスト
  • 音楽
  • 素材
  • 購読権
  • コレクティブル
  • トレーディングカード
  • チケット
  • ゲーム(メタバース)のキャラクターや土地、資産等
  • エイリアスやドメイン
  • アクセス権や会員証
  • 証明書
  • 契約書
  • 流動性提供等の債権
  • 現実世界の不動産

NFTマーケットプレイスでできること

NFTマーケットプレイスでできること
  • NFTを作成し出品(発行)する
  • 作成したNFT作品を販売する
  • NFT作品を購入する
  • 購入したNFT作品をさらに販売(二次販売)する
* 一部のマーケットプレイスでは二次販売ができない、あるいは限定されています。
* 承認されたクリエイターのみ出品できるマーケットプレイスもあります。


NFTマーケットプレイスとは、NFTを売買できるプラットフォームを指します。NFTを購入するためには仮想通貨が必要となりますが、日本円に対応しているケースもあります。NFTマーケットプレイスでは、音楽や動画、デジタルアートやゲーム関連など幅広い商品が販売されています。

誰でも気軽にNFTを購入することができ、NFTマーケットプレイスでのみ販売されている商品を見つけることが可能です。NFTの需要が高まると価値が上昇し、将来的にNFTを手放し利益を得られることもNFTマーケットプレイスを利用するメリットの1つです。

NFTを作成し出品(発行)する

NFTマーケットプレイスを利用することで、自身で作成したNFTアートなどを出品することが可能です。アートのほかにも、動画やオンラインチケット、トレーディングカードなどを出品することもできます。

出品する際には、NFT売買の際に必要となる仮想通貨のウォレットを事前に作成しておきます。NFT売買に必要と予想される暗号資産は、あらかじめ入金しましょう。そのうえで、提供するNFTの売買価格を設定します。
参考:仮想通貨ウォレットおすすめ

作成したNFT作品を販売する

作成した作品は、NFT化して販売する必要があります。販売方法として、固定価格やオークション販売、グループ販売などがあります。初心者の場合は、固定価格で販売する方法がおすすめです。販売価格のほかにも、販売期間などをあらかじめ決定しておきたいですね。

NFT作品を販売するためには、SNSで認知を広げるなどマーケティングを行うことが重要です。
参考:NFTアート売り方

NFT作品を購入する

NFT作品を購入する場合も、仮想通貨取引所で口座開設したうえでウォレットを作成する必要があります。手数料であるガス代が無料となっているNFTマーケットプレイスもありますが、一般的にはNFT作品を購入する際にはガス代が発生します。
参考:NFTの買い方

購入したNFT作品をさらに販売(二次販売)する

購入したNFT作品を二次販売することで、利益を得られることがメリットです。なお、NFT作品を二次販売すると、作者に収益が還元されるロイヤリティが発生することが特長です。何度も転売された場合は、最初に出品した作者にその都度ロイヤリティが発生する仕組みです。ロイヤリティは、売却された価格の3~5%程度に設定することが一般的です。

NFTマーケットプレイスのおすすめの選び方

ここでは、NFTマーケットプレイスにおける4つの選び方を解説します。NFTマーケットプレイスは国内外に数多くあるため、正しい選び方を学んでおきたいですね。

取り扱いのあるNFTの種類・数の豊富さ

まずは、取り扱いのあるNFTの種類や数の豊富さを確認しましょう。人気ジャンルでもある、動画やNFTアート、ゲームアセットなどを取り扱っているNFTマーケットプレイスを選ぶよう心掛けたいですね。マーケットによっては、特化しているジャンルが偏っている場合もあります。
参考:NFT仮想通貨銘柄おすすめ

ガス代などの手数料の安さ

ガス代」とは、NFTマーケットプレイスにおける取引で発生する手数料を指します。具体的には、出品手数料、販売手数料、入庫手数料、出庫手数料などが挙げられます。NFTの売買で利益を上げたい場合には、ガス代が安いNFTマーケットプレイスを選びたいですね。

対応可能言語などサービス自体の使いやすさ

取引でトラブルに巻き込まれる可能性が否定できないことから、日本語対応しているNFTマーケットプレイスを利用することがおすすめです。初めてNFTを購入する人なら、国内のNFTマーケットプレイスを利用し、徐々に取引に慣れると良いでしょう。

運営元の信頼性

NFTマーケットプレイスのなかには、詐欺などのトラブルが発生しているマーケットも少なくありません。海外のNFTマーケットプレイスのトラブルに関する情報は、集めるのが難しいケースもあるでしょう。

その場合は、大手のNFTマーケットプレイスを選ぶようにするようにしましょう。信頼を得られる運営元のマーケットを利用することで、安心して取引できるようになります。

引用:経済産業政策局/商務情報政策局 『デジタル時代の規制・制度のあり方について』

購入方法の豊富さ

NFTマーケットプレイスを選ぶときには、購入方法もチェックしましょう。NFTの購入にはイーサリアムといった暗号資産を用いるケースが多いですが、購入を希望している人の中には暗号資産を持っていない人もいるでしょう。

例えばクレジットカードを使えるNFTマーケットプレイスを選べば、暗号資産を持っていなくてもすぐにNFTを購入でき便利です。
参考:NFTイーサリアム

入手を希望しているNFTの有無

NFTには、次のように複数のジャンルに分類されます。

  • アート
  • 動画
  • 音楽
  • ゲームアセット(資産)
  • 購読権
  • コレクティブル
  • トレーディングカード
  • チケット
 
NFTマーケットプレイスを選ぶ時は、購入したいNFTを取り扱っているのか確認しましょう

日本円が使えるおすすめのNFTマーケットプレイス

Coincheck NFT(コインチェック NFT)


  • ユーザー同士でNFTと暗号資産の交換取引ができる
  • Coincheckの口座を持っていればネットワーク手数料無料で取引できる
  • 『CryptoSpells』『The Sandbox』『The Meebits』『Decentraland』『Otherside』『元素騎士オンライン-META WORLD- 』6タイトルのゲーム内アイテム取扱可能
Coincheck NFT(コインチェック NFT )は、国内初の暗号資産交換業者が運営するユーザー同士でNFTと暗号資産の交換取引ができるマーケットプレイスです。

仮想取引所であるCoincheckの口座があれば、NFTの出品・購入・保管が可能であり、さらに出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)も無料です。

2022年5月には、アルゴリズムや数学的手法などから生まれる偶然性を取り入れ作られるアート作品『Generativemasks』が出品され話題になりました。取扱タイトルも日々増えており、注目のマーケットプレイスのひとつです。

