NFTの買い方・購入方法を解説!始め方をステップごとに解説
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2021年頃から日本でも急激に注目を集めている「NFT」。名前は聞いたことあるけれど、正直波に乗り切れておらず、NFTの買い方や購入方法がわからない・・という方もいるでしょう。
そこでこの記事では、これからNFTの世界に参入しようと考えている人に向けて「NFTの購入方法」を6STEPで詳しく解説していきます。購入する際に注意しなければならないポイントについてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
NFTの購入方法・買い方
NFTの購入は難しく思われがちですが、やっていることは至ってシンプルで、オンラインショッピングとそこまで相違ありません。NFTを購入する方法を6STEPで解説していきますので、ぜひ手順に沿って進めてみてください。- 1.仮想通貨の取引ができる口座を開設
- 2.仮想通貨取引所で仮想通貨「ETH」を購入
- 3.仮想通貨を入れる財布「ウォレット」を用意
- 4.仮想通貨ウォレットにETHを送金
- 5.NFTを購入できるNFTマーケットプレイスに登録
- 6.好きなNFTを購入する
仮想通貨の取引ができる口座を開設
出典:CoincheckNFTは「仮想通貨」と呼ばれる実物を持たないネット上の通貨で購入します。仮想通貨は基本「仮想通貨取引所」でしか調達できないため、NFTを購入すると決めたらまずは仮想通貨取引所に口座を開きましょう。
主要な仮想通貨取引所には、以下の3つがあります。
-
Coincheck
数ある仮想通貨取引アプリの中でダウンロード数No.1の実績あり。スマホで最短1日で口座開設でき、取引開始までスピーディー。 -
DMM Bitcoin
デジタルコンテンツで有名な「DMM.com」が提供している取引所。DMMグループならではのセキュリティ体制を導入しており、取引が安心。取り扱っている暗号資産の種類も豊富。 -
bitFlyer
人気仮想通貨の一つ「ビットコイン」の取引量6年連続1位。7年以上ハッキング件数0でセキュリティ面も安心。
仮想通貨取引所で仮想通貨「ETH」を購入
出典:Coincheck仮想通貨にはさまざまな種類がありますが、一般的にNFTを購入する際に扱われるのは「イーサリアム(ETH)」というもの。購入は日本円で行います。
STEP1で開設した仮想通貨取引所の口座に日本円を入金して、イーサリアムを必要分だけ調達しましょう。もちろん、購入したいNFTが決まってから用意してもOKです。
NFT購入時は手数料がかかる場合があるので、その分も考慮する必要がある点には注意してください。
参考:NFTイーサリアム
参考:仮想通貨取引所おすすめ
仮想通貨を入れる財布「ウォレット」を用意
仮想通貨取引所では、仮想通貨は買うことができますが、NFT自体を買うことはできません。購入した仮想通貨を「ウォレット」と呼ばれる専用の財布に送金することで、初めてNFTの購入ができるようになります。参考:仮想通貨ウォレットおすすめ
仮想通貨ウォレットにETHを送金
MetaMaskをインストールしてウォレットの用意が済んだら、購入しておいたイーサリアム(ETH)を口座→ウォレットへ送金しましょう。先述の通り「NFTは仮想通貨取引所の口座からは直接購入できない」ため、必須の手続きとなります。送金の大まかな手順を以下にまとめました。
- 1.仮想通貨取引所のメニューから送金したい通貨(=ETH)を選択
- 2.送付先のアドレスを入力(MetaMaskマイページより確認)
- 3.送付数量、暗証番号を設定して送金完了
NFTを購入できるプラットフォームに登録
出典:Coincheck NFTいよいよNFTを購入する前段階です。NFTは「マーケットプレイス」と呼ばれるプラットフォーム上で売買が行われているので、ほしいNFTが出回っていそうなマーケットプレイスへ登録していきましょう。おすすめのマーケットについては後述します。
マーケットプレイスとウォレットの紐づけを行うことで、NFTを購入する準備が完全に整いました。
好きなNFTを購入する
ここまでの作業が完了したら、あとはマーケットプレイス上から自分の好きなNFTを探し、イーサリアム(ETH)を用いて購入するだけ。気になったNFTのページを見てみて「出品中」と書かれているものであれば、どれでも購入が可能です。「購入確認」→「購入」の流れでクリックしていくだけで、NFTの所有権を獲得できます。ただし著作権はアーティストに帰属するため、扱い方には要注意。