NFTマーケットプレイス名 Coincheck NFT
取り扱いのあるNFTの種類 『CryptoSpells』『The Sandbox』『NFTトレカ』『Sorare』『Meebits』『TOMO KOIZUMI』『Decentraland』『Art Blocks』
『Generativemasks』『Joyfa』『Otherside』『Moonbirds』『ENS(Ethereum Name Service)』『NOT A HOTEL』『元素騎士オンライン-META WORLD-』
『MAYC(Mutant Ape Yacht Club)』『SEKAINOOWARIKARA』『TSUBASA NFT』『ANREALAGE(アンリアレイジ)』『OASIS COMMUNITY PASS NFT(OCP)』
『Adventurer Genesis Collection(AGC)』『CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT』『LIFULL STAY MEMBERSIP』『ディライズ ラストメモリーズ』『De: Centralized Cat』
利用可能な仮想通貨 ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、イーサリアム(ETH) 、ラップドビットコイン(WBTC) 、リスク(LSK)、ネム(XEM)、
ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、
ベーシックアテンショントークン(BAT)、アイオーエスティー(IOST)、エンジンコイン(ENJ)、
パレットトークン(PLT)、サンド(SAND)、ポルカドット(DOT)、 フィナンシェトークン(FNCT)、チリーズ(CHZ) 、チェーンリンク(LINK)、
ダイ(DAI)、メイカー(MKR)、ポリゴン(MATIC)、エイプコイン(APE)、アクシーインフィニティ(AXS)、イミュータブル(IMX)、アバランチ(AVAX)、シバイヌ(SHIB)
日本語対応 有り
日本円対応 有り
手数料 無料
対応ウォレット MetaMask
対応ネットワーク Ethereumネットワーク、Polygonチェーン

Coincheck NFT利用者の口コミ

Coincheck、めっちゃ便利っす!暗号資産の取引がめっちゃ簡単で、初心者でも安心して始められるって、めっちゃいいっす!今回の懸賞、絶対当てたい!当選したら、暗号資産をみんなに紹介して、Coincheckをもっと盛り上げましょ!
Coincheck NFTはこちら

LINE NFT (ライン)


  • NFTを発行、保有・管理、取引できる場を一気通貫で提供
  • 友だちにLINEギフトを贈るような感覚で、NFTを送り合うことができる。
  • LINE Payで日本円による簡単決済
NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」が2022年4月にリリースされました。LINE Blockchain上で発行されたNFTの売買ができるサービスです。LINEの暗号資産であるLINKだけでなく、LINE Payを使用し、日本円でもかんたんに売買することができます。
 
登録するには、日本の電話番号を認証させたLINEアカウントが必要です。加入商品を売買する場合、「LINE Pay」または「LINE BITMAX」のサービス加入も必須となります。

LINEでは、NFTを発行、保有・管理、取引できる場を一気通貫で提供しています。また、LINEを通じて友だちにLINEギフトを贈るような感覚で、NFTを送り合うことができます。

日頃からLINEを使っていれば、そのアカウントを使って手軽にNFT取引が始められます。

NFTマーケットプレイス名 LINE NFT
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート
利用可能な仮想通貨 LINK
日本語対応 有り
日本円対応 有り
手数料 なし
対応ウォレット LINE BITMAX Wallet
対応ネットワーク LINE Blockchain

LINE NFT利用者の口コミ

#LINENFT 120円が5900円に。

タダでもらったものが
3000円ほどに
本日、化けました✧٩( 'ᴗ' )و ✧

こんな嬉しい事って…

LINE NFTを教えてくれた
Twitter、ありがとう🥺👍

LINE BITMAXはこちら

Adam byGMO(アダム バイ ジーエムオー)




  • イーサリアムのほか日本円にも対応
  • 二次販売も可能
  • 口座振込やクレジットカード払いもできる
Adam byGMO(アダム バイ ジーエムオー)は、イーサリアムによる決済のほか、口座振り込みやクレジットカード払いに対応しており、初めての方でも簡単に使えるところが人気のNFTマーケットプレイスです。運営元はGMOインターネットグループであり、暗号資産等も扱っているなど実績も豊富なため、国内でも人気のあるマーケットプレイスのひとつです。

Adam byGMOでは、K-1動画、YouTuberヒカルなど人気のコンテンツ、多くのデジタルアート作品を取り扱っています。また二次販売も行っています。

NFTマーケットプレイス名 Adam byGMO(アダム バイ ジーエムオー)
取り扱いのあるNFTの種類 デジタルコンテンツ(イラスト、アート、漫画)
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)
日本語対応 有り
日本円対応 有り
手数料 GAS代(高騰している場合は85万円ほど)
対応ウォレット MetaMaskまたはERC721規格対応ウォレット
対応ネットワーク Ethereumネットワーク

NFT Studio(NFT スタジオ)

  • SNSからもログインできる
  • クレジットカード決済が利用できる

ブロックチェーンゲームの「クリプトスペルズ」を運営している日本のCryptoGamesが運営するマーケットプレイスです。SNSからログインできることや暗号資産を利用しなくても使えるので、初心者にも使いやすいプラットフォームとなっています。

STU48のトレーディングカードが初出品されるなど話題のアイテムが豊富です。

NFTマーケットプレイス名 NFT Studio(NFT スタジオ)
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート(トレーディングカード、イラスト)
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)
日本語対応 有り
日本円対応 有り
手数料 販売手数料:販売価格の20%
二次流通販売手数料:売上の10%
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク、Polygonチェーン

NFT Studio利用者の口コミ

NFTが新たな販路なのか。通販のプラットフォーム使う必要ないし、在庫抱える事もないしな。/日本テレビが、ガールズグループデビューサバイバル番組「Who is Princess?」のNFTを、NFTStudioにて1月25日(火)20時より、数量限定のオークション形式で販売

NFTStudioがフルオンチェーンNFT発行サービス「FullOnChainNFT」の提供開始。SVGファイル制作から販売後のプロモーションまでをワンストップでサポート https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000041264.html… @PRTIMES_JP
より  ある意味、twitterblueが流行ると、こういうフルオンチェーンな保存のほうが、良いかもなと思う

ユニマ

  • オークション形式
  • クレジットカードや銀行振込による日本円での決済が可能
  • デジタルアイテムをユニマ内でNFTに生成しそのまま販売できる
2021年7月にリリースされたユニマは、オークション形式でNFTアート等を販売・購入できるプラットフォームです。暗号資産や口座開設をしなくてもNFTを日本円で購入できます。

著名作家の初稿ゲラ(作家が最初に出した原稿で担当編集者のコメント等が入っている)の販売、キャンディキャンディで有名な漫画家いがらしゆみこさんのコンテンツ、さらに位置情報連動型ゲーム「駅メモ! Our Rails(略称:アワメモ!)」で駅のオーナーになる、など興味深いアイテムが出品/出品予定です。

NFTマーケットプレイス名 ユニマ
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート(動画・アート)
利用可能な仮想通貨 なし
日本語対応 有り
日本円対応 有り
手数料 無料
対応ウォレット 「ユニマ」ウォレット
対応ネットワーク Ethereumネットワーク、Polygonチェーン

ユニマ利用者の口コミ

ユニマが日本円でのNFT買取サービス始めるみたい。 数の多いゲーム系アセットを1個ずつ売ってくのってかなり手間なので、まとめて査定して買い取ってくれるサービスが登場したのはありがたいな。 査定後キャンセルもできるので、とりあえず試すのもアリかと!

SBINFT(旧:nanakusa) 


  • 著作権や真正性が保護されたNFT作品(アートや音楽、動画など)を自由に購入可能
  • 購入した作品はマーケット内で二次販売できる
  • 決済はETH(イーサリアム)、Polygon(MATIC)の他に、クレジットカード決済あり
nanakusa(ナナクサ)は、日本初となるNFTマーケットプレイスです。 nanakusaのマーケット上には、ブロックチェーン技術を通じて著作権や真正性が保護されたNFT作品(アートや音楽、動画など)が並んでおり、誰もが自由に作品を購入できます。

さらに購入した作品はマーケット内で二次販売可能なため、収益化の手段としても有効です。決済はETH(イーサリアム)、Polygon(MATIC)の他に、クレジットカード決済でも購入可能です。

NFTマーケットプレイス名 SBINFT
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート(音楽・動画・漫画・トレーディングカード)
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)、Polygon(MATIC)
日本語対応 有り
日本円対応 有り
手数料 一時流通手数料:10%
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク、Polygonチェーン

SBINFT利用者の口コミ

今日展示会に行き、力強さに感動して購入!!!
#NFT #WEB3 #SBINFT
混沌 “Chaos” https://sbinft.market/assets/0x0777d3a2e60ce9ade95cc16dbad72572046074a1/20?networkId=1 #SBINFT

公認アーティストをしているSBINFT(
@sbinft_market

 )で出品していた私の作品が、シレっと売れていました!!しかも2点も!!!嬉しい!!✨😭ご購入下さった御方有難うございます💕

こちらの作品は、購入者様が只今SBINFT内で二次流通して下さっているようです!
#NFT

HABET(ハビット)

  • デジタルトレーディングカードを自由に「発行」「売買」「閲覧」できる
  • 世の中に一枚しかないユニークカード、シリアル番号付きのカードセットを購入できる
  • HABET独自の技術により、NFT発行手数料0円
HABETはFORO株式会社が運営するトレーディングカードに特化したマーケットプレイスです。

HABETでは、クリエイター、インフルエンサー、アイドル、アスリート、アーティスト、ゲーム、アニメなど幅広いジャンルの人物やキャラクターのデジタルトレーディングカードを自由に「発行」「売買」「閲覧」できるようになります。

HABETでは、世の中に一枚しかない「ユニークカード」、シリアル番号付きのセット(10枚、50枚、100枚)である「シリアル」のカードを購入可能です。HABET独自の技術により、NFT発行手数料0円で利用できます。「Yahoo!ネット募金」と連携し、「より良い未来をITで支援」。HABET を利用することで環境、社会への貢献にもつながります。

NFTマーケットプレイス名 HABET
取り扱いのあるNFTの種類 デジタルトレーディングカード、映像、音声、写真
利用可能な仮想通貨 なし
日本語対応 有り
日本円対応 有り
手数料 無料
対応ウォレット なし
対応ネットワーク なし

HABET利用者の口コミ

発行手数料が無料!日本円でもNFT売買が可能な話題のHABET(ハビット)を実際に使ってみた

HEXA

日本最大級のNFTマーケットプレイスとして人気を集めているのは、HEXAです。NFTの売買にウォレットは必要なく、日本円で支払いを完結できます。NFTを購入する際には、クレジットカードによる決済と仮想通貨を利用することが可能です。

NFTを発行する際に手数料はかからないため、NFTを気軽に販売したいユーザーからも選ばれています。SNS拡散を手軽に行えるシステムを搭載しており、話題を集めやすいマーケットプレイスとなっています。

HEXA住民票NFTを所有していれば、HEXAのメタバースで購入したNFTを飾ることが可能です。なお、HEXAではスマホアプリは提供していないため、NFTの売買を検討している場合は公式サイトを利用しましょう。

NFTマーケットプレイス名 HEXA
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート(画像・動画)
利用可能な仮想通貨 XYM、WETH、WMATIC
日本語対応 あり
日本円対応 あり
手数料 無料
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク

HEXA利用者の口コミ

⭐️お迎え報告🐕⭐️

しばいぬあそび #016をすぷまさん(
@スプレーママ
)にお迎えいたしました😊

宇宙から牛でした🐶✨
牛の着ぐるみを来てポーズをとる茶々丸ありがとう🐮✨

ございました#HEXANFT☺️
@HEXANFT

Rakuten NFT

楽天グループが運営しているのは、Rakuten NFTです。Rakuten NFTでは、アニメやデジタルアート、ミュージックやスポーツなど、幅広いジャンルのNFTアートが取り扱われていることが特徴です。楽天IDを有していれば利用できるため、NFT初心者でも利用しやすいNFTマーケットプレイスだといえるでしょう。

クレジットカードによる決済が可能になっており、楽天ポイントで支払いができる点も嬉しいポイントです。2022年秋より、仮想通貨のイーサリアム(ETH)での決済も可能になっています。Rakuten NFTでは、モーメント(動画や画像をNFTにしたコンテンツ)やパック(1つまたは複数のモーメントをまとめた商品)などの独自の用語があります。

そのため、Rakuten NFTの独自のルールを理解したうえで、利用を始めることをおすすめします。なお、購入したNFTは、マーケット上で2次販売や3次販売をすることも可能です。

NFTマーケットプレイス名 Rakuten NFT
取り扱いのあるNFTの種類
  • デジタルアート
  • ゲームアセット
  • デジタルミュージック
  • スポーツ
  • アニメ
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH) 
日本語対応 有り
日本円対応 有り(クレジットカード、楽天ポイント)
手数料 14%
対応ウォレット オリジナル
対応ネットワーク オリジナル

Rakuten NFT利用者の口コミ

スゴイ特典のNFTが出ました 楽天NFTで販売されている 元バルセロナ、現ヴィッセル神戸 イニエスタ選手のNFTが とてもおもしろい イニエスタが大好きな人には たまらない、こちらのNFT 一体なにがスゴイのか 詳しく解説 これから このような活用事例は 増えてきそうですよ〜 要チェックです
 