NFTの仕組み・特徴
NFTを購入するにあたり、NFTがどのような仕組みや特徴を持っているか把握しておきましょう。代替不可能な唯一無二の価値を持つトークン
Non-Fungible Tokenの略であるNFTは、ブロックチェーン上にある唯一無二の暗号資産です。例えばAさんの持つ1ビットコインとBさんの持つ1ビットコインは、価値が等しいため交換できます。一方NFTはそのひとつしか存在しないため、他のものとは交換できません。
同じ書籍でも、著者のサイン入りはそうでない書籍と区別されるのと似ています。
デジタル市場でのみ流通しており取引や販売が可能
NFTに実店舗はなく、購入できるのはデジタル市場のみです。インターネットを通し全世界へ向けコンテンツが出品されているため、世界中の多彩なコンテンツから好みのものを購入できます。自分がコンテンツを作成し販売する場合にも、世界のあらゆる地域の人へ作品を届けられる可能性があります。
NFTの売買で利益がでる仕組み
NFTで利益を出す仕組みには、以下のパターンがあります。- NFTの売買で売却益を出す
- NFT関連銘柄の売買で売却益を出す
- NFT作品を制作して販売する
- NFTゲームで利益を出す
NFTの価格は、市場の需要によって変動します。安いときに購入して値上がりしたタイミングで売却すれば、売却益を得ることが可能です。
またNFT関連銘柄を購入した場合でも、同様の方法で利益を出せます。
NFT関連銘柄とは、特定のNFTプラットフォーム内での使用を想定して開発された暗号資産(仮想通貨)です。価値や価格はNFTプラットフォームの需要・人気と比例しており、NFTプラットフォームの人気が高まれば関連銘柄の価格も上がる傾向があります。
NFTと同様に「安く買って高く売る」を実現できれば、巨額の売却益を得られるかもしれません。
このほかNFT音楽・アート・ゲームキャラクターなどを作れる人は、NFT作品を販売することで利益を得られます。多くの人が集まるNFTマーケットプレイスを利用すれば、出品・売却もスムーズです。
なお「遊びながら暗号資産を集めたい」という人には、NFTゲームをクリアしてNFTアイテムや暗号資産を得るという方法もあります。
NFTを購入できる主なマーケットプレイス
「NFTはマーケットプレイス上で購入する」と説明しましたが、マーケットプレイスも一つではありません。場所によって販売されているNFTも変わってくるので、どこを利用するかは意外と重要です。ここでは、数ある中でも特に人気がある、利用者の多いNFTマーケットプレイスを紹介します。- Coincheck NFT
- OpenSea
Coincheck NFT
名称 | Coincheck NFT |
決済可能通貨 | BTC、ETH、MONA、LSK、XRP、XEM、LTC、BCH、XLM、QTUM、BAT、IOST、ENJ、PLT、SAND、DOT、WBTC、CHZ、LINK、FNCT、DAI、MKR、MATIC、APE、AXS、IMX、SHIB、AVAX |
手数料 | 入庫手数料:無料 ※ガス代のみ負担 出品手数料:無料 販売手数料:販売価格の10% 出庫手数料:Ethereum のNFTは0.01ETH、Polygon のNFTは無料 |
特徴 | NFTの購入時にブロックチェーン上で操作するときに必要なガス代が無料 暗号資産を取り引きできるCoincheckと一体化しており決済が簡単なのも特徴 |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
公式HP | https://nft.coincheck.com/ |
仮想通貨取引所を決める際「Coincheck」で口座を開設したという人におすすめなのが「Coincheck NFT」です。2021年3月に登場したばかりのサービスではあるものの、以下のような理由から人気を集めており、着々と国内ユーザー数を増やしつつあります。
- 国内大手の仮想通貨取引所「Coincheck」が運営しているため信頼性が高い
- 取引所とマーケットプレイスが一つになっており取引がしやすい
- NFT購入時の手数料が無料
取引所にCoincheckを選んだという人はもちろん、英語表記等に敷居の高さを感じてNFT参入をためらっている人にも、Coincheck NFTは利用する価値の高いマーケットプレイスです。
OpenSea
名称 | OpenSea |