高いのか安いのか 990円で買ったNFTが 5000円で売却完了 日本語に対応してるのでopensaeよりは圧倒的に使いやすい #楽天NFT #Rakuten_NFT #NFT

引用:X(旧Twitter)

Zaif

デジタルアートや音楽、デジタルファッションやトレーディングカードなどのNFTアートの取引ができるのは、Zaifです。ZaifのNFTマーケットプレイスでは、限定のスマホアプリゲーム「SIX POKER」などが販売され、注目を集めました。

なお、Zaifは、2023年2月にtofuNFTを運営する株式会社COIN JINJAと業務締約契約を締結しています。Zaifは一時販売に特化しており、GameFi関連の取り扱いが多い傾向があります。そのため、一時販売でのNFT作品を探したい方におすすめのNFTマーケットプレイスです。

NFTマーケットプレイス名 Zaif
取り扱いのあるNFTの種類
  • デジタルアート
  • イラスト
  • 漫画
  • 音楽
  • デジタルファッション
  • トレーディングカード
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)、Polygon(MATIC)、ネクスコイン(NCXC)
日本語対応 有り
日本円対応 なし
手数料 調査中
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク
  • Ethereumネットワーク
  • Polygonネットワーク

PlayMining NFT

日本では初となるGameFiプラットフォームとして有名なのは、PlayMining NFTです。真島ヒロ氏や藤原カムイ氏など、有名なクリエイターが参加していることでも注目を集めています。PlayMining NFTは、DEAPcoinを獲得できる「Play to Earn」と呼ばれるゲームと一体になっていることが特徴です。

そのため、遊んで稼ぐことが可能な、Play to Earnをプレイして楽しめることも魅力の1つ。なお、PlayMining NFT内のゲームは、無料で楽しむことが可能です。PlayMining NFTでは、ゲーム内で使用するアイテムを購入できます。

なお、Job TribesやFujiwara Kamui Verse、麵屋ドラゴンラーメンやLucky Farmerなどのゲームがプレイ可能となっています。ゲーム好きな方なら、利用したいNFTマーケットプレイスだといえるでしょう。

NFTマーケットプレイス名 PlayMining NFT
取り扱いのあるNFTの種類 ゲームアイテム
利用可能な仮想通貨 ディープコイン(DEAPcoin)
日本語対応 有り
日本円対応 なし
手数料 3%前後
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Astar Network/ASTR

海外のおすすめNFTマーケットプレイス

OpenSea(オープンシー)

  • NFT最大級のマーケットプレイス
  • さまざまなジャンル・コンテンツを網羅
  • 2017年リリース、総出品数も非常に多い
OpenSea(オープンシー)はNFTマーケットプレイスで特に有名です。NFTマーケットプレイス世界シェアはOpensea一強で90%以上と言われ、日本人アーティストも多く出品しています。

OpenSeaは扱うジャンルが幅広いのも特徴です。アート以外にもゲーム、トレーディングカード、中には仮想空間でのデジタル不動産といったものも。使用できるのは暗号資産(仮想通貨)のため、円や通貨による購入はできません。

NFTマーケットプレイス名 OpenSea(オープンシー)
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート、音楽、写真、ゲームのキャラクター
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)、マティック(MATIC)、クレイトン(Klaytn)、テゾス(Tezos)
日本語対応 有り
日本円対応 なし
手数料 使用する仮想通貨によって異なる
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク

Rarible(ラリブル)

  • デジタルアート作品を主にしている
  • RARIトークンが付与されるとさまざまな特典がある
Rarible(ラリブル)には独自のガバナンストークン、RARIトークンがあります。RARIトークンを付与されると、議決権を持つことができ、たとえば提案される新機能や手数料について投票できるようになります。運営の一部に参加できるところが特徴ですね。

Raribleは2020年リリースでOpenSeaほどの市場は持っていませんが、人気もあり拡大しているNFTプラットフォームのひとつです。デジタルアートを中心に、扱うアイテムもさらに広がっています。

NFTマーケットプレイス名 Rarible(ラリブル)
取り扱いのあるNFTの種類 デジタルアート、コレクション、音楽、動画、ドメイン名、メタバースの土地、デジタルスニーカー
利用可能な仮想通貨  イーサリアム(ETH)、テゾス(Tezos)、フロー
日本語対応 有り
日本円対応 有り
手数料 取引成立時のみガス代が発生
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク

SuperRare(スーパーレア)

  • 厳選されたクリエイターのみによる出品
  • NFTアートとして高いクオリティをもつ
SuperRare(スーパーレア)は特にデジタルアートに特化したプラットフォームで、出品できるのは認められたクリエイターのみとなっています。そのため、アート作品のクオリティが高く、安定した評価を得ています。

NFTマーケットプレイス名 SuperRare(スーパーレア)
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)
日本語対応 なし
日本円対応 なし
手数料 購入時:3%
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク


Nifty Gateway(ニフティ ゲートウェイ)

  • EthereumブロックチェーンのERC標準に基づくNFTの閲覧と売買ができる
  • ウォレットは必要なく、 アカウントのみで取引を開始可能
  • 定期的にクリエイターから限定版のNFTが発表され、希望者は期間限定で購入できる
Nifty Gateway(ニフティ ゲートウェイ)は、Ethereum(イーサリアム)ブロックチェーンのERC標準に基づくNFTの閲覧と売買を行えます。

Nifty Gatewayではウォレットは必要なく、通常のウェブアプリケーションのようにIDとパスワードを決めてアカウントを作って取引を開始できます。

定期的にクリエイターから限定版のNFTが発表され、希望者は期間限定で購入できます。なお、Nifty GatewayにてクリエイターとしてNFTを発行するには申請が必要です。

NFTマーケットプレイス名 Nifty Gateway(ニフティ ゲートウェイ)
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)
日本語対応 有り
日本円対応 なし
手数料 二次販売:5%+30セントが発生
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク

Foundation

  • 質の高いNFT作品が豊富に販売されている
  • 最低価格は0.1ETH~(約3万円)で高価な価格設定が特徴
招待制を全面撤廃したのは、Foundationです。悪質な模倣を行うような粗悪なクリエイターが少なく、信頼性が高いNFTマーケットプレイスとして世界中から注目を集めています。販売者は自身のポートフォリオを公開できるため、新たなファンを獲得しやすいことがメリット。

NFT作品はすべてオークション制となっており、イーサリアムベースの価格が表示されていることが特徴です。手数料がやや高額であるため、中~上級者向けのNFTマーケットプレイスだといえるでしょう。

NFTマーケットプレイス名 Foundation
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート(写真・動画)
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)
日本語対応 なし
日本円対応 なし
手数料 mint時:6,000~25,000円
list時:6,000~25,000円
settle時:8,000~20,000円
burn:2,000~6,000円
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク

LooksRare

  • 2022年1月にリリースされた新しいNFTマーケットプレイス
  • 取引の報酬としてLOOKSトークンを受け取ることが可能
業界大手のOpenSeaに対抗するNFTマーケットプレイスとしてスタートしたのは、LooksRareです。ユーザーインターフェースはOpenSeaと似通っているため、OpenSeaを利用したことがあるユーザー向けだといえるでしょう。

ヴァンパイア・アタック」と呼ばれる、OpenSeaの取引実績があるユーザーに対しエアドロップを実施した際には、世界中で話題を集めました。リリースからわずか1ヵ月ほどで、OpenSeaと同等の取引量を記録したことでも有名です。

NFTマーケットプレイス名 LooksRare
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)、WETH、LOOKS
日本語対応 あり
日本円対応 調査中
手数料 すべての取引に2%の手数料
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク Ethereumネットワーク

Magic Eden

  • 主にSolanaのNFTを取り扱っている
  • 業界大手のOpenSeaに次ぐ取引件数を誇る
ガス代が安く初心者にも利用しやすいのは、Magic Edenです。NFTはオークションと固定価格の2種類の方法で購入できます。NFTを販売するためには審査をクリアする必要があるため、販売者にとってはややハードルが高いことが特徴です。

審査をクリアした作品のなかには、著作権違反の作品が混じっているケースが少なくありません。トラブルを避けるためにも、著作権違反の作品は購入しないようにしましょう。

NFTマーケットプレイス名 Magic Eden
取り扱いのあるNFTの種類 NFTアート(デジタルアート)、アプリ
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)
日本語対応 なし
日本円対応 なし
手数料 取引額のうち2%
対応ウォレット Phantom、Solflare、Sollet、Torus、Ledger、Slope、Sollet(Extension)、Clover、coin98、Solong、MathWallet、Glow
対応ネットワーク solanaチェーン

TofuNFT

  • マルチチェーンに対応しているNFTマーケットプレイス
  • 日本発のNFTマーケットプレイスで193の地域で利用可能
日本の株式会社COINJINJAがリリースしているのは、TofuNFTです。CEOの沼崎悠氏が「OpenSeaがやらないこと全部やる」とインタビューで答えている通り、ユーザー目線に立ったNFTマーケットプレイスを構築していることが特徴です。

TofuNFTは、ブロックチェーンゲーム内のNFTをメインに取り扱っています。29のチェーンに対応しているため、幅広いユーザーにとって利用しやすいNFTマーケットプレイスだといえます。

NFTマーケットプレイス名 TofuNFT
取り扱いのあるNFTの種類 ブロックチェーンのNFT、コレクタブルNFT
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)
日本語対応 あり
日本円対応 あり
手数料 BNB Chain:5%
BNB Chain以外:2.5%
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)、BSCウォレット、Coinbaseウォレット
対応ネットワーク BNBチェーン、イーサリアム、アービトラム、アバランチ、ポリゴンなど

Blur

複数のマーケットの商品を集める機能を有するNFTマーケットプレイスは、Blurです。Blurは、2023年2月に業界最大手ともいわれるOpenSeaの取引量を上回ったこともあり、大きな注目を集めました。入札や取り消しの際にガス代はかからず、取引手数料が無料である点がメリットです。

Blurはアグリゲーターサービスを提供しており、OpenSeaやX2Y2などで出品されているNFTアートが取引できることが強みです。アグリゲーターサービスが搭載されていることで、複数同時出品をすることも可能です。

また、Blueでは戦略的エアドロップが展開されていることが取引高を伸ばす要因となっています。

NFTマーケットプレイス名 Blur
取り扱いのあるNFTの種類
  • Othedeed(土地NFT)
  • Bored Ape Yacht Club(猿のNFTコレクション)
  • AZUKI(漫画のNFT)
利用可能な仮想通貨 イーサリアム(ETH)
日本語対応 なし
日本円対応 なし
手数料 0%
対応ウォレット MetaMask(メタマスク)
対応ネットワーク イーサリアムネットワーク

NFTマーケットプレイスの使い方

ここでは、NFTマーケットプレイスの買い方の3ステップを詳しく説明します。

国内の仮想通貨取引所で口座開設・仮想通貨を購入する

NFT作品を購入するためには、仮想通貨を用意する必要があります。NFT初心者なら、国内の仮想通貨取引所を利用すると安心です。日本国内で利用者が多い仮想通貨取引所は、コインチェックです。まず、口座を開設し、イーサリアム(ETH)を購入しましょう。

コインチェックなら、スマホアプリから手軽に口座開設・購入を行えます。本人確認書類では、マイナンバーカードまたは免許証が必要になるため、登録時には準備しておきたいですね。
参考:仮想通貨取引所おすすめ

仮想通貨ウォレットを作成・国内の取引所から送金する

次に、仮想通貨ウォレットMetaMask(メタマスク)を準備します。Google Chromeの拡張機能にMetaMaskを追加したら、ウォレットを作成します。パスワードとなるシークレットリカバリーフレーズ(12の英単語)は、厳重に保管しましょう。

その後、Coincheck NFTにアクセスし、MetaMaskを接続します。MetaMaskは、OpenSeaなど業界大手のNFTマーケットプレイスでも利用できるため、NFT取引の前に準備しておきたいですね。

NFTマーケットプレイスにウォレットを登録・作品を購入する

まずは、NFTマーケットプレイスにウォレットを登録しましょう。購入前に、ウォレット内の仮想通貨が不足していないか確認しておくことが重要です。 NFTマーケットプレイスで「出品中」と書かれた作品は、購入可能となっています。NFT作品の「購入ボタン」を選択するだけで、NFT作品は手軽に購入できます。
参考:NFT買い方

NFTマーケットプレイスで取引するメリット

NFTマーケットプレイスで取引するメリットは、以下の通りです。

誰でも購入できるから許可を得る必要がない

NFTマーケットプレイスは自由で活発な取引が行われているため、誰でも参入しやすい点がメリット
NFT購入の際も許可を得る必要や資格が不要なため、初心者でもNFT作品を購入できます。

最近では日本円で取引できるマーケットプレイスも多くなり、参入ハードルはかなり低くなったと言えるでしょう。

将来的な価値上昇を期待できる

NFT作品のなかには、将来的に価値が高くなるものが出品されていることも。NFTの需要が高まれば、二次販売をすることで将来的に利益を得られるケースもあるでしょう。

またNFTの利点として、コピー・改ざんができない点が挙げられます。
デジタルコンテンツの唯一性を証明できる他、希少性・付加価値を付与できるようになりました。

作品としての資産価値も生まれやすくなるため、一定の利益を見込むこともできるでしょう。

マーケットプレイスでしか手に入らないNFTが購入できる

NFTマーケットプレイスで販売されているNFTは、販売されているマーケットプレイス以外では手に入らないようになっています。
ここでしか入手できないNFTを購入できる点も、マーケットプレイスで取引するメリットと言えるでしょう。