決済可能通貨 | ETH/WETH、SOL、AVAX、USDC、BNB、DAI |
手数料 | 2.5% ※手数料0%の人気コレクションもあり |
特徴 | 世界最大級のNFTマーケットプレイス 海外のデジタルアーティストも多数出品しており、有名人の作品を購入できる |
運営会社 | Ozone社 |
現在NFT売買が行われているマーケットプレイスの中で、世界最大級の規模を誇るのが「OpenSea(オープンシー)」。NFTブームとなった2021年8月時点では、月間アクティブユーザー数20万人以上という桁違いの数値を記録しました。
以下に示すような多くの著名人も、OpenSeaに登録してNFTの購入・販売を楽しんでいます。
- 村上隆
- UVERWorld Takuya∞
- せきぐちあいみ
- 関口メンディー
ユーザー数の多さも相まって、困りごとがあった際にネット上で情報も見つけやすいのも魅力の一つ。これからNFTの売買を始めるのであればOpenSeaに登録しておいて損はないでしょう。
NFT購入前の利用がおすすめな取引所
NFTを購入するためには、暗号資産が必要です。暗号資産の購入におすすめの仮想通貨取引所をご紹介します。Coincheck
金融大手・マネックスグループ傘下の「コインチェック株式会社」が運営する暗号資産取引所です。購入できる暗号資産は29種類あり、NFTでの主要通貨「イーサリアム(ETH)」も購入できます。(2023年11月時点)「取引手数料無料(現物取引)」「約500円から利用可能」といった特徴もあり、NFT初心者も気軽に利用しやすい取引所です。
Coincheckを利用するメリットは、やはりCoincheck NFTと連動していること。Coincheckに口座を開設すれば、マーケットプレイスで直接NFTを売買できます。ウォレットを別途作成する必要がなく、手軽な取引が可能です。
またCoincheckのウォレットは、一定額以上の暗号資産について「コールドウォレット」で保管できる点も大きな魅力。
コールドウォレットとは、オフラインで暗号資産を管理できるシステムです。インターネットにつながらないためハッキングのリスクが少なく、より安全に暗号資産を管理できます。
取引手数料(取引所) | 無料 |
日本円入金手数料 | 無料(銀行振込) |
日本円出金手数料 | 407円 |
仮想通貨入金手数料 | 無料 |
仮想通貨出金手数料 | 通貨によって異なる |
運営会社 | コインチェック株式会社 |
DMM Bitcoin
DMM.comグループ「株式会社DMM Bitcoin」が運営する暗号資産販売所です。利用できる暗号資産は、現物取引28種類・レバレッジ取引34種類となっています。(2023年8月時点)暗号資産売買でも利益を得たいと考える人なら、レバレッジ取引の選択肢が多いのは魅力です。DMM Bitcoinは、口座開設の手数料が無料のほか、販売所における取引手数料・暗号資産の入金手数料・送金手数料もかかりません。加えて注文時には、DMM Bitcoinオリジナルの「BitMatch注文」を利用できるという特徴があります。
BitMatch注文とは、販売所と取引所をミックスした注文方法です。BitMatch注文を選択すると、購入希望の暗号資産について、買いスプレッドと売りスプレッドのミッド(仲値)価格で取り引きできます。
「スプレッドの上限を抑えられる」「約定がスムーズ」などのメリットがあり、取引の手間を掛けたくない人・取引手数料を抑えたい人に有益です。
取引手数料 | 無料 |
日本円入金手数料 | 無料 |
日本円出金手数料 | 無料 |
暗号資産入金手数料 | 無料(マイナーへの手数料は自己負担) |
暗号資産出金手数料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社DMM Bitcoin |
GMOコイン
GMOインターネットグループ会社「GMOコイン株式会社」が運営する暗号資産取引所です。GMOクループが培ってきた金融サービス運営ノウハウやセキュリティ技術が反映されており、使いやすさ・セキュリティの堅牢性には定評があります。購入できる暗号資産は26種類あるほか、レバレッジ取引や外国為替FX取引も可能です。(2023年11月時点)
GMOコインの魅力は、ほぼ無料で口座を開設できること。口座開設手数料はもちろん、即時入金手数料や暗号資産送付手数料・日本円の出金手数料が無料です。※「コストを抑えた取引を実現したい」という人には、有力な選択肢の一つとなるでしょう。