市場が限定されることで希少性やコレクション性が高まるため、商品価値の上昇にも寄与すると期待できます。
参考:NFTアート販売方法

NFTマーケットプレイスで取引するデメリット

NFTマーケットプレイスで取引するデメリットは、以下の通りです。

保有しているNFT作品の価値が暴落する恐れがある

保有しているNFT作品の価値は、保障されているものではありません。
NFT作品の価値が暴落する恐れがあることから、慎重に取引を行うことが重要です。

損害を出さないためにも、少しでも価値が残りやすいNFTを選ぶよう意識しましょう。
参考:ビットコイン価格推移

法整備が十分に整っていない

NFTマーケットプレイスやNFTビジネスにおいては急速に発展した市場であるため、法整備が整っている状態とは決して言えません
また取引方法も分かりづらいため、ちょっとした勘違いやミスによって大きな損害を被る可能性も十分に考えられます。

もし仮に法的なトラブルに発展した場合、現時点の法環境ではNFTの所有権や損害について誰からも保障を受けられないでしょう。

手数料が高額になるケースがある

NFTの取引では、ガス代と呼ばれる手数料が発生します。
NFT作品を購入する際の手数料は、2,000~3,000円程度といわれていますが、手数料はNFTの出品者が金額を自由に設定できます。そのため需要が高まるほど手数料が高騰するでしょう。

また手数料はイーサリアムの価格と連動しており、取引の混雑状況にも影響を受けるため注意したいですね。

日本のNFTマーケットプレイスの利用がおすすめの人の特徴

続けて、日本のNFTマーケットプレイスの利用がおすすめの人の特徴をお伝えします。

NFT投資をこれから始める人・初心者

NFT投資をこれから始める人やNFT投資初心者は、日本のNFTマーケットプレイスの利用がおすすめです。
海外のマーケットプレイスは日本語非対応のマーケットが大半を占めるため、専門用語の読解や手続き手順の理解に時間や工数が割かれてしまうこともあります。

まずは日本のNFTマーケットプレイスで手順や用語の理解を深めましょう。

信頼性が高いNFTマーケットプレイスを利用したい人

海外のマーケットプレイスには、フィッシングサイトに近い詐欺まがいのサイトもあります
そのため、信頼性が高いNFTマーケットプレイスを利用したい人は、日本のNFTマーケットプレイスを活用することをおすすめします。

日本の市場をベースに展開されている、運営元の会社がはっきりしたマーケットからNFT投資を始めましょう。

NFTマーケットプレイスを利用するときの注意点

NFTとは 注意

① マーケットプレイスの利用規約をしっかり読もう
② 偽物が売られていることもある
③ 投資的な意味合いで購入する場合は特に注意が必要

マーケットプレイスの利用規約をしっかり読もう

マーケットプレイスには利用規約が記されています。売買により金銭的な取引きをするわけですから、プラットフォームの規約をしっかりと読み、理解することはとても大切です。

「子どもが書いた絵が何十万円とかで売れたんだって!」
「だったら自分の作品も出してみるか」

よくわからないまま安易に出品したり、あるいは購入したりするのはおすすめできません。NFTの知識を学び、少なくとも利用規約を理解した上で使用しましょう。購入の際にはアイテムに付属してくる権利(ロイヤリティなど)についても必ず確認しましょう。

偽物が売られていることもある

Twitter  

【公式】The Sandbox (ザ・サンドボックス) on Twitter: "OpenSeaでLANDを購入するときにThe SandboxのLANDかを必ずご確認ください。偽物かもしれないと、疑問に思ったら「購入前に」一度ご相談ください。現在、OpenSeaに対し、偽LANDの排除の対応依頼中です。 https://t.co/0FZj3LIkPP / Twitter"

OpenSeaでLANDを購入するときにThe SandboxのLANDかを必ずご確認ください。偽物かもしれないと、疑問に思ったら「購入前に」一度ご相談ください。現在、OpenSeaに対し、偽LANDの排除の対応依頼中です。 https://t.co/0FZj3LIkPP

この記事をtwitter.com で読む >

上記はOpenSeaに出品している The Sandbox公式のツイートです。実際にこのような「偽物」が売り出され、何度か問題になっています。何かを購入する際には充分な情報を得てからにしましょう。

NFTは最初はハードルが高く感じますが、登録をしてしまうと手軽で便利なために、「これいいな」と簡単に購入してしまうケースも少なくありません。
残念ながらこうした偽物のトラブルも発生していますので注意が必要です。

ハッキングのリスクに注意する

NFTマーケットプレイスでアカウントを乗っ取られた場合、保管しているNFTが盗難に遭い、金銭的な被害を被る可能性があります。そのため、パスワードは使いまわさず、予測されづらい複雑なパスワードを設定しておくことが重要です。

また、NFTマーケットプレイス自体がハッキングされるようなことがあれば、NFT作品が消滅してしまう可能性も否定できません。NFTマーケットプレイスは、安心して利用できる大手のOpenSeaやCoincheck NFTなどを利用したいですね。

仮想通貨の価格変動に注意する

仮想通貨は、常に価格変動していることが特徴です。そのため、お得にNFT作品を購入したい場合は、仮想通貨の価格が安いときにNFT作品を購入するようにしましょう。仮想通貨の価格変動に対応するためにも、あらかじめ仮想通貨取引所の口座は利用できる状態にしておくことが大切です。

ビットコイン価格推移!全期間チャートも解説

暗号資産(仮想通貨)の代表的なものとしてビットコインがあります。ここではビットコインの価格が過去10年でどのように推移してきたかを見ていきましょう。ビットコイン全期間チャートも解説しています。

この記事をcoeteco.jp で読む >

投資的な意味合いで購入する場合は特に注意が必要

NFTアート マーケットプレイス

NFT市場は日々推移していることを念頭に置いておこう


大好きなアーティストやクリエイターを支援するような意味で作品を購入する分にはともかく、それらをいずれ二次販売(転売)して利益を得る、いわゆる投資的な考えで購入をするなら慎重に行いましょう。

他の投資と同じく、NFTも暴落したり、価値が下がったりすることは当然あります。

もちろん逆にNFT作品やコンテンツが何十倍もの値段で取引されたり、高値で売れることもあります。特に高く売れた作品は話題性があるため、「一攫千金」とばかりに夢を見てしまいがちです。そこは冷静になること、注意して利用することが必要です

ハッキング対策をする

NFTを購入するときには、NFTマーケットプレイスのハッキング対策も必要です。堅牢なセキュリティ体制のマーケットプレイスを選ぶことに加え、二段階認証の利用や複雑なパスワードの設定などの対策も実施しましょう。

対策をせずに利用していると、ハッキングにより購入したNFTの消失や、個人情報の悪用につながりかねません。

フィッシングサイトを利用しないよう注意する

NFT市場は拡大を続けていることから、フィッシングサイトでのトラブルが後を絶ちません。マーケットプレイスや取引所を装い、アカウントの情報やパスワードが盗み取られるなどの被害も発生しています。そのような被害に遭った場合、NFTマーケットプレイスのアカウントを乗っ取られてしまうケースもあります。

そのため、NFTマーケットプレイスを利用しているユーザーは、セキュリティ意識を高めておくことが重要です。不審なメールが届いた場合は、リンクを不用意にクリックしないようにしましょう。セキュリティソフトを導入することも、自分の資産を守る方法の1つです。

NFTマーケットプレイスの利用がおすすめの理由・将来性

本項目では、NFTマーケットプレイスの利用がおすすめの理由・将来性についてお伝えします。

電子投票システムなど投機目的以外でのNFT利用の増加

NFTの活用は「投機目的」が大半を占めています。中でもゲーム・アートなどの分野では、投機目的でマーケットに参加するトレーダー・ユーザーが急激に増加しています。

しかしNFTは代替不可能なトークンのため、投機目的に限らず多様な分野での活用が進められています。
会員権・不動産・担保ローンなどの分野においては、契約書の作成・実行・譲渡などの手続きが簡略化されると期待されています。

NFTの全世界での市場規模が2028年には200億ドルに達するとの海外の調査会社の見解もあり

インドの調査会社「BlueWeave Consulting」の調査結果によると、全世界におけるNFTの市場規模は、2028年には200億ドルに達するとの見解が公表されています
同調査における2021年時点の市場規模が43億6000万ドルだったことから、数年単位で大幅に市場の規模が拡大されていくと予想されます。

NFT技術はまだ発展途中であり、今後も新たな活用方法が次々と創出されていくでしょう。伴い、市場規模も予想より遥かに超える規模になることも十分想定し得ます。

引用:Blueweave Consulting

NFTマーケットプレイスへのNFT出品方法

ここでは、NFTマーケットプレイスへのNFT作品の出品方法を紹介します。

出品用のNFTを作成・準備する

まずは、出品するNFTを準備します。NFTには絵画や音楽、ゲームや不動産など幅広いジャンルがあります。デジタルアートを出品したい場合は、著作権に抵触しない作品を作成するよう心掛けましょう。

話題性のあるNFT作品を作成した場合、高額で取引されるのがNFTの特徴。約75億円でデジタルアートが落札された例もあるため、オリジナリティのある作品を制作するようにしたいですね。

仮想通貨ウォレットを作成・NFTマーケットプレイスに登録する

NFT作品を取引するためには、販売手数料や取引手数料などがかかることが特徴です。そのため、NFT作品を出品する際には、仮想通貨が必要になります。 取引を始める前に、幅広いNFTマーケットプレイスで利用できる仮想通貨ウォレットのMetaMask(メタマスク)を準備しましょう。

仮想通貨をMetaMaskに入金したら、NFTマーケットプレイスに登録しましょう。NFT売買に必要となる仮想通貨の量は、あらかじめリサーチしておくと安心です。
参考:仮想通貨ウォレットおすすめ

NFTを出品する

NFTのやり取りをする際には、トラブルが発生することが少なくありません。そのため、初心者の場合には日本語で対応してもらえる、NFTマーケットプレイスを利用すると安心でしょう。

NFTを出品する際には、販売したいNFTの価格や売買に必要となる条件などを記載します。ただし、条件を詳細に設けると売買が成立しづらくなるケースがあるため、注意したいですね。

NFTはどれを買えばいいのかおすすめを紹介

どのNFTを購入すべきか分からないという人には、次の銘柄をおすすめします。

  • サンドボックス(The Sandbox/SAND)
  • ディセントラランド(Decentraland/MANA)
  • エイプコイン(Apecoin/APE)
  • DUST
  • フロウ(FLOW)

サンドボックスはメタバースが話題に上ったことにより、2021年11月に価格が急騰し、前年比200倍以上の価格を記録しました。またディセントラランドは、世界の大手テクノロジー企業であるサムスンと提携しています。信頼性の高いNFTと言えるでしょう。

他についても、将来性や信頼性の高いNFTです。しかし銘柄選定を誤ると簡単に資金がゼロになってしまいます。
正しいデータに基づき、自分なりに分析した上で投資を検討しましょう。
参考:NFT仮想通貨銘柄おすすめ一覧!

NFTアグリゲーターの利用もおすすめ

NFTアグリゲーターとは、複数のNFTマーケットプレイスをまとめて効率よく利用できるサービスを指します。NFTアグリゲーターを利用すれば、目当てのNFTアートを探しやすくなることがメリットです。出品状況や価格が比較検討できるため、安いタイミングを狙ってNFTアートを購入することが可能になります。

また、NFTアグリゲーターを利用すると、1度のトランザクションで複数のNFTアートを購入することができます。1度の購入で済むことから、ガス代削減にもなることが魅力だといえるでしょう。Blurが急速にシェアを拡大していることで、OpenSeaやX2Y2などで出品されているNFTアートを比較検討するために、今後はNFTアグリゲーターの需要が拡大すると予想されています。

NFTマーケットプレイスに関するよくある質問

NFTマーケットプレイスを初めて使うときには、「分かりにくい」「難しい」と感じる部分が出てくることもあるでしょう。ここではNFTマーケットプレイスについてのよくある質問に回答します。

日本最大のNFTマーケットプレイスは?

日本最大級のNFTマーケットプレイスは、HEXAと言われています

月間アクセス数300万アクセスを誇り、2022年6月時点でHEXAメタバース住人は26,000人を超えました。
HEXAの魅力は、日本発のNFTマーケットプレイスという安心感と日本円だけでNFTの発行や売買ができる点です。

NFTの購入に仮想通貨やウォレットは一切不要です。クレジットカード決済を利用できるため、すぐにNFTを購入・売却・発行できる手軽さも規模を拡大した理由の1つと言えるでしょう。

NFT購入後のキャンセルは可能?

NFTを購入するとキャンセルは基本的にできません。購入後に有名なNFTアートの偽物と判明したときや、オークション形式で誤って予算以上の高額で落札したときも、そのまま必要な金額を支払う必要があります。

中には高い人気で購入できないNFTアートもあるため、ついあせって購入してしまうかもしれません。取り引き後に後悔することのないよう、作品は間違いなく本物か?入力した金額は予算以内か?必ず確認しましょう。

NFTはいくらから購入可能?