またGMOコインでは、スマホ・ブラウザそれぞれに特化された取引ツールの利用が可能です。ツールには高性能チャートや使いやすいUIが搭載されており、暗号資産取引が初めての人も操作に迷う心配はありません。本人確認書類さえあれば、口座開設から暗号資産購入まで最短10分です。
※日本円の大口出金では手数料が発生
取引手数料(取引所) | 無料 |
日本円入金手数料 | 無料 |
日本円出金手数料 | 無料(大口出金をのぞく) |
暗号資産入金手数料 | 無料 |
暗号資産出金手数料 | 無料 |
運営会社 | GMOコイン株式会社 |
NFTの購入に際し準備するもの
NFTを購入する際に準備するものは購入費用です。各種手数料については、以下の項目を念頭に置いておきましょう。- 購入費用
- 売買手数料
- 送金手数料
ブロックチェーン上での取り引きには売買手数料(ガス代)がかかるので、かならず購入費用と併せて確認しましょう。売買手数料は概ね2,000〜3,000円程です。なお、送金手数料はイーサリアム建のため毎秒ごとに変動します。こちらも正確な準備費用は事前に把握できませんが、送金手数料は概ね1,000〜2,000円と考えておきましょう。
NFTを購入する際に注意すべきポイント
NFTを購入すること自体は、ここまで説明してきた手順通りに進めていけば決して難しいことはありません。ただしNFTの仕組みを深く理解していないと、思わぬ損害を被ってしまう危険性も。ここでは、これからNFTを購入しようと考えている人が最低限知っておきたい注意点を3つまとめました。- NFT取引時には手数料が発生することも
- 詐欺や犯罪が横行している
- NFTの価格は変動している
取引にガス代などの手数料が発生することがある
ブロックチェーン上で取り引きを行うときに発生するのがガス代です。NFTを購入するときには、購入代金に加えガス代をはじめとする手数料が必要になるケースが多いでしょう。NFTのコンテンツ代そのものは安くても、ガス代で高くなるケースもあります。またガス代がかからない分、取引手数料が高額なこともあるため、ガス代や手数料を含めると全体でいくらかかるか確認が必要です。
NFT取引時には手数料が発生することも
NFTを購入する際には、NFT本来の価格に加えて「ガス代」と呼ばれる手数料が発生することがあります。そのため「思っているよりも購入費用が高くついてしまう可能性がある」ということには十分留意すべきです。このガス代は固定ではなく、注目度の高いNFTが市場に出回る等して「NFTの需要が高まると高騰する」という特徴をもっています。つまり同じNFTを購入するとしても、時期によっては何倍も高いETHを支払わなければいけなくなる場合もあるということです。
ガス代は取引所やマーケットプレイスによっても異なるため、少しでも節約したいのであれば口コミ等を参考に各サービスを比較してみることをおすすめします。
参考:お金の勉強は何から始める?
日本国内でNFTに関する制度や法律が整備されていない
経済産業政策局を中心に、デジタル時代に適合した法制度の必要性についての議論が始まっています。ただし現時点では十分な制度や法律の整備は進んでいません。例えば本当はコンテンツに対する所有権を持っていなくても、技術さえあれば所有権を主張し誤った情報をブロックチェーンに書き込めてしまえます。購入したNFTは世界にひとつの作品ではありますが、誰のものかまでは示しませんし、法律でも明確な決まりはない状態です。
またコンテンツとともに著作権の移転が行われることもありますが、その著作権の移転が法律上認められるかどうかは定かではありません。今後の法整備により、公的な見解が定まっていくと考えられます。
参考:事務局説明資料(デジタル時代の規制・制度のあり方について)|経済産業政策局、商務情報政策局、商務・サービスグループ
詐欺や犯罪が横行している
これからNFT界隈に参入しようという人は「ブームが起こっているところには悪い考えを持った人がほぼ確実に現れる」ということをよく理解しておく必要があります。NFTも今世界的に注目を集めている市場。そのユーザー数の多さを悪用した「詐欺」や「犯罪」が、悲しいことにたびたび発生してしまっているのです。
実際にあった事例をいくつかご紹介します。
- 有名アーティストに成りすまして偽NFTを販売
- 人気NFT作品をコピーして自分のものとして販売
- OpenSeaに見せかけたフィッシングサイトで個人情報を盗む
- MetaMaskに見せかけたフィッシングサイトで仮想通貨を横領する etc...