購入価格は売り手が決めるため、いくらから買えるかは作品ごとに異なります。作品によっては、後で買おうと思っていたら値上がりしてしまった、ということも起こり得ます。

目当ての作品を安く購入したいなら、ホワイトリストの獲得が有効です。売り手のSNSをフォローしたり、売り手について拡散したりすることで獲得できます。人気アーティストのホワイトリストを獲得できれば、早く安く作品を可能です。

NFTの購入はクレジットカードでも可能?

クレジットカードを利用すれば、日本円で直接NFTを購入することも可能です
仮想通貨(暗号資産)不要で購入手続きが楽な点がメリットとして挙げられます。

しかし一方で手数料が高い・購入完了までに時間がかかる・クレジットカード非対応の商品がある、などのデメリットもあります。
コストや手間、購入商品に応じて決済手段を選択しましょう。

NFTマーケットプレイスは国内と海外どちらがおすすめ?

NFTマーケットプレイスは、国内・海外に限らず、大手のOpenSeaのようなNFTマーケットプレイスを選ぶと安心です。国内のマーケットプレイスを選べば、送金等の手間がかからず手軽に売買できます。国内初となるマーケットプレイスとして有名なのは、Coincheck NFTです。

Coincheck NFTは暗号資産交換業者が運営しており、仮想通貨取引サービスと一体型になっていることが特徴です。対応チェーンはイーサリアムとなっており、出品手数料は無料、販売手数料は販売価格の10%です。そのため、NFT初心者でも出品しやすいことがメリットだといえるでしょう。

NFTマーケットプレイスの取引量ランキング1位は?

2023年7月時点では、NFTマーケットプレイスの取引量ランキング1位はBlurとなっています。月間取引高は約5億ドルを記録しており、OpenSeaの月間取引高の3倍以上ともいわれています。業界最大手といわれていたOpenSeaは2位となり、今後もBlurとOpenSeaのシェア争いが繰り広げられると予想されています。

2022年10月にサービスを開始したばかりのBlurが驚異的なスピードで成長した理由として、手数料が無料である点やアグリゲーター機能の搭載などが挙げられています。

おすすめのNFTマーケットプレイスまとめ

NFTは現在もまだまだ発展途中であり、システムにせよ法規制やコンプライアンスにせよ、確立されていない部分もあります。自分の作品を出品するにしても、あるいは作品を購入するにしても、さまざまなリスクがあることはきちんと把握しておきましょう。

これまで資産として認識されづらかったデジタルデータやコンテンツに価値が付与され、著名人でなくとも自分の作品を売り出すことも可能になりました。買う側としては価値あるものを発掘する楽しさもあります。

夢のあるマーケットであるからこそ、取引をする際には各NFTマーケットプレイスの特徴やシステムを理解した上で利用するようにしたいですね。

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  • 質問 NFTとは何ですか?

    答え NFTとは、Non-Fungible(代替不可能)なトークン(代用通貨)です。NFTは、本来であればコピーなどが簡単にできるデジタルデータを「唯一のもの」として証明し、情報を付与し著作権に似た形で二次使用で利益を得たり、取引したりできる資産の一種。デジタル資産の希少性を担保し、自分のものとして証明できます。投資商品としても人気がありますが、法整備が整っていないなどリスクや課題も多くあると言われています。

  • 質問 暗号通貨と仮想通貨はどう違うのでしょうか?

    答え 暗号通貨は仮想通貨の別称であり、違いはありません。令和2年の資金決済法の改正によって、法令上「仮想通貨」は「暗号資産」と呼ぶように変更されました。暗号資産(暗号通貨・仮想通貨)はインターネット上でやりとりできる財産価値があり、代金の支払いなどにも使用できます。ただし暗号資産は法定通貨ではなく、また価格が変動するなどリスクもあることに留意して下さい。

  • 質問 仮想通貨(暗号通貨)を購入したり、取引したりするには何が必要ですか?

    答え 暗号資産(仮想通貨)を利用するためには、まず仮想通貨取引所に口座を開設します。口座の開設には、メールアドレスと本人確認書類が必要です。マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証やパスポートなどを用意しましょう。仮想通貨取引所は、それぞれ扱っている仮想通貨の種類が違います。また取引手数料や入金・出金手数料も違うので、取引所の特徴をよく理解した上で選びましょう。口座を開設したら、日本円を入金します。これで暗号資産の取引や売買を行うことができます。

  • 質問 仮想通貨(暗号通貨)を購入する際の注意点は?

    答え 仮想通貨を取り巻く環境は発展途上にあり、各国の法規制が確立されていない、または法規制が異なる部分もあります。仮想通貨のマーケットプレイス(取引所)を取り巻く事件をさかのぼるとハッキングのような被害が今後も絶対にないとは言えません。また、不審な勧誘や詐欺と思われる仮想通貨に関するトラブルにも注意が必要です。金融庁に登録されている業者で仮想通貨の取引をするにしても、さまざまなリスクがあることはきちんと把握しておきましょう。取引をする際には各マーケットプレイス(取引所)の特徴やシステムを理解した上で利用するようにしたいですね。

  • 質問 「NFTで不動産やアートが買える」と聞きました。こうしたものを購入する際の注意点は?

    答え NFTは有体物(形がある物)とはみなされていないため、所有権が認められていません。NFTでの売買では、所有権、著作権といった法的なことが関連してくるため、アートにしろ不動産にしろ、取引や売買には「リスクがある」ことを念頭に置いておきましょう。たとえば、偽物が売られていたということも過去にはありました。購入時に付属してくる権利(ロイヤリティなど)もきちんと確認する必要があります。いずれにしても、NFTについて精通していない段階で安易に高額な取引や売買を行うのは避けたほうが無難です。投資的な意味合いでNFTで何かを購入するというよりも、自分が好きなものや将来に価値を見いだせるようなものを見つける楽しみで、まずはNFTを始めてみてはいかがでしょうか。

  • 質問 そもそも、なぜ今、仮想通貨(暗号通貨)が注目されているのでしょうか?

    答え わたし達が普段から使用している法定通貨、たとえば「円」は国(政府機関/中央銀行)が管理しています。万が一、戦争などが起きたり独裁者が現れたりして口座が凍結されたら、資産を失うことになります。残念ながら世界を見渡した時、こうした不測の事態が起きないとは断言できません。暗号資産は国家に依存しない資産ということで昨今、大きな注目を集めています。いわゆる資産としての「金」と似ているところがありますね。他にも、手軽に決済できる点や少額取引の対応、海外への送金が簡単なことなど、さまざまなメリットがあること、また投資目的としても関心が高いことなどが注目される理由と言えるでしょう。