他人事として考えるのではなく「自分も引っかかってしまうかもしれない」という意識をもって行動することが重要です。
NFTの価格は変動している
NFTは常に一定の価格で販売されているわけではなく、業界の盛り上がりやアート自体の注目度等に応じて刻々と変動しています。そのため「ついこの間買ったNFTが、今日見たら大幅に安くなっている!」ということも往々にしてあり得る世界です。価格の波を読むのは簡単なことではありませんが、できる限り損せず取引するためには、市場動向をチェックしたり、NFTの価格相場を調べたりしてみるといいでしょう。購入したNFTを転売して利益を出そうと考えているのであればなおさら。
「買うタイミング・売るタイミングの見極めは一朝一夕でできるようにはならない」ということを十分理解したうえで、NFT取引を楽しむといいですね。
参考:ビットコイン価格推移
NFTを購入するメリット
NFTを購入するメリットは以下の2つ。- 将来価値が上がる可能性のある唯一無二の資産を持てる
- 「歩く」「寝る」などの日常生活で稼ぐことができるプロジェクトもある
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
将来価値が上がる可能性のある唯一無二の資産を持てる
NFTを購入する大きなメリットは、将来価値が上がる可能性のある資産を持てること。アートやゲームのアイテムは市場価値が変動するため、価値その額は数億円にのぼることも。過去にアメリカでは落札額が100倍以上の値段になった例もあり、NFTを投資として見ている人も多いでしょう。日本のNFT市場規模は今後も拡大する見込みで、将来性のある分野の一つです。
参考:AI株価予想アプリおすすめ!当たるのか・無料なのかも解説
「歩く」「寝る」などの日常生活で稼ぐことができるプロジェクトもある
最近では「歩く」「寝る」といった動作でゲーム内通貨を稼げるサービス「Move to earn」が話題。日常生活で稼げる斬新なプロジェクトが注目を集めており、GPSや計測センサー、消費カロリーを用いた仕組みです。気軽に報酬を獲得できる最新サービスは、今後日本でも注目されていくでしょう。
NFTを購入するデメリット
NFT購入でデメリットと感じられるのは「価値が不安定」「購入時にまとまった資金が必要」「市場の動向が気になってしまう」などです。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
保有するNFTが急に値下がりする可能性がある
NFTの価格は、市場の需要によって刻一刻と変化します。高値で購入したNFTでも、半値になったり0に近い価格まで落ちたりすることがあります。NFT価格が大幅に下落した例としては、2022年の「Twitter元CEOの初ツイートNFT」が有名です。元SEOの初ツイートは、2021年当時約291万ドル(約4億3,600万円)※1で取引され話題を呼びました。
しかし2022年に持ち主が売却しようとしたところ、最高入札額はわずか6,800ドル(約100万円)※2に下落。あまりの入札額の低さに、持ち主は売却を撤回したそうです。
NFTを投資目的で購入するのは、リスクが大きいと理解しておきましょう。
※1ドル=約150円で計算
NFTの購入に一定の金額が必要
NFTの購入に当たっては、対応する暗号資産の購入が必要です。加えてマーケットプレイスではガス代が発生するため、NFT代金にプラスして支払わなければなりません。NFTを購入する際は、資金に余裕を持って準備する必要があります。NFT売買が盛んに行われている今、特に注意したいのがガス代です。ガス代は「手数料」のようなものですが、一定ではありません。ユーザーの通信量によって上がっていくため、人気のある仮想通貨ほどガス代の負担が大きくなります。
NFT売買で需要が高いイーサリアムは、特にガス代が高騰しやすい傾向です。
日々暗号資産のニュースや動向を気にする必要がある
NFTや暗号資産を所有すると、どうしても含み益や含み損が気になります。常に市場のニュースを目で追うようになり、取引で頭がいっぱいになるかもしれません。取引初心者はストレスを感じやすく、精神的な負担が大きいのはデメリットです。ボラリティが大きい暗号資産は、1日で10万円単位動くケースも多々あります。「売ろうと思ったら大きく値下がりした」なども頻繁にあり、売却のタイミングを測るのも困難です。
NFTや暗号資産取引に精神を消耗したくない人は、ストレスのない取引を目指しましょう。「損をしても構わない余剰資金で行う」「投資目的ではなく、好きな作品のみを購入する」「長期保有を前提とする」などの気持ちで臨めば、暗号資産取引の不安は軽減されます。
NFTの将来性
NFT市場は、2027年までの間に年平均成長率(GARG)35.0%で成長していくと予測されています。また市場拡大傾向は日本においても顕著となっており、2020年に61社だったNFT関連企業が、2022年には180社に増加しました。今後もこの傾向は続くと見られており、NFTの将来性は「期待できる」とする意見が一般的です。
またNFT取引の増加に伴い、日本政府も積極的に市場の動向整理を実施しています。とりわけ無許諾NFTについては抑止の必要性が強調されており、今後法整備や体制強化が進んで行くかもしれません。
NFT市場がより健全化していけば、NFT取引はますます盛んになっていくと考えられます。
参考:Non-Fungible Tokens Market worth $13.6 billion by 2027 – Report by MarketsandMarkets™
参考:デロイトトーマツコンサルティング - 日本企業のNFTビジネスの課題と今後の可能性
参考:令和4年度コンテンツ海外展開促進事業NFTマーケットプレイスにおける正規版コンテンツ流通促進に係る調査事業報告書|経済産業省
NFTの買い方や購入後に関するよくある質問
NFTの買い方や購入後に関するよくある質問について解説します。- NFTの税金はいくらですか?
- NFTの取引の流れは?
- NFTは誰でも売買できる?
- NFTを現金化するにはどうすればいい?
NFTの税金はいくらですか?
NFT取引で利益が出た場合は、雑所得・事業所得・譲渡所得といった所得税が課され、他の所得区分と合算した場合の税金を納める必要があります。所得金額に応じた税率は以下のように定められています。
課税対象の所得金額 | 税率 | 控除額 |
1,000円~1,949,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000円~3,299,000円 | 10% | 9万7,500円 |
3,300,000円~6,949,000円 | 20% | 42万7,500円 |
6,950,000円~8,999,000円 | 23% | 63万6,000円 |
9,000,000円~17,999,000円 | 33% | 153万6,000円 |
18,000,000円~39,999,000円 | 40% | 279万6,000円 |
4,000万円以上 | 45% | 479万6,000円 |
所得税の他に、所得に応じて住民税の額も変動します。
NFTの取引の流れは?
NFT購入の基本的な流れは以下の通りです。- 取引所で口座を開設する
- MetaMaskに送金する
- NFTを購入する
まずは国内取引所で口座を開設します。名前や住所、メールアドレスといった個人情報を登録して審査が完了すると口座開設完了です。
イーサリアムなどの暗号資産を購入後、ソフトウェアウォレットを作成して入金を行います。ウォレットの種類はさまざまですが、NFTマーケットプレイスなどのシーンで汎用性が高いMetaMask(メタマスク)がおすすめです。また、出品中のNFTを購入するためには、マーケットプレイスへの登録も欠かせません。
NFTは誰でも売買できる?
NFTは誰でも作成・売買が可能です。ブロックチェーンに関する知識を学ぶのは難しそうなイメージもありますが、過去には小学生が作ったNFTアート作品が当時80万円ほどの価格で落札されたこともあります。知識が少なくても、自作のアート作品を気軽に売買できると考えて良いでしょう。
参考:NFTアート販売方法
NFTを現金化するにはどうすればいい?
NFTを現金化する方法としては、以下のようなやり方があります。- オンラインマーケットプレイスで売買する
- NFTの使用権を販売する・貸し出す
- NFTをオークションにかけ、最高入札者に売却する
- NFTを担保に借り入れを行う
- 所有者同士でNFTを交換する
NFTを現金化することで手数料がかかることがあります。時期によって異なる価値や手数料などを考慮して現金化を検討しましょう。
NFTの購入方法・買い方まとめ
当記事では、これからNFTの世界に飛び込もうと考えている人に向けて「NFTの購入方法6STEP」をはじめ、取引の際に十分気を付けておきたいポイントについてまで、詳細に解説してきました。新しいブームに乗ってみるのは少々ハードルが高く感じられるかもしれませんが、NFTは特に難しいことはなく「所定の手続きを踏んでいけば誰でも参入できる」ということがお分かりいただけたかと思います。
好きなアーティストのNFTをコレクションして楽しむも良し、利益目的に転売に挑戦してみても良しと、活用手段が豊富なのも魅力。説明したような注意点があることも十分理解した上で、NFTを楽しんでみてくださいね。
WRITERこの記事を書いた人
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